学校ブログ
10/2 全校朝会「基本を大切に」 生活目標「読書を進んでしよう」
10月の全校朝会では、「基本を大切にしよう」と話をしました。勉強の基本「読み書き計算」の大切さについてふれるとともに、ゲームや動画鑑賞の時間も短くしようと話をしました。ご家庭でもぜひ、ゲーム等の時間について話し合ってください。
今月の生活目標では、図書委員会のみなさんが読書のよさについてお話をしてくれました。たくさんの本を読めるよう指導していきます。
10月7日~11日の給食
10月7日の給食
ナン
牛乳
カレーミート
フルーツミックス
みなさんが大好きなカレーがどこの国の料理か知っていますか?カレーはもともと「カリ」と呼ばれるインドの料理がイギリスへ伝わったものです。日本へは今から100年以上前に伝わりました。そこで今日はいつもより本格的にインド料理らしく食べようとナンを登場させました。ナンは「インドのパン」と言われ、インド、パキスタン、イランなど中央アジアで広く食べられています。もともとは焼き菓子全体をさすペルシャ語が名前の由来といわれています。小麦粉をヨーグルトと牛乳でのばし、タンドールという土窯の内側にはりつけてふんわり焼き上げるため、表面はでこぼこしてところどころにふくらんだ焦げがあるのが特徴です。さらに伝統的な「ギー」というヤギの脂を薄く塗るそうです。今日はナンをちぎってカレーミートをつけながら食べてください。
10月8日の給食
ごはん
牛乳
鮭のねぎみそ焼き
切り干し大根の炒め煮
厚揚げときのこのすまし汁
10月10日は、「目の愛護デー」です。なぜ?それは数字の10と10を横に倒してみてください。眉毛と目に見えるでしょう。
現代は、テレビやテレビゲーム、パソコン、スマホなど強い光を見ることが増えています。目の健康と関係の深い栄養成分にアスタキサンチンという栄養があります。不足すると目が疲れやすくります。アスタキサンチンが含まれているのは魚介類の赤いものです。いくら、かに、えび、そして今日の魚の鮭に多く含まれています。今日は、目に良い鮭を食べて、ゆっくり目を休める日にしましょう。
10月9日の給食
山型食パン
ブルーベリージャム
牛乳
スパニッシュオムレツ
青菜とコーンのソテー
オニオンスープ
今日は「ブルーベリー」についてお話します。ブルーベリーは北アメリカ原産のいちごの仲間のくだものです。日本では1950年頃から長野や岩手、北海道など涼しいところで栽培され、6~8月にかけて収穫されます。そのまま食べるほか、シャーベットやケーキなどお菓子に使われます。今日はジャムになって給食に登場です。ブルーベリーの色素のアントシアニンには素晴らしい効果があります。それは次のうちどれでしょう?(1)視力をよくする(2)頭をよくする(3)骨を丈夫にする 正解は(1)視力をよくするです。明日10月10日は「目の愛護デー」で目を大切にする日ですね。目に良いブルーベリーを食べて目を大切にしましょう。
10月10日の給食
ごはん
牛乳
さんまのかば焼き
小松菜のおひたし
なめこの味噌汁
秋の味覚の代表の「さんま」。今年度の給食にさんまが登場したのは何回目でしょうか?(1)1回目(2)2回目(3)4回目 正解は(2)2回目です。今日は「さんまのかば焼き」についてお話します。かば焼きといったらうなぎですが、そこは給食、残念ながら1食265円の給食費ではうなぎのかば焼きは出せません。かば焼きという名前は、昔うなぎは口から尾にかけて串を刺して丸焼にしていました。その形がガマという植物の穂に似ていることから「ガマ焼き」がなまって「かば焼き」とよばれるようになりました。さんまに特に多く含まれるDHAという栄養にはどんな働きがあるでしょうか?(1)風邪をひきにくくする(2)よく眠れるようにする(39記憶力が良くなる 正解は(3)記憶力が良くなるです。成績アップを望む人は残せないですね。今日は蒲焼きのタレでもごはんをもう3口は食べられるでしょう。
10月11日の給食
メキシカンライス
牛乳
照り焼きチキン
ひよこ豆のクリームスープ
今日は初登場のメキシカンライスです。そしてメキシコをイメージした料理の組み合わせになっています。なぜかというと明日行われる予定だったこうのす花火大会で、今年はメキシコの花火を打ち上げることになっていたからです。なぜかというと今年はメキシコ合衆国のメキシコ州と埼玉県が姉妹都市提携40周年だからです。メキシコ料理はアラスカ族やマヤ族などの先住民族から使われてきた食材とスペイン料理が融合して生まれたものです。とうもろこしやインゲンマメ、レンズマメ、ヒヨコマメなどの豆類、そして唐辛子を使う料理が多くあります。今日の給食では、唐辛子を使い、ピリッとした辛さのメキシカンライス、メキシコが主な原産のひよこ豆を使ったスープが出ています。メキシコの花火もいつか見られるといいですね。
9月30日~10月4日の給食
9月30日の給食
シーフードピラフのパプリカソースかけ
牛乳
わかめサラダ
今日は「ピラフ」についてお話します。ピラフは米を炒め、様々な具とともにスープなどで炊いたトルコがルーツの料理です。トルコやメキシコが有名ですが、インドから中近東を経て、南欧ギリシャにまで幅広く見られる米料理です。もともとのトルコのピラフはみじん切りにした玉ねぎが入っただけのバターライスでした。なぜなら西洋料理では米は野菜の一つとして扱われ、ピラフは肉料理や魚料理の付け合わせだからです。
今日の給食のピラフはにんじん、たまねぎ、グリンピースのほかにえび、いか、あさりも入っているシーフードピラフです。色鮮やかなパプリカソースをかけておいしくいただきましょう。
10月1日の給食
中華丼
牛乳
だいこんとしめじのスープ
ごはんの上にとろみのついた肉野菜炒めをのせたおなじみの中華丼。中華料理の代表と思っても、中国で中華丼と書いても通じません。なんと中華丼は日本生まれの料理だからです。もともとは昭和の初めに中華料理店でお客から「八宝菜をごはんにのせて」と頼まれて作ったのがきっかけだそうです。
今日の中華丼には何種類の具が入っているでしょうか?(1)5種類(2)8種類(3)10種類 正解は(2)8種類です。豚肉、いか、にんじん、たまねぎ、たけのこ、キャベツ、かまぼこ、うずら卵が入っています。みつけて全品制覇してください。
10月2日の給食
こどもパンスライス
牛乳
手作りコロッケ
ボイルキャベツ
ワンタンスープ
今日は2年生のリクエスト給食です。2回の調査の結果、主食部門2位のコロッケバーガーと汁物部門1位のワンタンスープの組み合わせが44人に選ばれ、最終的に1位になりました。総合2位の組み合わせは「ごはん、春巻、肉じゃが、わかめスープ」を29人が選び、総合3位の組み合わせは「メロンパン、チキンナゲット、海藻サラダ、ミネストローネ」を28人が選びました。
みなさんが大好きなコロッケ。さてコロッケはどこの国の料理で消火?(1)フランス(2)イタリア(3)ドイツ 正解は(1)フランスです。コロッケはもともとフランス料理の付け合わせの「クロケット」がもとになっています。クロケットとはフランス語で「パリパリした・・・」という意味です。フランスのクロケットは肉や魚介類、卵、野菜まどをホワイトソースなどと混ぜ、パン粉をつけて揚げたクリームコロッケのようなものです。日本ではコロッケというとじゃがいもが入ったものが一般的です。大正時代末期に安くて庶民的なものということであっという間に日本全国に広まり、「コロッケの唄」もつくられるほどでした。
今日はじゃがいも、豚肉、たまねぎにちょっとおからと脱脂粉乳を混ぜて、1個1個丸めて揚げた田間宮小独自の栄養いっぱいのコロッケです。
10月3日の給食
ほうとう平打ち麺
田舎うどん
牛乳
もやしとにらのおひたし
ブルーベリーマフィン
今日は「市民の日記念献立」です。2005年に鴻巣市、吹上町、川里町の1市2町が合併した10月1日を「市民の日」として制定しました。そこで今日は鴻巣のねぎをたっぷり使った田舎うどんと、鴻巣のブルーベリーを使ったマフィンが登場です。お味はいかがですか?ねぎとブルーベリーは鴻巣市からのプレゼントです。ブルーベリーの色素のアントシアニンには目の働きを高める働きがあります。
鴻巣でもいろいろな農作物が作られています。この機会に鴻巣の歴史を調べたり、農業、工業、文化などについて興味を持ったりして、将来の鴻巣市についても考えてみましょう。
10月4日の給食
ごはん
牛乳
和風ハンバーグ
れんこんのきんぴら
あさりの味噌汁
れんこんは穴が開いていてのぞくと向こうが見えることから「見通しがきく」という縁起をかついでお正月やひなまつりなどのお祝いの料理に使われます。れんこんは「蓮の根っこ」という意味ですが、正しくは泥の中に長くのびた茎「地下茎」が大きくなったものです。蓮はスイレン科の植物で、原産地はインドや中国といわれています。日本には今から1200年以上前に神社やお寺の池や沼に観賞用として入ってきました。れんこんを食べるようになったのはそれからずっと後で今から500年くらい前からだといわれています。今でもれんこんを食用としているのは日本や中国など世界でもわずかな国だけです。れんこんは漢方薬として根も葉も花も実も使われています。それだけ体によい食べものなのです。高血圧や貧血を防ぎ。肝臓や皮膚にも良いです。加熱しても壊れにくいビタミンCやシャキシャキとした歯ざわりでもわかるように食物繊維が豊富です。
9月24日~27日の給食
9月24日の給食
ごはん
プルコギトッパプ
牛乳
わかめスープ
プルコギトッパプは韓国の家庭ででよく食べられている料理です。プルコギの「プル」とは「焼く」、「コギ」は「肉」、「トッパプ」とは「ごはんにのせる」という意味で、日本語で「焼肉丼」のこといいます。韓国料理にはキムチなど辛いものが多いのですが、その辛さのもとになっているのは唐辛子です。今日のプルコギトッパプにも「コチュジャン」という韓国の唐辛子みそを使って味付けしています。唐辛子の辛味の成分である「カプサイシン」には悪い菌をやっつけたり、体を温めたり、興奮させる働きがあります。そのため、食中毒を防いだり、暑いときに食べると夏バテしないといわれています。だかたろいって、食べ過ぎると刺激の強いものなので体の調子を崩してしまうので気を付けましょう。今日のプルコギはごはんとよく混ぜて食べてください。
9月25日の給食
チーズパン
オレンジジュース
肉団子のケチャップ煮
きびなごのカリカリフライ
コーングラタン
ボイルブロッコリー
今日はなかよし給食です。教室でお弁当箱におかずを詰めて体育館で食べます。全校児童が縦割りのなかよしグループで食べました。
9月26日の給食
なめこおろしうどん
牛乳
さつまいもと大豆の甘辛揚げ
巨峰
なめこはモエギタケ科の食用きのこです。なめこは天然物と栽培物があります。天然物はブナやサクラの枯れ木に9~11月ごろに群生しますが、たくさん採れないため、市場には栽培物が多く出回っています。地方により「ヌメリタケ」「ナメタケ」「ヌラボコ」などともよばれています。
なめこ特有のぬめりは、たんぱく質の吸収を助け、胃や肝臓の粘膜を保護します。またコレステロールを下げたり、がんの予防にも効果があります。余分な塩分を体の外に出す働きもあります。また化粧品に使われる「トレハロース」という成分もあり、お肌がつるつるになります。このように栄養豊富はなめこですが、なめこ自体はあまり消化が良い方ではないので消化を助ける働きを持つだいこんといっしょに食べるとよいです。そういえば「なめこおろし」という料理は昔からあります。昔の人の知恵ってすごいですね。
今日はつるっとしたなめこやころっとした大豆を一粒ずつ箸でつまんで、箸練習をしましょう。
9月27日の給食
ラグビーボールパン
牛乳
鶏肉のマスタード煮
粉ふきいも
コンソメスープ
今日は鶏肉を粒マスタードで味付けし煮たさっぱり味の料理です。マスタードは「からし」のことですが、からしにも種類があり、冷やし中華や中華料理、おでんなどに使うのは「和がらし」で、サンドイッチやホットドックなどに使うのは「マスタード」です。どちらもアブラナ科の「カラシナ」の種を原料にしてつくりますが、辛さが違うのは原料のカラシナの種類が違うためで、和がらしは「ツン」とくる辛み、マスタードはまろやかな辛みが特徴です。
辛子の歴史は古く、紀元前からレバノン近辺で栽培されていました。しかし香辛料としてではなく湿布薬などの薬として使われていました。マスタードには食べたものの消化を助けたり、新陳代謝を活発にする働きもあり、またこの辛味の成分が腹痛を起こす悪い菌をやっつけてくれます。暑くなり食欲が落ちるこの時期にぴったりの食材です。
パンにマスタードソースをつけて食べてもおいしいよ。
9月20日から日本でラグビーワールドカップが開催されていますね。明日、日本はアイルランドと対戦します。ラグビーボールパンを残さず食べて、日本が勝てるように応援しましょう。
なかよし給食
9月25日。
今日は、体育館に全校児童が集まり、1年生から6年生までの縦割り班で給食を食べる”なかよし給食”を行いました。
メニューは、子ども達が好きな肉団子とブロッコリー、きびなごのカリカリ揚げに、コーングラタン、そしてチーズパンとオレンジジュースという、今すぐに山にピクニックにでも行きたくなるような中身でした。
体育館に一堂に会しての給食は、とても楽しいものでした。「また、やりたいな」という子どもの声も聞かれました。
司会や準備、後片付けまで中心になってくれた給食委員のみなさん、ありがとうございました。
がんばりタイム
朝の時間を利用して、学力向上を目指した「がんばりタイム」に全校あげて取り組んでいます。
今日のがんばりタイムは 低学年が「言葉集め」 中高学年が「辞書を使った意味調べ」を行いました。どの子も集中して取り組んでいました。
非行防止教室
埼玉県警察「青空」から二人の警察官を講師に招き非行防止教室を行いました。
下学年は、
1 約束を守ることの大切さ
2 おさけやたばこはしないこと
3 人のお金や物を盗らないこと
4 悪いことに誘われた時の断り方
を中心にお話をいただきました。
上学年は、下学年の内容をレベルアップした内容のほか、インターネットの危険性についても教えていただきました。
警察官の質問から、インターネットを閲覧できる状態にある児童が大変多いことがわかり、驚きました。
取り返しのつかないことにならないように、保護者の皆様が、管理できる範囲で使用させるようお願いします。
お忙しい中、ご参加くださいました保護者の皆様ありがとうございました。
9月の音楽朝会
今朝は、2年生中心の音楽朝会。
歌は、みんなが知っている「ドレミの歌」でした。
ステージ上の2年生は、振り付けとともに楽しく歌を披露することができました。
2年生の歌う姿に引っ張られるように他学年も振付を交えながら楽しく歌いました。
ご参観してくださいました保護者の皆様ありがとうございました。
9月17日~20日の給食
9月17日の給食
醤油ラーメン
牛乳
ポテトのチーズ焼き
ミニトマト
今日は3年生のリクエスト給食です。主食部門1位の醤油ラーメン、主菜部門1位のポテトのチーズ焼き、副菜部門1位のミニトマトを組み合わせました。他に人気があったメニューはホットドッグ、ごはん、春巻、チキンナゲット、肉じゃが、きんぴらごぼう、わかめスープ、ワンタンスープ、オニオンスープなどでした。もうすぐ1年生と6年生に調査をします。献立表をよく見て、毎日の給食を良く味わってリクエストできるようにしましょう。
9月18日の給食
ごはん(こうのとり伝説米)
牛乳
さんまの甘露煮
もやしとほうれんそうのおひたし
だんご汁
さんまは漢字で「秋刀魚」と書きます。この由来は、さんまが秋が旬で、形が刀のように鋭く、細長い魚なのでこの漢字があてられました。「さんまが出るとあんま引っ込む」ということわざがあります。これは脂がたっぷりのった秋のさんまには栄養もたっぷりあるので、昔からスタミナ補給の食品として知られていたからです。さんまには筋肉や髪をつくるたんぱく質、血液をつくる鉄分、粘膜を強くするビタミンA、骨や歯に欠かせないカルシウムとその吸収をしてくれるビタミンDなど多く含まれています。さらにさんまには脳を刺激し、ボケを防ぎ、記憶力がよくなる働きがあるDHAが含まれています。成績アップを望む人はさんまをよくかんで食べればさらに効果があるでしょう。これらの栄養は煮汁にも溶け出しているので、タレでご飯をもう1杯!こんな栄養たっぷりのさんまを残すなんてもったいないですよね。
9月19日の給食
五目栗おこわ
牛乳
かつおフライ
じゃがいものみそ汁
梨(ほほえみ)
今日は「梨」お話第2弾。梨は 1800年前から食べられている秋の味覚を代表する果物です。埼玉県は梨栽培の盛んなところで、収穫量は全国第7位です。鴻巣市も常光地区を中心に梨畑がたくさんあります。
今日の梨は9月の最初に食べた品種の豊水と違い、「ほほえみ」といいます。「新高」という品種と「幸水」を掛け合わせたもので、平成21年に登録された新しい品種です。鴻巣の農家が開発し、現在でもこの梨を作っているのは鴻巣の3軒だけというとてもとても貴重なものです。普通の梨は1個200gから300gくらいですが、この「ほほえみ」は600gくらいになる大きな梨です。
梨には、のどにうるおいを与え、熱を下げたり、肉を食べた時の消化を助けたり、便秘を防いだり、疲れをとったりといった働きがあります。今のみなさんの体が必要としている働きばかりですね。旬の果物をしっかり食べましょう。
9月20日の給食
黒パン
牛乳
チリコンカン
ブロッコリーサラダ
ラグビーボールチーズ
今日はラグビーボール型のチーズです。なぜかというと今日からラグビーのワールドカップが始まるからです。今日、日本はロシアと対戦します。日本が勝つようにチーズをしっかり食べましょう。
問題です。チーズは何から作られているでしょうか?(1)魚(2)米(3)牛乳 答えは(3)牛乳です。では、これからチーズにまつわるアラビアの伝説をお教えしましょう。「むかしむかし、アラビアの商人が果てしなく広がる砂漠を横断する長旅に備え、新しい子羊の胃袋で作った水筒にヤギの乳を入れ、ラクダの背中にくくりつけ旅に出ました。当時、乳は「命の水」といわれるほど大切なものでした。暑い砂漠を歩き、疲れたので乳でのどを潤そうと水筒を開けました。するとそこにはヤギの乳はなく、白い塊と透明な液体になってしまっていました。商人は驚きました。でも、水の無い砂漠ではかけがえのない食料です。おそるおそる食べてみると…これがとてもおいしいのです。商人は白い塊を食べ、透明な液体を飲んで長旅をすることができました。商人はこれを家族や村の人に話し、それが次々と広まっていきました。」と。チーズは「人類が作ったもっとも古い食品」といわれるほど歴史が古く、今から8000年以上前の遺跡からチーズ作りの痕跡が残っています。
問題です。牛乳からチーズになると骨や歯を強くするある栄養が6倍になります。その栄養は何でしょう?(1)ビタミンC(2)カルシウム(3)たんぱく質 答えは(2)カルシウムです。カルシウムには日本人に不足しがちな栄養で、骨や歯を丈夫にするだけでなく、イライラを解消したりする働きもあります。成長期のみなさんにとって、とても大切な栄養です。骨のことを考えたらチーズは残せないですよね?
1年生から6年生まで なかよしタイム
9月10日の2時間目休みは、1年生~6年生がそろって遊ぶ「なかよしタイム」でした。
縦割り班ごとに分かれ、「だるまさんが転んだ」「増やし鬼」「高鬼」「ドッジボール」「長なわとび」など、みんなで遊べる遊びを6年生中心に考え、楽しく遊んでいました。
6年生が優しく下級生に接しているのが印象的でした。「たまみやの【や】」やさしく助け合う子の実践ができました。
9月9日~13日の給食
9月9日の給食
こどもパンスライス
牛乳
ハンバーグ
ボイルキャベツ
クラムチャウダー
冷凍みかん
今日は「ハンバーガー」についてお話します。むかし、ドイツのハンブルグの人たちは、きざんだ肉に卵や玉ねぎを混ぜて食べていました。この肉料理がドイツの労働者とともにアメリカに伝わり、彼らが食べていた肉料理をアメリカ人がハンブルクステーキ、ハンバーグステーキと呼ぶようになりました。ハンバーガーの発祥は1904年アメリカで開かれたセントルイス万国博覧会で、パンにハンバーグをはさんで「ハンバーガー」として売り出したのが始まりという説です。その他にも1885年にアメリカのウェスコンシン州で揚げたミートボールがあまり売れなかったので平板状にしパンにはさんで売ったとういう説。1900年にアメリカのコネチカット州で食堂のまかない用の肉を焼いてパンにはさんだという説などがあります。日本に伝わったのは第2次世界大戦後に長崎県佐世保の米軍基地からだそうです、その後、仙台や東京などにハンバーガーを提供する店ができてきました。日本に広まったのは1970年に東京町田市に日本初のハンバーガーチューンのドムドムバーガーができてからです。それから今のようにあちこちでハンバーガーが食べられるようになりました。今日は給食でセルフハンバーガーです。パンにハンバーグとボイルキャベツはさんでいただきましょう。
9月10日の給食
ごはん
牛乳
さばの塩焼き
小松菜とひじきの炒め物
なすの味噌汁
9月15日は「ひじきの日」です。そこで今日はひじきごはんの登場です。「ひじき」は日本近海の潮の満ち引きの激しい岩場で採れる海藻です。みなさんがよくお店で見るひじきは、春にやわらかいものを採り、煮たり蒸したりしたものを乾燥させたものです。むかしから「ひじきは血を収める」といわれ、健康食品として食べられてきました。その理由は、ひじきには鉄分とカルシウムがたっぷり含まれているからです。同じ量の牛乳と比べると鉄分は牛乳の550倍、カルシウムは14倍も含まれています。とは言っても牛乳のように一度にたくさん食べられないのが海藻の悲しいところ。ですが、毎日少しずつ食べることによって、貧血や骨粗しょう症を防いでくれます。またひじきには食物繊維も多くお腹の中をきれいにし、肥満も防いでくれます。髪にもつやを与えます。
今の日本人が全世界でも長生きトップクラスなのは、海藻を昔から食べているからといわれています。これからの人は・・・どうでしょう?長生きできるようにと験を担いで、昔の敬老の日である9月15日をひじきの日としました。
9月11日の給食
ツイストパン
牛乳
枝豆フリッター
グリーンサラダ
今日は「きのこ」についてお話します。しいたけやまつたけ、しめじなどをまとめて「きのこ」と言います。問題です。きのこは植物でしょうか?動物でしょうか?正解はきのこは植物でも動物でもありません。きのこは「菌類」といって植物や動物の仲間とも違う第三の生き物なのです。菌類は世界で10万種類もあるそうですが、詳しい生態がわかっているのはごく一部です。日本は世界で一番きのこの種類が多く、一年中食べられますが、きのこといえば秋が一番おいしくなります。今日のスパゲティにはしめじ、えのきたけ、マッシュルーム、エリンギが入っています。見分けがつきますか?きのこはエネルギーが少なく、お腹ぽっこりが気になる人にはおすすめの食品です。食物繊維が多く、お腹の掃除もしてくれます。また、きのこにはカルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDがたっぷり入っています。骨を丈夫にしたい!背が高くなりたい!という人は牛乳ときのこをセットでしっかり食べましょう。
9月12日の給食
ごはん
牛乳
厚揚げのチャオサイ
五目スープ
今日のメインディッシュになっている厚揚げの正式な食品名は「生揚げ」といいます。生揚げは厚めに切った豆腐の水気を切り、180℃前後の脂で揚げたものです。表面は油揚げのようにしっかりと揚がっているが、内部は豆腐の生の感触が残っているので「生揚げ」とよばれています。厚揚げとは主に関西地方での呼び名です。関東での生揚げを関西では厚揚げと言い、関東での油揚げを関西では薄揚げといいます。厚揚げは形も地方によって、長方形、正方形、三角形などさまざまです。同じ量の豆腐と厚揚げを比べると厚揚げの方がたんぱく質約1.5倍、カルシウム約2倍、鉄分はなんと約3倍にもなります。今日はこの栄養がぎゅっと入った厚揚げを野菜と一緒に炒めたチャオサイに使っています。
9月13日の給食
ひじき豆ごはん
牛乳
あじのスタミナ焼き
里芋のそぼろ煮
十五夜デザート
今日は「十五夜」でお月見です。十五夜とは昔の暦の8月15日のことをいいます。昔の暦は月の満ち欠けで日付を決めていました。昔の暦の秋は7月から9月のことをいい、真ん中の8月15日の名月を「中秋の名月」と呼びました。今年は今日が「中秋の名月」です。満月は1年間に12回から13回あるのですが、この中秋の名月にあたる9月の満月が一番有名です。なぜなら空気が澄んで月がきれいに見えること、それに9月の夜は暑くもなく、寒くもないので月を見るのに最適な時期なのです。ススキや団子、枝豆、里芋、栗、柿などを飾り、月を眺めながら、豊作を願ったり、収穫を祝ったりしていました。新芋の茹でた里芋を飾ることから「芋名月」とも呼ばれます。そこで、今日の給食は里芋の煮物や枝豆の入ったごはんが給食に登場しました。中秋の名月には丸い食べ物を食べる習慣があります。今夜みなさんの家でも月を眺めながら、丸いものを食べましょう。
9月2日~6日の給食
9月2日の給食
キムチチャーハン
牛乳
揚げ餃子
チンゲンサイのスープ
梨(豊水)
今日から給食が始まりました。楽しみにしていてくれたでしょうか?2学期最初の給食は人気メニューのキムチチャーハンです。(子どもたちの中での通称は「キムチャー」)
今日のデザートの「梨」は 1800年前から食べられている秋の味覚を代表する果物です。埼玉県は梨栽培の盛んなところで、収穫量は全国第7位です。鴻巣市も常光地区を中心に梨畑がたくさんあります。梨には別の名前があることを知っていますか?「なし」という名前が「無い」という意味につながるため縁起が悪いので「有りの実」という呼び方もあります。今日の梨は皮が赤っぽく、シャリシャリした歯ざわりと、名前が「豊かな水」と書くようにみずみずしさが特徴の「豊水」という種類です。梨には、のどにうるおいを与え、熱を下げたり、肉を食べた時の消化を助けたり、便秘を防いだり、疲れをとったりといった働きがあります。今のみなさんの体が必要としている働きばかりですね。旬の果物をしっかり食べましょう。
9月3日の給食
夏野菜カレー
牛乳
フルーツ白玉
今日の給食には白玉だんごの入った「フルーツ白玉」です。
白玉団子の材料の白玉粉は原料であるもち米を精米して、水につけてやわらかくし、水ごとすりつぶします。すりつぶしてできた液体から水分を抜き、大きなかたまりにして細かく削り、乾燥して作られます。そしてその白玉粉に水を加え、練って耳たぶくらいの固さにして、ゆでたものが白玉団子です。あんこやきなこをからめて食べることもあります。表面はつるっとしていて、かむともちもちしています。のどにつまらせないようによく噛んで食べるようにしましょう。問題です。白玉団子は体の中に入ってどんな働きをしてくれるでしょうか?(1)エネルギーのもとになるもの(2)体をつくるもとになるもの(3)体の調子を整えるもの 正解は(1)エネルギーのもとになるものです。一度粉にしてある白玉粉は消化もいいので、午後の勉強や運動のエネルギーをとるためにもしっかり食べましょう。
今日の田間宮の夏野菜カレーは鴻巣市内のほかの学校と違う特別な夏野菜カレーです。それは鴻巣産のたまねぎ、なす、おくらが入っているからです。まだまだ暑い日が続きます。疲れや夏の日差しから体を守ってくれるかぼちゃや枝豆、トマト、コーンなどの夏野菜がたっぷり入ったカレーもしっかり食べましょう。
9月4日の給食
はちみつパン
牛乳
オムレツ
イタリアンサラダ
トマトスープ
オムレツは、卵を割ってとき、塩・こしょうなどで味つけをし、バターや油をひいたフライパンで手早く焼いた卵料理です。木の葉型で中央がが丸くもりあがった形をしています。手軽な材料で、簡単に、かつ短時間で作ることができ、朝食のメニューとしてたいへん親しまれ、世界中どこの国でも作られている料理です。オムレツは「オムレット」が日本語になってオムレツになりました。では、オムレットは何語でしょうか?(1)ドイツ語(2)英語(3)フランス語 正解は(3)フランス語です。もともとはスペインの王様が田舎に散歩に行ったとき立ち寄った農家で何か食べるものをお願いしたところ、素早くこのおいしい卵料理を作りました。すると王様は「なんと素早い人でしょう!」という意味の「オム・レスト!」と叫んで大感激しました。それ以来この料理をオムレストと呼ぶようになり「オムレット」に変化していきました。
9月5日の給食
きつねうどん
牛乳
野菜炒め
小魚アーモンド
「きつねうどん」とは、かけうどんに油揚げをのせたもののことをいいます。油揚げは砂糖や醤油で甘辛く煮つけておきます。給食では三角形の油揚げを2枚用意しました。きつねうどんの発祥は大阪という説があります。なぜ、油揚げののったうどんを「きつねうどん」というようになったのでしょうか。それは稲荷神社の神様のお使いの2匹のお狐様に油揚げがお供えしてあったからです。お狐様は油揚げはきつねの好物だと信じられていたからです。その後油揚げを使った料理に「きつね・・・」という名前を付けるようになりました。(神社の名前から油揚げを使った料理に「いなり」という名前を付けることもあります。いなりずしがそのひとつです)また、伝説のきつねが大阪の信太山に住んでいたことから、きつねうどんを「信田うどん」と呼ぶ地域もあります。同じ料理でも地域によって名前が変わるものがあります。旅行などに行った時に調べてみるのもおもしろいでしょう。
9月6日の給食
ごはん
牛乳
太刀魚のから揚げ
ゴーヤーチャンプルー⇒チンゲンサイチャンプルー
中華スープ
今日はゴーヤーチャンプルーの予定でしたが、気候によるゴーヤーの高騰により入荷できず、チンゲンサイチャンプルーになりました。その代わり田間宮小のグリーンカーテンのゴーヤー300gちょっとを使用しました。
今日から揚げになっている魚はタチウオです。全長が70cm~150cmほどです。タチウオの体の表面はきれいな銀白色に輝いています。そのうろこを昔は人工真珠やマニキュアのラメに使っていました。タチウオは見た目はちょっと怖い魚ですが、刺身でも塩焼き、煮つけ、バター焼き、干物にしてもおいしい高級魚です。タチウオにはカルシウムが多いのはもちろんのこと、脳の働きをよくするDHAがたっぷり含まれています。よくかんで食べましょう。タチウオは漢字で2種類の書き方があります。1つめは「太刀魚」です。これはタチウオの体が太刀という刀のように長く銀色に輝いているから。2つめは「立魚」です。タチウオは休んでいるときや頭の上のエサを待ち伏せいついるときに立って泳ぐこともあるかだそうです。
さすが6年生!田間宮の富士!
9月5日2時間目の長い休み時間。
校長と環境整備職員とで、桜の落ち葉を掃いていたところ、
2名の6年生の女子が
「校長先生!お手伝いしますよ!」と声をかけてくれ、休み時間中ずっと、落ち葉掃きを手伝ってくれました。
遊びたい気持ちを抑えて、手伝ってくれた2名の女子に心より感謝しています!さすが、田間宮の富士です!
ありがとうございました。
また、今朝は、たくさんの子たちが校庭の石拾いをしてくれました。
今後も、田間宮っ子一人一人が、安全に気を付けて行動できるよう指導・支援してまいります。
PTA家庭教育学級
9月3日(火)に行われましたPTA主催の家庭教育学級では、馬室小学校の伊藤校長先生をお招きし、人権や人権問題について、ご講話をいただきました。
話の中で、児童の人権を脅かす「児童虐待」にふれ、今でも「しつけのためには暴力もやむを得ない」と考えている大人が多いこと、しつけと虐待は根本的にも手法的にも異なり、虐待は子どもから「やる気」「主体性」「大人へのあこがれ」等すべてを奪ってしまうものであること、学校には通告義務があることなどをお話ししていただきました。
家庭教育学級を主宰してくださいましたPTA役員の皆様、そして参会していただきました皆様に厚く御礼申し上げます。また、学んだことをご家庭でも生かすとともに、ご近所の方にも教えていただければありがたく思います。
お忙しい中、大変ありがとうございました。
2学期初給食!
今日はとても暑い日でしたが、2時間目の長い休み時間には多くの子が校庭に出て、大汗をかきながら遊んでいました。久しぶりに会ったともだちとの時間が、とても楽しかったのだと思います。
また、今日は2学期始めての給食の日。ちょっとピリ辛のキムチチャーハンでした。汗をかいた後のピリ辛はとてもおいしかったようで、おかわりの列ができていました。
2学期スタート
いよいよ2学期のスタートです。
学校に子どもたちの姿が、声が、帰ってきました。うれしい限りです。
始業式では、夏休み前に話をした「夏休みの過ごし方」について振り返りました。
1「ぴしぴし動く夏休みにしよう!」ができた子ども達は、全体のおよぞ40%。
2「宿題も遊びも思い切り楽しむ夏休みにしよう!」これは多くておよそ80%。
3「新しいことにチャレンジしよう!」は、50%ぐらいでした。
また、2学期は実りの学期として「たくさん実った稲穂のように、感謝・謙虚・人のためになるような過ごし方をしよう」と、話しをしました。
2学期も家庭地域の皆様とともに「夢に向かって心豊かに伸びゆく田間宮っ子」の育成に努めてまいりたいと思います。ご協力のほど、よろしくお願いします。
7月16日~17日の給食
7月16日の給食
トマトカレーライス
牛乳
フルーツポンチ
今日は鴻巣の給食初登場のトマトカレーライスです。これはお隣の北本市が2011年に北本のご当地グルメ開発コンテストで優秀賞になり、その年の第9回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦で見事優勝し、その後何年にもわたりB級グルメ大会やカレー大会で上位に入っているものです。
今日はその北本カレーの元祖のレシピで、鴻巣の農家の方に協力してもらい鴻巣のトマトと鴻巣の玉ねぎをたっぷり使ってカレールウを作りました。この時季旬を迎える栄養たっぷりのトマトを食べて、暑さに負けない体づくりをしましょう。
7月17日の給食
キャロットピラフ
セレクトドリンク
オムレツ
白いんげん豆のクリームスープ
レモンソーダゼリー
今日で、1学期の給食は終わりです。今日の飲み物はセレクトドリンクです。コーヒー牛乳356人、りんごジュース248人、牛乳38人が選んでいました。「給食にはやっぱり牛乳!」派も健在です。デザートはレモンソーダゼリーです。さっぱりの中にシュワシュワを感じますか?
もうすぐ夏休みです。夏休みを楽しく元気に過ごすためには、規則正しい食生活と栄養バランスのよい食事を続けることが大切です。1日3食(朝食・昼食・夕食)をしっかり食べ、早寝・早起きをして、元気に夏休みを過ごしてください。
2学期にまたモリモリ食べる元気なみなさんとお会いしたいですね。
命を守る学習【着衣水泳】
水泳の学習は、水と親しみ泳力を伸ばすだけでなく、水の事故から命を守るためにも行っています。
今週は、全学年で「着衣水泳」をおこないました。
水の事故の多くは、着衣のまま不意に水に落ちてしまうことにより起きています。
万一、落ちた時には、浮くものにつかまるなどして、浮いて救助を待つことが大切になります。
また、水の事故の予防策として、容易に水辺に近づかないことも大切です。
夏休み中、交通事故等と同様に水の事故にも十分お気を付けください。
みんなが気持ちよく使うために
みんなが毎日使うトイレ。気持ちよく使ってもらおうとトイレ掃除の子ども達ががんばってくれています。
ほかの場所の子ども達も一生懸命にそうじをしてくれています。
自分ががんばって、周りの人も喜んでくれるとうれしいですね。
みなさん ありがとう!
7月8日~12日の給食
7月8日の給食
バターロールパン
牛乳
スパゲッティナポリタン
チキンナゲット
グリーンサラダ
今日はみなさんの大好きなスパゲティ。みなさんはスパゲティというと何味を思い浮かべますか?カルボナーラ?ペペロンチーノ?明太子?忘れてならないのがナポリタンです。ふた昔前までは日本ではスパゲティというとナポリタンという人が多かったようです。
ナポリタンとはスパゲティをトマトソースやケチャップでからめ、パルメザンチーズをかけたものです。具はピーマンやソーセージが一般的です。しかしナポリタンという種類のスパゲティはスパゲティの本場イタリアにはないそうです。ナポリタンという名前は、イタリアではトマトが多くとれるので首都のナポリの名前をとって「ナポリ風」ということでナポリタンと名付けたようで、日本独自のスパゲティになっています。関西では「イタリアン」ともよばれています。
7月9日の給食
じゅうしい
牛乳
いかの竜田揚げ
ゴーヤーチャンプルー
「じゅうしい」とは沖縄県の郷土料理で、炊き込みごはんや雑炊などのごはん料理のことをいいます。沖縄では今日の給食のような炊き込みご飯のことは、かたいごはんということで「くふぁじゅうしい」、雑炊などのやわらかいごはんを「やふぁらじゅうしい」というそうです。
じゅうしいにはだし汁や具に豚肉、豚の脂を使うのが特徴です。沖縄は中国や台湾に近いので、料理も中国料理の影響を受けたものが多いです。また、沖縄は江戸時代の頃から、サトウキビの栽培が盛んで黒砂糖の生産が島の産業でした。そして北海道からは昆布を、鹿児島からは鰹節を取り寄せ、黒砂糖と交換していたそうです。今でも、昆布や鰹節は沖縄料理には欠かせない食材となっています。
7月10日の給食
ごはん
牛乳
マーボーなす
チンゲンサイのスープ
ハニーピーナッツ
なすは英語で「エッグプラント(卵植物)、といいます。きっとその丸い形から名づけられたのでしょう。なすはいろいろな種類がありますが、九州などのあたたかい地域では「長なす」、東北などの寒い地域では「丸なす」や「小なす」が栽培されています。なすは7月から9月が旬です。夏野菜には体を冷やす作用がありますが、その中でもなすは特に効果があり、暑さ負けしそうな時や体のほてりやのぼせがあるときに食べると効果があるといわれています。なすは他の野菜に比べてビタミン類はあまり多くありませんが、なすの紫の色素の「ナスニン」にはガンの予防や老化防止に効果があるポリフェノールが含まれています。なすは油との相性が良く、和食、洋食、中華のどんな料理にも合います。今日は疲れをとる働きのあるビタミンB1の多い豚肉と元気を出す働きのあるにんにくやしょうが、豆板醤で味にアクセントをつけた「マーボーなす」にしました。実はこのマーボーなすという料理は日本独自のものです。マーボー豆腐と同じように昭和40年代に某料理番組で四川料理を日本人に合うように考えられた料理です。
7月11日の給食
天ぷらうどん
牛乳
もずくとさつまいもの天ぷら
大玉すいか
今日は「すいか」についてお話します。すいかは漢字で「西瓜」と書きます。なぜ「西」という漢字が使われているかというと、「すいか」はシルクロードをとおって、西のほうから中国に伝えられたからだといわれているからです。歴史的にすいかは4000年以上前にはエジプトで栽培されていたようで、日本には中国からおよそ400年前に伝わりました。「瓜」という漢字が使われている理由は、すいかが瓜の仲間だからです。すいかは本来、瓜なので野菜ですが、一般的にはくだものとして扱われています。品種改良が盛んで、大きさ(大玉、小玉)や形(丸型、ラグビーボール型)、果肉の色(赤、黄)の違いなどさまざまです。
問題です。牛乳とすいかではどちらが水分が多いでしょうか?(1)ほぼ同じ(2)牛乳(3)すいか 正解は(3)すいかです。すいかは96%が水分です。牛乳は88%が水分で残りは脂肪やたんぱく質、カルシウムなどです。すいかは別名「水瓜」ともいわれ、暑さをしのぎ、のどの渇きを潤してくれます。
みんなの西瓜を食べている様子を見ると、頬張って口のまわりだけでなく服まで真っ赤にして食べている子、スプーンでお上品に食べている子、先だけ食べる子、白いところギリギリまで食べている子・・・さまざまでした。
7月12日の給食
たまごパン
牛乳
ホキのこんがり焼き
粉ふきいも
ズッキーニのトマトスープ
今日はスープに入っている「ズッキーニ」のお話です。ズッキーニという野菜を知っていますか?形や色はきゅうりにとてもよく似ていますが、太さはきゅうりの2~3倍。しかしその正体は・・・実はかぼちゃの仲間のペポカボチャを熟す前にとったものです。日本では、あまり食べることのない野菜ですが、他のかぼちゃに比べて水分が多く、甘味がないため、フランスやイタリアなどの西洋料理では煮込みや炒め物、フライ、サラダなどいろいろな料理に登場します。では、ズッキーニの旬は夏です。日焼けから肌を守るビタミンAや疲れをとるビタミンCがたっぷり含まれています。この季節にはぴったりですね。やはり旬のものを食べるということは体にいいのです。今日のスープには他にも夏が旬の野菜があります。それはどれでしょうか?(1)なす(2)ピーマン(3)トマト 正解はなす、ピーマン、トマト全部です。夏野菜がたっぷり入ったスープをしっかり飲んで暑さに負けないようにしましょう。
7月の音楽朝会
7月4日(木)
【音楽朝会】
本校の体育館では、朝から激しく降る雨をものともせず、楽しい音楽朝会が行われました。今月は4年生がリードし、「茶色の小びん」の合奏を行いました。
田間宮っ子全員の心を一つにして奏でる合奏は、聴いていてとても気持ちのよいものです。
雨の中、ご参観くださいました保護者・地域の皆様ありがとうございました。
本校では、「学校あるこうデー」と銘打ち、教育活動を見ていただく機会を設けております。本校ホームページに「あるこうデー」の日程を掲載しておりますので、ご覧の上、ぜひ足をお運びください。
7月1日~5日の給食
7月1日の給食
キムたくごはん
牛乳
焼きぎょうざ
わかめスープ
冷凍みかん
今日は4年生のリクエスト給食です。主食部門1位のキムタクごはん、主菜部門1位の餃子、汁物部門2位のわかめスープ、デザート部門1位の冷凍みかんを組み合わせになりました。他に人気があったメニューは、ごはん、チャーハン、きつねうどん、ハンバーグ、たこナゲット、ボイルブロッコリー、コーンポテト、コーンクリームスープ、豆腐のみそ汁などでした。もうすぐ2年生に調査をします。2年生は献立表をよく見て料理の名前をチャックしておいてください。
今日は「キムタクごはん」についてお話します。この料理の名前の由来はなんでしょうか?(1)ある芸能人の名前から(2)材料の名前から(3)この料理を考えた人の名前から 正解は(2)材料の名前からです。料理をよく見れば簡単ですよね。キムチとたくあんを使っているのでこの名前が付きました。もともとは漬物の盛んな長野県の給食で、子供たちの漬物離れを心配して考えられたものです。漬物はヨーグルトや納豆と同じく発酵食品とよばれるもので、漬物の酸っぱさのもとになっている乳酸菌がお腹の調子を整えてくれます。ピリ辛とコリコリを味わって食べてください。
7月2日の給食
ごはん
牛乳
あじのスタミナ焼き
いんげんともやしのごま炒め
なすのみそ汁
今日はもやしといっしょに炒めものに入っている「インゲン」についてお話します。インゲンの正式名は「インゲンマメ」の緑色の若いさやの「さやいんげん」のことです。インゲンという名前の由来は江戸時代に日本にこの野菜を伝えたのが隠元和尚と言われているからです。さやいんげんにはビタミンB1、B2、B6などがバランスよく含まれています。ビタミンB群は単体でとるよりもいくつか組み合わさっている方が働きが高まります。数種類のビタミンBがとれることがさやいんげんのいいところです。ビタミンB1はごはんやじゃがいもなどの糖質をエネルギーに変え、疲れをとる働きがあります。気温の変化についていけず、疲れている人にはぜひしっかり食べてほしい野菜です。
7月3日の給食
はちみつパン
牛乳
ポークビーンズ
コールスローサラダ
今日はパンに練りこんである「はちみつ」のお話です。「はちみつ」はミツバチが植物の花から蜜をとって巣に持ち帰り、蓄え熟成させたものです。そのおすそわけをわたしたちはいただいています。人類最古の甘味料です。はちみつは蜜を取ってきた植物によって味、色、香り、栄養などに違いがあります。花の種類だけはちみつの種類があるというわけです。3300年前のピラミッドから発見された蜜つぼには全く腐っていないはちみつが入っていたそうです。これははちみつの持つ強力な長期保存を証明しました。
働き者のミツバチ1匹が一生かかって集められるはちみつはスプーン1杯分といわれています。今日のみなさんのパン1人分には、ちょうど働き者のミツバチ1匹が一生かかって集めた分のはちみつが入っています。
はちみつには糖分のほかに、脂肪をエネルギーに変えるビタミンB、風邪予防に効果があるビタミンCが含まれています。中国でははちみつは不老長寿の漢方薬として多くの薬に使われています。甘~い薬を食べて病気に負けない体を作りましょう。
7月4日の給食
海鮮ピリ辛ラーメン
牛乳
ししゃもの甘酢あんかけ
ゆでとうもろこし
「とうもろこし」はイネ科の植物で、原産地はメキシコ、ボリビアなどのアメリカ大陸です。15世紀にコロンブスがキューバよりスペインに持ち帰り、急速に世界各地に広まりました。日本へは1579年にポルトガル人が長崎に伝えたのが最初です。そのためポルトガル人を表す「南蛮」という言葉を使い、とうもろこしは「南蛮黍」ともよばれています。とうもろこしのてっぺんにあるふさふさとしたススキの穂のような部分がおしべで、とうもろこしの実についている「ヒゲ」がめしべです。つまりヒゲがいっぱいあるものが実がいっぱいあるということです。そしてヒゲが茶色くなっているものが実が熟しているということなので買うときの参考にしてください。とうもろこしは、炭水化物を主として、ビタミンB1、B2、Eなどのビタミン群や食物繊維そして、カルシウムなどをバランスよく含んでいる栄養豊富な食品です。とうもろこしを主食にしている国もたくさんあります。便秘や動脈硬化を予防する働きがあります。とうもろこしのヒゲを煎じて毎日飲むとむくみがとれるといわれています。
今日は1時間目に2年生が全校分のとうもろこしの皮むきを手伝ってくれました。みなさんありがとうございました。
7月5日の給食
ごはん(こうのとり伝説米)
牛乳
星型ポークメンチカツ
にらともやしのおひたし
七夕汁
今日は七夕の前々日です。そこで給食に七夕バージョンです。星型のメンチカツ、そして黒っぽいスープが夜空をあらわし、そうめんが天の川をあらわし、その中をおくらの緑の星とお麩の白い星、さらにはにんじんの星が浮かんでいます。にんじん星は全部で60個。星型にんじんが入っていた人は大吉、星型にくり抜かれたにんじんが入っていた人は中吉です。
七夕には願い事を短冊に書いて笹の葉につるすと願いがかなうと言われています。給食では短冊を飾ることはできませんがみなさんの健康を願って作っています。7日に天の川を見ることができたら、お願い事をしてみましょう。給食室からの願いは「みんなが給食を残さず食べて、健康な体になってくれますように・・・」かな。この願いはかなうでしょうか?
よりよい授業を目指して
子ども達の学力向上のため授業力を向上しようと、指導者をお招きして授業研究会をおこないました。
児童が集中して授業に取り組む姿勢や、積極的に挙手して自分の考えを述べる姿、廊下等に掲示してある図工作品等の素晴らしさ、工夫した授業展開などについて、よい評価や指導をいただきました。
1年生 鍵盤ハーモニカ講習会
7月3日(水)
外部講師をお招きし、1年生が、鍵盤ハーモニカ講習会を受けました。先生のお話をしっかりと聞き、鍵盤ハーモニカでタンギングの練習をしたり、「ドレミ」を弾く練習をしたりしました。
どの子も楽しく取り組むことができました。
感謝。雨の中の資源回収。
6月最後の土曜日。小雨の降る中、PTA役員の皆様とともに資源回収を行いました。
地域の皆様のご協力があり、とても多くの資源を集めることができました。
ありがとうございました。
PTAの皆様には、準備から実施までたくさんのご協力をいただきました。
心より感謝申し上げます。
きのこと笑顔
6月27日(木)
朝、3年生に手を引かれるまま、ついていくと
校庭のはじの木の切り株に、かわいらしいきのこが生えていました。
3年生の子ども達の、嬉しそうにきのこを語る笑顔が、とてもすてきでした。
よくがんばりました ~教育実習生~
6月25日(火)
6月の1か月間、本校に教育実習に来ていた2人の大学生の集大成となる、研究授業を行いました。3学年の実習生は算数「あまりのある割り算」、5学年の実習生は国語「敬語」の研究授業を行いました。
28日(金)で実習が終わりとなります。本校で学んだことを生かして、素晴らしい先生になれるようがんばってほしいと思います。
6月24日~28日の給食
6月24日の給食
ごはん
牛乳
赤魚のねぎみそ焼き
大豆の磯煮
厚揚げときのこのすまし汁
今日のような食事の組み合わせを「和食」といいます。平成25年12月に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを知っていますか?和食が選ばれた理由は(1)海や山などたくさんの食材を使うこと(2)主食と汁物に3つのおかずを組み合わせる「一汁三菜」で栄養バランスがよく、だしなどでうま味を上手に使うこと(3)季節に合わせて食材やもりつけも変わること(4)正月やひなまつりなど年中行事に合わせた食事があるということです。和食の素晴らしさが世界で認められたということです。和食には他にも食器の置き方にも決まりがあります。ごはんは左にありますか?すまし汁は右側にありますか?お皿は真ん中です。もりつけ表とともに確認しましょう。
6月25日の給食
肉汁うどん
牛乳
みそポテト
小玉すいか
みそポテトは埼玉県秩父地方の郷土料理です。本場の秩父で食べたことがある人はいますか?みそポテトは秩父地方の農家で、農作業の合間の軽食を「小昼飯(こぢゅうはん)」とよばれ、戦前から食べられていたものです。茹でたり、蒸したりした一口大のじゃがいもに衣をつけてホクホクに揚げて、甘辛いみそだれをかけて食べます。じゃがいもを使って簡単にできる味噌ポテトは今でも秩父地方のおやつやおつまみとして定番です。みなさんじゃがいも料理は好きですか?郷土料理を味わって食べてください。
6月26日の給食
枝豆じゃこごはん
牛乳
だし巻きたまご
鋳物汁
アーモンド
今日は「いもの汁」についてお話します。いもの汁は埼玉県の南部にある川口市で生まれた郷土料理です。いもの汁は「さつまいもやじゃがいも」などのイモが入った料理のことではありません。名前の由来は川口市にたくさんあった鉄製品を作る工場からつけられました。鉄を溶かして作る製品のことを「鋳物」と呼び、ここから名前がつきました。暑い中力仕事をしている職人たちが栄養を補うために食べられていました。作り方は豆腐を油で炒めたところに、煮干しでとってだしを加えます。だし汁を加えると油が浮いてきます。さらにカルシウムのもとになる煮干し粉を使い、エネルギーをとるために最後にごま油を入れます。この煮えている油が溶かした鉄を想像させるので、この名前がつきました。
6月27日の給食
カレーライス
牛乳
フルーツポンチ
今日は「アロエ」についてお話します。アロエはみつかりましたか?フルーツポンチの中に半透明で黄色っぽい筋のあるものがアロエです。こんにゃくゼリーやマスカットゼリーも入っているので間違えないでください。
みなさんはアロエという植物を見たことはありますか?アロエはサボテンの仲間で、とげとげした厚みのある葉をしています。昔から「医者いらず」といわれ、葉の皮をむいた白い部分は軽いやけどに効くといわれ、アロエの汁を飲むと胃炎や便秘が治ると言われています。葉の内側の白い部分は、腸内の善玉菌を活発にし、免疫力をアップする効果があります。胃や腸を健康にする働きがあります。なかなか家では食べることができない食品です。よくかんで味わって食べましょう。
6月28日の給食
黒パン
牛乳
とり肉とカシューナッツの炒め物
ワンタンスープ
ワンタンは餃子に作り方が似ている中国料理です。細かく刻んだ肉や野菜を小麦粉を練って薄く伸ばした皮で包み、鶏ガラのスープに入れたものです。餃子を作るときは、皮でしっかり包む必要がありますが、ワンタンは皮を折りたたむだけで作ることができます。
ワンタンは中国の標準的な広東語で「ホェントゥン」といい、中国の各地方の方言では「ウンドン」「ホエトエ」と発音します。このことから、中国のワンタンが日本に伝わり、「うどん」や「ほうとう」になったとも言われています。ワンタンは漢字で「雲呑」と書きます。漂っている様子が雲に似ているからでしょう。学校のワンタンは中身がなく皮だけで、スープに浮いているワンタンはチュルンと口に入るのでヤケドしないように注意してください。
6月17日~21日の給食
6月17日の給食
とり五目ごはん
牛乳
いわしの梅煮
キャベツの浅漬け
豚汁
今日のいわしは梅干しと砂糖、醤油に漬け込んで煮ました。骨までやわらかくなっています。
梅は2月から4月に花が咲き、6月から7月頃にかけて熟した実を収穫します。この時季に降る雨を「梅雨」と書いて「ばいう、つゆ」と読むのも梅の収穫時期と重なるからともいわれています。
梅は実が熟しても甘くならず、強い酸味が特徴の果物です。生の青梅をそのまま食べると猛毒ですが、梅干しや梅酒、梅ジュース、ジャムなどに加工すると程よい酸味でおいしく食べられます。梅干しには殺菌効果があるため、食べ物を腐りにくくする働きがあります。お弁当のご飯のまん中に梅干しを入れるとごはんが傷みにくくなるということで、「日の丸弁当」は昔から親しまれてきました。また、梅干しの酸味には疲れをとる働きもあります。よく味わって食べてください。
6月18日の給食
ちゃんぽん麺
牛乳
ひじきの中華炒め
メロン
「メロン」の名前の由来は、ギリシャ語の「メロペポン」だといわれています。「メロ」はりんご、「ペポン」は瓜という意味です。日本には、今から150年くらい前に伝わりました。
メロンには表面に網目があるものと、表面がつるっとしたものの分け方と、果肉がオレンジ色のもの、グリーンのもの、ホワイトのものの分け方があります。今、日本で食べられるメロンには、いろいろな種類があり、代表的なものは「マスクメロン」「アンデスメロン」「プリンスメロン」などです。今日のメロンは「アンデスメロン」です。では、アンデスメロンの名前の由来は何でしょう。(1)安心ですメロン(2)アンデス山脈が発祥(3)アンテナみたいなつるだから 正解は(1)安心ですメロンです。このアンデスメロンは日本で品種改良してできたもので、高級マスクメロンよりも値段は安いが味は同じくらいおいしいということで、農家が「安心して作れて」、消費者が「安心して買える」ということから「安心でメロン」を略して名前がつきました。メロンは、主な成分は、「糖質」です。メロンの糖質は、素早く体に吸収されて、エネルギーになります。また、たんぱく質を体の中で効率よく使えるようにする成分も含まれているので、食後のデザートに食べると、夏バテ防止によいといわれています。
6月19日の給食
ツイストパン
牛乳
ホキのピザ焼き
フレンチサラダ
ひよこ豆のクリームスープ
今日はクリームスープに入っている「ひよこ豆」についてお話します。ひよこ豆の原産地は西アジア地方といわれています。インドや南ヨーロッパ、中近東、メキシコなどで栽培されています。日本ではまだあまり栽培されていませんが最近とても注目を浴びています。カルシウムやビタミンB1が多く、じゃがいものような食感で、スープだけでなく、サラダや料理の付け合わせ、煮物、煮豆、あんこなどお菓子の材料にと何にでも使えるとっても便利な豆だからです。実は、7500年も前から食べられていたことが、今も記録に残されているほど、古くから食べられています。ではどうしてひよこ豆という名前なのでしょうか?それは豆粒の形がひよこの頭ににているからです。今日のスープはすりつぶしたひよこ豆でとろみをつけてあります。
6月20日の給食
ごはん
牛乳
なすといんげんの肉みそ炒め
雷汁
田間宮小産夏みかん
「雷汁」は栃木県など北関東の郷土料理です。水気を切った豆腐をくずしながら、油で炒め、だし汁、ねぎを加えた、具だくさんの味噌汁です。豆腐やこんにゃくを油で炒めている時の音が、「バリバリ」とかみなりの音に似ていることから「かみなり汁」と名前がつきました。炒めることによりコクのある汁物になります。ごぼうやこんにゃくが入っていて、食物繊維が豊富で体にとても良いです。雷汁をしっかり食べて雷に合わないようにしましょう。
今日のくだものはには秘密があります。献立表をよーく見ていた人はわかりますよね?この夏みかんは田間宮小産です。ちょっと(かなり?)すっぱいですが、みなさんといっしょに田間宮小で育った夏みかんを味わって食べましょう。
6月21日の給食
食パン
いちごジャム
牛乳
とり肉のマスタード煮
スナップえんどう
トマトスープ
「ジャム」とは果実に砂糖を加えて煮詰めたもののことをいいます。「jam(ジャム)」という英語の語源は、今は使われなくなった「ぐちゃぐちゃかむ」という意味の「cham(チャム)」という古い方言だそうです。
ジャムの歴史は非常に古く、今から1万年から1万5千年前の旧石器時代後期に、人類がミツバチの巣から蜜をとっている風景がスペインの洞窟で発見され、その後、果実を土器で煮た跡がみつかっています。人類の生活の知恵として果実を蜂蜜で煮たものと想像されます。ジャムは栄養も多く、消化の良い最古の保存食品であるといえます。
日本へジャムが入ってきたのは、16世紀後半に宣教師によって考えられています。その後日本で初めてジャムを作ったのは1877年(明治10年)、東京の新宿にあった勧農局でいちごジャムを試しに販売したそうです。企業としてはそれから4年後の1881年(明治14年)に、長野県人により缶詰のいちごジャムが作られました。そのため今でも長野県はジャム作りが盛んです。
いちごの旬は春ですが、ジャムにすることで一年中おいしく食べられます。今日は食パンにいちごジャムをぬっていただきましょう。みなさんはどんなジャムが好きですか?
第1回学校評議員会開催
本市では、学校の教育活動や学校運営がよりよいものになるよう、
地域の方々に学校評議員をお願いし、ご意見をいただく場を設定しております。
6月21日、急な大雨の中、本校の第1回評議員会を行いました。
授業参観をしたのち、今年度の学校教育目標や経営方針・昨年度末の学校評価について、ご意見をいただきました。
話し合いの中では、昨今ニュースにもなっている虐待についてもふれられ、学校・地域の役割について意見が交わされました。家庭・地域・学校が一体となり「ともに」子ども達を育てていくことを確認し、会を閉じました。
第1回 学校保健委員会
6月25日。学校医・学校歯科医の先生、教育支援センターの臨床心理士の先生をお呼びして、第1回学校保健委員会を開催しました。
学校から、健康診断の結果・歯科健診の結果・体力テストから見る本校の体力・残食調査について説明した後、臨床心理士の先生による「人は 人の中で 人となる」というお話をいただきました。
親子関係や教師と児童の関係の大切さを改めて考えさせられました。
学校医と学校歯科医の先生からは、「本校児童はむし歯が少ないこと」と、「健康だけにかかわらず、家庭内の雰囲気づくりが大切であること」をご指導いただきました。
参加してくださいました保護者の皆様、関係者の皆様ありがとうございました。
道徳 思いやりの心で ~2年生の授業から~
2年生の教室で、「思いやりの心で」という主題のもと、道徳の授業が行われました。
「ぐみの木と小鳥」というお話をとおして「思いやり」に迫っていきます。
どの子も真剣に、思いやりについて考え、仲間と意見交流をしていました。
最後の振り返りでは、「いつも食事をつくってくれるお母さんのお手伝いをしよう」「お友達にもっとやさしくしよう」などのやさしい気持ちが教室中にあふれていました。
歯と口の健康を 8020
6月初旬は歯と口の健康週間でした。そこで本校でも、歯や口の健康に関する授業を行いました。
6年生は学級活動の時間に、歯を失う原因で一番多いのは「歯肉炎」であることを学び、ブラッシングの仕方を学習しました。
どの子も3分間集中して歯磨きをし、きれいな歯になりました。
口は体の入り口です。体全体の健康のためにも、歯と口の健康に気を配っていきましょう。
ご家庭でも時折、歯の磨き方のチェックをお願いします。
水泳学習がはじまりました!
各学年のプールの学習が始まりました。
まだ水が若干冷たいようですが
水の感触を子ども達は大いに味わっていました。
右の写真は、3年生の様子です。
楽しみながら、泳ぐ力を高めていきましょう!
命の授業 5・6年生
6月17日(月)
病で悩む方々の復職をサポートする、復職支援カウンセラーの
米枡 宏先生をお招きし「命の授業」を5・6年生に行いました。
米枡先生からは
1 小学校高学年~中学校3年生までの子ども達が、
亡くなってしまう原因は、がんの次に自殺が多いこと。
2 その子たちの多くが、辛くてもずっと我慢していたこと。
3 自分自身を大切にすること。そのために、苦しいと感じたら、
1)家族や先生に相談すること。
2)自分の心の内を書き出すこと。
3)ゆっくりと呼吸すること。 などが大切であること。
4 周りの人にできること
1)弱さを出せる強さをもつこと。
2)困った時に相談しやすいように心がけること。
3)いつでも気にかけているよと発信していること。
4)相手の話を身体全身で「聴く」こと。
そして、まとめとして
Let’s ままに! 自分は自分らしくあればいいこと。などを教えてくださいました。
あとひと月ほどで迎える夏休み。楽しい夏休みですが、2学期開始となる8月後半から9月上旬は、児童生徒の自殺の多くなる期間でもあります。
感想発表で6年生の児童が立派に話してくれたように、田間宮っ子が、自分にも周りの人へも優しく、命を大切にできる子であってほしいと願います。
ご家庭で、気になることがありましたら、学校へご相談ください。
また、月1回スクールカウンセラーによる教育相談がありますので、ぜひご利用ください。予約は教頭までお電話ください。
ご出席くださった保護者の皆様、お忙しい中をありがとうございました。
交通安全教室 1年生・3年生
6月14日(金)
鴻巣市役所・鴻巣警察署・交通指導員の皆様にご協力いただき、1年生と3年生の交通安全教室を行いました。
1年生は、横断歩道の渡り方を中心に、3年生は自転車の乗り方を学習しました。
学習したことを生かして、安全に道路を歩いたり、自転車に乗ったりしましょう。
自転車を学校に持ってきてくれた3年生、ありがとうございました。
青空のもと いよいよ・・・
見事に晴れ渡った青空のもと、プール開きを行いました。代表児童の立派な言葉もあり、よい水泳学習が行えそうです。
水泳学習で学ぶこと
○ 水の中でしか味わえない感覚を味わうこと
○ 泳力を伸ばすこと
○ 水の事故から命を守る術を身に付けること
用具等の忘れに気を付け、楽しく水泳学習をしましょう!
6月4日~7日の給食
6月4日の給食
ハヤシライス
牛乳
フルーツ白玉
ハヤシライスとは、薄切りにした牛肉と玉ねぎをバターで炒め、赤ワインとデミグラスソースで煮込んだものを、ご飯の上にかけた料理のことをいいます。(給食では牛肉ではなく豚肉を使っています。)辛くないカレーとは言わないでね。
では、なぜ「ハヤシライス」というのでしょうか?この名前の由来にはいくつかの説があります。ひとつめは、ある会社の社長が考えた説。ふたつめは、あるレストランのシェフが賄い食として考えたという説。みっつめはハッシュドビーフウィズライス(細かく刻んだ牛肉とごはん)がなまったものという説があります。代表的な洋食のひとつですが、実は日本独特の料理です。
6月5日の給食
コッペパンスライス
牛乳
焼きそば
枝豆フリッター
チンゲンサイのスープ
6月1日は世界食糧農業機関が「牛乳の日」と制定しています。そして6月は「牛乳月間」でもあります。そこで今日は牛乳のお話です。牛乳は聖徳太子が活躍していた飛鳥時代に中国から伝えられたようです。しかし、一般的に飲まれるようになったのは明治時代になってからです。今では給食に欠かせない飲み物になっています。では給食では毎日牛乳が出るのはなぜでしょう。「飲みやすいから?」「栄養があるから?」「足りない栄養を補ってくれるから?」「給食には牛乳を出すことが法律で決まっているから?」・・・どれも正解です。日本人の食事に、カルシウムが足りないと言われています。特に小学生のみなさんの体は、毎日少しずつ大きくなっているので、たんぱく質やカルシウムは欠かすことができない栄養です。給食で飲む牛乳1本でみなさんが1日に必要なカルシウムの3分の1をとることができます。もし同じカルシウムをさんまだけでとろうとすると頭から尻尾まで丸ごと3匹食べなければなりません。丈夫な体を作るためにも牛乳は毎日飲む必要があるのです。
6月6日の給食
ごはん
牛乳
あじの梅塩麹焼き
茎わかめのきんぴら
キャベツのみそ汁
6月4日から10日は「歯と口の健康週間」です。今日は「かむこと」についてお話します。問題です。一口食べたら何回かむと良いでしょうか?(1)5回(2)10回(3)30回 正解は(3)30回です。今一口入れて数えてみてください。よくかむことには良いことがたくさんあえいます。「ひみこのはがいーぜ」という合言葉を知っていますか?これはかむことの効果をあらわしています。よくかむとあごの骨が強くなり、歯並びが良くなります。小学生の頃に柔らかいものばかり食べていて、あまりかまずに食べる習慣が身についてしまうと、きれいな歯並びにならないだけでなく、虫歯の原因にもなってしまいます。そして、よくかむと頭の中の血の流れが早くなるので、記憶力が良くなります。今日の給食も茎わかめのきんぴらやキャベツのみそ汁などよくかめる料理になっています。今日はお友だちとのお話はほどほどにかむことに集中しましょう。
6月7日の給食
こどもパンスライス
牛乳
たらフライ
ボイルキャベツ
クラムチャウダー
「クラムチャウダー」はアメリカでの代表的な料理です。日本のクラムチャウダーは「あさり」や「はまぐり」を使いますが、本場のアメリカでは「ボンビノス貝」というあさりよりも大きな二枚貝を使います。クラムチャウダーというと日本では牛乳をベースとしたクリームスープというのが定番です。アメリカでは、東海岸のニューイングランド風は、日本と同じ白いクリームスープですが、ニューヨークのマンハッタン風は、ミネストローネと同じ赤いトマトスープだそうです。
「チャウダー」とはたっぷりの野菜を使用するのは共通していますが、スープに入れる主な材料によって名前が変わります。白身魚を使えば「フィッシュチャウダー」、とうもろこしを使えば「コーンチャウダー」になります。今日の給食でもたくさんの野菜とあさりを使っています。
6月10日~14日の給食
6月10日の給食
ごはん
牛乳
彩の国納豆
笹かまぼこ
いんげんともやしのごま炒め
相性汁
今月は牛乳月間のほかに埼玉県では「食育月間」と「彩の国ふるさと学校給食月間」でもあります。これは給食に地元の食材をたくさん取り入れ、生産に携わる人に感謝し、ふるさと、郷土食に理解を深めるためにつくられました。みなさんも埼玉県や鴻巣市についてたくさんのことを知ってください。実は毎日飲んでいる牛乳も埼玉県産、うどんの小麦も埼玉県産、お米は鴻巣市産と、給食では地元のものが一年中使われています。そこで、今月の給食ではいつも以上に埼玉県や鴻巣市の食材や埼玉県の郷土料理が登場します。献立表をよく見ておきましょう。
今日の納豆も埼玉県で収穫された「里のほほえみ」という大きな粒の大豆から作られています。豆本来の味わいがあります。よく混ぜ、ねばりをたくさん出してごはんといっしょにおいしくいただきましょう。
6月11日の給食
わかめうどん
牛乳
ゼリーフライ
キャベツのおかか炒め
「ゼリーフライ」は行田市の郷土料理です。最初名前を聞いて驚いた人も多いでしょうが、最近はB級グルメにも取り上げられています。もともとある料理屋の主人が日露戦争で中国に行った際に食べた野菜まんじゅうをアレンジして作ったものが始まりのようです。おからとじゃがいもをコロッケのようにまとめて揚げて、たっぷりのソースに浸して作ります。もともと「銭富来(ぜにふらい)」と言って、銭とは小判、つまりお金のことです。形が昔のお金の小判に似ているので「銭富来」とよばれたものがなまり、ゼリーフライになったそうです。
6月12日の給食
しゃくし菜チャーハン
牛乳
いかのみそ焼き
青菜とあさりのスープ
冷凍みかん
給食では夏の定番デザートの夏みかん。もともとは、春頃までしか販売されていなかったみかんを一年中販売できる商品にしようとして考えられたものです。昭和30年から小田原駅で販売されるようになったのが始まりです。以前は電車での長距離移動のお供としてよく食べられていました。低温で食べると人は甘味を感じにくいので、冷凍みかんには特に甘味の強いみかんが使うのがおいしさの秘密です。さらにみかんのまわりに氷の膜を作り、パサパサにならないようにすることだそうです。みかんにはビタミンCが多く、疲れをとる働きがあります。また水分も多いので、暑さに負けそうな人はしっかり食べてください。今日は「冷凍みかん」の歌も聞いてください。
6月13日の給食
ごはん(こうのとり伝説米)
牛乳
丸ごとあじフライ
もやしとにらのおひたし
肉じゃが
給食では、いろいろな魚が登場します。給食では、魚を最初から切って味付けした「切り身」の魚料理が多く出ています。今日の「丸ごとあじフライ」は名前のとおり、あじを丸ごと揚げたものです。魚をまるごと食べるのはししゃもやきびなご、かたくちいわしなどの小魚のときだけです。
今日の魚の「あじ」は小魚ではなく、「ひもの」といって、あじをまるごと干して、乾燥させたものを油で揚げたので、おせんべいのようにパリパリして、全部骨までおいしく食べられます。骨を強くするカルシウムも多く入っています。また、あじには脳の働きを良くしてくれるDHAやEPAという栄養が多く含まれています。魚好きは頭がよくなるかもしれませんよ。よーくよーく噛んで骨や歯、頭に栄養を与えてください。
6月14日の給食
こどもパンスライス
牛乳
チーズオンハンバーグ
コーンポテト
コンソメスープ
今日はパンにチーズハンバーグをはさんで、チーズハンバーガーとして食べてください。
田間宮小では毎月一学年ずつリクエスト給食を取り入れています。今日は5年生のリクエスト献立です。調査をし、集計後、人気メニューの数パターン作り再調査したところ、主食部門2位のハンバーガー、主菜部門3位のチーズハンバーグ、副菜部門2位のコーンポテト、汁物部門3位のコンソメスープの組み合わせになりました。他に人気があったものは醤油ラーメン、ごはん、ポテトのチーズ焼き、肉じゃが、海藻サラダ、ミニトマト、ワンタンスープ、コーンクリームスープなどが人気がありました。
もうすぐ3年生に調査をします。いろいろな料理をリクエストできるように他の学年のみなさんも献立表をよく見て料理名を覚えるようにしましょう。
ショート避難訓練【不審者侵入】
学校に不審者が入ったらという想定のもと、
ショート対応訓練を行いました。
みんな冷静に、対応することができました。
今年の田間宮っ子の体力は・・・
6月12日(水)
今日は、1・3・6年生と2・4・5年生が組んで、新体力テストを行いました。
平成の初めより、低下が叫ばれ、少しずつ向上してきた子ども達の体力。
さて、今年の田間宮っ子の体力はどうでしょうか。
5・6年生が、下級生の計測や誘導を大変よくしてくれました。頼もしい限りです。
ちょうど教育長をはじめ教育委員の皆様もお越しになっておりましたので、本校の新体力テストを見ていただきました。
教育委員の皆様からは、高学年が低学年の子をよくみているのが大変素晴らしいと、お褒めの言葉をいただきました。
市内硬筆展目指して~一生懸命練習中~
下校後、市内硬筆展に出品する子ども達は、一生懸命に練習をしています。
今までで一番良い字が書けるよう、がんばってください。
保護者の皆様、お迎えありがとうございます。
がんばれ!教育実習生!
大学3年生の2人が、将来教師になることをめざし教育実習に来ています。2人は、それぞれ3年生と5年生の学級に入り、子ども達とふれあいながら、教師として大切な様々なことを学んでいます。
よい学びとともに、田間宮っ子とのよい思い出もたくさんつくってほしいと願っています。
令和初の運動会
絶好の運動日和のなか、令和初の運動会を行うことができました。
赤青黄色の縦割り班での応援合戦、各学年の徒競走・団体種目・表現運動、ブロック代表のリレー、全員種目やPTA種目など、すべての種目を予定通り行うことができました。
令和初の優勝は、黄群でした。おめでとうございます。
運動会を行うにあたり、運営の一部を高学年の児童が担当して頑張りました。また、PTA・保護者の皆様には、大変お世話になりました。ありがとうございました。
応援よろしくお願いします。【運動会】
いよいよ運動会練習も大詰めです。2週間という短い期間でしたが、子ども達も教職員も精いっぱい頑張ってきました。
運動会当日の天気予報は「曇りのち晴れ」。絶好の運動会日和となりそうです。
運動会は、子ども達の色々な顔を見られるよい機会です。ぜひ、ご来校の上、大きな声援をお願いします。
また、PTAの皆様には明日の運動会準備、当日の係等で大変お世話になります。よろしくお願いします。
運動会 行進練習
運動会4日前。朝の時間に、学校全体で行進練習を行いました。
【行進の目標】
低学年 ・・・・ 元気よく
中学年 ・・・・ 縦の列を意識して
高学年 ・・・・ 縦横列を意識して
一生懸命に行進する姿には、感動させられます。
5月27日~31日の給食
5月27日の給食
カレーライス
牛乳
フルーツナタデココ
今日は「ナタデココ」についてお話します。タイなど東南アジアでは昔から食べられています。本場フィリピンでは100年以上前から作られていました。「ナタデココ」とはスペイン語で「ココヤシの浮遊物」という意味で、ココナッツミルクにナタ菌を加えた発酵食品です。2週間ほど発酵させると表面にこんにゃく状の層ができ、これを煮てサイコロ状に切ったものがナタデココです。ナタデココ自体は味がなく、水分と食物繊維の塊です。一般的にはシロップ漬けなどにしてあります。弾力があるので、よく噛んで食べるようにしましょう。
5月28日の給食
ごまあじうどん
牛乳
さつまいもと大豆の甘辛揚げ
冷凍みかん
埼玉県は香川県に次いでうどんをよく食べる地域です。埼玉県では、ごまやみそを使った「冷汁」で冷たい麺を食べる地域があります。ごまを煎って、すり鉢でよくすり、青しそやみょうがなどを細かく切って加え、砂糖やみそを加えて作ります。さっぱりしたうどんが食べたい時、このごまみそを冷たい水でのばし、うどんやそうめんをつけて食べます。ごはんにかけて食べる時もあります。暑くて食欲がない夏場や農作業の合間によく食べられていました。みそのたんぱく質とごまの油、さらにきゅうりやなすなども加え栄養補給もできるという先祖の知恵です。この冷汁うどんを加須地域では「ごま汁うどん」、川島町では「すったて」ともよんでいます。
給食では冷たいつけ汁は出せないので、温かくしたごまたっぷりのおつゆでうどんを食べてください。
5月29日の給食
大山おこわ
牛乳
五目厚焼きたまご
沢煮椀
セレクトデザート
今日はセレクトデザートです。アセロラゼリーは165人、はちみつレモンゼリーは239人、プリンは242人が選びました。アセロラゼリーがちょっと少なかったのはこれだけが40gだったからでしょうか?毎回みなさんが何を基準に選んでいるか聞きたいですね。
「大山おこわ」とは鳥取県大山町の郷土料理です。使用する食材はまちまちですが、大山山麓の食材を使用した醤油味のおこわです。昔、戦場に行く兵が勝利を祈願して山鳥や山菜を入れたごはんを炊きだしたのが始まりです。お祭りやお祝いのごちそうとして受け継がれてきました。今日の大山おこわには、うるち米ともち米を使い、具には鶏肉、油揚げ、にんじん、たけのこ、しいたけ、えのきたけに、わらび、うわばみそうなどの山菜を使用しています。
5月30日の給食
ごはん
牛乳
さばの辛味焼き
切り昆布の煮物
じゃがいものみそ汁
昆布は「海の野菜」とも呼ばれ、ビタミンやヨウ素、カリウム、カルシウムなどが多く含まれていて、薬と同じような効き目がある貴重な食材のひとつです。とくにヨウ素は子どもの成長に欠かせない栄養で、不足すると成長しなかったり、神経の働きが鈍くなってしまいます。また、昆布には免疫力を高め、病気になりにくくする働きや、ガンを抑える働きもあります。昆布から出るねばりは「アルギン酸」といい血圧を下げてくれます。
昆布はむかしは「ひろめ」とも呼ばれ、「よろこぶ」「広める」に通じることから縁起の良い食べものとしておせち料理や結納の品としても用いられています。食材として使うことはもちろん、だしの材料として日本料理には欠かせないものです。
5月31日の給食
ココア揚げパン
牛乳
ビーンズシチュー
アスパラサラダ
「アスパラガス」は春から初夏にかけて旬を迎える野菜です。アスパラは古くからヨーロッパで栽培され、日本には江戸時代にオランダ人によって伝えられました。アスパラは株から出てきた新しい茎が20cmくらいになったときに収穫して食べます。みなさんは「アスパラギン酸」という栄養を知っていますか?これは疲れをとったり、元気にしてくれる栄養です。栄養ドリンクのコマーシャルで聞いたことがあるでしょう?アスパラガスにたくさん含まれているのでこの名前がつきました。
みなさんはアスパラにはグリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスがあるのを知っていますか?もとは同じものですが成長中にずっと土をかけ日に当たらないように育てるとホワイトアスパラガスになり、やわらかく甘味の強いものになります。茎をそのまま伸ばし、太陽の光を浴びたものがグリーンアスパラです。歯ごたえとビタミンが増します。太陽の力ってすごいですね。今日の給食には栄養たっぷりのグリーンアスパラガスをサラダに使いました。旬のものをしっかり食べてください。そして、外でお日様に当たりみんなも健康になりましょう。
教育活動のHP公開について
本校では、「ともに」を合言葉に、家庭・地域の皆様にご協力いただき、「夢に向かって心豊かに伸びゆく 田間宮っ子」の育成に努めているところです。
家庭・地域の皆様に、本校の教育活動や教育に関する情報等をよりタイムリーにお届けするために、ホームページでも発信してまいります。
先日お世話になりました「お子さんの写真使用」について、ご回答いただきました内容や個人情報の取り扱いに気を付けながら、情報を発信してまいります。お時間があるときにでも、ご覧いただけると幸いです。
5月20日~24日の給食
5月20日の給食
ごはん
牛乳
さわらの西京焼き
にらともやしのおひたし
新じゃがの炒め煮
今日は「新じゃが」についてお話します。普通のじゃがいもとどう違うのでしょうか?新じゃがいもは冬に植えたじゃがいもを通常の収穫期である秋よりも早く収穫したもので、皮が薄くみずみずしい食感が特徴です。3月初めに九州から始まり、7月の北海道まで各地の新じゃがが出回ります。新じゃがの皮は、手でむけるくらい薄く、皮もおいしく食べられるのが特徴です。じゃがいもは、一年中、給食の献立に使われていますが、今日は特に新じゃがを味わうための献立です。パワーアップの野菜のにらとともによく味わっていただきましょう。
5月21日の給食
コーンみそラーメン
牛乳
春巻
スナップえんどう
今日の給食で春巻の横にいる緑色の野菜の名前を知っていますか?(1)えだまめ(2)スナップえんどう(3)きゅうり 正解は(2)スナップえんどうです。スナップえんどうは3月~6月が旬です。1970年代にアメリカから輸入された品種です。「えんどう」には完熟した豆を食べる「えんどうまめ」や未熟なさやを食べる「さやえんどう、絹さや」、完熟前のやわらかい豆を食べる「みえんどう、グリンピース」があります。そしてスナップえんどうはグリンピースが進化したもので、豆が成長して大きくなっても、さやがかたくならず、さやごと食べられます。この時季にしか食べられないものなので味わって食べましょう。・・・とお話ししたのに、枝豆のようにさやを残している児童がたくさんいました。またグリンピースが苦手な児童は逆に豆の部分だけ残していたようです。この時季にしか食べられないものだったのでぜひ食べてほしかったのですが・・・。
5月22日の給食
キャロットピラフのホワイトソースかけ
牛乳
ごぼうサラダ
サラダにたっぷり入っているごぼうのお話です。ごぼうはキク科の植物で、ヒマラヤや中国など中央アジアが原産の植物です。日本へは今から1000年以上前に中国から漢方薬として伝わりました。これを品種改良して日本では野菜として食べるようになりました。今でもごぼうを野菜として食べるのは日本や韓国だけのようで、欧米人は「日本は木の根を食べている」と驚くとか・・・。ごぼうは食物繊維が多いので、お腹の掃除をしてくれて便秘解消にはもってこいの野菜です。よく噛んで食べなくてはいけないのであごや歯を丈夫にし、さらに脳の働きを活発にしてくれます。
5月23日の給食
ごはん
牛乳
マーボー春雨
えびしゅうまい
わかめスープ
春雨の発祥の地は中国で1000年以上前に作り始められたといわれています。中国では「粉の糸」という漢字を使って「フェンスー」と呼ばれていて、緑豆という豆のでんぷんを使って作っていました。そのため、日本に伝わった鎌倉時代には豆の麺と書いて「豆麺」とよばれていました。春雨とよばれるようになったのは、半透明で細長く伸ばされた様子が、しとしと降る春の雨の線に似ていることから名づけられたそうです。春雨の材料になる緑豆は栄養価が高いので薬膳料理にもよく使われます。日本では緑豆を、豆の状態で食べることはあまりありませんが、もやしや今日のような春雨などとして食べられています。
5月24日の給食
はちみつパン
牛乳
チキンのこんがり焼き
ボイルブロッコリー
ミネストローネはイタリア北西部ロンバルディアでうまれた代表的なスープです。具だくさんなのが特徴です。ベーコンやにんじん、たまねぎ、セロリなど季節の野菜を炒め、トマトを加えて煮ます。さらにスパゲティやマカロニ、米などを入れます。スープに米を入れるのは外国では米は主食ではなく野菜のひとつと考えられているからです。イタリアではミネストローネにパルメザンチーズをふりかけて食べることもあります。それぞれの家庭の味があり、材料は冷蔵庫の中にあるもので作るので、日本でいえばみそ汁のようなものです。今日の田間宮小の給食のミネストローネは、バターで、にんにく、セロリ、ベーコン、にんじん、たまねぎ、じゃがいもを炒め、コーン、レンズ豆を入れ、トマトと塩、胡椒で味を調え、最後にパセリを散らしました。お味はいかがですか?
5月7日~10日の給食
5月7日の給食
山菜うどん
牛乳
きんぴらごぼう
抹茶蒸しパン
5月から新元号の「令和」になりましたね。令和は日本で一番古い歌集「万葉集」からとられたもので「人々が美しく心寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味が込められてそうです。今日はその記念もかねて山菜うどんの中に「祝い」の文字が浮かんでいます。みつかりましたか?
今日は抹茶のお話です。「茶摘み」という歌は「夏も近づく八十八夜~」という歌詞で始まります。これは昔の暦で新年、つまり今の暦の2月4日になってから八十八日目ということです。今年の八十八夜は5月2日でした。八十八夜に摘んだお茶は上等なものとされ、この日にお茶を飲むと長生きするともいわれていました。
そこで今日は埼玉の「茶葉」を使った蒸しパンです。埼玉のお茶は「狭山茶」という名前で全国に知られています。「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」とうたわれています。抹茶は蒸したお茶の葉を乾燥させ粉にしたものです。お茶には様々な細菌やウイルスを抑える「カテキン」という栄養が含まれていて、インフルエンザや食中毒菌、虫歯菌、胃潰瘍の原因のピロリ菌に対しても効果があるといわれています。中国では飲む野菜ともいわれています。抹茶と甘納豆は和菓子界の最強の組み合わせです。味わって食べましょう。
5月8日の給食
深川飯
牛乳
あじフライ
ちゃんこ汁
河内晩柑
今日は「深川飯」についてお話します。なぜ、あさりの入ったごはんを深川飯というのでしょうか?「深川」とは、東京都の地名の一つです。昔、深川の近くには、海があり、あさりがたくさんとれました。最初は、とれたあさりを、みそ汁にいれたり、佃煮にしたりしていましたが、そのうち、ごはんといっしょに料理して食べるようになりました。それが、深川飯のはじまりです。あさりは、日本で一番多く食べられている貝です。春になると、身が大きくなってうまみがまします。この時期には潮干狩りで、たくさんとることもできますね。あさりには貧血を予防する鉄分がたっぷり入っています。鉄分は運動をたくさんする人には特に必要な栄養です。もうすぐ運動会です。当日、力が発揮できるように、今日は、季節の味、あさりの入った、ごはんをおいしくいただきましょう。
5月9日の給食
ごはん
牛乳
ジャージャン豆腐
トックスープ
今日は「トック」についてお話します。「トック」は、うるち米で作った韓国伝統のおもちです。日本の餅は厚みのある四角や丸い形が普通ですが「トック」は平たい丸や長さが5、6cmくらいの棒の形をしています。日本のおもちと違って加熱してものびにくいため、韓国ではこれを炒め物や煮物、スープに入れて食べます。日本では「トック」といいますが正確には「ク」を発音しません。日本語の「トックスープ」という料理名を正しい韓国語にすると「トックッ」「クッ」はスープという意味で、「スープ餅」。日本のお雑煮ような料理です。平たいもちを使った給食のトックスープのお味はいかがですか?
5月10日の給食
こどもパン
牛乳
キャベツメンチカツ
コールスローサラダ
オニオンスープ
「メンチカツ」は豚ひき肉や玉ねぎのみじん切りなどを混ぜ、形をだ円にしたものにパン粉をまぶして揚げたものです。これは、ハンバーグが登場した明治時代に、誰かがそのハンバーグに衣をつけて揚げてみたらおいしかった・・・というのが始まりのようです。では、メンチカツの「メンチ」って何でしょう?「メンチ」は「ミンス」という「細かく切り刻む」という意味の英語からきています。ひき肉を「ミンスミート」といいます。そこで横浜や東京の洋食屋さんが「ミンスミートカツレツ」と言って売り出していたものが、いつのまにか「メンチカツ」と言って広まりました。
今日はキャベツのたっぷり入ったメンチカツです。こどもパンを自分で裂いてメンチカツを挟んで食べてもおいしいですよ。
5月13日~17日の給食
5月13日の給食
キムたくごはん
牛乳
きびなごカリカリフライ
チンゲンサイのスープ
ハニーピーナッツ
今日ははちみつで甘く味付けしてある「ピーナッツ」についてお話します。ピーナッツはブラジルからペルーにわたる地域が原産国とされています。ピーナッツは日本語では「落花生」といいます。これは、花が落ちるとめしべの部分が地中にもぐって成長し、実をつける(生まれる)ことからこの名前がつきました。落花生が世界的に栽培されるようになったのは1500年以後であり、栽培の歴史は新しいとされています。日本には江戸時代に中国から伝わったため中国の都市の名前をとって「南京豆」ともよばれます。明治に入ってから千葉県、静岡県、神奈川県などで多く栽培されています。ピーナッツには、細胞や脳の若返りに役立つビタミンEや血液をサラサラにしてくれるオレイン酸、リノール酸など栄養がたっぷりですが、カロリーが高い食べ物なので食べすぎには注意が必要です。
5月14日の給食
コスタリカライス
牛乳
アセロラポンチ
今日はゼリーの中に果汁が入っている「アセロラ」についてお話します。アセロラといえばビタミンCが豊富な果物として知られていますが、ではアセロラのビタミンCはレモンの何倍でしょうか?(1)5倍(2)15倍83)35倍 正解は(3)35倍です。アセロラの大きさは「さくらんぼ」くらいで、でこぼこした形をしています。熟すと濃い赤色になり、香りはりんごに似たさわやかな甘酸っぱさが楽しめる果物です。しかし、皮がとても薄く、2~3日で傷み始めるため、生の実を見ることができるのは産地だけです。そのため、収穫するとすぐにジュースやジャムやゼリーなどに加工してしまうことが多いようです。日本では主に沖縄県の糸満市で栽培されています。日本では5月12日がアセロラの日になっています。これは沖縄で毎年初収穫が行われる日だからです。今日の給食にアセロラが出た理由がわかったでしょ?
5月15日の給食
黒パン
牛乳
ポテトのチーズグラタン
ミニトマト
ウインナーとレンズ豆のスープ
じゃがいもはどんな土地でも彩ばされますが、日本では特に北海道で多く生産されて、なんと日本で出回っているじゃがいもの75%以上が北海道産になります。ついで、長崎県が4%、鹿児島県が3%をしめています。じゃがいもには体を動かしたり、頭を働かせたりするはたらきや体温のもとになるはたらきのもとになる栄養が含まれていて、パンやごはんの代わりにじゃがいもを主食にしている国もあります。野菜と同じように体の調子を整えるビタミンBやビタミンCもたくさん含まれています。じゃがいもはいろいろな料理に使われます。肉じゃが、コロッケ、ポテトサラダ、カレー、シチュー・・・そして今日はポテトのグラタンです。グラタンはフランス発祥の料理で、「グラタン」という言葉もフランス語で「おこげ」や「表面にこげめをつける」という意味の「グラティネ」という単語が由来になっています。今日は茹でたじゃがいもにホワイトソースとチーズをのせてこんがり焼いています。
5月16日の給食
ごはん(こうのとり伝説米)
牛乳
かつおの甘辛揚げ
いんげんのおひたし
キャベツのみそ汁
今日は「鰹」についてお話します。鰹は春になると太平洋を南から北に向かってのぼり、秋になると、北から南へ下る、季節によって移動する魚の代表です。そのため、一年中とれる魚ですが、季節によって味が違い、旬は一年に春と秋の二回あります。四月から六月ころにとれる鰹は「初鰹」「上り鰹」と言われ、脂が少なくあっさりと食べられます。九月から十月ころにとれる鰹は「戻り鰹」といい脂がのって、こってりとしています。
初鰹はちょうどこどもの日の頃あたります。かつおは「勝つ魚」ということで武士の時代から縁起の良い魚とされていました。
今日はでんぷんをつけて油で揚げた上り鰹を砂糖と醬油のたれと和えました。みんなの身長も成績もどんどん上がるようによくかんで食べましょう。
5月17日の給食
バターロールパン
牛乳
スパゲッティボンゴレ
チキンナゲット
イタリアンサラダ
「ボンゴレ」とはあさりやはまぐりなどを使ったイタリアのナポリの料理です。日本ではあさりを使ったスパゲティのことを一般的にボンゴレスパゲティといいます。イタリアではボンゴレスパゲティもソースによって名前が変わります。トマトを使った赤いソースは「ボンゴレロッソ」、バジルを使った緑のソースは「ボンゴレベルテ」、イカ墨を使った黒いソースは「ボンゴレネロ」、そして今日の給食のように色のついていないものは「ボンゴレビアンコ」といいます。
運動会の練習も多くなり、「いつも眠い」「なんとなくだるい」「すぐ疲れる」という人は鉄分が足りないと体が赤信号を出しているかもしれません。鉄分は体の中で作られない栄養素なので食事からしっかりとらなければなりません。深川飯の時はあさりがたくさん残っていて残念でした。運動会で力を発揮させるためにもあさりはたくさん食べてほしい食品です。みなさんのスパゲティの中に、血液の宝になるアサリはいくつ入っていたでしょうか。
4月22日~26日の給食
4月22日の給食
黒パン
牛乳
とり肉とカシューナッツの炒め物
ワンタンスープ
ワンタンは餃子に作り方が似ている中国料理です。細かく刻んだ肉や野菜を小麦粉を練って薄く伸ばした皮で包み、鶏ガラのスープに入れたものです。餃子を作るときは、皮でしっかり包む必要がありますが、ワンタンは皮を折りたたむだけで作ることができます。
ワンタンは中国の標準的な広東語で「ホェントゥン」といい、中国の各地方の方言では「ウンドン」「ホエトエ」と発音します。このことから、中国のワンタンが日本に伝わり、「うどん」や「ほうとう」になったとも言われています。ワンタンは漢字で「雲を呑む」と書きます。漂っている様子が雲に似ているからでしょう。学校のワンタンは中身がなく皮だけで、スープに浮いているワンタンはチュルンと口に入るのでヤケドしないように注意してください。
4月23日の給食
カレーライス
牛乳
フルーツポンチ
今日は、給食人気メニューのカレーです。給食のカレーは小麦粉とバターとカレー粉をじっくり30分以上かけて炒めてカレールウを作ります。カレーとは、インド料理でタミール語の「ソース、汁」を意味する「カリ」という言葉が語源です。また、ヒンズー語で「香り高いもの、おいしいもの」という意味の『ターカリー』がイギリスで『カレー』になったとも言われています。
みなさんの家ではどんなカレーが登場しますか?給食では豚肉、えびやいか、なすやかぼちゃ、豆を使ったものなどいろいろなカレーが登場するので楽しみにしていてください。
今日のカレーには秘密があります。それは・・・今日のグリンピースは今朝1年生がさやむきをしてくれたものです。グリンピースはアオエンドウ、ミエンドウ、のまだ熟していない豆で、鞘の中から緑色の種子を出したものです。普通は缶詰や冷凍になって売られていますが、生のものが出回るのはこの時季だけです。青々とした色とさわやかな香り、独特のほのかな甘みが特徴です。グリンピースを仲間はずれにしないでくださいね。
4月24日の給食
たけのこごはん
牛乳
ししゃもフリッター
つぼん汁
河内晩柑
今日はたけのこごはんです。たけのこはイネの仲間で春が旬の植物です。モウソウチク、ハチク、マダケなどの種類があり、竹林で栽培されます。日本では昔からたけのこを食べていますが、現在でもたけのこを食材としているのは日本料理と中国料理だけのようです。たけのこはあくが強いので、茹でてから使いますが、掘りたてを刺身で食べるのが最高のごちそうだそうです。たけのこは一日に数十センチものびるので、子どもの成長を願って子どもの日にもよく食べられます。たけのこにはおなかの調子を整える食物繊維がたくさん含まれています。よくかんで旬を味わってください。
4月25日の給食
しょうゆラーメン
牛乳
ポテトのチーズ焼き
ミニトマト
今日は1年生は初めての麺料理のラーメンですね。袋から少しずつ麺を出して食べることはできたでしょうか?給食のラーメンはつけ麺スタイルになっています。
拉麺はもともとは中国から伝わった中華麺とスープ、具などを組み合わせた麺料理です。中国語で「拉」は引っ張る、引き延ばすという意味で「拉麺」は「引き延ばした麺」という意味です。日本へは江戸時代末期に伝わったと言われています。中国から伝わったので中華そば、支那そば、南京そばとも呼ばれることがあります。
日本で独特の進化をしているためラーメンを食べにくる外国の方や、最近では本場中国でも日本式ラーメンとしても広まっています。
給食のラーメンは醤油味、味噌味、塩味、ピリ辛などがあり、具もコーンや肉、えび、いか、野菜たっぷりのものがあります。楽しみにしていてください。
4月26日の給食
ごはん(こうのとり伝説米)
牛乳
あじの塩焼き
五目煮豆
じゃがいもの味噌汁
今日は田間宮小のみなさんが大好きな白いごはんです。リクエストでもいつも主食部門の上位に入っています。給食に登場する米はすべて鴻巣産の彩のかがやきという品種を使っていますが、毎月1回こうのとり伝説米が登場します。この米の名前は、鴻巣市の名前の由来となった、「こうのとり伝説」にちなんでいます。いつも、給食で食べている、「彩のかがやき」という種類のお米を、農薬の量を半分にして、特別に育てたお米です。農薬の量を半分にすることで、田んぼの環境がよくなり、こうのとりが田んぼに帰ってくるようにと、願いがこめられているそうです。こうのとり伝説米は、他のお米より粒の大きいものだけを選んでいる、特別なお米です。よくかんで、おいしく味わって、いただきましょう。
4月15日~19日の給食
4月15日の給食
ツイストパン
牛乳
めばるフライ
フレンチサラダ
トマトスープ
今日は、メバルについてお話しをします。目がパッチリしているから「めがはる」から「メバル」という名前になったそうです。海の中で、目をパッチリとさせて岩にはりついている魚です。メバルは、30cmほどの魚で北海道の南部から九州までの海にいて、防波堤などでもよく釣れる冬から春が旬の魚です。そのためメバルは「春告げ魚」という別の名前があります。メバルは、体の色で、「黒メバル」「赤メバル「白メバル」の3種類にわけられます。今日は何メバルでしょうか?
4月16日の給食
三色そぼろ丼
牛乳
あさりのみそ汁
清見オレンジ
今日のくだものは「清見オレンジ」です。みかんと、オレンジをかけあわせて誕生した日本原産のくだものです。静岡県清水区にある農林水産省の果樹試験場で作り出されました。清見とは試験場の近くにある清見潟、清見寺に由来し1979年に命名されました。みかんの甘みと、オレンジのかおりを受け継いでいます。デコポン、ぽんかんと並び「平成の三大柑橘」とも呼ばれています。2月から5月が一年で1番おいしく、みずみずしく、生で食べることが多い、くだものです。ビタミンCが多く、ビタミンA、ビタミンEも含み、食物繊維も豊富です。最近、注目のベータクリプトキサンチンも含まれ、がんを予防する効果も期待されています。風邪を防いだり、疲れをとったりする働きがあります。
4月17日の給食
こどもパンスライス
牛乳
ハンバーグのケチャップソースかけ
ボイルキャベツ
コーンクリームスープ
今日から1年生も給食が始まりました。これで田間宮小のみなさんと先生を合わせて約640人が同じ給食を食べるようになりました。楽しい給食時間を過ごしてください。今日はコーンスープの中にお星様が20個入っています。確率は32分の1です。入っていた人は教えてください。きっとラッキーな一年になるでしょう。入っていた人はぜひ教えてください。
配膳は終わりましたか?食器の置き方はもりつけ表で確認しましょう。スープのお椀は右側に置いてありますか?
今日は「ハンバーグ」についてお話しします。ハンバーグはみじん切りにし炒めたたまねぎを挽肉とよく混ぜて、形を整えて焼いたものです。ハンバーグはドイツの都市「ハンブルク」で労働者向けの食事として流行した「タルタルステーキ」がもとになり、その後アメリカに伝わり「ハンブルクのステーキ」から「ハンバーグステーキ」となったそうです。刻んだ肉を使うため、やわらかく、パンにはさんで食べてもおいしく、ファストフードやファミリーレストランでもメイン料理として親しまれています。今日はパンに切込みが入っているので、ハンバーグとキャベツも忘れずにはさんでハンバーガーにしておいしくいただきましょう。
4月18日の給食
ごはん
牛乳
とびうおの竜田揚げ
肉じゃが
若竹汁
今日は竜田揚げになっている「飛び魚」についてお話します。「飛び魚」は、春から夏に特においしく食べられる魚です。海の中から水上に、元気よく飛び出して、ヒレをつばさのように広げて飛ぶ魚です。九州や日本海側では「アゴ」とも呼ばれ、練り物や出汁の材料として使われます。新年度が始まり一つ上の新しい学年になって、新しいクラスのみんなと過ごす一年が始まりました。今日の給食は、「飛び魚」のように、元気よく、新しい学年がスタートできるように、願いをこめました。
4月19日の給食
チャーハン
牛乳
ポークパオズ
中華スープ
チャーハンは白いごはんをさまざまな具と一緒に油で炒めた中華料理です。日本でも、工夫次第でさまざまな食材を利用できることや、冷蔵庫の残り物を処分でき、また短時間に手軽に簡単にできるという理由から、家庭料理としてもチャーハンの人気は高く、家庭によって具や味付けが違い、おふくろの味ともなっています。好きな人も多いことから、冷凍食品やインスタント食品も多く出回っています。
チャーハンは米文化のどこの国でも似た料理があります。日本では焼き飯、炒めごはんとも呼ばれ、韓国のポックムパプ、タイのカオパット、インドネシアのナシゴレンもチャーハンと似た料理です。国によっても具や味付けに特徴があります。今日のチャーハンにはにんじん、ねぎ、干し椎茸のほかにチャーシュー、えび、たけのこ、さらに枝豆も入っています。
4月10日~12日の給食
4月10日の給食
チキンライス
牛乳
オムレツ
コンソメスープ
さくらゼリー
今日から給食が始まりました。楽しみにしていてくれたでしょうか?今年度も毎日給食に関するお話をします。しっかり読んで食べ物博士になりましょう。
お願いです。給食にはたくさんの決まりがあります。身支度、準備や片付け、時間、食べ方など・・・先生やクラスのお友達と確認して楽しい給食時間にしましょう。さて、今日は何時に「いただきます」ができましたか?時計を確認して、明日はもっと早く準備ができるようにみんなで協力しましょう。
今日は最初の給食ということで人気の高いチキンライスです。校庭の桜も頑張って咲いています。デザートは・・・かわいいピンク色のお花型のさくらゼリーです。
4月11日の給食
わかめうどん
牛乳
いんげんのごま炒め
カップケーキ
わかめは日本中の海岸に分布しているので日本人になじみ深い食品です。特に三陸、鳴門、出雲のわかめが有名です。皆さんはわかめの姿を見たことがありますか?わかめは全体の大きさが4mと大人2~3人を縦に並べたくらいの大きな海草で、めかぶ、茎、若芽と3種類の食べる部分があります。めかぶは「ねばねば」、茎は「コリコリ」、若芽は「やわらかい」のが特徴で、いろいろな料理に使われます。
わかめには精神を安定させ、心身を元気にする「ヨウ素」という栄養を含んでいて、体内の代謝を活発にするといわれています。その他に骨を丈夫にするカルシウムや血液をきれいにしてくれる栄養も含まれています。わかめをたくさん食べている地域には長生きの人が多いそうです。みなさんもたくさん食べて長寿日本一を目指してください。
ごはん
牛乳
カレイのレモン風味
きんぴらごぼう
キャベツのみそ汁
おふくろの味として親しまれている「きんぴらごぼう」の「きんぴら」とは何でしょうか?(1)土地の名前(2)花の名前(3)人の名前 正解は(3)人の名前です。金太郎でおなじみの坂田金時の息子である坂田金平に由来します。この金平は江戸時代のお芝居に登場する架空の人物なのですが、とにかく怪力の持ち主でつぎつぎと悪者や化け物を退治した人気者です。そのため「金平」は強いもの、丈夫なものの代名詞のように言われるようになり、ごぼうを使ったこの料理も食べると力がつくということから「きんぴらごぼう」と呼ぶようになったそうです。みなさんもきんぴらごぼうをたくさん食べてパワーアップしてください。
3月11日~15日の給食
3月11日の給食
はちみつパン
牛乳
ハンバーグのケチャップソースかけ
バターコーン
ファイバースープ
今日は「米粒麦」についてお話します。みなさんファイバースープを見てください。にんじんや玉ねぎ、キャベツなどの野菜や鶏肉の他に白い米粒のようなものが見えると思います。これは「べいりゅうばく」といって大麦を食べやすく、お米のような形に加工したものです。パンやめんの原料の小麦とは性質がまったく異なり、大きさも小麦とあまり変わりません。また食物繊維がとても多く、スープに入れると、プチプチっとした食感があります。食物繊維が多いので今日のスープも食物繊維をあらわすファイバーという名前がついています。食物繊維はおなかの中を掃除してくれます。
3月12日の給食
ごはん
牛乳
厚焼きたまご
小松菜とひじきの炒めもの
だいこんの味噌汁
小女子の佃煮
佃煮になっている「小女子」のお話です。小女子は正式な名前は「イカナゴ」で、「糸のように細長い魚」という意味です。海にすむ魚で、細長い形で、背は茶色、腹は銀色をしています。成長すると15~20cmくらいになります。イカナゴの稚魚を東日本では「こうなご」、西日本では「しんこ」といいます。いかなごは5cmくらいまでの稚魚の時の方が味がよく、ゆでて酢味噌や酢醤油で食べるほか、天ぷら、煮干し、佃煮として食べられます。大きくなると養殖用のうなぎやはまちのエサになります。兵庫県では旬の春先になるとこの魚を各家庭で甘辛く煮て「いかなごの釘煮」といい郷土料理にもなっています。頭からしっぽまで、骨も甘辛く煮てあるのでカルシウムたっぷりです。みんなの歯や骨になってくれます。よーく噛んで食べましょう。
3月13日の給食
キムたくごはん
牛乳
カレイの竜田揚げ
豚汁
プリン
今日は先生たちのリクエスト給食です。先生たちは給食経験も多く、たくさんの料理名が上がってきました。そこで2回にわたる調査の結果、主食部門1位のキムたくごはん、主菜部門3位のカレイの竜田揚げ、汁物部門2位の豚汁、デザート部門4位のプリンの組み合わせになりました。先生たちに人気のメニューはカレーピラフのホワイトソースかけ、味噌ラーメン、ラザニア、ゼリーフライ、おひたし、海藻サラダ、クラムチャウダー、ミネストローネが人気がありました。
3月14日の給食
野菜ラーメン
牛乳
彩の国肉まん
千草炒め
肉まんは中国では「ロウパオヅ」といい、小麦粉をこねて発酵させた蒸し中華まんじゅうの中に、肉を入れた点心のひとつです。今日の肉まんの正式名は「彩の国肉まん」といいます。この肉まんは名前のとおり埼玉県で採れた食材をたくさん使って作られています。皮は埼玉県産の小麦、具の豚肉も埼玉産の豚を使っています。
千草炒めの「千草」とは「いろいろな草」という意味です。そのため多くの種類の野菜を使った料理や、草のようにせん切りにした料理に「千草」という言葉をつけることがあります。では、今日の千草炒めには何種類の具が入っているでしょうか?(1)3種類(2)4種類(3)5種類 正解は(2)4種類です。にんじん、キャベツ、ハム、春雨が入っています。
3月15日の給食
ココア揚げパン
牛乳
茎わかめのサラダ
白花豆のクリームスープ
今日は「白花豆」についてお話しします。白花豆の正式な名前は「紅花隠元」といいます。この豆は、大きくてきれいな花が咲くので、花を観賞するための「花豆」として栽培されていました。種子の色から「白花豆」と「紫花豆」の2種類があります。豆類の中で最も豆粒が大きく、特に白花豆は大粒で純白なことから「豆の女王」とも呼ばれ、高級な甘納豆や、あんこにして食べたりします。と言いながらもみなさんは今日の給食の中から白花豆をみつけることができましたか?料理の名前からスープに入っていることはわかったでしょう。今日のクリームスープのとろみは白花豆をすりつぶしたものでつけてあります。
3月18日~20日の給食
3月18日の給食
カレーライス
牛乳
とんかつ
フルーツポンチ
今日の給食はいつものカレーの日の組み合わせにとんかつがついています。カツカレーにして食べてください。
カツカレーの発祥は昭和22年に銀座の洋食屋さんで某野球選手が「カレーライスにカツをのせてくれ」と頼んだ説や、さらにその30年前に浅草の洋食屋さんでごはんの上にキャベツとカツをのせてカレーをかけたものを提供していたという説、その他にも戦前にある市長さんがスポーツ仲間にカレーにとんかつをのせたものを「スポーツライス」としてふるまっていたという説があります。どちらにしてもカツカレーというのは日本独自のもののようです。カレーライスもとんかつも一般的になったのは幕末から明治時代で、この時代にアメリカやヨーロッパなどの外国から入ってきた料理を日本人に合うようにアレンジしたものを「洋食」といわれています。今ではあたりまえのようになったコロッケやオムライスなども洋食の一つとして広まっています。
3月19日の給食
コッペパン
牛乳
キャベツのペペロンチーノ
たこナゲット
ウインナーとレンズ豆のスープ
今日は「ペペロンチーノ」のお話です。日本ではペペロンチーノといえばスパゲッティ料理がでてきますが、イタリアでは通じません。それは、ペペロンチーノとはイタリア語で「唐辛子」という意味だからです。イタリアでスパゲッティのペペロンチーノの正式な名前は「スパゲッティ・アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」です。アーリオはにんにく、オーリオはオリーブオイルのことです。この料理は本来このわずかな材料しか使われないシンプルなものです。シンプルな料理だからこそ、素材の質や料理人の腕が味に出ます。料理人のまかない料理などの腕試しなどで作られるものです。また、イタリアでは家庭で簡単に食べられるもの、(日本ではお茶漬けのようなもの)なので、本場イタリアではレストランなどで食べることはないそうです。
今日の給食のペペロンチーノは春キャベツをたっぷり使っています。お味はいかかですか?
3月20日の給食
赤飯
牛乳
セレクトメインディッシュ
(えびフライ・チキン味噌カツ・マヨたまカツ)
ほうれん草の磯香あえ
すまし汁
チョコケーキ
今日はセレクトメインディッシュですね。みなさんは何を基準に選んだのでしょうか?えびフライ303人、チキンみそカツ212人、マヨたまハムカツ144人でした。
今日は「赤飯」についてお話します。ご飯は「炊く」といいますが、赤飯の場合は「蒸す」といいます。小豆やささげと一緒に蒸すので、お米が赤くなるのです。赤い色はおめでたい色といわれ、赤飯はお祝いの際に食べられてきました。しかし、地方によって色々な食べ方があるようです。東北地方では砂糖をかけて甘い赤飯にするところもあるそうです。北海道では小豆ではなく、甘納豆を混ぜるそうです。今日で今年度の給食も最後です。みなさんの卒業、進級のお祝いの給食です。味わってみんなで楽しく食べましょう。
3月1日~8日の給食
3月1日の給食
ちらし寿司
牛乳
わかさぎフライ
なばなのお浸し
お祝いケーキ
明後日、3月3日はひな祭りです。「桃の節句」ともよばれます。ひなまつりは、約1000年以上前の平安時代が起源と言われています。女の子の成長を祈って雛人形を飾り、ひし餅や桃の花を添えてお祝いをする日本の伝統的な行事です。私たちの住む鴻巣市は雛人形の町です。鴻巣市における人形制作は約380年の歴史があり、貴重な伝統工芸として現在に伝えられています。鴻巣市で毎年開催されるびっくりひな祭りでは、日本一高いひな壇が飾られています。
ひなまつりにはひし餅やひなあられが登場します。それぞれに使われている赤、白、緑の色にはいくつかの意味があります。赤は魔除け、白は清浄、緑は健康や長寿をあらわしているという説。他には、赤は桃の花、白は雪、緑は大地をあらわしている説もあります。春近い季節、残雪の下には緑の新芽が息吹き、見上げると桃の花が咲いている・・・そんなももの節句の季節の様子を表現しているようです。今日の給食は、ひなまつりのお祝いメニューとなっています。みなさんの家ではどんなひなまつりを過ごしますか?
今日のお浸しには菜花を使っています。別名菜の花とも言われ、皆さんもよく知っている今の時期に咲く黄色い花です。今日はその菜の花のつぼみのところを茹でて使いました。菜の花にはカルシウム、鉄分、ビタミンが多く栄養たっぷりです。ほろ苦く、独特の香りがありますが、春の訪れを感じさせる季節の野菜としてよく食べられます。
3月4日の給食
ぶどうパン
牛乳
鮭チーズフライ
海そうサラダ
パスタスープ
アセロラゼリー
今日のパンはぶどうパンです。干したぶどうは別名レーズンと言われます。レーズンは原料のぶどうによって緑、黒、青、紫などに分けられます。問題です。生のぶどう1kgからできるレーズンの量はどのくらいでしょう?(1)200g(2)500g(3)800g 正解は(1)200gです。重さは5分の1になるのに、栄養は大幅にアップ!カリウムは5倍、カルシウムは10倍、鉄分はなんと23倍になります。レーズンの糖分は体に吸収されやすく、アメリカではクイックエネルギー(即効性のある栄養食品)としてスポーツの合間の栄養補給に利用されています。また、登山やマラソンなどの携帯食や緊急時の非常食にもなっています。こんなに栄養いっぱいなのに・・・まさかパンからレーズンをほじって残す人なんていないですよね?
今日は6年生は卒業バイキング給食をしています。パンやおかず、デザートの種類もほかの学年より多くあります。食べたものは量や数を記録し、栄養計算をして栄養充足度を確認します。
3月5日の給食
ごはん(こうのとり伝説米)
牛乳
にしんの照り焼き
大豆の磯煮
いものこ汁
いものこ汁は東北地方の郷土料理で秋から冬にかけてよく食べられます。いものことは里芋のことです。さといもを中心に地鶏やきのこ、山菜、野菜などを入れた具だくさんの体が温まる汁物です。
「にしん」は30cmほどの細長い魚です。春になると産卵のため北海道沿岸に近づきます。そのため別名「春告魚」ともよばれています。春から初夏にかけてのにしんは脂がのっていて味もよくなっています。
日本では、江戸時代や明治時代から肥料として使われていました。にしんは冷たい水の地域を好む魚です。1920年頃までは富山県や秋田県でもとることができましたがその後青森まで北上し、今では北海道でわずかにとれるだけでほとんどがロシアやカナダからの輸入品になってしまいました。これも地球温暖化の影響でしょうか?乱獲のためでしょうか?問題です。にしんの卵は別名何と呼ばれるでしょうか?(1)かずのこ(2)いくら(3)たらこ(4)キャビア(5)からすみ 正解は(1)かずのこです。にしんは塩焼き、フライ、マリネ、昆布巻きなどとしても食べられます。今日は照り焼きにしました。
3月6日の給食
カレーピラフのホワイトソースかけ
牛乳
ブロッコリーサラダ
小魚アーモンド
今日はサラダに入っている「ブロッコリー」のお話です。旬は11月から3月です。埼玉県は深谷市、本庄市を中心に10月から5月頃まで収穫されます。埼玉県は収穫量が全国2位です。ブロッコリーはキャベツと同じアブラナ科の植物です。風邪予防に欠かせないビタミンCがレモンの2倍含まれていて、100g食べると(今日の給食のサラダを2回おかわりすると)、一日に必要なビタミンCをまかなえます。皮膚や粘膜の抵抗力を高めるカロテンと、日焼けやしみに効果のあるビタミンCを含んでいるので、お肌をつるつるにする美肌効果もあります。
3月7日の給食
たまごとじうどん
牛乳
味噌ポテト
清見オレンジ
みそポテトは埼玉県秩父地方の郷土料理です。本場の秩父で食べたことがある人はいますか?みそポテトは秩父地方の農家で、農作業の合間の軽食「小昼飯」として戦前から食べられていたものです。茹でたり、蒸したりした一口大のじゃがいもに衣をつけてホクホクに揚げて、甘辛いみそだれをかけて食べます。みそポテトは今でも秩父のおやつやおつまみとして定番です。
今日のくだものは「清見オレンジ」です。みかんと、オレンジをかけあわせて誕生した日本原産のくだものです。静岡県清水区にある農林水産省の果樹試験場で作り出されました。清見とは試験場の近くにある清見潟、清見寺に由来し1979年に命名されました。みかんの甘みと、オレンジのかおりを受け継いでいます。デコポン、ぽんかんと並び「平成の三大柑橘」とも呼ばれているそうです。2月から5月が一年で一番おいしく、みずみずしく、生で食べることが多いくだものです。ビタミンCが多く、ビタミンA、ビタミンEも含み、食物繊維も豊富です。風邪を防いだり、疲れをとったりする働きがあります。
3月8日の給食
ごはん
牛乳
マーボー豆腐
中華スープ
わたしたちのまわりには、中国から伝わってきた野菜がいっぱいあります。まるで日本の代表野菜のような「だいこん」や「はくさい」も遠い昔中国からやってきました。今日はスープに使われているチンゲンサイのお話です。
チンゲンサイはアブラナ科の中国野菜で、キャベツやブロッコリーなどと同じ仲間です。葉は緑色、茎はうすい緑色をしています。やわらかくてシャキシャキした歯ごたえが特徴です。カロテンやビタミンCが多く風邪予防に効果があります。スープ、おひたし、炒め物、煮物にとどんな料理にもあいます。体調の悪い人、風邪に負けそうな人、疲れている人はぜひたくさん食べてほしい野菜です。
2月18日~22日の給食
2月18日の給食
食パン
牛乳
チリコンカン
グリーンサラダ
フルーツクリーム
今日はクラスでフルーツとクリームを混ぜてフルーツクリームにしてください。食パンはフルーツクリームサンドにするか、チリコンカンを挟んで食べてもいいですよ。
今日はチリコンカンのお話です。チリコンカンはアメリカの料理で、テキサス州の料理に指定されています。名前はスペイン語で「肉入り唐辛子」という意味です。ひき肉と玉ねぎを炒め、トマトやチリパウダー、いんげん豆を加えて煮込んで作ります。クラッカーやチーズを加える作り方もあります。昔、肉が手に入りにくかった時代にトマトや豆で量を増やしたのが始まりだそうです。給食では豚肉を使いますが、牛肉や鶏肉、七面鳥の肉を使うこともあるそうです。また、ピリッと辛い唐辛子ではなく、シナモンの香りをつけることもあります。
さあ、みなさんの今日の給食は食パンにフルーツクリームを挟みますか?それともチリコンカンを挟みますか?
2月19日の給食
ごはん
牛乳
ぎょうざ
青菜炒め
スンドゥブ
スンドゥブは今ではすっかり日本でもおなじみになった韓国料理です。お隣の国の韓国は日本と同じように米が主食です。それに肉料理や魚料理、野菜料理がたくさんあり、栄養バランスの取れた食事が特徴です。また、辛い料理も有名です。辛さの素は唐辛子を生のままや粉状にして使ったりします。その他にもねぎやにんにく、しょうがといった香りの強い野菜を多く使うのも特徴です。特ににんにくの消費量は多く、韓国料理がスタミナ料理といわれる理由のひとつになっています。
スンドゥブの正式名は「スンドゥブチゲ」です。スンドゥブとは豆腐のことでチゲは鍋という意味です。つまりスンドゥブチゲとは豆腐を使った鍋料理ということです。鍋にあさりやしじみを敷き、豆腐、肉、野菜、コチュジャンや唐辛子、ごま油、にんにくなどのスープで煮て、最後に生卵を落とします。残ったスープにごはんを入れて食べてもおいしいです。とても体が温まる料理です。
2月20日の給食
ひじきごはん
牛乳
さわらの幽庵焼き
ほうれんそうのお浸し
かぶの味噌汁
6年生作成献立第3弾、6の1Kさんの献立です。考えた理由は「2月が旬のかぶ、さわら、ほうれんそうを取り入れました。主食となるごはんには、具がたくさん入っているので、食感も楽しめます。かぶの味噌汁には、料理名の通り、かぶを主役として入れました。かぶには根にも歯にも、体の調子を整えることに必要な栄養のビタミンがたくさん含まrているからです。かぶは上から下まで全体に栄養があるのでたくさんビタミンをとることができます。寒い2月でもかぶからビタミンをとり、体調を崩さないようにできます。栄養がとれて、旬の食べ物があって、食べていて楽しい給食になるようにしました。」とのことです。
2月21日の給食
タンメン
牛乳
キャラメルポテト
セレクトゼリー
今日のラーメンは「タンメン」です。ラーメンはもともと中国から伝わった料理ですが、今ではラーメンと言えば日本の麺料理と思われるほど日本独特の進化をし、世界に広まっています。タンメンも中国では単なる「スープ麺」というものですが、日本では茹でた中華麺に炒めた肉や野菜をのせた塩味の麺料理として広まっています。今日の給食のタンメンには何種類の具が入っているでしょうか?(1)5種類(2)6種類(3)7種類 正解は(3)7種類です。豚肉、にんじん、にら、キャベツ、もやし、干し椎茸、ねぎが入っています。香りづけ、風味づけににんにくとごまを入れてあります。みつけながら食べてみましょう。
今日はリクエスト給食です。ストロベリーゼリー307人、アップルゼリー207人、ブルーベリーゼリー144人でした。今回は全部フルーツのゼリー、しかも重さも一緒です。今日はみなさんの好みがよくわかりました。
2月22日の給食
ごはん
手巻き寿司(のり・スティック卵焼き・焼肉・たくあん)
五目汁
ぽんかん
2月6日は「のりの日」でした。のりは、ぬるぬるするという意味の「ぬら」から「のり」というようになったと言われています。ビタミンAやカルシウム、鉄分、ビタミンC、Eといった毎日とりたい栄養をとることができます。のりには表と裏があることを知っていますか?ツルツルした面が表で、ザラザラしている面が裏です。手巻き寿司を作るときは、ザラザラした面にごはんをのせて巻くと、きれいにできますよ。今日は酢飯ではなくふつうのごはんですが、節分の恵方巻ができなかった人は、今日の手巻き寿司でやってみましょう。今年の恵方は「東北東」です。そちらをむいて笑顔で無言で食べましょう。のりは6枚あるのでごはんとおかずの配分を考えながら食べてください。
今日は「ぽんかん」についてお話します。ぽんかんはみかんより少し大きく、頭が「ぽこっ」と飛び出しています。インドが原産の果物で、「ぽん」はインドの都市の名前からきているといわれています。中国南部や台湾で多く栽培され、日本では鹿児島や高知が有名です。
みかんよりも香りや甘みが強く酸味が少ないのが特徴です。みかんやレモンと同じように柑橘系のくだものなのに、加熱するととても苦くなってしまうのでほかのもののようにジャムやジュースに加工できません。生で食べるのがおいしいくだものです。ぽんかんは12月に収穫され、その後しばらく貯蔵することによって皮の水分をとばし、味をマイルドにするそうです。 産地では食べごろになったものから順に出荷していくので、旬は12月から3月にかけてになります。ビタミンCが多いのでばい菌とたたかってくれます。インフルエンザに負けないためにもしっかり食べましょう。
2月25日~28日の給食
2月25日の給食
ナン
牛乳
カレーミート
フルーツナタデココ
みなさんが大好きなカレーがどこの国の料理か知っていますか?カレーはもともと「カリ」と呼ばれるインドの料理がイギリスへ伝わったものです。日本へは今から100年以上前に伝わりました。そこで今日はいつもより本格的にインド料理らしく食べようとナンを登場させました。ナンは「インドのパン」と言われ、インド、パキスタン、イランなど中央アジアで広く食べられています。もともとは焼き菓子全体をさすペルシャ語が名前の由来といわれています。小麦粉をヨーグルトと牛乳でのばし、タンドールという土窯の内側にはりつけてふんわり焼き上げるため、表面はでこぼこしてところどころにふくらんだ焦げがあるのが特徴です。さらに伝統的な「ギー」というヤギの脂を薄く塗るそうです。今日はナンをちぎってカレーミートをつけながら食べてください。
2月26日の給食
ごはん
牛乳
ハタハタのから揚げ
おでん
はくさいのごま和え
今日は「おでん」についてお話します。「おでん」とはもともと「田楽」と呼ばれるくしを通した焼き豆腐に味噌を塗ったものが最初で、江戸時代中期にこんにゃくの田楽も食べられるようになりました。その後、こんにゃくを焼かずに煮込むようにようになり、やがて野菜なども一緒に煮込む今のおでんになりました。関東から広まったので、関西では、「関東煮」または「関東炊き」というそうです。関東のおでんは昆布や鰹節のだしを使った濃い目の醤油味、関西では鶏ガラスープを使った薄味です。材料も関西ではたこや鶏肉、クジラなども入れます。おでんは煮ながら食べるのがいちばんで、溶き辛子を添えます。 寒い季節、熱々のおでんをふうふういいながら食べると、体も心もをポカポカに温まりますね。
2月27日の給食
黒パン
牛乳
焼きうどん
いかナゲット
海そうサラダ
問題です。いかの足は何本でしょうか?(1)8本(2)9本(3)10本 正解は(3)10本です。いかは一度獲物を捕られたら離しません。また、いかは海の中で泳いでいるときは透明な体ですが、水から揚げられて、時間が経ち、茹でると白くなります。低脂肪、高たんぱく質で肥満や高脂血症などの心配がある人にはおすすめのヘルシー食品です。くせのない食材なので刺身、照り焼き、天ぷら、煮つけ、塩辛などどんな料理にもなります。きっとみなさんもいかは大好きでしょう。今日はいかを刻んで、ナゲットになって登場です。かわいいいかの形になっています。歯ごたえのあるいかをよく噛むことであごも鍛えられ、頭の働きがよくなりますよ。いかの形をあごと歯のためによく噛んで食べましょう。
2月28日の給食
ごはん
牛乳
おろしハンバーグ
切り干しだいこんの煮物
だいこんとこまつなの味噌汁
今日は6年生作成献立第4弾、6の2Oさんの献立です。考えた理由は「和風献立で彩りを考えて作りました。みんなが大好きなハンバーグを和風の味付けにし、ごはんと一緒に食べられるようにしました。小松菜とだいこんはみそ汁の具としてたくさんの人が入れるので、いつもの味としてこの2つを具に選びました。ごはんは和風な味付けのものととても相性が良く、日本人にしかわからないおいしさなので選びました。だいこんおろし、切り干しだいこん、そのまま使うという3パターンで選んだのにもわけがあり、大根おろしはさっぱりしていて、切り干しだいこんは栄養価が高く、体にも良い、そのままでも、血液をさらさらにしたり、のどに効いたり、殺菌作用があって、この時期にぴったりだという良さがあります。」とのことです。Oさんの思いのつまった給食を味わって食べましょう。
2月12日~15日の給食
2月12日の給食
ごはん
牛乳
炒りどり
せんべい汁
お魚ふりかけ
今日は6年生作成献立第2弾、6の3Mさんの献立です。考えた理由は「ビタミンや無機質を多く含む野菜を取り入れた献立にしました。また、野菜だけにならないようにカルシウムを多く含む小魚ふりかけも入れ、おいしく楽しめる食事にできるようにしました。せんべい汁は青森県八戸市周辺の郷土料理で、炒りどりは九州北部筑前地方の郷土料理で、がめ煮とも言われています。」とのことです。
2月13日の給食
きなこ揚げパン
牛乳
茎わかめサラダ
パスタスープ
チーズ
今日はみなさんが大好きな揚げパン!なぜ今日の揚げパンはきなこなのでしょうか?問題です。きなこは何からできているでしょうか?(1)きなこはきなこ(2)黄色い小麦(3)大豆 正解は簡単ですよね(3)大豆です。きなこは、大豆を煎った後に挽いて粉にした食品です。風味豊かで、良質のたんぱくしつや脂質、ビタミンB1、B2に富む栄養満点の食品です。黄色系の大豆を原料とした黄色のきなこと、緑色系の大豆を用いた淡緑色の青きなこがあります。青きなこは、うぐいす粉ともよばれます。きなこは、餅にからめたり、和菓子の材料として用いられます。2月は節分がありましたよね。豆まきに大豆を使いましたよね。なので今日も大豆を使ったきなこ揚げパンにしました。栄養いっぱいのきなこをきれいに食べてください。
2月14日の給食
コスタリカライス
牛乳
ハートコロッケ
ブロッコリーサラダ
チョコプリン
今日は「コスタリカライス」についてお話します。「コスタリカ」とは地球の反対側の南米の小さな国の名前です。コスタリカには「コスタリカライス」という料理はありません。これはコスタリカの家庭料理を給食風にアレンジしたものです。コスタリカでは豆やバナナをよく食材に使います。暖かい国なのでカレー粉や唐辛子などの香辛料もよく使います。そこで大豆や鶏肉3色のピーマンをケチャップとカレー粉で煮込みました。大豆は筋肉など体をつくるもとになり、辛味は食欲を増進させ、余分な脂肪を燃やす働きがあります。残さず食べて無駄な脂肪の無い筋肉たっぷりの燃える体にしましょう。
今日はバレンタインデーなのでハートがいっぱいです。コロッケもハート型、そしてコスタリカライスの中にもハート型の赤パプリカと黄パプリカが入っています。650人中40人に届いているはずです。さらに今日は田間宮小の給食には特別にチョコプリンがついています。給食には調理員さんたちの愛情がたくさん入っています。みなさんから調理員さんへの愛情の返し方はなんでしょうか?
(ハートのコロッケは「割って食べると失恋しちゃう」と丸ごと食べようとする女子もいれば、「食べきれない、残したい」と最初から容赦なく真っ二つにする低学年もいました)
2月15日の給食
チャーハン
牛乳
かに玉
ワンタンスープ
ハニーピーナッツ
今日はチャーハンのお話です。チャーハンは白いごはんをさまざまな具と一緒に油で炒めた中華料理です。日本でも、工夫次第でさまざまな食材を利用できることや、冷蔵庫の残り物を処分でき、また短時間に手軽に簡単にできるという理由から、家庭料理としてもチャーハンの人気は高く、家庭によって具や味付けが違い、おふくろの味ともなっています。好きな人も多いことから、冷凍食品やインスタント食品も多く出回っています。
チャーハンは米文化のどこの国でも似た料理があります。日本では焼き飯、炒めごはんとも呼ばれ、韓国のポックムパプ、タイのカオパット、インドネシアのナシゴレンもチャーハンと似た料理です。国によっても具や味付けに特徴があります。チャーハンと似た料理にピラフがありますが、その違いは・・・また今度にしましょう。今日のチャーハンには定番のにんじん、ねぎ、干し椎茸のほかにチャーシュー、えび、たけのこ、さらに枝豆も入っています。
2月1日~8日の給食
2月1日の給食
鶏五目ごはん
牛乳
いわしの甘露煮
みそけんちん汁
福豆
今日は「節分」についてお話しします。「節分」とは季節と季節と分かれ目のことです。2月4日が立春といって、昔の暦の上ではこの日からが春の始まりです。そして2月3日が節分です。節分に豆をまくようになったのは中国から伝わった「ついな」という大晦日に豆をまいて鬼を追い払う行事が広まったものです。福豆を食べるようになったのは「鬼(悪いこと)から逃れられるように」、また「マメに暮らせるように」という語呂合わせからです。福豆は自分の歳より1個多く食べます。それは昔の暦では節分の翌日の立春から新しい一年が始まるからです。みなさんはいくつ食べるのでしょうか?先生たちは1袋で足りますか?地方によっては大豆ではなく落花生をまくところもあるそうです。給食の大豆はまかないでしっかり食べてください。大豆を箸でつまんで箸練習をしてもいいですね。
今日はいわしも給食に登場です。これは節分のもうひとつの風習である「やいかがし」があるためです。やいかがしがわからない人はもりつけ表を見てください。いわしの頭とヒイラギの葉で作ったものです。いわしの頭は臭いので鬼が嫌がり、ヒイラギのトゲで鬼の目をついて追い払うものです。やいかがしを玄関に飾れば鬼が家の中に入ってこないそうです。
節分の時に他にどんな風習があるか調べてみましょう。季節の行事食に込められた思いを知り、これからも大切に受け継いでいきたいですね。
2月4日の給食
小松菜ごはん
牛乳
厚焼きたまご
石狩汁
いちご
今日は「石狩汁」についてお話しをします。日本料理の世界では、ある食材を使った料理に「石狩」という言葉をつけることがあるのですが、その材料とは何でしょうか?(1)白菜(2)豆腐(3)鮭 今日の石狩汁をよく見て考えましょう。正解は(3)鮭です。北海道の石狩川に鮭が上がり、よくとれることから、鮭を使った料理に「石狩」という言葉がつくことがあります。代表的なものに「石狩鍋」がありますが、これは、石狩川でとれた鮭と野菜を昆布のだしで煮た鍋料理です。酒粕やバター、牛乳などでコクを加える場合もあります。寒いにぴったりの体が温まる料理です。鮭の骨に気をつけて、今日もおいしくいただきましょう。
2月5日の給食
わかめうどん
牛乳
五平もち
千草炒め
五平餅は長野県南部や岐阜県、富山県、愛知県など中部地方の山間部で古くから伝わる郷土料理です。携帯食として、秋の豊作の感謝を込めて、家族そろった時など作られます。
ごはんを軽くつぶして細長い板にして手で握りつけてしゃもじ状にしたり、平たい団子状にして2,3個串に刺したりします。これを火にかざしてあぶり焼き、くるみ、ごま、山椒などにみそやしょうゆ砂糖をなどを混ぜたたれを作り、塗ってまた焼きます。餅の形がたわら型やだんご型などがあるように、たれも地域や家庭によって秘伝があり、微妙に違うそうです。
名前の由来もいくつもあり、形が神主が使う御幣に似ているから、五兵衛という人が作ったからなどいろいろありますが昔から食べ継がれていたものにはかわりありません。
今日はその五平餅を給食風にアレンジしました。串刺しごはんのかわりにだまこ餅を使い、タレはごぼう、ごまにみそ、しょうゆ、砂糖で練り合わせました。給食秘伝のタレのお味はいかがですか?
2月6日の給食
パエリア
牛乳
わかさぎフリッター
長ねぎのクリームスープ
今日のお魚は「わかさぎ」です。氷の張った湖面に穴を開けてわかさぎを釣る風景は、よくニュースでも取り上げられる冬の風物詩です。
わかさぎは全長10~15cmほどの小さく襲長居透き通るような魚です。本来は、サケやアユと同じように、海にすんでいて産卵期になると川を上る魚です。しかし、淡水にもすめるため、最近では霞ケ浦、宍道湖などに分布するほか、山中湖、榛名湖、諏訪湖など全国の湖や沼、川に移され繁殖し、淡水魚化しています。わかさぎは丸ごと食べられるのでカルシウムたっぷりです。5,6匹食べれば1日に必要なカルシウムをとることができます。また、貧血に効果がある鉄分、口内炎の予防になるビタミンB2、老化防止に役立つビタミンEも豊富です。
今日のクリームスープには鴻巣産のねぎがたっぷり使われています。よく炒めることで甘味が出ています。
2月7日の給食
ごはん(こうのとり伝説米)
牛乳
ぶりの照り焼き
卯の花炒め
お事汁
大豆を水に浸けて砕き、絞って、 豆乳を取った残りを「おから」といいます。このおからが白くて小さい春に咲く「うの花」に似ていることから、おからのことを卯の花というようになりました。豆腐を作る工程で出た絞りかすなので昔は捨てられていたり、家畜のえさになったりしていましたが、食物繊維、カルシウム、たんぱく質、炭水化物が多く含まれていて現在では健康食品として見直されている食品です。特に食物繊維が多く、お腹の掃除をしてくれます。また、おからには集中力、記憶力を高める働きもあるといわれています。成績アップを望みたい人は残せないですね。
今日は、お事汁についてお話しをします。昔の暦の12月8日、2月8日は「事八日」と呼ばれ、仕事初めや仕事納めの日とし、一年間お世話になった道具を片づけたり、供養する風習があります。当時は農具を休め豊作を祈願したり、針仕事で折れた針を豆腐やなどの柔らかいものに刺して、感謝の気持ちを込め、裁縫の上達を願いました。その時に食べていたのがお事汁です。別名「六質汁」とも呼ばれ、もともとは芋、大根、にんじん、ごぼう、小豆、こんにゃくの6種類の具を入れた味噌汁を飲みながら、無病息災を祈りました。ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、体が温まる伝統の健康食です。
2月8日の給食
コッペパン
牛乳
きのこソースハンバーグ
ボイルブロッコリー
野菜シチュー
今月は6年生に家庭科で学習したことを生かして給食の献立を考えてもらいました。6年生作成献立第1弾は6年1組Tさんの献立です。考えた理由は「野菜シチューの中には旬の野菜を使用し、旨味をアップさせ、シチューにパンをつけるとおいしく温まるので主食はパン。ハンバーグのソースにはきのこを2種類使い、栄養バランスを良くして、ブロッコリーはシチューにつけて食べるとおいしいと思います。ハンバーグをパンにはさんでもおいしく食べられます。」とのことです。
1月28日~31日の給食
1月28日の給食
カレーライス
牛乳
フルーツヨーグルト
みなさんは「カレーライスの日」という記念日があることを知っていますか?それは1月22日です。ちょっと過ぎてしまいましたが田間宮小でもカレーの日にちなんで今日はカレーの日です。この日が制定されたのは1982年で、全国学校栄養士協議会が当時の子どもたちが一番好きだったカレーを全国の小中学校で一斉に提供したことにちなんでいます。今もカレーは一番人気かな?
今日はフルーツと和えてある「ヨーグルト」についてお話します。問題です。ヨーグルトは何からできているでしょうか?(1)米(2)豆腐(3)牛乳 正解は(3)牛乳です。ヨーグルトは牛や羊、やぎなどの乳に乳酸菌を混ぜて発酵させた食品です。7000年以上前に偶然できたもので、とても歴史の古い食品です。ヨーグルトになることで生の乳よりも日持ちがするようになり、さらには乳酸菌の働きでビタミンの量も増えます。また菌による発酵食品は花粉症などのアレルギーを抑える働きや病気とたたかう免疫力を高める働きがあります。乳酸菌は腸の中で悪い菌が増えるのを防ぎます。しっかり乳酸菌をとって病気に負けない体を作りましょう。
1月29日の給食
はちみつパン
牛乳
たらのこんがり焼き
だいこんと水菜のスープ
ファイバースープ
今日は「水菜」についてお話しします。水菜は古くから京都を中心に栽培されている京野菜で、「京菜」ともよばれています。きれいな水を引き込んで育てることから水菜と名付けられたそうです。12月から3月に多く出回る冬野菜で、漬物やおひたし、鍋物にして食べることが多いです。鍋物に使うと魚や肉の臭みを和らげおいしさを引き立ててくれる役割もあるそうです。関西では「ハリハリ鍋」と名付けられ、たくさんの水菜を入れた鍋をよく食べています。水菜は独特の香りと、歯触りをもちます。ビタミンA、ビタミンC、カルシウムが多く含まれているので、風邪などのバイ菌をやっつけてくれます。今日は大根や白菜と合わせてサラダにしました。
1月30日の給食
ごはん
牛乳
さばの塩焼き
肉じゃが
ほうれん草のお浸し
りんご
1月21日~25日の給食
1月21日の給食
ごはん
牛乳
すき焼き風煮
笹かまぼこ
ほうれん草の磯香あえ
今日は「すき焼き」についてお話します。すき焼きは、肉に砂糖としょうゆの甘辛の味がバランスよく調和した日本独特の肉料理です。一般的にすきやきは牛肉、ねぎや春菊、豆腐、白滝などを砂糖としょうゆで濃いめに味付けし、溶き卵をからめて食べます。寿司やてんぷらと並んで代表的な日本料理として世界中に知られています。では、すき焼きの名前の由来は何でしょうか?好きなものを食べるからでしょうか?それとも好きな人と食べるからでしょうか?すき焼きの歴史は意外に浅く、江戸時代末期に誕生しました。日本では1800年代後半までは牛肉を食べる習慣はありませんでした。しかし農具の鋤を火にかざしてカモ肉や鶏肉を焼いた「鋤焼き」がありました。これが今のすき焼きのルーツになります。幕末には、京都の三条河原にすき焼き屋が初めて誕生しました。給食では牛肉も生卵も出すことはできませんが、白いごはんにとても合う料理です。冬野菜もたくさ使われています。インフルエンザにかからないためにもほうれんそうの磯香和えとともに残さず食べるようにしましょう。。
今日の給食にも鴻巣産の野菜がたくさん使われています。ねぎとにんじんは島田さん、白菜は村田さん、ほうれんそうは村松さんにお世話になりました。
1月22日の給食
広東麺
牛乳
ひじきの中華炒め
鬼まん
今日は「蒸しパン」についてお話します。給食の蒸しパンはホットケーキミックス粉に牛乳、溶かしたバター、砂糖を混ぜ、カップに注ぎ蒸し上げます。そこにまっちゃを入れたり、ココアやアーモンドを入れたりしていろいろな蒸しパンを作っています。今日はそのベースの生地にさつまいもの角切りを入れて一緒に蒸しあげました。さつま芋の入った蒸しパンは愛知県の尾張地方では「鬼まん」と呼ばれ、素朴なお菓子として古くから各家庭で伝わっています。さつま芋が入って、でこぼこした様子を鬼のツノに見立ててこの名前がつきました。さつまいもは皮にも食物繊維など栄養がたっぷり含まれています。今日もおいしくいただきましょう。
1月23日の給食
かて飯
牛乳
きびなごのかりん揚げ
けんちん汁
いちご
かて飯は埼玉県秩父地方の郷土料理です。
今日の給食の魚は「キビナゴ」です。キビナゴとはウルメイワシの仲間で、全長10cm程度の小さな魚です。4~8月の産卵期になると海岸へ大群になって押し寄せます。三重県では「キミナゴ」、静岡県では「ハマゴ」、長崎県では「カナギ」と地方によって名前が違います。丸干しや煮干しにもされ、「きびないりこ」と呼ばれ高級品として取引されています。今日はきびなごに片栗粉の衣をつけて揚げ、砂糖、醤油、酢のたれをつけ、ごまをふりかけました。みなさんの骨や歯になるカルシウムたっぷりです。
今日は2年生の各クラスにいつも田間宮小に新鮮な野菜を届けてくれている生産者の方が来ています。今日の給食のずいき、だいこんは武井さんに、ごぼう、さといもは村松さんに、にんじん、ねぎは島田さんにお世話になりました。
1月24日の給食
ごはん(こおうのとり伝説米)
牛乳
鮭の塩焼き
たくあん
小松菜の味噌汁
今日のこうのとり伝説米ごはんはラップを使って、自分でおにぎりを握って食べましょう。よく味わってください。
今日1月24日から1月30日までは、「全国学校給食週間」です。給食週間の意味はもう知っていますよね?知らない人は献立表や給食だよりをもう一度よく読んでください。世界で初めての学校給食は、1796年にドイツで貧しい家の子供を助けるために出したお昼ごはんといわれています。やがて、世界各地に広がり、日本では、1889年(明治22年)に山形県の小学校で、お弁当を持ってこられない貧しい児童のために「おにぎりと焼き魚、漬け物」の給食を用意したのが、日本の学校給食の始まりです。昔は米が貴重なものだったので、おにぎりも米だけでなく、麦やヒエ、アワといったものが混ぜられたものでした。みそ汁もほとんど実の無いものでした。そして、現在のように交通やお店が発達していないので、地元でとれたものや保存のきくものが給食になりました。
食べ物が十分にある現在でも給食がなくならないのはなぜでしょうか?それはみなさんが嫌いなものは残して、好きなものばかりたくさん食べ、栄養が偏ってしまっているからです。今日の給食は、明治時代日本で一番初めの給食を再現した献立になっています。当時は牛乳はありませんでいたが、現代のわたしたちに欠かすことのできない栄養がたっぷり入っているので今日も牛乳がついています。ビタミンの多い小松菜がたっぷり入ったみそ汁もつけました。
おにぎりは上手に握れたでしょうか?三角?俵型?だんご型?どんな形にしましたか?食事が当たり前のようにできることに感謝して、今日も残さずいただきましょう。
1月25日の給食
ゆめちからコッペパン
マーガリン
牛乳
くじらの竜田おろしかけ
すいとん
今日のコッペパンには鴻巣産の「ゆめちから」小麦を使っています。
今日の給食は昭和時代の献立です。コッペパンとマーガリンは第二次世界大戦後アメリカから援助されたことが始まりで昭和20年代に脱脂粉乳とともによく食べられ、くじらは昭和20年代から50年代まで竜田揚げやオーロラソースかけとして幅広い世代が食べていました。日本では縄文時代の頃からくじらを食べていたようです。今は、国際的な取り決めによって、くじらをとる量が決められているので、くじらを食べられる機会はかなり少なくなってしみました。くじらは海の中で生活していますが、魚の仲間ではなく、人間と同じ哺乳類です。ですから赤ちゃんくじらはお母さんのおっぱいを飲んで大きくなります。食べてみると牛肉や豚肉のような食感に気づくと思います。くじらは貴重な食材なのでよく味わって食べてください。
「すいとん」は小麦粉だんごを実とした汁のことをいいます。主食とおかずを兼ねた料理として1923年の関東大震災の時によく食べられるようになりました。また、第二次世界大戦後の食糧のない時代にも全国的に広まりました。食べるものが無い時代には栄養がとれる大変貴重なものでした。30日まで全国学校給食週間です。食事ができることに感謝して、昔の給食をよく味わって食べましょう。
1月10日~11日の給食
1月10日の給食
くわいごはん
牛乳
だし巻きたまご
雑煮
ストロベリーゼリー
平成31年の給食が始まりました。今日は「くわい」を炊き込んだごはんです。くわいは埼玉県のふるさと野菜のひとつです。500年くらい前から作られていて、現在も越谷市、春日部市、さいたま市などでつくられています。欧米では観賞用として、日本や中国では、茎の部分が大きく膨らむ塊茎という部分を食べています。特に日本では葉の部分が矢じりの形をしているので「芽が出る」縁起の良い植物としておせち料理でも食べられています。
もうひとつ今日はお雑煮の話です。明日1月11日は「鏡開き」の日です。お正月にお供えした鏡餅を1月11日に手や木槌で割って、おしるこや雑煮にして食べます。今日の給食が雑煮なのもそのためです。昔、鏡はとても神聖なものとされていたので、その鏡に似せて作ったもちを鏡餅というようになりました。正月に「切る、割る」といった言葉が縁起が悪いので、包丁を使わずに「開く」というようになりました。
雑煮は室町時代から食べる習慣があったそうです。みなさんの家ではどんな雑煮を食べましたか?地方によって丸餅や角餅、あん入り餅、塩味、醤油味、味噌味などいろいろあります。第三校舎の1階に全国のお雑煮の写真が貼ってあります。みなさんの家のものと比べてみてください。今日の給食は埼玉県でよく食べられている雑煮にしてあります。
さて、今年一年の運だめしです。田間宮小650人のうち40人だけにラッキースターが入っています。雑煮に星型のにんじんが入っていた人は大吉、星の形に穴のあいたにんじんが入っていた人は中吉です。入っていた人はぜひ教えてください。きっとラッキーな一年になるでしょう。
1月11日の給食
ごはん
牛乳
チンジャオロース
春雨スープ
今日は「片栗粉」のお話です。献立表には「でんぷん」と書かれていて、毎月何度も登場しています。
問題です。片栗粉は何からできているでしょうか?(1)じゃがいも(2)小麦(3)米 正解は(1)じゃがいもです。本来は片栗粉はその名前のとおりユリの仲間の「カタクリ」という薄紫色の花を咲かせる植物の地下茎から作られていましたが、生産量が少ないため今ではほとんどがじゃがいもから作られているものが出回っています。
日本料理、中華料理などでよく使われます。片栗粉を料理に使うとスープや炒め物はとろみが付き、冷めにくくなったり、のど越しが良くなります。揚げものに使うとカラッと仕上がります。見えないけれどいい仕事をしてくれる名脇役です。今日はチンジャオロースーに使われています。
1月15日~18日の給食
1月15日の給食
五目うどん
牛乳
里芋のみそ煮
みかん
今日はかまぼこのお話です。みなさんもおせち料理で紅白や「寿」の漢字入りのかまぼこを食べた人も多いでしょう。給食ではメインで登場することは少なく、でもちょこちょこいろいろな料理に入っています。まず問題です。かまぼこの主な材料は何でしょう?(1)小麦粉(2)魚(3)じゃがいも 正解は(2)魚です。魚の中でもタラやサメなど白身の魚がよく使われます。白身魚をすってつなぎや味付けをしてペースト状にして焼いたり、蒸したりして作ります。「かまぼこ」という名前の由来は、もともとすりつぶした魚の身を竹の棒に筒状に巻いて作っていました。その形がガマの穂に似ていることから「蒲鉾」とよばれるようになったそうです。今では、筒状のかまぼこは「竹輪蒲鉾」と呼ばれ、省略して「竹輪」、板に漬けて作った「板蒲鉾」は省略されて「蒲鉾」と呼ばれることが多くなっています。今日はかまぼこは五目うどんの汁の中に入っています。
1月16日の給食
こどもパン
牛乳
鶏肉の香味焼き
ボイルブロッコリー
白いんげん豆のクリームスープ
問題です。「インゲンマメ」の名前の由来は何でしょうか?(1)都市の名前(2)山の名前(3)人の名前 正解は(3)人の名前です。インゲンマメは別名「菜豆」「三度豆」などとも呼ばれ、南米が原産地です。日本へは1654年に明(今の中国)から帰ってきた隠元和尚によって伝わったと言われているのでこの和尚の名前にちなんでつけられたと言われています。
インゲンマメには若い緑色のさやを食べる種類と成熟した実を食べる種類があります。若い緑のさやを食べると野菜になり「体の調子を整える働き」になり、熟した実を食べると「体を作る働き」になります。今日はクリームスープの中に白いんげん豆が入っています。みつかりましたか?入っていないと思っている人!・・・実は今日のクリームスープは白いんげん豆そのもの以外にも白いんげん豆をすりつぶしたものを使ってとろみをつけてあります。
今日から一気に6クラスが学級閉鎖になってしまいました。止め切れなかった給食もたくさんありましたが、元気に登校してきた児童がたくさん食べてくれました。鶏肉の香味焼きは665個を417人で食べ、残りは2個分でした。田間宮小の児童の食欲には脱帽です。
1月17日の給食
ごはん
牛乳
いなだの照り焼き
根菜のさっぱり炒め
利休汁
問題です。いなだはある魚の小さいときの名前です。ではそのある魚とは何でしょう?(1)かつお(2)まぐろ(3)ぶり 正解は・・・2月の給食にも出るので楽しみしていてください。
今日は「根菜のさっぱり炒め」に入っているれんこんのお話です。れんこんは穴が開いていてのぞくと向こうが見えることから「見通しがきく」という縁起をかついでお背が通夜ひなまつりなどのお祝いの料理に使われます。れんこんは「蓮の根っこ」という意味ですが、正しくは泥の中に長くのびた茎「地下茎」が大きくなったものです。蓮はスイレン科の植物で、原産地はインドや中国といわれています。日本には今から1200年以上前に神社やお寺の池や沼に観賞用として入ってきました。れんこんを食べるようになったのはそれからずっと後で今から500年くらい前からだといわれています。今でもれんこんを食用としているのは日本や中国など世界でもわずかな国だけです。れんこんは漢方薬として根も葉も花も実も使われています。それだけ体によい食べものなのです。高血圧や貧血を防ぎ。肝臓や皮膚にも良いです。加熱しても壊れにくいビタミンCやシャキシャキとした歯ざわりでもわかるように食物繊維が豊富です。
今日はいなだの照り焼きは634個を417人で食べ、残りはこれまた2個分だけ・・・鶏肉だけでなく魚もなんでもたくさん食べてくれる田間宮小です。
1月18日の給食
キムチチャーハン
牛乳
丸ごとあじフライ
わかめスープ
ライチゼリー
今日は6年生リクエスト給食第1弾です。6年生は小学校の給食が最後ということでリクエスト給食を特別に3日間行います。今日は主食部門同率2位のキムチチャーハン、主菜部門同率3位の丸ごとあじフライ、汁物部門7位のわかめスープ、デザート部門同率2位のライチゼリーを組み合わせました。リクエストで丸ごとあじフライが出てくるとは・・・今日の料理はどれも2組で特に人気が高かったようです。
ゼリーに使われている「ライチ」とは中国南部原産のくだもので「レイシ」とも呼ばれています。中国では紀元前から栽培されていて世界三大美人の一人である楊貴妃も好んだといわれているくだものです。ライチは傷みやすいくだもので中国で有名な詩人の白虚易もそのライチのはかなさを詩っているほどです。
12月17日~19日の給食
12月17日の給食
はちみつパン
牛乳
スパニッシュオムレツ
コールスローサラダ
クラムチャウダー
「コールスローサラダ」とは細く切ったキャベツを使ったサラダのことです。コールスローの歴史は古く、おそらく古代ローマ時代から食べられてきたと考えられています。世界でコールスローの人気が高まったのは18世紀になり瓶詰めのマヨネーズが発明されてからだそうです。今日の給食のコールスローは「フレンチドレッシング」で和えてあります。「フレンチドレッシング」の「フレンチ」とは、フランスのことです。では、「フレンチドレッシング」が誕生したのは、フランスかというと、そうではなく、アメリカなのだそうです。フランスのヴィネグレットソースをアレンジしたものがアメリカで広まりこの名前がついたようです。今日のフレンチドレッシングは、給食室で調理員さんが、手作りしました。材料は、油、お酢、砂糖、塩、こしょう、からしです。冬の間は、給食のドレッシングは、給食室で手作りします。
12月18日の給食
ごはん(こうのとり伝説米)
牛乳
さわらの幽庵焼き
かぼちゃのそぼろ煮
みぞれ汁
今日は「冬至」についてお話しします。当時は1年でもっとも昼が短くなる日のことで、今年は12月22日です。この日にかぼちゃを食べると長生きするといわれています。昔は冬至のころになると緑黄色野菜が不足しあまり食べることができなくなり栄養不足になっていました。そこで、長期保存できるかぼちゃを夏に収穫して取って置き、冬に食べていました。また冬至にはゆず湯に入るという風習もあります。これはお風呂に入って病気を治すという意味の「湯治」とかけているということ、また、融通良く暮らせるようにという融通とゆずをかけて、願いが込められています。実際、ゆず湯に入ると皮に含まれている油の成分が溶け出し、湯冷めしにくくなるそうです。今日の魚のさわらは刻んだゆずとみそに漬け込んであります。冬至献立を味わっていただきましょう。
12月19日の給食
キャロットピラフ
牛乳
セレクトディッシュ
(タンドリーチキン・ポテトのチーズ焼き)
ミネストローネ
セレクトデザート
(ストロベリーケーキ・チョコクリームケーキ・ワインゼリー)
今日はセレクト給食ですね。タンドリーチキン342人、ポテトのチーズ焼き313人、ストロベリーケーキ220人、チョコクリームケーキ301人、ワインゼリー136人でした。みなさん何を基準に選んだのでしょうか?
今日はキャロットピラフです。キャロットとは、「ニンジン」のことです。「ニンジン」は、中まで濃い色をしているので「緑黄色野菜」のひとつです。緑黄色野菜は、日に当たってできるものが多いので、「ニンジン」のように土の下にできる緑黄色野菜は珍しいです。ニンジンは緑黄色野菜の中でもカロテンを含む量がトップクラスです。カロテンの語源が英語のキャロットからついたものといえば納得するでしょう。カロテンは体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜を丈夫にしたり、目の病気を防いだり、風邪やガンになりにくい体にする働きがあります。ニンジンのオレンジ色の素もカロテンです。今日はピラフはすりつぶしたニンジンを使っているのでオレンジ色をしています。
2学期最後の給食です。よく味わって食べてください。
3学期に元気でもりもり給食を食べてくれるみんなにまた会えるのを楽しみにしています。
12月10日~14日の給食
12月10日の給食
さきたまロール
牛乳
スパゲティナポリタン
チキンナゲット
だいこんと水菜のサラダ
今日はみなさんの大好きなスパゲティ。みなさんはスパゲティというと何味を思い浮かべますか?カルボナーラ?ペペロンチーノ?明太子?忘れてならないのがナポリタンです。ふた昔前までは日本ではスパゲティというとナポリタンという人が多かったようです。
ナポリタンとはスパゲティをトマトソースやケチャップでからめ、パルメザンチーズをかけたものです。具はピーマンやソーセージが一般的です。しかしナポリタンという種類のスパゲティはスパゲティの本場イタリアにはないそうです。ナポリタンという名前は、イタリアではトマトが多くとれるので首都のナポリの名前をとって「ナポリ風」ということでナポリタンと名付けたようで、日本独自のスパゲティになっています。
12月11日の給食
ごはん
牛乳
カレイの竜田揚げ
ほうれんそうのおひたし
鶏肉とだいこんの旨煮
今日は煮物にたっぷり入っているだいこんのお話です。だいこんはキャベツや白菜と同じアブラナ科の植物です。とても古くからある野菜で、エジプトのピラミッドにも出てくるそうです。日本には中国から伝わり、「日本書記」という古い本には「於朋禰(おおね)」と書かれています。その後漢字が変わり大きい根と書いて「大根(おおね)」となり、今では音読みで「大根(だいこん)」となりました。別名「すずしろ」ともよばれ、「春の七草」のひとつになっています。
だいこんの根には、唾液と同じアミラーゼよいう消化酵素が含まれています。そのため、消化を助ける働きがあります。その他に胸やけ、二日酔い、食中毒、熱にも効くそうです。また、大根おろしは昔から薬の代わりとしても使われていました。口内炎や歯肉炎に直接塗るとよく、はちみつを混ぜて飲めばのどの痛みや咳にもきくと伝えられています。風邪気味、お疲れ気味の人にはとくにたくさん食べてほしい野菜です。
12月12日の給食
キムたくごはん
牛乳
焼きぎょうざ
ワンタンスープ
りんご
今日はわかば学級のリクエスト給食です。わかば学級のみなさんは中華系の給食が好きなようでみんなの意見がほとんど一致していて、どの料理も各部門1位でした。キムたくごはんやワンタンスープは4年生のリクエスト給食でも採用されている人気メニューです。
キムたくごはんの名前の由来はなんでしょうか?(1)芸能人の名前から(2)材料の名前から(3)この料理を考えた人の名前から 正解は(2)材料の名前からです。料理をよく見れば簡単ですよね。キムチとたくあんを使っているのでこの名前が付きました。もともとは漬物の盛んな長野県の給食で、子供たちの漬物離れを心配して考えられたものです。漬物はヨーグルトや納豆と同じく発酵食品とよばれるもので、漬物の酸っぱさのもとになっている乳酸菌がお腹の調子を整えてくれます。ピリ辛とコリコリを味わって食べてください。
12月13日の給食
わかめうどん
牛乳
あつあげの薬味ソースかけ
ハニーピーナッツ
今日のメインディッシュになっている厚揚げの正式な食品名は「生揚げ」といいます。生揚げは厚めに切った豆腐の水気を切り、180℃前後の脂で揚げたものです。表面は油揚げのようにしっかりと揚がっているが、内部は豆腐の生の感触が残っているので「生揚げ」とよばれています。
厚揚げとは主に関西地方での呼び名です。関東での生揚げを関西では厚揚げと言い、関東での油揚げを関西では薄揚げといいます。厚揚げは形も地方によって、長方形、正方形、三角形などさまざまです。問題です。厚揚げのもとになっている豆腐は何から作られているでしょうか?(1)牛乳(2)大豆(3)じゃがいも 正解は(2)大豆です。大豆にはたんぱく質という栄養が含まれていて、筋肉や粘膜をつくるはたらきがあります。
今日ははちみつで甘く味付けしてある「ピーナッツ」についてお話します。ピーナッツはブラジルからペルーにわたる地域が原産国とされています。ピーナッツは日本語では「落花生」と書きます。これは、花が落ちるとめしべの部分が地中にもぐって成長し、実をつける(生まれる)ことからこの名前がつきました。落花生が世界的に栽培されるようになったのは西暦1500年以後であり、栽培の歴史は新しいとされています。日本には江戸時代に中国から伝わったため中国の都市の名前をとって「南京豆」ともよばれます。明治に入ってから千葉県、静岡県、神奈川県などで多く栽培されています。ピーナッツには、細胞や脳の若返りに役立つビタミンEや血液をサラサラにしてくれるオレイン酸、リノール酸などが含まれています。
油麩丼
牛乳
白菜の味噌汁
きゅうりの漬物
油麩丼は宮城県の郷土料理です。この料理には仙台麩が使われています。仙台麩とは旧仙台藩(宮城県北部の登米地方)で食べられている油で揚げた麩のことです。作り方から油麩と呼ばれています。麩は鎌倉・室町時代に中国より伝わったといわれています。現代では、京都の京小町麩、石川県の加賀麩、山形県の庄内麩、新潟県の車麩などがあり、油で揚げた宮城県の油麩もその一つとして広く知られています。麩は日持ちのする食材なので昔は肉の代わりになる貴重なたんぱく源でした。煮物やみそ汁の具として使われることが多いですが、登米市ではかつ丼や親子丼の肉の代わりにこの油麩丼が郷土料理として広まりました。ご飯の上に甘辛く煮て卵でとじた油麩をのせて食べましょう。
12月3日~7日の給食
12月3日の給食
豚肉とごぼうの炊き込みごはん
牛乳
たらの野菜あんかけ
豆腐の味噌汁
ごはんにたっぷり入っているごぼうのお話です。ごぼうが豚肉との相性が抜群で、一緒に炒めて料理に使うと旨味が一段と増します。今日の「豚肉とごぼうの炊き込みごはん」は和食の混ぜごはんの中でも人気があります。ごぼうはキク科の植物で、ヒマラヤや中国など中央アジアが原産の植物です。日本へは今から1000年以上前に中国から漢方薬として伝わりました。これを品種改良して日本では野菜として食べるようになりました。今でもごぼうを野菜として食べるのは日本や韓国だけのようで、欧米人は「日本は木の根を食べている」と驚くとか・・・。ごぼうは食物繊維が多いので、お腹の掃除をしてくれて便秘解消にはもってこいの野菜です。よく噛んで食べなくてはいけないのであごや歯を丈夫にし、さらに脳の働きを活発にしてくれます。
12月4日の給食
ちゃんぽん麺
牛乳
小松菜とチーズのマフィン
ちゃんぽん麺は長崎県の郷土料理です。たっぷり野菜と魚介類が入っているので栄養も旨味もアップしています。何が入っているかみつけながら味わって食べてください。
今日はマフィンの登場です。マフィンとにはパンの一種であるイングリッシュマフィンとケーキの一種であるアメリカンマフィンがあります。今日の給食のものはカップに生地を入れて焼いたアメリカンマフィンです。似ているものにカップケーキがありますが、アメリカンマフィンとカップケーキはどう違うのでしょうか?・・・みなさん調べてみましょう。
今日は甘くない主食にもなるマフィンです。茹でて刻んだ小松菜ととろけるチーズが入っています。どちらもカルシウムが多い食品です。イライラしたくない人、丈夫な骨や歯を作りたい人はぜひ残さず食べてくださいね。
12月5日の給食
ごはん
牛乳
さけのねぎみそ焼き
昆布豆
沢煮椀
今日の給食には大豆から作られたものがたくさん使われています。3年生以上は国語の「すがたをかえる大豆」で学習したからわかりますよね?今日の給食をよく見てみましょう。まず、「大豆」そのものが煮物に入っていますね。次に大豆を茹でてくだいて絞ってできた豆乳をにがりで固めた「豆腐」が沢煮椀に入っています。大豆から作られた調味料の「みそ」は鮭のねぎみそ焼きに使われ、同じく大豆から作られた「醤油」は煮物や汁物に使われています。今日は大豆製品づくしですね。わたしたちは普段から大豆から作られているものをたくさん食べています。他にどんな食品があるか調べてみましょう。今日は3年生は午前中、醤油メーカーの方から「しょうゆができるまで」のお話をいただき、給食をいっしょに食べています。たくさんお話を聞けるといいですね。
12月6日の給食
ライスボール
牛乳
ラザニア
ボイルブロッコリー
コンソメスープ
今日は田間宮小特製の「ラザニア」についてお話しします。「ラザニア」は、イタリアのナポリの料理です。ベシャメルソースとミートソースとチーズ、平たいパスタ何層にも重ねてオーブンで焼いた料理です。今日の給食では平たいパスタの代わりに餃子の皮を使ったラザニアです。ミートソースも豚肉だけでなく大豆の粉も使ってヘルシーに仕上げました。給食室で1個1個、層を重ねながら作りました。お味はいかがですか?
今日のパンは今年度初登場のライスボールです。名前に「ライス」とついているように米粉を使ったパンです。米粉はもちろん埼玉県産の彩のかがやきを使っています。小麦100%のパンよりもちもちしています。アクセントに砂糖もついています。よく噛めば一段と甘みが口の中に広がります。
12月7日の給食
カレーライス
牛乳
フルーツポンチ
今日はみなさんの大好きなカレーライスとフルーツポンチです。この2つの料理はよく食べてくれるのですが・・・寒くなってくると残されがちな牛乳・・・赤ちゃんが牛乳だけで大きくなれるというほど牛乳には人間が必要な栄養のほとんどを含んでいる完全栄養食品です。特に牛乳にたくさん含まれている栄養のカルシウムは骨や歯を丈夫にするのはもちろんのこと、神経が伝わる時にも必要な栄養です。カルシウムが不足すると骨が折れやすくなったり、虫歯になりやすくなったりします。イライラしたり、落ち着きがなくなってしまったりもします。授業中によそ見ばかりしていたり、ふらふら歩き回ったりしている人はいませんか?これは体からカルシウム不足になっている赤信号です。集中できないので勉強もはかどりません。給食で飲む牛乳1本でみなさんが1日に必要なカルシウムの3分の1をとることができます。もし同じカルシウムをさんまだけでとろうとすると頭から尻尾まで丸ごと3匹食べなければなりません。カルシウムが多いといわれている魚でも牛乳にはかないません。丈夫な体を作るためにも牛乳は毎日飲む必要があるのです。
11月26日~30日の給食
11月26日の給食
はちみつパン
牛乳
手作りハムカツ
ボイルブロッコリー
コーンクリームスープ
今日は1年生のリクエスト給食です。主食部門2位のはちみつパン、主菜部門1位のハムカツ、副菜部門3位のボイルブロッコリー、汁物部門1位のコーンクリームスープを組み合わせました。他に人気があったメニューは醤油ラーメン、ホットドッグ、春巻、チキンナゲット、コーンポテト、きゅうりの漬物、ホワイトシチュー、わかめスープでした。もうすぐ先生たちのリクエスト給食の調査を行います。先生たちは今までの献立表をよく見ておいてください。
今日は「ハムカツ」についてお話します。ハムカツの発祥の地は西洋の食べ物が真っ先に流行った「横浜」だといわれています。日本で最初にハムカツを作ったのはあるハム会社だそうです。そのまま食べるほか、おいしく食べる様々な工夫をしたそうです。その一つが厚切りにして小麦粉、卵、パン粉をまぶして油で揚げた「ハムカツ」だったようです。今日は調理員さんたちが早くから心を込めて小麦粉、パン粉をつけて手作りしてくれました。
11月27日の給食
ごはん
牛乳
さばの味噌煮
にらともやしのおひたし
せんべい汁
せんべい汁は青森県八戸市周辺の郷土料理です。せんべい汁には南部煎餅の中でもせんべい汁の具専用のかやき煎餅を使用します。これを手で割ったものを醤油ベースの鶏や豚のだしでごぼう、きのこ、ねぎなどの具と一緒に煮立てます。
南部煎餅は、小麦粉を水で練って円形の型に入れて堅く焼いて作ります。これは日本の古い煎餅の作り方です。縁に「みみ」とよばれる薄くカリッとした部分があるのが特徴です。
せんべい汁の歴史は古く、江戸時代の1833年からの天保の大飢饉の頃に八戸藩でうまれたとされ、その後約200年にわたり、現在の青森県の南部地方で食べ続けられています。旨味がしみ込んだせんべいを味わって食べましょう。
11月28日の給食
キムチチャーハン
牛乳
わかさぎフリッター
チンゲン菜とあさりのスープ
りんご
今日は「りんご」についてお話しします。りんごはバラ科の植物で秋に甘くて、少しすっぱい実をつけます。世界では4000年以上前から食べられていました。日本では140年ほど前から栽培されています。問題です。りんごの品種はいくつあるでしょうか?(1)50種くらい(2)500種くらい(3)1000種以上 正解は(3)1000種類以上です。りんごは品種改良が進んでいる植物で、紅玉、ふじ、千秋、王林、スターキング、アルプス乙女などがあります。みなさんはどんなりんごを食べたことがありますか。今日のりんごは「サンふじ 」という種類です。欧米では「一日一個のりんごは医者を遠ざける」といわれているそうです。日本でも病人のお見舞いの定番として選ばれ、りんごは体に良い果物として知られています。ビタミンCやペクチンと呼ばれる食物繊維が豊富です。咳を止めたり、胃腸の働きを整えたりします。病気にならないためにも、病気から早く回復するためにもりんごをしっかり食べましょう。
11月29日の給食
きなこ揚げパン
牛乳
こんにゃく入り海藻サラダ
秋の味覚ポタージュ
今日は秋の味覚ポタージュのお話です。かぼちゃのポタージュをベースに「秋の味覚」と名前が付いている通り、栗、しめじ、そしてこれから旬を迎えるブロッコリーがたっぷり入っています。そしてもうひとつ田間宮小の1,2年生が育て、収穫したさつまいもがたっぷり入っています。よーくよーく味わって食べてください。
今日はもうひとつ、「こんにゃく」のお話です。こんにゃくはみつかったでしょうか?今日はサラダに入っています。こんにゃくはサトイモ科の植物で、その地下茎、通称こんにゃくいもから作られる食品です。こんにゃくは96~97%が水分で、残りはグルコマンナンと呼ばれる食物繊維です。こんにゃくが別名「砂おろし」ととばれるのもこのグルコマンナンによるもので、腸の中をきれいにし、有害な物質を便とともに出す働きがあります。
さあ今日はみなさんの好きなきなこ揚げパンですね。今日はツイスト型の米粉を使ったパンを揚げパンにしました。お味はいかがですか?きなこをこぼさずに誰が一番きれいに食べられるしょうか?
11月19日~22日の給食
11月19日の給食
カレーピラフのホワイトソースかけ
牛乳
豆サラダ
みかん
サラダに入っている緑色の豆は「枝豆」です。そして紫色の豆は「レッドキドニービーンズ」という豆です。日本では赤インゲン豆といわれています。9月から11月に旬を迎えます。問題です。レッドキドニーの「キドニー」とは私たちの体の中にある内臓の名前です。豆の形がこの内臓に似ているので、この名前がつきました。その内臓とは次のうちどれでしょうか?(1)心臓(2)肝臓(3)腎臓 正解は(3)腎臓です。鉄分やカルシウムが豊富に含まれています。また、豆の中でも特に食物繊維が多く、お腹の掃除をしてくれます。
11月20日の給食
ごはん
牛乳
ほっけの塩焼き
れんこんのきんぴら
どさんこ汁
今日の魚は「ホッケ」です。塩焼きになって登場しました。ホッケは開いて干物にして、酒の肴としても親しまれています。ホッケは北海道の日本海側で獲れる魚で、5年ものの大きさは60cmほどの大きさになります。11月下旬から3月くらいまでが旬です。ホッケは成長するに従って呼び方が変わります。幼魚の頃は青緑色なことから「アオボッケ」「ロウソクボッケ」、1年くらいたったものを「ハルボッケ」、成魚になると「マボッケ」「ネボッケ」と呼ばれます。
ホッケは鮮度が落ちやすいので、冷蔵庫が無いころは北海道でしか食べられなかった魚です。今は冷蔵庫も冷凍庫もあるので、全国で食べられることができます。適度な脂と淡泊な味、ホクホクした食感、そして骨のとりやすさから人気があります。
11月21日の給食
なめこおろしうどん
牛乳
ゼリーフライ
いんげんのおひたし
「ゼリーフライ」は行田市の郷土料理です。最初名前を聞いて驚いた人も多いでしょうが、最近はB級グルメにも取り上げられています。もともとある料理屋の主人が日露戦争で中国に行った際に食べた野菜まんじゅうをアレンジして作ったものが始まりのようです。おからとじゃがいもをコロッケのようにまとめて揚げて、たっぷりのソースに浸して作ります。もともと「銭富来」と書いていました。銭とは小判、つまりお金のことです。形が昔のお金の小判に似ているので「銭富来(ぜにふらい)」とよばれたものがなまり、ゼリーフライになったそうです。
11月22日の給食
ごはん
牛乳
ジャージャン豆腐
たまごとコーンの中華スープ
セレクトおつまみ
ジャージャン豆腐とは、漢字で「家常豆腐」と書きます。中国の家庭や大衆料理屋で食べられている料理で激辛料理でも有名な中国の四川料理のひとつです。豆腐と書いてあるけどマーボー豆腐とどう違うのでしょうか?ジャージャン豆腐には揚げた豆腐が使われていて、味付けも必ず辛いというわけではなく家庭によってさまざまです。日本でいえば、揚げ豆腐と肉野菜炒め煮でしょうか。給食では豆腐を揚げた厚揚げを使い、豚肉、にんじん、キャベツ、ねぎ、椎茸、たけのこも一緒にいためてあります。味付けに味噌や豆板醤も使っています。お味はいかがですか?
今日はセレクトおつまみです。ヨーグルトレーズン233人、ハニーピーナッツ、363人、青のり小魚は59人が選びました。みなさんの選んだ基準はなんでしょうか?
11月5日~9日の給食
11月5日の給食
鴻巣産ゆめちからコッペパン
牛乳
ハンバーグのケチャップソースかけ
バターコーン
はくさいのシチュー
今月は「彩の国ふるさと学校給食月間」ですね。
そこで今日は「ゆめちから」についてお話します。「ゆめちから」とは、小麦の種類の名前です。今日の給食のコッペパンは、鴻巣市の川里地域で作っている「ゆめちから」小麦で作ったパンです。埼玉でとれる小麦はうどん作りに適した小麦なので、パンを作るためにパン工場の人たちが、何回も試作をして完成した、特別なパンです。私たちのまち、鴻巣の「ゆめちから」小麦で作られたパンを、感謝して、よく味わっていただきましょう。
11月6日の給食
ごはん(こうのとり伝説米)
牛乳
さけの塩焼き
ねぎぬた
けんちん汁
今日は「ねぎぬた」のお話です。「ぬた」とはとろりとした辛子酢味噌が沼田を連想させることから名づけられました。マグロやイカ、アオヤギ、わかめなど和える主役をなににするかによっていろいろあり、その土地ならではの食材を使ったぬたがあります。
ねぎぬたは埼玉県深谷市の郷土料理です。ふっかちゃんで有名なたくさんとれる深谷ねぎを辛子酢味噌で和えたものです。今日はおいしい鴻巣のねぎでねぎぬたを作りました。このあたりのねぎは白い部分が太くて長く甘味があるのが特徴です。味わって食べてください。
11月7日の給食
小松菜ごはん
牛乳
丸ごとあじフライ
煮ぼうとう
明日11月8日は「118」で「いい歯の日」です。いい歯の日は平成5年に日本医師会によって制定された記念日です。そこで今日の給食には噛みごたえのある丸ごとあじフライの登場です。頭から尻尾まで食べられます。よく噛むことで歯が丈夫になるだけでなく、脳の働きも活発になります。
今日は「煮ぼうとう」のお話です。煮ぼうとうは埼玉県深谷市の郷土料理です。幅の広い平打ち麺と野菜を煮込んだものです。似たような料理に秩父地方や群馬県の「おきりこみ」「おっきりこみ」や山梨県の「ほうとう」があります。煮ぼうとうの特徴はねぎやほうれんそうなど地元でとれた野菜をたくさん入れ、醤油味であることです。生めんを下茹でせずに野菜と煮込むことで、ほどよくとろみがつき、温かさが増します。地元の偉人の渋沢栄一も好んでよく食べていたそうです。埼玉県の味を良く味わってください。
11月8日の給食
黒パン
牛乳
鶏肉とカシューナッツの炒め物
春雨スープ
今日は「いい歯の日」です。今日もよく噛んで給食を食べましょう。今日は「黒パン」についてお話します。黒パンの黒い色は黒糖の色です。黒糖とは砂糖のひとつで名前のとおり黒っぽい色をしています。もともとさとうきびから絞った汁は黒い色をしています。それを煮詰めると黒糖になり、甘味を増すためにえぐ味の原因になるミネラルなどを取り除いていくと白い砂糖になります。つまり黒糖にはカルシウムやカリウムなどのミネラルが残っているということです。甘味の強い白い砂糖はカルシウムの吸収を悪くしてしまいますが、もともとカルシウムの含まれている黒糖にはその心配がありません。今日もおいしくいただきましょう。
11月9日の給食
きのこカレーライス
牛乳
フルーツ杏仁
今日は「きのこ」についてお話します。しいたけやまつたけ、しめじなどをまとめて「きのこ」と言います。問題です。きのこは植物でしょうか?動物でしょうか?正解はきのこは植物でも動物でもありません。きのこは「菌類」といって植物や動物の仲間とも違う第三の生き物なのです。菌類は世界で10万種類もあるそうですが、詳しい生態がわかっているのはごく一部です。日本は世界で一番きのこの種類が多く、一年中食べられますが、きのこといえば秋が一番おいしくなります。今日のカレーにはしいたけ、しめじ、マッシュルームが入っています。見分けがつきますか?きのこはエネルギーが少なく、お腹ぽっこりが気になる人にはおすすめの食品です。食物繊維が多く、お腹の掃除もしてくれます。また、きのこにはカルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDがたっぷり入っています。骨を丈夫にしたい!背が高くなりたい!という人は牛乳ときのこをセットでしっかり食べましょう。
11月12日~16日の給食
11月12日の給食
かて飯
牛乳
とり天おろしソース
はくさいの味噌汁
「かて飯」って何だろう?炊き込みごはんとは違うの?と思っている人も多いでしょう。炊き込みごはんとは、季節の食材を豊富に使うごはん料理として食卓に登場しています。また、各地の郷土料理の中にも具に特徴のある炊き込みごはんがみられます。いずれにしても現在では、お米が主役で具が脇役になっています。しかし、その原型はお米が高価で十分に食べられなかった時代にお米を節約するために、麦や粟、稗などの雑穀や、野草、芋、だいこんといった「糧」と呼ばれるたくさんの具をかさを増す増量材として、少量の米に混ぜて炊き込んだ「かて飯」だったのです。
かて飯は秩父地方の郷土料理になっていて、秩父ではお客様がくると「おもてなし」の食事として作られています。今日のかて飯には「ずいき」という食品が入っています。「ずいき」は里芋の茎の部分です。今日は鴻巣産の青ずいきを使いました。里芋は芋の部分だけでなく、茎もおいしく食べられることをぜひ知っておいてください。
11月13日の給食
醤油ラーメン
牛乳
手作りしゅうまい
青菜炒め
しゅうまいは中国の北部で考えられた料理だといわれています。作り方は豚肉やえびなどをみじん切りにしてからよく練って、味付けしたものを小麦粉で作った薄い皮で包んで蒸します。日本で食べられるようになったのは昭和の初め、横浜が最初だそうです。
なぜしゅうまいは蒸して作るのに漢字で「焼売」と書くのでしょうか?中国では「焼」という漢字には「火や熱を加える」という意味があります。ですから、蒸して加熱しているしゅうまいが「焼売」と書かれるわけです。では「売」という字の意味は?みなさんで調べてみましょう。
今日は給食室で1個1個カップに皮と肉あんを入れてジャンボしゅうまいを作りました。お味はいかがですか?
11月15日の給食
焼き鳥丼
牛乳
呉汁
きゅうりの漬物
呉汁は日本各地に伝わる郷土料理です。肉がなかなか手に入らなかった時代には貴重なたんぱく源として食べられていました。「呉」とは水につけておいた大豆を生のまますりつぶしたもののことをいい、それを季節の野菜を入れた汁に入れたものを呉汁といいます。味付け、入れる具材によって各地域、各家庭のいろいろな呉汁があります。昔はどこの家でも、田のあぜや道端に大豆を作っていて、新大豆がとれるのを待って呉汁を作っていました。大豆は、肉やたまごに負けないくらい質の良いたんぱく質が含まれています。その大豆を使った呉汁は栄養満点です。
今日の焼き鳥丼に使われているさつまいもは鴻巣市滝馬室産のシルクスイートという種類です。2012年に開発された新しい品種で、名前にシルクと付くようにシルク、絹のようになめらかで甘いさつまいもです。
11月16日の給食
食パン
ブルーベリージャム
牛乳
ポークビーンズ
フラワーサラダ
食パンとは生地を発酵させ、箱型の型に入れて焼いたパンことです。形により上が盛り上がった山型食パンと平らな角型食パンがあります。今日の食パンは角型食パンですね。
日本へは明治時代の初めに、イギリスから山型食パンが伝わりました。欧米では生地は塩と水だけで捏ねられるのに対し、日本では生地に牛乳や脱脂粉乳、バターなど油分を加えるため、日本の食パンの方が軟らかいものになります。
パンは、コッペパンもあんぱんも食べるのになぜ、食パンにだけ「食べる」という字が付いているのでしょうか?これにはいくつかの説がありますが「美術のデッサンの時に線を消す用のパン、消しパンに対して、食用のパンなので食パンを分けて呼ぶために付いた」という説があります。今日は食パンに目に良いブルーベリージャムをつけて食べてください。
11月1日~2日の給食
11月1日の給食
たまごとじうどん
牛乳
ほうれんそうの磯香あえ
ふかしいも
今日は「さつま芋」についてお話します。さつま芋は,メキシコなど中央アメリカ生まれのヒルガオ科の植物です。日本には400年前に中国から琉球(今の沖縄県)の宮古島に伝わり、その後、薩摩(今の鹿児島県)に伝わりました。そのため、さつま芋と呼ばれています。さつま芋は養分の少ない荒れた土地でも育つので、主食としても食べられ、食糧のない時代に人々を救ってきました。埼玉県では「川越のいも」が有名です。現在は、おいしさや栄養、色合いを考えて改良されたさつま芋が出回り、お菓子などにも使われています。芋そのものに甘味があり熱を加えるとさらに甘くなります。
さつまいもというと、でんぷんというイメージがありますが、意外にもビタミンB、C、Eやミネラル、食物繊維も多く含まれています。特にビタミンCは豊富なうえ、加熱してもこわれにくく、今日のさつまいも4個食べると1日に必要なビタミンCがとれるほどです。さつま芋はご飯と野菜の栄養をあわせもった食品です。足りないのはたんぱく質で、牛乳と一緒に食べれば理想的なおやつになります。さつま芋を切った時に出る白い液体には便通をよくする効果があります。お芋を食べた時の胸焼けやげっぷを防ぐには・・・皮ごと食べるとよいそうです。皮に含まれるミネラルがガスが発生するのを防いでくれます。今日は鴻巣市産の「紅はるか 」という品種のさつまいもをふかしました。さつま芋の自然な甘さを感じながらおいしくいただきましょう。
11月2日の給食
ごはん
牛乳
肉と野菜のカレー煮
だいこんの味噌汁
ひじきのり
今月は「彩の国ふるさと学校給食月間」です。これは収穫の秋の11月に、給食に地元の食材をたくさん取り入れ、生産に携わる人に感謝し、ふるさと、郷土食に理解を深めるために作られました。みなさんも埼玉県や鴻巣市のついてたくさんのことを知ってください。
地元でとれたものを地元で消費、食べることを「地産地消」といいます。これは輸送に時間も労力もかからないため、新鮮なものを食べられ、さらには地元の農業も発達するといういいことづくめのことです。
給食では毎日飲んでいる牛乳も埼玉県の牛から絞られたもの、そしてお米もすべて鴻巣市産です。さらに今日のお米は特別栽培米のこうのとり伝説米です。給食では一年中地元の食材が使われていることを知っていましたか?今月の給食ではねぎ、ごぼう、さといも、さつまいも、キャベツ、ずいき、しょうが、にんにくは鴻巣市産のものを使います。さらに埼玉県や各地域の郷土料理もたくさん給食に登場します。楽しみにしていてください。合わせて、みなさんはもう第3校舎1階に貼ってある「こんなにあるよ!埼玉の農産物」という掲示物を見ましたか?よく見て埼玉県のことを知ってください。
10月29日~31日の給食
10月29日の給食
しめじごはん
牛乳
わかさぎフライ
のっぺい汁
りんご
のっぺい汁とは全国各地にある郷土料理です。にんじん、さといも、油揚げなどをだしで煮て、しょうゆ、塩で味をつけ片栗粉などでとろみをつけた料理です。鶏肉や魚を入れるところもあります。材料の組み合わせ方、切り方、汁の量なども地方によって少しずつ違います。祭り、仏事、正月など昔から催しもののある日に作られていました。地方によって「のっぺい汁」「のっぺ」「のっぺ汁」などいろいろな呼び方をしますが、いずれもとろみのある料理です。とろみがのっぺりしているのでのっぺいになったようですね。
10月30日の給食
ひき肉ともやしのあんかけ丼
牛乳
海そうサラダ
ハニーピーナッツ
今日はあんかけの中に入っている「もやし」のお話です。もやしとは植物の名前ではなく、豆や米、麦などを発芽させた若い芽のことをいいます。だいこんもやしはかいわれだいこんとして、麦もやしはビールや飴の原料になっています。もやしとは、若い芽を出させるという意味の言葉の「萌やす」の名詞です。つまりもやしとは生命力にあふれた若い芽がはつらつとして伸びていくという意味の言葉です。
もやしの歴史は古く、人類が初めて植物の種子が発芽することを発見したことから栽培が始まったといいます。一般的にわたしたちがもやしとよんでいるのは豆もやしです。原料の豆によって大豆もやし、緑豆もやし、ブラックマッペもやし、アルファルファもやしなどがあります。豆が芽を出したことによってビタミンCが加わり、豆と野菜の両方の栄養をもつようになったすばらしい食品です。料理の主役になることは少ないけれど、栄養のある名わき役のもやしをみんな食べてください。
よく、ひ弱な人を「もやしっこ」というのはなぜでしょうか?もやしを育てる時に直射日光に当てないことから、外に出ない子をもやしっこというようになったようです。でも、栄養たっぷりのもやしを食べればもやしっこになりませんよ!
10月31日の給食
こどもパンスライス
牛乳
かぼちゃコロッケ
ボイルキャベツ
ビーンズシチュー
今日はかぼちゃ料理です。それは、今日10月31日がハロウィンだからです。ハロウィンとは古代ヨーロッパから伝わる霊をまつるお祭りです。アメリカでは大きなオレンジ色のかぼちゃをくり抜いて作ったお化けランタンにろうそくをともして飾る秋のお祭りになっています。日本では魔女などに仮装をしてパーティーやパレードを行っているところもあります。
かぼちゃには目やのど、鼻の粘膜を強くするビタミンAがたくさん含まれています。風邪やインフルエンザにかかりたくない人はしっかり食べましょう。
10月22日~26日の給食
10月22日の給食
カレーライス
牛乳
フルーツポンチ
今日は「スキムミルク」についてお話します。どこにスキムミルクが入っているかわかりますか?スキムミルクは牛乳から作られるもので、牛乳の脂肪分や水分を取り除いて、粉状にしたものです。そのため、「脂肪を抜いた牛乳を粉にしたもの」ということで「脱脂粉乳」ともいわれています。粉になっているので日持ちもし、運搬をしやすいということで、第2次世界大戦後はアメリカから運ばれたこのスキムミルクを湯で溶かし、給食に出されていました。
牛乳と同じようにカルシウムがたっぷり入っているので、現在の給食でもよく使われている食品です。牛乳の風味やコク、栄養を加えたいけれど、牛乳を入れることができない料理などにスキムミルクが使われています。給食のパンには、ほとんどスキムミルクが使われています。今日はカレーの中に入っています。給食のカレールウが白っぽくなっているのはこのスキムミルクが入っているためです。
10月23日の給食
タンメン
牛乳
キャラメルポテト
かき
今日のラーメンは「タンメン」です。ラーメンはもともと中国から伝わった料理ですが、今ではラーメンと言えば日本の麺料理と思われるほど日本独特の進化をし、世界に広まっています。タンメンも中国では単なる「スープ麺」というものですが、日本では茹でた中華麺に炒めた肉や野菜をのせた塩味の麺料理として広まっています。今日の給食のタンメンには何種類の具が入っているでしょうか?(1)5種類(2)6種類(3)7種類 正解は(3)7種類です。豚肉、にんじん、にら、キャベツ、もやし、干し椎茸、ねぎが入っています。香りづけ、風味づけににんにくとごまを入れてあります。みつけながら食べてみましょう。
今日は「柿」についてお話します。柿は秋の代表的な果物ですね。名前の由来は紅葉の色と果実の色にちなんで「赤黄」と言われたものがなまってできたそうです。奈良時代から栽培されている柿は、甘柿、渋柿をあわせて1000種類もあるそうです。今では、アジアやヨーロッパなどの海外でも「かき(kaki)」の名前が通用します。
柿には、血圧が上がるのを防いだり、乗り物酔いや二日酔いになりにくくします。そのまま食べるとまずい渋柿には、やけどなどの薬にもなります。カロテン、ビタミンC、食物繊維が豊富で、風邪などの病気予防にもなります。今日は調理員さんが一つ一つ丁寧に皮をむいてくれました。秋の味覚を、季節を感じながらおいしくいただきましょう。
10月24日の給食
栗ごはん
牛乳
ししゃもの磯辺フライ
キャベツのみそ汁
今日はごはんに入っている秋の味覚の代表、高級な「栗」のお話です。栗は5月~6月に花が咲き、いがのある実をつけ、9月~10月になると実が熟し、いがが裂けて1~3個の栗の実が出てきます。ブナ科の植物でくるみやアーモンドとおなじナッツの仲間です。世界で栽培されている「くり」はチュウゴククリ、ヨーロッパクリ、アメリカクリ、ニホンクリの4種類です。ニホンクリはもちろん日本で生まれたもので、特徴は、世界のくりの中で、いちばん大きくておいしいことです。栗には、ビタミン、ミネラル、食物繊維がたっぷり入っています。特にビタミンB1には、ごはんやパン、砂糖などをエネルギーに変える働きがあります。また、栗には美容に良い栄養が多く、アンチエイジングという若返りの効果があると言われています。
10月25日の給食
ごはん
牛乳
八宝菜
わかめスープ
八宝菜は日本でもよく知られた中国料理のひとつです。では、八宝菜とはどんな意味でしょうか?文字通りにすれば8種類の材料かできた料理であり、しかもその材料は「宝」といわれるほど高級なものを使っているから?と思われますが決してそうではありません。もっと材料が多いときもあります。ではなぜ「八」という数字を使うのでしょうか?中国語では「八」の発音が金持ちになるという意味の言葉と発音が似ていて縁起の良い数だそうです。
今日の給食の八宝菜にはいくつの宝が入っているでしょうか?みつけながら食べましょう。
10月26日の給食
バターロールパン
牛乳
チリコンカン
ほうれんそうサラダ
今日はサラダにたっぷり入っているほうれんそうのお話です。ほうれんそうは西アジア原産でペルシャで栽培され始めました。「ほうれん」とは中国語で「ペルシャ」のことで、ペルシャからシルクロードを経由して中国に伝わり、日本へは17世紀に入ってきました。ほうれんそうはにんじん、かぼちゃと並び代表的な色の濃い野菜です。目や鼻の粘膜を強くするビタミンA、免疫力を高めるビタミンC、貧血予防に効果のある鉄分が多く含まれています。特に寒くなってくると栄養価や甘味が増します。寒くなってきたためか風邪気味の人が多いようです。調子が悪いな、と思う人はぜひおかわりしてください。
10月16日~19日の給食
10月16日の給食
肉汁うどん
牛乳
青菜炒め
こうのすブルーベリー蒸しパン
今日は「市民の日記念献立」です。2005年に鴻巣市、吹上町、川里町の1市2町が合併した10月1日を「市民の日」として制定しました。そこで今日は鴻巣のねぎをたっぷり使った肉汁うどんと、鴻巣のブルーベリーを使った蒸しパンが登場です。お味はいかがですか?ねぎとブルーベリーは鴻巣市からのプレゼントです。ブルーベリーの色素のアントシアニンには目の働きを高める働きがあります。
鴻巣でもいろいろな農作物が作られています。この機会に鴻巣の歴史を調べたり、農業、工業、文化などについて興味を持ったりして、将来の鴻巣市についても考えてみましょう。
10月17日の給食
マーブル食パン(ココア)
牛乳
オムレツのデミグラスソースかけ
武蔵野スープ
今日のスープには埼玉県の特産物が入っています。そのため昔のこのあたりの呼び方の「武蔵国」からとって、このスープにも「武蔵野」を名前につけてみました。さて、その特産物とは何でしょう?(1)さつまいも(2)牛乳(3)小麦粉 正解は(1)さつまいもです。昔から川越を中心に埼玉県内でよく作られていました。江戸までは新河岸川を利用し、重いさつまいもを運んでいました。さつまいもは荒れた土地に植えてもできるため「飢饉に備えるための作物」として各地で作られるようになりました。今日のスープに入っているさつまいもは鴻巣産です。
10月18日の給食
ごはん(こうのとり伝説米)
牛乳
さばの塩焼き
切り昆布の煮物
厚揚げときのこのすまし汁
今日のお米はこうのとり伝説米です。味わって食べていますか?
今日は煮物にたっぷり入っている昆布のお話です。昆布は「海の野菜」とも呼ばれ、ビタミンやヨウ素、カリウム、カルシウムなどが多く含まれていて、薬と同じような効き目がある貴重な食材のひとつです。とくにヨウ素は子どもの成長に欠かせない栄養で、不足すると成長しなかったり、神経の働きが鈍くなってしまいます。また、昆布には免疫力を高め、病気になりにくくする働きや、ガンを抑える働きもあります。昆布から出るねばりは「アルギン酸」という栄養が含まれていて血圧を下げてくれます。
昆布はむかしは「ひろめ」とも呼ばれ、「よろこぶ」「広める」に通じることから縁起の良い食べものとしておせち料理や結納の品としても用いられています。食材として使うことはもちろん、だしの材料として日本料理には欠かせないものです。
10月19日の給食
吹き寄せごはん
牛乳
いかのかりん揚げ
じゃがいものみそ汁
今日は「吹き寄せごはん」についてお話します。「吹き寄せ」とは、秋の色づいた葉が風で吹き寄せられた様子を表したもので、秋から冬にかけて、ごはんに限らず煮物や汁物、お菓子などにも使われる言葉です。秋の紅葉した様子を表すため秋の食材が使われることも多く、銀杏や栗、きのこ類、紅葉の赤を表す人参などが使われます。今日の給食でが秋が旬のさつまいも、しめじ、そして紅葉を表した人参を入れて炊き込みました。秋の味覚を楽しみながらおいしくいただきましょう。季節を感じることができましたか?
10月9日~12日の給食
10月9日の給食
メロンパン
牛乳
ポテトのチーズ焼き
イタリアンサラダ
オニオンスープ
今日は2年生のリクエスト献立です。主食部門1位のメロンパン、主菜部門1位のポテトのチーズ焼き、汁物部門3位のオニオンスープに副菜部門で人気の高かったイタリアンサラダを組み合わせました。他に人気のあったメニューは醤油ラーメン、マーブル食パン、春巻、肉じゃが、キャラメルポテト、きゅうりの漬物、わかめスープ、コンソメスープ、豆腐のみそ汁でした。そろそろわかば学級と6年生にもリクエスト調査します。もう献立表のチェックは終わっているかな?
今日は「メロンパン」のお話です。メロンパンは日本各地でいろいろな名前になっています。関西地方ではわたしたちがメロンパンと言っているものを「サンライズ」と呼び、関西でのメロンパンはまた別物のようで、ラグビーボール型でスポンジ系の生地に白あんが入っています。旅行に行った時に食べ比べてみてください。
10月10日の給食
チャーハン
牛乳
ポーク焼売
チンゲン菜のたまごスープ
チャーハンは白いごはんを様々な具と一緒に油で炒めた中華料理です。工夫次第で様々な食材を利用できることや、冷蔵庫の残り物を処分できて、さらに短時間で作れるという理由から日本でも家庭料理としてもチャーハンの人気は高くなっています。家庭によって具や味付けが違い、おふくろの味ともなっています。好きな人も多いことから冷凍食品やインスタント食品も出回っています。
チャーハンは米文化のどこの国にも似た料理があります。日本では焼き飯、炒めごはんと呼ばれ、韓国ではポックムパプ、タイではカオパット、インドネシアのナシゴレンもチャーハンの仲間です。国によっても具に特徴がありますね。今日のチャーハンにはチャーシュー、にんじん、たけのこ、ねぎ、しいたけ、枝豆が入っています。
10月11日の給食
ごはん
牛乳
あじの塩麹焼き
もやしとにらのおひたし
肉じゃが
アジはマアジ、ムロアジ、シマアジなど50種類以上います。春から夏に北へ、秋から冬は南へ回遊します。4~7月ころになると浅瀬に来て産卵します。春から秋にかけておいしい魚です。体にのこぎりの歯のような鋭いうろこ「ぜいご」があります。アジは海の魚の中で最も多くカルシウムを含んでいる魚の一つです。カルシウムは骨や歯を丈夫にしてくれる栄養です。また、アジには脳の働きをよくするDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)も多く含まれています。魚を食べると頭がよくなるといわれるのはこのためです。今日はあじを伝統的な調味料の塩麹に漬け込んで焼きました。
10月12日の給食
コッペパンスライス
牛乳
焼きそば
たこナゲット
だいこんとしめじの中華スープ
もともと焼きそばは中国の料理で、中華麺を炒めたり、揚げたりした料理をまとめて「炒麺」とよんでいたものが日本に伝わって今のような料理になりました。縁日やバーベキューでも日本では焼きそばといえばソース味が主流ですが、中国では醤油味や塩味のもの、あんかけやスープのものもあり、バリエーションの多さはチャーハンと同じくらい何百もあります。日本でもじゃがいもを入れたり、魚の粉を入れたりとご当地の焼きそばが全国各地にあります。今日の給食では豚肉、キャベツ、もやしなどの入ったソース味の焼きそばです。お味はいかがですか?パンに焼きそばをはさんで、焼きそばパンにしてもおいしいですよ。
10月1日~5日の給食
10月1日の給食
チキンライス
牛乳
スパニッシュオムレツ
コンソメスープ
みなさんはチキンライスって知っていますよね?鶏肉、玉ねぎ、マッシュルーム、グリンピースなどを炊いたご飯とともに炒め、トマトケチャップ、塩、こしょうで味付けした米料理です。赤いごはんが特徴で、卵に包まれてオムライスとして登場することもあります。お子様ランチで旗を立てられていることもあります。では問題です。このチキンライスの発祥の国はどこでしょうか?(1)日本(2)アメリカ(3)イギリス 正解は(1)日本です。チキンライスは昔はチッケンライスと言われ、鶏肉や玉ねぎ、にんじんなどを加えて炊いた西洋風ごはんでした。当時はケチャップを使用していなかったので赤くはありませんでした。その後血沈ライスは教会などで子どもたちに振舞われ日本でも広まっていきました。ケチャップ味になったのは大正末期から昭和初期になってからです。そのため、外国で「チキンライス」と言っても伝わりませんよ。
10月2日の給食
ごはん
牛乳
おろしハンバーグ
カリフラワーのバター醤油炒め
豆腐のみそ汁
今日は、「カリフラワー」についてお話しします。白いブロッコリーなんて呼ばないでくださいね。カリフラワーは今から200年以上前からヨーロッパで栽培されています。キャベツが変異してブロッコリーができ、さらにブロッコリーが変異したものがカリフラワーです。カリフラワーは明治時代に日本に伝わりました。
カリフラワーにはビタミンCが多いので風邪予防のためにこの時季にはたくさん食べてほしい野菜です。肌をつるつるにしたり便秘を防いだりする効果もあります。
今日の給食では、洋食に使うことの多いカリフラワーを和食にも合うように味付けしてみました。
10月3日の給食
黒パン
牛乳
鮭のマヨネーズ焼き
フレンチサラダ
ボルシチ
ボルシチは東ヨーロッパにある、とても寒いウクライナという国の伝統的な料理です。世界三大スープのひとつとも言われています。ボルシチは日本の雑煮のように地域によって、肉や野菜など具や切り方が違いますが、特徴としては「テーブルビート」という赤かぶに似た野菜で赤い色をつけます。また、ボルシチにはサワークリームを仕上げに浮かべるのも特徴です。今日の給食でも、ビーツを使い、食べやすいようにトマトでも味をつけてあります。ビーツはちょっとすっぱいかもしれませんが、あまり食べることができない食材なので、ぜひ味わって食べてください。
10月4日の給食
けんちんうどん
牛乳
小松菜のたまごとじ
みかん
今日は炒め物に入っている小松菜のお話です。小松菜はキャベツや大根と同じアブラナ科の野菜で、別名「冬菜」「鶯菜」とも呼ばれています。江戸時代に徳川将軍によって栽培されていた当時の江戸川区小松川にちなんで「小松菜」と名付けられたそうです。埼玉県は小松川と水運による交易があったことから小松菜の種を分けてもらいました。今では東京を抜いて埼玉県が全国1位の生産量になっています。小松菜は野菜の中でもカルシウムを非常に多く含んでいます。その量はほうれん草の3倍以上です。この他にもビタミンA、ビタミンB2、ビタミンC、鉄、食物繊維を多く含みます。現代人に不足しやすい栄養を多く含んでいるので、ぜひたくさん食べてほしい野菜です。
10月5日の給食
ごはん
牛乳
さんまのかば焼き
五目きんぴら
すまし汁
秋の味覚の代表の「さんま」。今年度の給食にさんまが登場したのは何回目でしょうか?(1)1回目(2)2回目(3)4回目 正解は82)2回目です。今日は「さんまのかば焼き」についてお話します。かば焼きといったらうなぎですが、そこは給食、残念ながら1食245円の給食費ではうなぎのかば焼きは出せません。かば焼きという名前は、昔うなぎは口から尾にかけて串を刺して丸焼にしていました。その形がガマという植物の穂に似ていることから「ガマ焼き」がなまって「かば焼き」とよばれるようになりました。さんまに特に多く含まれるDHAという栄養にはどんな働きがあるでしょうか?(1)風邪をひきにくくする(2)よく眠れるようにする(3)記憶力が良くなる 正解は(3)記憶力が良くなるです。成績アップを望む人は残せないですね。今日は蒲焼きのタレでもごはんをもう3口は食べられるでしょう。
9月25日~28日の給食
9月25日の給食
ごはん
牛乳
さんまの辛味焼き
きゅうりのつけもの
豚汁
さんまは漢字で書くと「秋刀魚」になります。この由来は、さんまが秋が旬で、形が刀のように鋭く、細長い魚なのでこの漢字があてられました。「さんまが出るとあんま引っ込む」ということわざがあります。これは脂がたっぷりのった秋のさんまには栄養もたっぷりあるので、昔からスタミナ補給の食品として知られていたからです。さんまには筋肉や髪をつくるたんぱく質、血液をつくる鉄分、粘膜を強くするビタミンA、骨や歯に欠かせないカルシウムとその吸収をしてくれるビタミンDなど多く含まれています。さらにさんまには脳を刺激し、ボケを防ぎ、記憶力がよくなる働きがあるDHAが含まれています。成績アップを望む人はさんまをよくかんで食べればさらに効果があるでしょう。こんな栄養たっぷりのさんまを残すなんてもったいないですよね。
9月26日の給食
ツイストパン
オレンジジュース
肉団子のケチャップ煮
野菜コロッケ
鮭のマヨチーズ焼き
ボイルブロッコリー
今日はなかよし給食です。教室でお弁当箱に給食を詰めて、体育館に移動し、なかよしグループで食べました。
9月27日の給食
ごまあじうどん
牛乳
小松菜とひじきの炒め物
小魚アーモンド
「うどん」は小麦粉を練って細長く切った麺のことをいいます。1300年ほど前に中国から伝わりました。手軽な庶民の食事で、米食の代わりとして、またお祝いごとに際してふるまわれる食べ物として古くから日本全国で食べられていました。地域によって、季節によって食べ方に多くの種類があります。埼玉県も全国で有数の小麦の産地です。よって「武蔵野うどん」と呼ばれる文化があり、うどんの生産量は讃岐うどんで有名な香川県に次いで全国第2位です。給食のうどんも埼玉県産の小麦を使っています。
埼玉県にはごまやみそを使った「冷汁」で冷たい麺を食べる地域があります。川島町ではこの冷汁うどんを「すったて」とよび、加須市では「ごま汁うどん」とも呼んでいて、埼玉県の郷土料理にもなっています。給食では冷たい汁は出せないので、温かくしたごまがたっぷり入った汁でうどんを食べてください。
9月28日の給食
高菜ピラフ
牛乳
きびなごフリッター
わかめスープ
今日は「高菜」についてお話します。アブラナ科の仲間のからし菜の一種で主に温かい土地で栽培され、辛みのある葉を食用とします。高菜の辛み成分は食欲を増進させ、味にアクセントをつけてくれます。主に漬物に使用され、野沢菜、広島菜とともに三大漬け菜に数えられています。高菜はベータカロテンを多く含み、皮膚や粘膜の細胞を正常に保ち、免疫力を高める働きがあります。ビタミンCも多く、その量はキウイとほぼ同じです。今日の高菜ピラフには、高菜漬け、にんじん、玉ねぎがたくさん入っています。バターの風味が食欲をアップさせます。
9月18日~21日の給食
9月18日の給食
コーンみそラーメン
牛乳
ポテトのチーズ焼き
ミニトマト
今日は3年生のリクエスト給食です。主食部門2位のコーン味噌ラーメン、主菜部門ダントツ1位のポテトのチーズ焼き、副菜部門ダントツ1位のミニトマトを組み合わせました。ポテトのチーズ焼き、ミニトマトは2位の2倍くらいの票が入りました。みなさん好きなんですね。他に人気のあったメニューはキムチチャーハン、ハンバーガー、ぎょうざ、チキンナゲット、カレーポテト、ボイルブロッコリー、コーンクリームスープ、わかめスープでした。
もうすぐわかば学級、1年生、6年生のリクエスト給食の調査を行います。献立表をよーくよーく見て、毎日の給食の料理名をチェックしておきましょう。
今日はミニトマトのお話です。ミニトマトは別名プチトマトとも言われ、トマトの品種の中でも小型の2~3cmにものをまとめた呼び方です。皮はかたいですが甘味が強く、彩りなどでサラダや料理の添え物、お弁当にちょこっと入れるなど、生で食べることが多い品種です。ヨーロッパでは「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあり、また「トマトを作る家に病人無し」と言われるほど体に良い食べものです。トマトの赤い色素のリコピンは生活習慣病を防いだり、日焼けした肌を白くしたりする働きがあります。またトマトにはビタミンCが多く、夏バテ回復効果や疲労回復効果があります。この時期に必要な栄養ばかりですね。
ミニトマトと言っても赤いものだけでなく、黄色やピンク、茶色のものもあります。また、形も丸いもの、細長いもの、くびれているもの、ハート型のものもあります。栄養いっぱいのミニトマトをしっかり食べましょう。
9月19日の給食
ごはん(こうのとり伝説米)
牛乳
あじのスタミナ焼き
里芋のそぼろ煮
だんご汁
今日は「十五夜」についてお話します。十五夜とは昔の暦の8月15日のことをいいます。昔の暦は月の満ち欠けで日付を決めていました。昔の暦の秋は7月から9月のことをいい、真ん中の8月15日の名月を「中秋の名月」と呼びました。今年は来週9月24日が「中秋の名月」です。満月は1年間に12回から13回あるのですが、この中秋の名月にあたる9月の満月が一番有名です。なぜなら空気が澄んで月がきれいに見えること、それに9月の夜は暑くもなく、寒くもないので月を見るのに最適な時期なのです。ススキや団子を飾り、月を眺めながら、豊作を願ったり、収穫を祝ったりしていました。新芋の茹でた里芋を飾ることから「芋名月」とも呼ばれます。そこで、今日の給食は里芋の煮物に団子の入った汁が給食に登場しました。中秋の名月には丸い食べ物を食べる習慣があります。9月24日にはみなさんの家でも月を眺めながら、丸いものを食べましょう。
9月20日の給食
ひじき豆ごはん
牛乳
厚焼きたまご
なめこのみそ汁
巨峰
今日は秋の代表的なくだもの「ぶどう」のお話です。ぶどうは日本だけで数百種類、世界中では一万種類以上あるといわれています。ぶどうは皮の色によって赤、黒、緑の3つに分けられます。赤は「甲斐路」、黒は「巨峰」や「ピオーネ」、緑は「マスカットオブアレキサンドリア」などが有名です。皮の色は若いうちはどれも緑色ですが、成長するにつ入れてだんだん赤や黒い色に変わっていきます。緑色のぶどうは、この赤や黒の色素が作られないので成長してもずっと緑色のままなのです。今日はその実の大きさから「ぶどうの王様」と呼ばれる巨峰です。巨峰は1936年に日本人によって作り出されました。
ぶどうはヨーロッパでは「畑のミルク」とよばれています。ぶどうの甘味の成分であるブドウ糖は吸収されやすく、すぐにエネルギーになるので疲れがとれます。少し感じる渋みの成分であるタンニンは殺菌作用やがん予防に効果があります。紫色の成分であるアントシアニンは目の疲れをとったり、視力回復に効果があると言われています。また若返りの効果もあるそうです。皮と実の間に一番栄養があります。きれいに食べてください。種があるので注意して食べてください。
9月21日の給食
コッペパン
牛乳
鶏肉とカシューナッツの炒め物
ワンタンスープ
今日は「カシューナッツ」についてお話します。カシューナッツはとてもユニークな実のつけ方をします。ナッツの部分は種ですが、その種は他の野菜や果物と違って果実の中ではなく外に実ります。果実はカシューアップルといい、りんごのような黄色や赤黄色をしていて、ピーマンのような形をしています。その下に勾玉のような形の皮におおわれたナッツが実ります。普通は生で食べずに、収穫した実は手作業で果肉と種子に分けてから、天日干しにして、煎って殻をむいたものが使われます。中国料理やインド料理でよく使われます。カシューナッツにはお肌をつるつるにしたり、若返りのもとにビタミンEという栄養が含まれています。その他に、マグネシウムというカルシウムの吸収をよくしてくれる栄養も含まれています。今日は鶏肉やじゃがいもとと一緒に甘辛く炒めました。おいしくいただきましょう。
9月3日~7日の給食
9月3日の給食
夏野菜カレーライス
牛乳
フルーツ白玉
今日の給食には白玉だんごの入った「フルーツ白玉」です。白玉団子の材料の白玉粉は原料であるもち米を精白して、水につけてやわらかくし、水ごとすりつぶします。すりつぶしてできた液体から水分を抜き、大きなかたまりにして細かく削り、乾燥して作られます。そしてその白玉粉に水を加え、練って耳たぶくらいの固さにして、ゆでたものが白玉団子です。あんこやきなこをからめて食べることもあります。表面はつるっとしていて、かむともちもちしています。のどにつまらせないようによく噛んで食べるようにしましょう。問題です。白玉団子は体の中に入ってどんな働きをしてくれるでしょうか?(1)エネルギーのもとになるもの(2)体をつくるもとになるもの(3)体の調子を整えるもの 正解は(1)エネルギーのもとになるものです。一度粉にしてある白玉粉は消化もいいので、午後の勉強や運動のエネルギーをとるためにもしっかり食べましょう。
まだまだ暑い日が続きます。疲れや夏の日差しから体を守ってくれるかぼちゃや枝豆、トマト、コーンなどの夏野菜がたっぷり入ったカレーもしっかり食べましょう。
9月4日の給食
なめこおろしうどん
牛乳
さつまいもと大豆の甘辛揚げ
なめこはモエギタケ科の食用きのこです。なめこは天然物と栽培物があります。天然物はブナやサクラの枯れ木に9~11月ごろに群生しますが、たくさん採れないため、市場には栽培物が多く出回っています。地方により「ヌメリタケ」「ナメタケ」「ヌラボコ」などともよばれています。
なめこ特有のぬめりは、たんぱく質の吸収を助け、胃や肝臓の粘膜を保護します。またコレステロールを下げたり、がんの予防にも効果があります。余分な塩分を体の外に出す働きもあります。また化粧品に使われる「トレハロース」という成分もあり、お肌がつるつるになります。このように栄養豊富はなめこですが、なめこ自体はあまり消化が良い方ではないので消化を助ける働きを持つだいこんといっしょに食べるとよいです。そういえば「なめこおろし」という料理は昔からあります。昔の人の知恵ってすごいですね。
今日はつるっとしたなめこやころっとした大豆を一粒ずつ箸でつまんで、箸練習をしましょう。
9月5日の給食
じゅうしい
牛乳
あじフリッター
ゴーヤーチャンプルー
「じゅうしい」とは沖縄県の郷土料理で、炊き込みごはんや雑炊などのごはん料理のことをいいます。沖縄では今日の給食のような炊き込みご飯のことは、かたいごはんということで「くふぁじゅうしい」、雑炊などのやわらかいごはんを「やふぁらじゅうしい」といいます。
じゅうしいにはだし汁や具に豚肉、豚の脂を使うのが特徴です。沖縄は中国や台湾に近いので、料理も中国料理の影響を受けたものが多いです。また、沖縄は江戸時代の頃から、サトウキビの栽培が盛んで黒砂糖の生産が島の産業でした。そして北海道からは昆布を、鹿児島からは鰹節を黒砂糖と交換していたそうです。今でも、昆布や鰹節は沖縄料理には欠かせない食材となっています。
9月6日の給食
プルコギトッパプ
牛乳
春雨スープ
プルコギトッパプは韓国の過程ででよく食べられている料理です。プルコギの「プル」とは「焼く」、「コギ」は「肉」、「トッパプ」とは「ごはんにのせる」という意味で、日本語で「焼肉丼」のこといいます。韓国料理にはキムチなど辛いものが多いのですが、その辛さのもとになっているのは唐辛子です。今日のプルコギトッパプにも「コチュジャン」という韓国の唐辛子みそを使って味付けしています。唐辛子の辛味の成分である「カプサイシン」には悪い菌をやっつけたり、体を温めたり、興奮させる働きがあります。そのため、食中毒を防いだり、暑いときに食べると夏バテしないといわれています。だからといって、食べ過ぎると刺激の強いものなので体の調子を崩してしまうので気を付けましょう。今日のプルコギはごはんとよく混ぜて食べてください。
9月7日の給食
こどもパンスライス
牛乳
たらフライ
ボイルキャベツ
コーンクリームスープ
今日は、こどもパンにたらフライとキャベツをはさんでフィッシュバーガーとして食べてください。パンとは小麦粉やライ麦粉、米粉などに水、塩、酵母などを加えて発酵させた生地を焼いたものです。問題です。パンは何語でしょうか?(1)英語(2)ロシア語(3)ポルトガル語 正解は(3)ポルトガル語です。日本へは1543年に鉄砲とともにポルトガル人の宣教師によって伝えられたそうです。次の問題です。パンにはどんなはたらきがあるでしょうか?(1)エネルギーのもとになるもの(2)体をつくるもとになるもの(3)体の調子を整えるものになるもの 正解は(1)エネルギーのもとになるものです。間違ってしまった人は献立表をチェックしましょ。もりつけ表ではなく、献立表ですよ。献立表には毎日の給食に使われている食材にどんな働きがあるか書いてあります。毎日見て覚えてください。
9月10日~14日の給食
9月10日の給食
えびピラフのパプリカソースかけ
牛乳
茎わかめのサラダ
今日のサラダには茎わかめが入っています。では茎わかめとは何でしょう。普通のわかめとはどう違うのでしょうか?みそ汁や酢の物に使っているのはわかめの「葉体」と呼ばれるわかめの葉のような部分で、茎わかめは「中芯」と呼ばれるわかめの葉の中心部分です。昔から中芯の部分はかたいからと言われ、取り除かれ、葉体の部分しか市場には出回っていませんでした。しかし、漁師のあいだでは栄養たっぷりのわかめを歯ごたえ良く食べられることが知られていて、漁村では昔から食べられていました。最近ではその栄養の多さや食感からおつまみなどに加工されても売られています。茎わかめには、髪や皮膚の健康を保ったり、成長を促進させたりする働きのあるヨウ素、そしてぬるっとしているもとになっている食物繊維は血液を健康に保つ働きがあります。
9月11日の給食
ごはん
牛乳
かつおフライ
大豆の磯煮
なすのみそ汁
9月15日は「ひじきの日」です。そこで今日はひじきごはんの登場です。「ひじき」は日本近海の潮の満ち引きの激しい岩場で採れる海藻です。みなさんがよくお店で見るひじきは、春にやわらかいものを採り、煮たり蒸したりしたものを乾燥させたものです。むかしから「ひじきは血を収める」といわれ、健康食品として食べられてきました。その理由は、ひじきには鉄分とカルシウムがたっぷり含まれているからです。同じ量の牛乳と比べると鉄分は牛乳の550倍、カルシウムは14倍も含まれています。とは言っても牛乳のように一度にたくさん食べられないのが海藻の悲しいところ。ですが、毎日少しずつ食べることによって、貧血や骨粗しょう症を防いでくれます。またひじきには食物繊維も多くお腹の中をきれいにし、肥満も防いでくれます。髪にもつやを与えます。
今の日本人が全世界でも長生きトップクラスなのは、海藻を昔から食べているからといわれています。これからの人は・・・どうでしょう?長生きできるようにと験を担いで、昔の敬老の日である9月15日をひじきの日としました。
9月12日の給食
バターロールパン
牛乳
きのこスパゲッティ
いかナゲット
彩り野菜スープ
しいたけやまつたけ、しめじなどをまとめて「きのこ」と言います。問題です。きのこは植物でしょうか?動物でしょうか?正解はきのこは植物でも動物でもありません。きのこは「菌類」といって植物や動物の仲間とも違う第三の生き物なのです。菌類は世界で10万種類もあるそうですが、詳しい生態がわかっているのはごく一部です。日本は世界で一番きのこの種類が多く、一年中食べられますが、きのこといえば秋が一番おいしくなります。今日のスパゲティにはしめじ、えのきたけ、マッシュルーム、エリンギが入っています。見分けがつきますか?きのこはエネルギーが少なく、お腹ぽっこりが気になる人にはおすすめの食品です。食物繊維が多く、お腹の掃除もしてくれます。また、きのこにはカルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDがたっぷり入っています。骨を丈夫にしたい!背が高くなりたい!という人は牛乳ときのこをセットでしっかり食べましょう。
9月13日の給食
ごはん
牛乳
酢豚
青菜とあさりのスープ
酢豚は一口大に角切りにした豚肉に下味をつけて揚げたものを、たまねぎ、ピーマン、にんじんなどの野菜と甘酢あんでからめたもので、中国料理のひとつです。今ではすっかり日本の家庭でもおなじみになりました。日本では2種類の酢豚が広まっているのを知っていますか?ひとつは広東料理の「クーラオロウ」で、たっぷりの野菜やパイン使い、甘酢あんにケチャップを使用しているもの、もうひとつは上海料理の「タンツーロウ」で野菜はほとんど使わず、肉がメインで甘酢あんもケチャップを使わないので黒っぽくなっています。今日の給食はどちらがもとになっているかわかりますか?給食の酢豚はクーラオロウですね。今日の給食の酢豚には入っていませんが、「酢豚にパインはいらない!」と思っている人も多いでしょう。パインには肉などのたんぱく質を分解する酵素が含まれているので、いっしょに調理することで肉がやわらかくなるという意味があります。
9月14日の給食
はちみつパン
牛乳
チーズオムレツ
ボイルブロッコリー
夏野菜スープ
オムレツは、卵を割ってとき、塩・こしょうなどで味つけをし、バターや油をひいたフライパンで手早く焼いた卵料理です。木の葉型で中央がが丸くもりあがった形をしています。手軽な材料で、簡単に、かつ短時間で作ることができ、朝食のメニューとしてたいへん親しまれ、世界中どこの国でも作られている料理です。オムレツは「オムレット」が日本語になってオムレツになりました。では、オムレットは何語でしょうか?(1)ドイツ語(2)英語(3)フランス語 正解は(3)フランス語です。もともとはスペインの王様が田舎に散歩に行ったとき立ち寄った農家で何か食べるものをお願いしたところ、素早くこのおいしい卵料理を作りました。すると王様は「なんと素早い人でしょう!」という意味の「オム・レスト!」と叫んで大感激しました。それ以来この料理をオムレストと呼ぶようになり「オムレット」に変化していきました。今日は、とろーりチーズ入りのオムレツです。
8月31日の給食
8月31日の給食
キムチチャーハン
牛乳
春巻
中華スープ
梨
今日から給食が始まりました。楽しみにしていてくれたでしょうか?
今日は「梨」についてお話します。梨は 1800年前から食べられている秋の味覚を代表する果物です。埼玉県は梨栽培の盛んなところで、収穫量は全国第6位です。鴻巣市も常光地区を中心に梨畑がたくさんあります。
梨には別の名前があることを知っていますか?「なし」という名前が「無い」という意味につながるため縁起が悪いので「有りの実」という呼び方もあります。
今日の梨の品種は「サンフルーツほほえみ」といい、「新高」と「幸水」という品種を掛け合わせたもので、平成21年に登録された新しい品種です。鴻巣の農家が開発し、この梨を作っているのは鴻巣の3軒だけというとてもとても貴重なものです。普通の梨は1個200gから300gくらいですが、この「サンフルーツほほえみ」は600gくらいになる大きな梨です。給食には800gのものもありました。
梨には、のどにうるおいを与え、熱を下げたり、肉を食べた時の消化を助けたり、便秘を防いだり、疲れをとったりといった働きがあります。今のみなさんの体が必要としている働きばかりですね。旬の果物をしっかり食べましょう。
7月9日~13日の給食
7月9日の給食
ごはん
牛乳
マーボーなす
中華スープ
ハニーピーナッツ
なすは英語で「エッグプラント(卵植物)」、ドイツ語では「アイエル・アプフェル(卵型りんご)」といいます。きっとその丸い形から名づけられたのでしょう。なすはいろいろな種類がありますが、九州などのあたたかい地域では「長なす」、東北などの寒い地域では「丸なす」や「小なす」が栽培されています。なすは7月から9月が旬です。夏野菜には体を冷やす作用がありますが、その中でもなすは特に効果があり、暑さ負けしそうな時や体のほてりやのぼせがあるときに食べると効果があるといわれています。なすは他の野菜に比べてビタミン類はあまり多くありませんが、なすの紫の色素の「ナスニン」にはガンの予防や老化防止に効果があるポリフェノールが含まれています。なすは油との相性が良く、和食、洋食、中華のどんな料理にも合います。今日は疲れをとる働きのあるビタミンB1の多い豚肉と元気を出す働きのあるにんにくやしょうが、豆板醤で味にアクセントをつけた「マーボーなす」にしました。実はこのマーボーなすという料理は日本独自のものです。マーボー豆腐と同じようにNHKの料理番組で陳建民さんが四川料理を日本人に合うように考えた料理です。
7月10日の給食
天ぷらうどん
牛乳
もずくとさつまいもの天ぷら
とうもろこし
「とうもろこし」はイネ科の植物で、原産地はメキシコ、ボリビアなどのアメリカ大陸です。15世紀にコロンブスがキューバよりスペインに持ち帰り、急速に世界各地に広まりました。日本へは1579年にポルトガル人が長崎に伝えたのが最初です。そのためポルトガル人を表す「南蛮」という言葉を使い、とうもろこしは「南蛮黍」ともよばれています。とうもろこしのてっぺんにあるふさふさとしたススキの穂のような部分がおしべで、とうもろこしの実についている「ヒゲ」がめしべです。つまりヒゲがいっぱいあるものが実がいっぱいあるということです。そしてヒゲが茶色くなっているものが実が熟しているということなので買うときの参考にしてください。とうもろこしは、炭水化物を主として、ビタミンB1、B2、Eなどのビタミン群や食物繊維そして、カルシウムなどをバランスよく含んでいる栄養豊富な食品です。とうもろこしを主食にしている国もたくさんあります。便秘や動脈硬化を予防する働きがあります。とうもろこしのヒゲを煎じて毎日飲むとむくみがとれるといわれています。
今日は1時間目に2年生とわかば学級が全校分のとうもろこしの皮むきを手伝ってくれました。みなさんありがとうございました。
7月11日の給食
夏野菜カレーライス
牛乳
フルーツポンチ
もりつけ表に書いてある野菜の名前はわかりますか?左上からかぼちゃ、ピーマン、トマト、ゴーヤー、とうもろこし、なす、下の段に行ってオクラです。その他にもきゅうりやズッキーニなども夏が旬の野菜です。これらの野菜は夏の太陽をたっぷりと浴び、ビタミンやミネラル、カロテンなどの栄養素をたくさん蓄えていて、私たちの体の調子を整えたり、夏の強い日差しで疲れた目や肌の健康を回復してくれたり、ほてった体を冷ましてくれるはたらきがあります。今日のカレーも名前のとおり、かぼちゃや枝豆、トマト、コーンなど、たくさんの夏野菜が入っています。おいしくいただきましょう。
この日の残食はごはん100g、カレールウ100g、フルーツポンチ10g、牛乳50gの合わせても全体でわずか260gでした。\(^o^)/
7月12日の給食
もぶり飯
牛乳
ししゃもの甘酢あんかけ
なすのみそ汁
「もぶり飯」は、愛媛県の郷土料理です。「もぶる」というのは、愛媛県の古い方言で「まぜる、まぶす」という意味です。関東ではちらしご飯やちらし寿司といわれるものです。もともとは瀬戸内海の小魚でだしをとり、小魚や昆布などの海の幸や季節の野菜を甘辛く煮つけて混ぜ込みます。お祝いの時に食べることが多いそうです。問題絵です。今日の給食のもぶり飯には何種類の具が入っているでしょうか?(1)5種類(2)7種類(3)9種類 正解は(2)7種類です。では、これからその愚を読み上げるので見つけながら食べましょう。昆布、にんじん、ごぼう、しいたけ、ちくわ、油揚げ、枝豆です。毎日の給食にどんな具が使われているかよく見ながら、よく噛んで残さず食べるようにしましょう。
この日の残食はもぶり飯5140g、ししゃも7本分、甘酢あん1100g、みそ汁4100g、牛乳1本分で合わせて10700gでした。昨日とのギャップが・・・(>_<)混ぜごはんは苦手な児童が多いようです。みそ汁の残りも多くなってきました。暑いときこそ、塩分、水分、ビタミンなどが補給できるみそ汁をしっかり飲んでほしいものです。
7月13日の給食
黒パン
牛乳
トマトスパゲティ
たこナゲット
イタリアンサラダ
今日のトマトスパゲティは、ホールトマトや、トマトケチャップのほかに、ドライトマトを使っています。ドライトマトとは、トマトのうま味がぎゅっと凝縮された、「乾燥トマト」のことです。トマトのうま味の正体は、実は、魚や昆布など、日本の伝統的なだしのうま味成分と同じものです。和食は、かつおの削り節や昆布のだしがベースになっていますが、イタリアでは、トマトソースがだしのベースになっています。トマトの赤い色素のリコピンは老化防止の効果があり、生でトマトを食べるより加工したものの方が3倍多くなると言われています。リコピンをたっぷりとって若返りましょう。
7月17日~18日の給食
7月17日の給食
ごはん
牛乳
いか竜田揚げ
ゴーヤーチャンプルー
すまし汁
ゴーヤーは正式名は「にがうり」で、鹿児島では「にがごい」、沖縄では「ゴーヤー」と呼ばれています。ゴーヤの原産国はインドですが、16世紀の中ごろには中国を経由して沖縄に伝わったといわれています。厳しすぎる暑さのために夏場にとれる野菜が少ない沖縄では、暑い時期でも元気に育ち栄養満点のゴーヤーは愛用されていました。
ゴーヤーが健康野菜といわれるのはビタミンCが豊富だからです。ビタミンCには日焼けを防いだり、疲労回復の効果があります。ゴーヤーのビタミンCはトマトの5倍も含まれています。さらにゴーヤーのビタミンCは加熱しても壊れにくいのが特徴です。苦味の成分である「モモルデジン」には胃腸を刺激して食欲を増進させたり、夏バテ予防に効果があります。
問題です。ゴーヤーチャンプルーの「チャンプルー」とはどういう意味でしょうか?(1)まぜる(2)たたく(3)切る 正解は(1)まぜるです。「チャンプルー」とは「ごちゃまぜ」という意味で、転じて「炒め物」という意味があるそうです。ゴーヤーの炒め物でゴーヤーチャンプルー。給食のゴーヤーチャンプルーは苦みを抑えるために味噌味でマイルドに仕上げてあります。ちょっと苦味の効いたゴーヤーチャンプルーを食べられれば、みんなの味覚は大人かも。
7月18日の給食
ジャンバラヤ
セレクトドリンク
オムレツ
白いんげん豆のクリームスープ
レモンソーダゼリー
今日はセレクトドリンクですね。コーヒー牛乳は361人、りんごジュースは252人、牛乳は48人が選びました。みなさんは何を基準に選んだのでしょうか?
今日はジャンバラヤのお話です。ファミレスでもメニューにある「ジャンバラヤ」はアメリカの家庭料理です。(日本で言えば炊き込みごはんのようなものです)その中でもルイジアナ地方でよく食べられています。この地方は昔からフランス系の人が多く住み着いていました。スペインの「パエリア」を起源にしています。ジャンバラヤはケイジャンスパイスというパプリカやにんにく、胡椒、チリパウダーなどの香辛料やハーブを加えたスパイシーなごはんです。
1学期の給食も今日で終わりです。4月に比べて配膳の準備は早くできるようになりましたか?食べられる量は増えましたか?4月よりも体が大きくなっているので必要な栄養量も増えます。もう給食を減らしている人なんていませんよね?今学期最後の給食くらいどのクラスからも空っぽの食缶が戻ってくることを願っています。
今日の残食はジャンバラヤ3200g、オムレツ3個分、クリームスープ250g、牛乳1本分、コーヒー牛乳1本分、ゼリー3.5個分あわせて4140gでした
7月2日~6日の給食
7月2日の給食
ごはん
牛乳
鶏肉のさっぱり煮
じゃがいものみそ汁
今日は「鶏肉のさっぱり煮」にたっぷり使われている「酢」のお話です。酢の物やお寿司に欠かせない酢は酸味をもった代表的な調味料です。英語では「vinegar」といいますが、その語源はフランス語の「vinaigre」からきています。「vin」はぶどう酒、「aigre」は酸っぱいという言葉の合成語で、酸っぱくなったワインということです。もともと酢は酒やワインの発酵が進みすぎて酸っぱくなってしまったものからできたといわれています。酢には食欲を増進させたり、殺菌力もあり、食べものを腐りにくくします。また、筋肉痛の原因である乳酸が体内にたまるのを防いでくれるので、運動後にとるとよい調味料です。
今月の給食目標は「食事のマナーに気をつけて食べよう」です。食器の置き方を確認しましょう。ごはんが左側、みそ汁が右側になっていますか?必ず食器を持って食べるようにしましょう。
7月3日の給食
担々豆腐麺
牛乳
野菜炒め
すいか
今日は「すいか」についてお話します。すいかは漢字で書くと「西」の「瓜」と書きます。なぜ「西」という漢字が使われているかというと、「すいか」はシルクロードをとおって、西のほうから中国に伝えられたからだといわれているからです。歴史的にすいかは4000年以上前にはエジプトで栽培されていたようで、日本には中国からおよそ400年前に伝わりました。「瓜」という漢字が使われている理由は、すいかが瓜の仲間だからです。すいかは本来、瓜なので野菜ですが、一般的にはくだものとして扱われています。品種改良が盛んで、大きさ(大玉、小玉)や形(丸型、ラグビーボール型)、果肉の色(赤、黄)の違いなどさまざまです。問題です。牛乳とすいかではどちらが水分が多いでしょうか?(1)ほぼ同じ(2)牛乳(3)すいか 正解は(3)すいかです。すいかは96%が水分です。牛乳は88%が水分で残りは脂肪やたんぱく質、カルシウムなどです。すいかは別名「水瓜」ともいわれ、暑さをしのぎ、のどの渇きを潤してくれます。
6月25日~29日の給食
6月25日の給食
大山おこわ
牛乳
だし巻きたまご
利休汁
「大山おこわ」とは鳥取県大山町の郷土料理です。使用する食材はまちまちですが、大山山麓の食材を使用した醤油味のおこわです。昔、戦場に行く兵が勝利を祈願して山鳥や山菜を入れたごはんを炊きだしたのが始まりです。お祭りやお祝いのごちそうとして受け継がれてきました。今日の大山おこわには、うるち米ともち米を使い、具には鶏肉、油揚げ、にんじん、たけのこ、しいたけ、えのきたけに、わらび、うわばみそうなどの山菜を使用しています。
6月26日の給食
カレーライス
牛乳
フルーツポンチ
昨年温州みかんが不作だったので、今年度のフルーツポンチには温州みかんの代わりに甘夏みかんを使用しています。そこで今日は甘夏みかんのお話です。甘夏みかんの正式名は「かわのなつだいだい」と言います。昭和10年に大分県の川野豊さんの農園で発見されたのでこの名前がつきました。もともとは夏みかんの木の枝の一部が変異してできたものです。収穫時期は12月から1月頃で酸味を抜くために寝かせて食べごろは2月から5月頃です。夏みかんに比べて酸味が少なく、早い時期に食べられるため今では夏みかんより多く栽培されています。ちょっと苦味がありますが、疲れをとる働きのあるビタミンB1やクエン酸がたっぷり入っているので味わって食べてください。
6月27日の給食
コッペパンスライス
牛乳
塩焼きそば
チキンナゲット
五目スープ
もともと焼きそばは中国の料理で、中華麺を炒めたり、揚げたりした料理をまとめて「炒麺(チャオミェン)」とよんでいたものが日本に伝わって今のような料理になりました。縁日やバーベキューでも日本では焼きそばといえばソース味が主流ですが、中国では醤油味や塩味のもの、あんかけやスープのものもあり、バリエーションの多さはチャーハンと同じくらい何百もあります。今日の給食ではいかを入れ、いつものソース味ではなく、塩味でにんにくとごま油、オイスターソースを効かせ、ちょっとピリ辛に仕上げてみました。お味はいかがですか?今日はパンに焼きそばをはさんで、焼きそばパンにして食べてください。
6月28日の給食
ごはん
牛乳
肉じゃが
豆腐のみそ汁
冷凍みかん
今日は5年生のリクエスト給食です。主食部門1位のごはん、主菜部門1位の肉じゃが、汁物部門2位の豆腐のみそ汁にデザート部門2位の冷凍みかんを組み合わせました。他に人気があったメニューにハヤシライス、わかめうどん、ゼリーフライ、コーンポテト、枝豆、わかめスープ、コンソメスープがありました。この学年は和食を好む児童が多かったようです。鴻巣の玉ねぎ、じゃがいもをたっぷり使った肉じゃがです。
6月29日の給食
はちみつパン
牛乳
ホキのこんがり焼き
アスパラサラダ
チンゲンサイのスープ
「アスパラガス」は春から初夏にかけて旬を迎える野菜です。アスパラは古くからヨーロッパで栽培され、日本には江戸時代にオランダ人によって伝えられました。アスパラは株から出てきた新しい茎が20cmくらいになったときに収穫して食べます。みなさんは「アスパラギン酸」という栄養を知っていますか?これは疲れをとったり、元気にしてくれる栄養です。栄養ドリンクのコマーシャルで聞いたことがあるでしょう?アスパラガスにたくさん含まれているのでこの名前がつきました。
みなさんはアスパラにはグリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスがあるのを知っていますか?もとは同じものですが成長中にずっと土をかけ日に当たらないように育てるとホワイトアスパラガスになり、やわらかく甘味の強いものになります。茎をそのまま伸ばし、太陽の光を浴びたものがグリーンアスパラです。歯ごたえとビタミンが増します。太陽の力ってすごいですね。今日の給食には栄養たっぷりのグリーンアスパラガスをサラダに使いました。旬のものをしっかり食べてください。そして、外でお日様に当たりみんなも健康になりましょう。
6月18日~22日の給食
6月18日の給食
バターロールパン
牛乳
鶏肉のマスタード煮
粉ふきいも
パスタスープ
今日は鶏肉を粒マスタードで味付けし煮たさっぱり味の料理です。マスタードは「からし」のことですが、からしにも種類があり、冷やし中華や中華料理、おでんなどに使うのは「和がらし」で、サンドイッチやホットドックなどに使うのは「マスタード」です。どちらもアブラナ科の「カラシナ」の種を原料にしてつくりますが、辛さが違うのは原料のカラシナの種類が違うためで、和がらしは「ツン」とくる辛み、マスタードはまろやかな辛みが特徴です。
辛子の歴史は古く、紀元前からレバノン近辺で栽培されていました。しかし香辛料としてではなく湿布薬などの薬として使われていました。マスタードには食べたものの消化を助けたり、新陳代謝を活発にする働きもあり、またこの辛味の成分が腹痛を起こす悪い菌をやっつけてくれます。暑くなり食欲が落ちるこの時期にぴったりの食材です。
6月19日の給食
ごはん
牛乳
赤魚のねぎみそ焼き
根菜のさっぱり炒め
ちゃんこ汁
問題です。毎月19日は何の日でしょう?もりつけ表を見ている人は簡単ですよね?答えは「食育の日」です。食育がどういうものかは給食委員の紙芝居で知っていますよね?「食育」とは生きる上での基本になります。食事を通して良い人になるためにみなさんに今日の給食から食事の時に心掛けてほしいことがあります。感謝の気持ちを込めて「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつをする。自分の体のことを考えて好き嫌いせず何でも食べるようにする、です。ここまでは田間宮小のみなさんはよくできているのですが…もうひとつは食事のマナーに気を付けるです。まず今日の食器はどのように置かれていますか?ごはんが左、ちゃんこ汁が右にありますか?お友達と確認しましょう。そして食べる時は必ず食器を持って食べるようにしましょう。これから毎日チェックしてください。
今日の赤魚のねぎみそ焼きのねぎは深谷産のものを使用しています。
6月20日の給食
キャロットピラフのホワイトソースかけ
牛乳
ごぼうサラダ
今日はキャロットピラフです。キャロットとは、「ニンジン」のことです。「ニンジン」は、中まで濃い色をしているので「緑黄色野菜」のひとつです。緑黄色野菜は、日に当たってできるものが多いので、「ニンジン」のように土の下にできる緑黄色野菜は珍しいです。ニンジンは緑黄色野菜の中でもカロテンを含む量がトップクラスです。カロテンの語源が英語のキャロットからついたものといえば納得するでしょう。カロテンは体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜を丈夫にしたり、目の病気を防いだり、風邪やガンになりにくい体にする働きがあります。ニンジンのオレンジ色の素もカロテンです。今日はピラフはすりつぶしたニンジンを使っているのでオレンジ色をしています。
6月21日の給食
ごまあじうどん
野菜炒め
黒糖蒸しパン
埼玉県は香川県に次いでうどんをよく食べる地域です。埼玉県では、ごまやみそを使った「冷汁」で冷たい麺を食べる地域があります。ごまを煎って、すり鉢でよくすり、青しそやみょうがなどを細かく切って加え、砂糖やみそを加えて作ります。さっぱりしたうどんが食べたい時、このごまみそを冷たい水でのばし、うどんやそうめんをつけて食べます。ごはんにかけて食べる時もあります。暑くて食欲がない夏場や農作業の合間によく食べられていました。みそのたんぱく質とごまの油、さらにきゅうりやなすなども加え栄養補給もできるという先祖の知恵です。この冷汁うどんを加須地域ではごま汁うどん、川島地域ではすったてとよんでいます。
給食では冷たいつけ汁は出せないので、温かくしたごまたっぷりのおつゆでうどんを食べてください。
6月22日の給食
ツイストパン
牛乳
ゼリーフライ
枝豆
青菜とあさりのスープ
ゼリーフライはお隣の行田市の郷土料理です。
今日は枝豆のお話です。枝豆は熟すと別の名前になります。それは次のうちどれでしょう。(1)ひよこ豆(2)白花豆(3)小豆(4)大豆(5)そら豆 正解は(4)大豆です。枝豆は大豆が熟す前のもので、枝つきのまま塩ゆでにしていたことから枝豆という名前がつきました。日本独特の食べ方だそうです。昔は田んぼのあぜで栽培されていたことから「あぜ豆」、また、さやを摘み取って用いるので「さや豆」ともいいます。東北地方では枝豆をすりつぶしたものを「ずんだ」といい、餅などにからめて食べます。
枝豆は豆と野菜の両方の栄養を持っているすぐれた食品です。ビタミンB1、B2、カルシウム、食物繊維を多く含んでいて、食べた糖質をエネルギーに変え、疲れがたまるのを抑える働きがあります。また、大豆になってしまうとなくなってしまうビタミンAやCも含みます。枝豆のたんぱく質はビタミンとともにアルコールの分解を助け、肝臓の負担を軽くします。ですから、ビールのおともに枝豆が登場するのです。おうちの人にも教えてあげてくださいね。
5月から初夏が旬の枝豆を味わって食べましょう。
6月1日の給食
6月1日の給食
とり五目ごはん
牛乳
さばのレモンペッパー焼き
あさりのみそ汁
今日6月1日は世界食糧農業機関が「牛乳の日」と制定しています。そして6月は「牛乳月間」でもあります。そこで今日は牛乳のお話です。牛乳は聖徳太子が活躍していた飛鳥時代に中国から伝えられたようです。しかし、一般的に飲まれるようになったのは明治時代になってからです。今では給食に欠かせない飲み物になっています。では給食では毎日牛乳が出るのはなぜでしょう。「飲みやすいから?」「栄養があるから?」「足りない栄養を補ってくれるから?」「給食には牛乳を出すことが法律で決まっているから?」・・・どれも正解です。日本人の食事に、カルシウムが足りないと言われています。特に小学生のみなさんの体は、毎日少しずつ大きくなっているので、たんぱく質やカルシウムは欠かすことができない栄養です。給食で飲む牛乳1本でみなさんが1日に必要なカルシウムの3分の1をとることができます。もし同じカルシウムをさんまだけでとろうとすると頭から尻尾まで丸ごと3匹食べなければなりません。丈夫な体を作るためにも牛乳は毎日飲む必要があるのです。残さず、おいしくいただきましょう。
6月4日~8日の給食
6月4日の給食
ソフトフランスパン
マーガリン
牛乳
とり肉のトマト煮
海そうサラダ
今日6月4日から10日は「歯と口の健康週間」です。今日は「かむこと」についてお話します。問題です。一口食べたら何回かむと良いでしょうか?(1)5回(2)10回(3)30回 正解は(3)30回です。今一口入れて数えてみてください。よくかむことには良いことがたくさんあえいます。「ひみこのはがいーぜ」という合言葉を知っていますか?これはかむことの効果をあらわしています。第3校舎の1階に掲示してあるので見てください。よくかむとあごの骨が強くなり、歯並びが良くなります。小学生の頃に柔らかいものばかり食べていて、あまりかまずに食べる習慣が身についてしまうと、きれいな歯並びにならないだけでなく、虫歯の原因にもなってしまいます。そして、よくかむと頭の中の血の流れが早くなるので、記憶力が良くなります。今日の給食もちょっと硬めのフランスパンに海藻サラダなどよくかめる料理になっています。今日はお友だちとのお話はほどほどにかむことに集中しましょう。
6月5日の給食
ごはん
牛乳
彩の国納豆
笹かまぼこ
きんぴらごぼう
キャベツのみそ汁
笹かまぼこはかまぼこの一種で宮城県仙台市の名物です。問題です。かまぼこの主な材料は何でしょう?(1)豆腐(2)魚(3)じゃがいも 正解は(2)魚です。魚の中でもタラやサメなど白身の魚を使います。昔、タイやヒラメ、スズキなど白身の魚が大量にとれ過ぎて、その処分に困った漁師が考え出したものとか、板前が考案したものとか言われています。この地方のかまぼこが笹の葉の形をしているのは、仙台藩主の伊達家の家紋にちなんでいるそうです。
今日は納豆の正式な名前は「彩の国納豆」です。原料は埼玉県でとれた「里のほほえみ」という大豆を使っています。粒が大きいのが特徴です。パッケージもラグビーワールドカップ2019仕様になっています。よく混ぜて粘りを出して食べてください。
6月6日の給食
ナシゴレン
牛乳
オムレツ
ひよこ豆のクリームスープ
ナシゴレンは東南アジアにあるインドネシアやマレーシアという国の料理です。現地の言葉で「ナシ」はご飯、「ゴレン」は揚げるという意味です。実際には炒めて作るのでインドネシア版チャーハンのようなものです。味も現地特有の調味料を使い、にんにくや唐辛子で辛味を効かせてあります。混ぜる具も鶏肉、牛肉、えびなど様々です。現地では目玉焼きや揚げせんべいが添えられています。給食のナシゴレンは豚肉を使い、ケチャップやカレー粉、豆板醤で味付けをしてオムレツを添えました。よく味わってインドネシアに行った気分になってください。
6月7日の給食
わかめうどん
牛乳
大豆のシャリシャリ揚げ
メロン
今日は「メロン」についてお話します。「メロン」の名前の由来は、ギリシャ語の「メロペポン」だといわれています。「メロ」はりんご、「ペポン」は瓜という意味です。日本には、今から150年くらい前に伝わりました。メロンには表面に網目があるものと、表面がつるっとしたものの分け方と、果肉がオレンジ色のもの、グリーンのもの、ホワイトのものの分け方があります。今、日本で食べられるメロンには、いろいろな種類があり、代表的なものは「マスクメロン」「アンデスメロン」「プリンスメロン」などです。今日のメロンは「アンデスメロン」です。では、アンデスメロンの名前の由来は何でしょう。(1)安心ですメロン(2)アンデス山脈が発祥(3)アンテナみたいなつるだから 正解は(1)安心ですメロンです。このアンデスメロンは日本で品種改良してできたもので、高級マスクメロンよりも値段は安いが味は同じくらいおいしいということで、農家が「安心して作れて」、消費者が「安心して買える」ということから「安心でメロン」を略して名前がつきました。メロンは、主な成分は、「糖質」です。メロンの糖質は、素早く体に吸収されて、エネルギーになります。また、たんぱく質を体の中で効率よく使えるようにする成分も含まれているので、食後のデザートに食べると、夏バテ防止によいといわれています。
6月8日の給食
ごはん(こうのとり伝説米)
牛乳
さわらの梅塩麹焼き
もやしとにらのおひたし
豚汁
今日のさわらは梅干しと塩麹に漬け込んで焼きました。梅は2月から4月に花が咲き、6月から7月頃にかけて熟した実を収穫します。この時季に降る雨を「梅の雨」と書いて「ばいう、つゆ」と読むのも梅の収穫時期と重なるからともいわれています。
梅は実が熟しても甘くならず、強い酸味が特徴の果物です。生の青梅をそのまま食べると猛毒ですが、梅干しや梅酒、梅ジュース、ジャムなどに加工すると程よい酸味でおいしく食べられます。梅干しには殺菌効果があるため、食べ物を腐りにくくする働きがあります。お弁当のご飯のまん中に梅干しを入れるとごはんが傷みにくくなるということで、「日の丸弁当」は昔から親しまれてきました。また、梅干しの酸味には疲れをとる働きもあります。よく味わって食べてください。
6月11日~15日の給食
6月11日の給食
こどもパンスライス
牛乳
たらフライ
ボイルキャベツ
ミネストローネ
今日のお魚は「タラ」です。日本ではタラというとマダラ、スケトウダラ、コマイの3種類がいます。スケトウダラの卵巣を塩漬けにしたものがタラコ、タラコを唐辛子で味付けしたものが明太子です。マダラの卵巣は「真子」とよばれます。
お腹いっぱいに食べることを「鱈腹食べる」と言いますが、これはこのタラのことをさします。産卵期を迎えたタラはカニやエビ、イカ、カレイなど身近な生物をなんでも食べてしまう大食いなのでここに由来すると言われています。今日の給食はパンにタラフライとキャベツをはさんでフィッシュバーガーにしましょう。そして今日の給食も鱈腹食べるようにしましょう。
6月12日の給食
ごはん
牛乳
厚揚げ入り回鍋肉
中華スープ
小玉すいか
回鍋肉は中国の四川料理のひとつです。豚肉とキャベツのみそ炒めなどとも呼ばれ、日本の家庭料理でも一般的になってきました。回鍋肉は漢字で「回す」「鍋」「肉」と書きますが、「肉を鍋の中で回す、炒める」という意味ではなく、「回鍋」とは一度調理したものをまた鍋に戻して調理するという意味です。つまり肉(豚肉)をまた調理するという意味です。もともと四川料理の回鍋肉は塊の豚肉を茹でて冷ましたものを薄切りにし、てまた鍋で切った豚肉とにんにくの芽を一緒に豆板醤で味付けをした辛味の強い料理です。これを昭和40年代にNHKの料理番組で紹介された際に、日本でも作りやすいように、豚肉は最初から切ってあるものを生のまま炒め、手に入りやすいキャベツやねぎ、そして味付けに日本人になじみ深いみそや砂糖、醤油に変え紹介しました。今では別名「豚肉とキャベツのみそ炒め」としても日本の家庭料理でも一般的になっています。今日の給食ではその日本版回鍋肉に筋肉のもとになるたんぱく質を多く含んだ厚揚げを加えました。給食バージョンの回鍋肉のお味はいかがですか?
6月13日の給食
枝豆じゃこごはん
牛乳
丸ごとあじフライ
沢煮椀
6月4日から10日は歯と口の健康週間でしたね。そこで今月の給食にはたくさん噛みごたえのある料理が登場します。
今日は「アジ」についてお話します。アジは海の魚で、マアジ、ムロアジ、シマアジなど50種類以上います。春から夏に北へ、秋から冬には南へ回遊します。春から秋にかけておいしい魚です。からだにのこぎりの歯のような鋭い「ぜいご」と呼ばれるうろこを持ちます。アジは海の魚の中で最もカルシウムを多く含んでいる魚のひとつです。カルシウムは骨や歯を丈夫にしてくれます。また、アジには脳の働きをよくしてくれるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)も多く含まれています。魚好きは頭がよくなるかもしれません。今日はアジを頭から尻尾まで丸ごとじっくり揚げています。よーくかんで骨や歯、頭に栄養を与えてください。
6月14日の給食
海鮮ピリ辛ラーメン
牛乳
ねぎみそパオズ
ナムル
今月は牛乳月間のほかに「彩の国ふるさと学校給食月間」でもあります。これは給食に地元の食材をたくさん取り入れ、生産に携わる人に感謝し、ふるさと、郷土食に理解を深めるためにつくられました。みなさんも埼玉県や鴻巣市についてたくさんのことを知ってください。実は毎日飲んでいる牛乳も埼玉県産、うどんの小麦も埼玉県産、お米は鴻巣市産と、給食では地元のものが一年中使われています。そこで、今月の給食ではいつも以上に埼玉県や鴻巣市の食材や埼玉県の郷土料理が登場します。献立表をよく見ておきましょう。今日のねぎみそパオズも正式名は「彩の国ねぎみそパオズ」といい、皮の小麦、中身の豚肉、ねぎ、味付けに使われている醤油、みそに埼玉県産のものを使用しています。
6月15日の給食
ハヤシライス
牛乳
フルーツ白玉
ハヤシライスとは、薄切りにした牛肉と玉ねぎをバターで炒め、赤ワインとデミグラスソースで煮込んだものを、ご飯の上にかけた料理のことをいいます。(給食では牛肉ではなく豚肉を使っています。)辛くないカレーとは言わないでね。
では、なぜ「ハヤシライス」というのでしょうか?この名前の由来にはいくつかの説があります。ひとつめは、商社や書店で有名な会社の初代社長が考えたのでその人の名前をとった説。ふたつめは、東京の有名レストランのシェフが賄い食として考えたのでそのシェフの名前からとったという説。みっつめはハッシュドビーフウィズライス(細かく刻んだ牛肉とごはん)がなまったものという説があります。代表的な洋食のひとつですが、実は日本独特の料理です。
5月29日~31日の給食
5月29日の給食
三色そぼろ丼
牛乳
じゃがいものみそ汁
冷凍みかん
今日は「冷凍みかん」についてお話します。給食では夏の定番デザートですね。もともとは、春頃までしか販売されていなかったみかんを一年中販売できる商品にしようとして考えられたものです。昭和30年から小田原駅の売店で販売されるようになったのが始まりです。以前は電車での長距離移動のお供としてよく食べられていました。低温で食べると人は甘味を感じにくいので、冷凍みかんには特に甘味の強いみかんが使うのがおいしさの秘密です。さらにみかんのまわりに氷の膜を作り、パサパサにならないようにすることだそうです。みかんにはビタミンCが多く、疲れをとる働きがあります。また水分も多いので、暑さに負けそうな人はしっかり食べてください。今日は「冷凍みかん」の歌も聞いてください。
5月30日の給食
黒パン
牛乳
スパゲティボンゴレ
海そうサラダ
セレクトデザート
今日はセレクトデザートです。アセロラゼリー178人、はちみつレモンゼリー223人、プリン258人でした。みなさんは何を基準に選んだのでしょうか?
「ボンゴレ」とはあさりやはまぐりなどを使ったイタリアのナポリの料理です。日本ではあさりを使ったスパゲティのことを一般的にボンゴレスパゲティといいます。イタリアではボンゴレスパゲティもソースによって名前が変わります。トマトを使った赤いの場合は「ボンゴレ・ロッソ」、バジルを使った緑の場合は「ボンゴレ・ベルテ」、イカ墨を使った黒いものは「ボンゴレ・ネロ」、そして今日の給食のように色のついていないものは「ボンゴレ・ビアンコ」といいます。イタリア語で「スパゲティ・アッレ・ボンゴレ・ビアンコ」とかっこよく注文してみてください。
あさりという名前は、魚介類を「漁る」からついたようです。あさりには貧血を防ぐ鉄分が多く含まれています。貧血とは血液の中の鉄分が足りなくなっておこる病気です。「いつも眠い」「なんとなくだるい」「すぐ疲れる」という人は鉄分が足りないと体が赤信号を出しているかもしれません。鉄分は体の中で作られない栄養素なので食事からしっかりとらなければなりません。しかも運動する人はさらに必要になります。運動会で力が十分に発揮できなかった人は鉄分が足りなかったのかもしれません。みなさんのスパゲティの中に、血液の宝になるあさりはいくつ入っていたでしょうか。
5月31日の給食
ごはん
牛乳
マーボー豆腐
春巻
ナムル
マーボー豆腐は日本でもよく知られた中国料理のひとつです。中国語で「マー」は「あばた」、「ボー」はお婆さんのことで、昔、中国の四川省にすんでいたあばたのあるお婆さんが定食屋で出していた激辛の豆板醤をたっぷり使う人気の豆腐料理がありました。それが宮殿でも作られるようになり、中国で広まったようです。日本では昭和40年代にNHKの料理番組で紹介されたのがきっかけで日本に広まりました。
5月14日~18日の給食
5月14日の給食
ごはん(こうのとり伝説米)
牛乳
さばの辛味焼き
土佐煮
相性汁
土佐煮は高知県の郷土料理です。「土佐」とは四国にある高知県の昔の名前です。有名な坂本龍馬はここ土佐の英雄です。高知県は昔からカツオがよく獲れ、鰹節作りも盛んです。どこの地方の煮物でも鰹節をだしとして使うものは多いのですが、土佐煮では鰹節の濃厚な味を生かしたり、鰹節を具材の一部として使ったりする特徴があります。今日もたけのこやにんじん、こんにゃくなど甘辛く煮て鰹節を混ぜ込みました。鰹節を味わって食べましょう。
5月15日の給食
コーンみそラーメン
牛乳
ポテトのチーズ焼き
スナップえんどう
今日の給食でポテトのチーズ焼きの横にいる緑色の野菜の名前を知っていますか?(1)えだまめ(2)スナップえんどう(3)きゅうり 正解は(2)スナップえんどうです。スナップえんどうは3月~6月が旬です。1970年代にアメリカから輸入された品種です。グリンピースが進化したもので、豆が成長して大きくなっても、さやがかたくならず、さやごと食べられます。スナップというのは、英語で「ポキッと折れる」や「パチッと音を立てる」という意味です。スナップビーン、または、甘いので、シュガースナップというのがアメリカでの呼び名になります。この時季にしか食べられないものなので味わって食べましょう。
5月16日の給食
ココア揚げパン
牛乳
ビーンズシチュー
アスパラサラダ
今日はリクエスト給食でいつも上位に入る揚げパンです。今日は揚げパンの作り方についてお話しします。揚げパンはパンを油で揚げるのですが、天ぷらを作る時よりも油の温度を高くして短時間でサッと揚げます。そして熱いうちに砂糖をパンにまぶします。給食の揚げパンは砂糖だけでなく、きな粉やアーモンド、黒砂糖などをまぶすことがあります。今日はココア味です。ココアをこぼさないように食べてください。誰が一番上手に食べられるかな?
5月17日の給食
ごはん
牛乳
えびしゅうまい
小松菜と豚肉のオイスターソース炒め
わかめスープ
今日は炒め物に使われている「オイスターソース」についてお話しします。日本語では「牡蠣油」、中国語では「蠔油(ハオイウ)」といいます。高級なものは牡蠣の身をつぶして塩漬けにし、発酵させて、その上澄みから作ります。一般的なものは牡蠣の煮干しを作ったときの煮汁を煮詰めたものにカラメルやでんぷんを加えて作ります。独特の風味とコクを持っていて、チンジャオロースーなど中華料理の中でも広東料理の煮物や炒め物に使われます。今日は小松菜と豚肉をオイスターソースで炒めました。お味はいかがですか?
5月18日の給食
深川飯
牛乳
ししゃもの磯辺フライ
ちゃんこ汁
夏みかん(田間宮小産)
今日は「深川飯」についてお話します。なぜ、あさりごはんを深川飯というのでしょうか?「深川」とは、東京都の地名の一つです。昔、深川の近くには、海があり、あさりがたくさんとれました。最初は、とれたあさりを、みそ汁にいれたり、佃煮にしたりしていましたが、そのうち、ごはんといっしょに料理して食べるようになりました。それが、深川飯のはじまりです。あさりは、日本で一番多く食べられている貝です。春になると、身が大きくなってうまみがまします。この時期には潮干狩りで、たくさんとることもできますね。あさりには貧血を予防する鉄分がたっぷり入っています。鉄分は運動をたくさんする人には特に必要な栄養です。もうすぐ運動会です。当日、力が発揮できるように、今日は、季節の味、あさりの入った、ごはんをおいしくいただきましょう。
今日のくだものには秘密があります。献立表をよーく見ていた人はわかるでしょう。この夏みかんは田間宮小産です。ちょっとすっぱいですが、みなさんと一緒に田間宮小で育った夏みかんを味わって食べましょう。
5月21日~25日の給食
5月21日の給食
はちみつパン
牛乳
チキンのこんがり焼き
ボイルブロッコリー
ミネストローネ
ミネストローネはイタリア北西部ロンバルディアでうまれた代表的なスープです。具だくさんなのが特徴です。ベーコンやにんじん、たまねぎ、セロリなど季節の野菜を炒め、トマトを加えて煮ます。さらにスパゲティやマカロニ、米などを入れます。スープに米を入れるのは外国では米は主食ではなく野菜のひとつと考えられているからです。イタリアではミネストローネにパルメザンチーズをふりかけて食べることもあります。それぞれの家庭の味があり、材料は冷蔵庫の中にあるもので作るので、日本でいえばみそ汁のようなものです。田間宮小の給食のミネストローネには貝殻の形のシェルマカロニを使い、油で、にんにく、ベーコン、にんじん、たまねぎ、セロリを炒め、コーンを入れ、トマトと塩、胡椒、最後にバターでコクを出し、パセリを散らしました。お味はいかがですか?
5月22日の給食
ごはん
牛乳
あじの塩麹焼き
大豆の磯煮
豚汁
今日は「塩麹」についてお話します。 塩麹は麴と塩、水を混ぜて発酵させたもので、味噌やしょうゆなどと同じく日本の伝統的な調味料です。日本では古くから塩麴に野菜や魚を漬けて利用してきました。塩麴に漬けると、麴のはたらきで長く保存できたり、肉や魚のうまみが増したりします。また、塩麴のはたらきで塩分が控えられたり、ビタミンの働きを活発にし老化を遅らせらる、お腹の調子を整えるなどという良さがブームになり、スーパーでも多く見かけるようになりました。今日は塩麴に漬けた鶏肉を使ったスープです。塩麹の味がわかりましたか?この旨味がわかったら料理評論家やソムリエになれるかもしれません。よく味わっていただきましょう。
5月23日の給食
チキンライス
牛乳
オムレツ
オニオンスープ
今日は「玉ねぎ」についてお話します。玉ねぎはユリ科の植物で、4月には生で食べられる新玉ねぎの旬があり、10月には炒めて甘味の強く出るものが出回ります。玉ねぎには独特の辛味と香りがありますが、これは硫化アリルという成分によるものです。この硫化アリルには食欲を増進させたり、疲れをとったり、血液をサラサラにする働きがあります。
今日はチキンライスとオニオンスープ合わせて70kg約350個の玉ねぎを使っています。涙を流しながら調理員さんたちは1個1個皮むきをし、スライスしていました。これで残食が多かったらまた泣いてしまいます。もうこれ以上調理員さんたちを泣かせないでくださいね。
5月24日の給食
ちゃんぽん麺
牛乳
焼きぎょうざ
切り干し大根サラダ
ちゃんぽん麺は長崎県の郷土料理にもなっています。始まりは明治32年の長崎で開店した中国福建省出身の中国人店主だといわれています。この料理の基本にあるのは故郷福建省の肉や野菜の入った麺料理です。これに長崎の海でとれるいか、えび、あさりなどを加えて麺にのせました。これを「ちゃんぽん」と名付けました。「ちゃんぽん」の名前の由来にはいくつかあります。福建省語の「ごはんを食べる」という意味の「シャポン」から、また江戸時代の造語で「異なるものを混ぜる」という意味の「ちゃんぽん」から、またインドネシア語の「ごちゃ混ぜ」という意味の「チャンプル」からとたくさんの説があります。肉、魚介類、野菜が混ざって栄養たっぷりのちゃんぽん麺を残さず食べましょう。
5月25日の給食
カレーライス
牛乳
フルーツポンチ
今日は人気メニューのフルーツポンチのお話です。「ポンチ」とはもとは英語の「パンチ」がなまったものですが、そのさらにもとの言葉はインドのサンスクリット語の「パーンチ」です。なんとカレー発祥の地インドがルーツなのです。ですから今日もカレーライスとセットでフルーツポンチが登場です。
昔、紅茶発祥の地でもあるインドで、紅茶の飲み方の一つに果物を入れた冷やした紅茶がありました。それがイギリスに伝わり、お酒や水、レモン水、砂糖などを混ぜ合わせた「パンチ」という飲み物になり、1600年には飲まれていたようです。日本では1923年に銀座のフルーツパーラーでお酒の入っていない、果物やシロップ、炭酸水などを入れたフルーツポンチが提供されています。田間宮小の今日のフルーツポンチにはパイン、夏みかん、黄桃、マスカットゼリー、ワイン味のこんにゃくゼリーが入っています。お味はいかがですか?
5月1日~2日の給食
5月1日の給食
こどもパン
牛乳
鶏肉のパプリカージュ
粉ふきいも
パスタスープ
今日は「パスタ」についてお話しします。パスタといえばイタリア料理を思い浮かべる人も多いと思います。細長いひものような形のスパゲティ、ペンの先のような形のペンネ、サラダやグラタンに使うマカロニ、ラザニアに使う板状のものなどをまとめてパスタといいます。パスタは「デュラム小麦」が原料になりますが、とても固い小麦のため「セモリナ(粗びき)」にして使います。弾力があり、茹でてもコシがあり形崩れしないのが特徴です。今日はファルファレマカロニをパスタスープにしました。ファルファレマカロニとは蝶ネクタイの形をしたパスタです。「ファルファレ」という言葉のイタリア語で「蝶々」を意味した言葉が由来です。野菜のうま味をたっぷり吸いこんだファルファレマカロニをおいしくいただきましょう。
5月2日の給食(こどもの日献立)
鶏五目ごはん
牛乳
かつおの甘辛揚げ
すまし汁
柏餅
今日はこどもの日献立です。5月5日のこどもの日には、男の子の成長を祝って、こいのぼりを飾ったり、菖蒲湯に入ったり、柏餅を食べたりといった風習が行われていると1200年以上前の本にも書かれています。
柏餅に使われている柏の葉は別名「ゆずり葉」ともいわれ、秋に葉が枯れても次の若葉が育つ春まで前の葉が落ちないことから子孫繁栄の縁起を担いでいます。またかつおには「勝つ魚」ということで武士の時代から縁起の良い魚とされていました。鰹は春になると太平洋を南から北に向かってのぼり、秋になると、北から南へ下る、季節によって移動する魚の代表です。4月から6月頃にとれる鰹は「初鰹」「上り鰹」といわれ、脂が少なくあっさりと食べられます。今日はでんぷんをつけて油で揚げた上り鰹を醬油のたれと和えました。みんなの身長も成績もどんどん上がるように今日の給食もよくかんで食べましょう。
5月7日~11日の給食
5月7日の給食
ごはん
牛乳
和風ハンバーグ
ポテトきんぴら
キャベツのみそ汁
今日は味噌汁にたっぷり入っている「キャベツ」のお話です。キャベツはアブラナの仲間の植物でヨーロッパから地中海あたりが原産です。野菜全体の中でもだいこんに次いで2番目に生産量の多いこのキャベツが日本へ入ってきたのは今から300年くらい前です。でも当時のキャベツは食用ではなく観賞用でした。キャベツは一年中作られていますが、大きく2つの種類に分けられます。一つは「冬キャベツ」と言われるキャベツです。葉と葉のすき間がなく、ギュッと詰まった重たいキャベツで、一般的にキャベツといえば、この冬キャベツのことです。もう一つは「春キャベツ」といわれるもので、3月から6月ころに出回るキャベツです。こちらは、葉と葉の隙間があるので、持つと軽く感じます。水分が多くて、甘味があるのが特徴です。キャベツには胃の働きを助ける栄養が含まれています。それは、他の野菜にはほとんどないビタミンU、別名キャベジンと呼ばれるものです。キャベジンという言葉聞いたことありますよね?そう、有名な胃薬の名前です。薬や栄養の名前になってしまうほどキャベツは体に良い野菜なのです。今日のみそ汁残したりできませんよね?
5月8日の給食
山菜うどん
牛乳
いんげんのごま炒め
抹茶蒸しパン
「茶摘み」という歌は「夏も近づく八十八夜~」という歌詞で始まります。これは昔の暦で新年、つまり今の暦の2月4日になってから八十八日目ということです。今年の八十八夜は5月2日でした。八十八夜に摘んだお茶は上等なものとされ、この日にお茶を飲むと長生きするともいわれていました。
そこで今日は埼玉の「抹茶」を使った蒸しパンです。埼玉のお茶は「狭山茶」という名前で全国に知られています。「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」とうたわれています。抹茶は蒸したお茶の葉を乾燥させ粉にしたものです。お茶には様々な細菌やウイルスを抑える「カテキン」という栄養が含まれていて、インフルエンザや食中毒菌、虫歯菌、胃潰瘍の原因のピロリ菌に対しても効果があるといわれています。中国では飲む野菜ともいわれています。抹茶と甘納豆は最強の組み合わせです。味わって食べましょう。
5月9日の給食
キムたくごはん
牛乳
きびなごのカリカリフライ
中華スープ
ハニーピーナッツ
今日は「キムタクごはん」についてお話します。この料理の名前の由来はなんでしょうか?(1)ある芸能人の名前から(2)材料の名前から(3)この料理を考えた人の名前から 正解は(2)材料の名前からです。料理をよく見れば簡単ですよね。キムチとたくあんを使っているのでこの名前が付きました。もともとは漬物の盛んな長野県の給食で、子供たちに漬物の良さをしってもらおうと考えられたものです。漬物はヨーグルトや納豆と同じく発酵食品とよばれるもので、漬物の酸っぱさのもとになっている乳酸菌がお腹の調子を整えてくれます。ピリ辛とコリコリを味わって食べてください。
5月10日の給食
ごはん
牛乳
さわらの西京焼き
にらともやしのおひたし
新じゃがの炒め煮
今日は「新じゃが」についてお話します。普通のじゃがいもとどう違うのでしょうか?新じゃがいもは冬に植えたじゃがいもを通常の収穫期である秋よりも早く収穫したもので、皮が薄くみずみずしい食感が特徴です。3月初めに九州から始まり、7月の北海道まで各地の新じゃがが出回ります。新じゃがの皮は、手でむけるくらい薄く、皮もおいしく食べられるのが特徴です。じゃがいもは、一年中、給食の献立に使われていますが、今日は特に新じゃがを味わうための献立です。パワーアップの野菜のにらとともによく味わっていただきましょう。
5月11日の給食
ツイストパン
牛乳
ポークビーンズ
イタリアンサラダ
「ポークビーンズ」は正式には「ポークアンドビーンズ」といい、白いんげん豆と豚肉をトマト味で煮込んだアメリカの家庭料理です。給食では白いんげん豆の代わりに大豆を使って作っています。問題です。大豆の別名は何でしょう?(1)肉の粒(2)大きい豆(3)畑の肉 正解は(3)畑の肉です。大豆には肉や魚と同じように体をつくるもとになるたんぱく質がたくさん含まれています。また、血液の中の悪い脂のコレステロールを減らす働きがあります。
エネルギーのもとになる働きのあるパン、からだの調子を整える働きのあるコールスローサラダとともに、三角食べというように交互に食べて、健康な体を手に入れましょう。もちろん牛乳もしっかり飲んでね。
4月23日~27日の給食
4月23日の給食
たまごパン
牛乳
マカロニのヒリヒリあえ
ごぼうサラダ
今日はサラダに入っている「ごぼう」のお話です。ごぼうはキク科の植物で、ヒマラヤや中国など中央アジアが原産です。日本へは今から1000年以上前に中国から漢方薬として伝わりました。これを品種改良して日本では野菜として食べるようになりました。今でも世界中でごぼうを野菜として食べているのは日本や韓国など限られた国だけのようです。昔は欧米人が「日本人は木の根を食べている」と驚いたとか・・・。
問題です。ごぼうにはおなかの掃除をしてくれるとても大切な栄養があります。それは何でしょう?(1)カルシウム(2)たんぱく質(3)食物繊維 答えは(3)食物繊維です。食物繊維の多い食品はよく噛んで食べるので、あごや歯を丈夫にしたり、脳の働きを活発にする効果があります。
4月24日の給食
ごはん(こうのとり伝説米)
牛乳
赤魚のねぎみそ焼き
五目煮豆
根菜汁
「根菜汁」には字のごとく根の部分を食べている植物を使っています。昨日の給食にも登場したごぼう、さらににんじん、だいこんも根の部分を食べています。里芋は・・・実は土の中にのびた茎「地下茎」が太った部分を食べています。
今日はもうひとつ「ごはん」のお話です。給食で使われている米はすべて鴻巣市産の「彩のかがやき」を使っています。白いごはんでも混ぜごはんやチャーハンの時も鴻巣の米を使っています。その中でも月に1回、農薬や化学肥料を減らして特別に栽培した彩のかがやきの「こうのとり伝説米」を使用します。今日のように白いごはんで登場しますので、よく味わって食べてください。
4月25日の給食
たけのこごはん
牛乳
五目厚焼きたまご
豆腐のみそ汁
清見オレンジ
今日はたけのこごはんです。たけのこはイネの仲間で春が旬の植物です。モウソウチク、ハチク、マダケなどの種類があり、竹林で栽培されます。日本では昔からたけのこを食べていますが、現在でもたけのこを食材としているのは日本料理と中国料理だけのようです。たけのこはあくが強いので、茹でてから使いますが、掘りたてを刺身で食べるのが最高のごちそうだそうです。たけのこにはおなかの調子を整える食物繊維がたくさん含まれています。よくかんで旬を味わってください。
4月26日の給食
ごま味うどん
牛乳
野菜いため
チーズ
問題です。チーズは何から作られているでしょうか?(1)魚(2)米(3)牛乳 答えは(3)牛乳です。では、これからチーズにまつわるアラビアの伝説をお教えしましょう。「むかしむかし、アラビアの商人が果てしなく広がる砂漠を横断する長旅に備え、新しい子羊の胃袋で作った水筒にヤギの乳を入れ、ラクダの背中にくくりつけ旅に出ました。当時、乳は「命の水」といわれるほど大切なものでした。暑い砂漠を歩き、疲れたので乳でのどを潤そうと水筒を開けました。するとそこにはヤギの乳はなく、白い塊と透明な液体になってしまっていました。商人は驚きました。でも、水の無い砂漠ではかけがえのない食料です。おそるおそる食べてみると・・・これがとてもおいしいのです。商人は白い塊を食べ、透明な液体を飲んで長旅をすることができました。商人はこれを家族や村の人に話し、それが次々と広まっていきました。」と。チーズは「人類が作ったもっとも古い食品」といわれるほど歴史が古く、今から8000年以上前の遺跡からチーズ作りの痕跡が残っています。問題です。牛乳からチーズになると骨や歯を強くするある栄養が6倍になります。その栄養は何でしょう?(1)ビタミンC(2)カルシウム(3)たんぱく質 答えは(2)カルシウムです。カルシウムには日本人に不足しがちな栄養で、骨や歯を丈夫にするだけでなく、イライラを解消したりする働きもあります。成長期のみなさんにとって、とても大切な栄養です。骨のことを考えたらチーズは残せないですよね?
4月27日の給食
ごはん
牛乳
チンジャオロウスー
えびだんごスープ
小魚アーモンド
チンジャオロウスーは日本でもすっかりおなじみとなった中国の代表的な料理です。中国では「チンジャオチャオロウスー」と言います。「チンジャオ」はピーマンのこと、「チャオ」は炒める、「ロウ」は肉、「スー」は糸、つまり細切りという意味です。つまり、チンジャオチャオロウスーは細く切ったピーマンと肉を炒めた料理のことです。中華料理屋では牛肉を使って「チンジャオニュウロウスー」と書かれていることもあります。
ピーマンという名前はフランス語で唐辛子という意味の「ピメント」に由来しています。英語では形からベルペッパーといいます。ペッパーというようにピーマンは唐辛子の仲間で、辛味成分であるカプサイシンが少ない唐辛子のことです。南アメリカ原産の辛い唐辛子がヨーロッパに伝わり長い年月をかけて甘く改良されていきました。
ピーマンが苦手という人も多いようですが・・・ピーマンには疲れをとったり、病気と闘う働きのあるビタミンAやビタミンCが多く含まれています。ピーマンを仲間外れにしないでくださいね。
4月11日~13日の給食
4月11日の給食
バターロールパン
牛乳
ハンバーグのケチャップソースかけ
ボイルブロッコリー
ベジタブルスープ
さくらゼリー
今日から給食が始まりました。楽しみにしていてくれたでしょうか?今年度も毎日給食に関するお話をします。しっかり聞いて食べ物博士になりましょう。
先生からのお願いです。給食にはたくさんの決まりがあります。身支度、準備や片付け、時間、食べ方など・・・先生やクラスのお友達と確認して楽しい給食時間にしましょう。さて、今日は何時に「いただきます」ができましたか?時計を確認して、明日はもっと早く準備ができるようにみんなで協力しましょう。
今日は最初の給食ということでみんなの好きなハンバーグです。校庭の桜はすっかり葉になってしまったので、デザートは・・・かわいいピンク色のお花型のさくらゼリーです。
4月12日の給食
酸辣湯麺
牛乳
豚肉と蓮根の黒酢炒め
今日は「スーラータン」のお話です。「サンラータン」ともいいます。中国の四川料理のひとつで、酢の酸味と唐辛子や胡椒の辛味を効かせた料理です。中国では「タン」はスープのことで、スーラータンも中国ではスープとして飲まれています。日本ではこれに麺を入れてスーラータン麺として中華料理屋で提供されています。酢には食欲を増進させたり、殺菌力もあり、食べ物を腐りにくくします。また、血液をサラサラにしたり、筋肉痛の原因である乳酸が体内にたまるのを防いでくれるので運動後や疲れた時にとるとよい調味料です。
4月13日の給食
ごはん
牛乳
ひじきのり
さばの塩焼き
きんぴらごぼう
春キャベツの味噌汁
おふくろの味として親しまれている「きんぴらごぼう」の「きんぴら」とは何でしょうか?(1)土地の名前(2)花の名前(3)人の名前 正解は(3)人の名前です。金太郎でおなじみの坂田金時の息子である坂田金平に由来します。この金平は江戸時代のお芝居に登場する架空の人物なのですが、とにかく怪力の持ち主でつぎつぎと悪者や化け物を退治した人気者です。そのため「金平」は強いもの、丈夫なものの代名詞のように言われるようになり、ごぼうを使ったこの料理も食べると力がつくということから「きんぴらごぼう」と呼ぶようになったそうです。みなさんもきんぴらごぼうをたくさん食べてパワーアップしてください。
4月16日~20日の給食
4月16日の給食
コッペパンスライス
牛乳
フランクフルト
ボイルキャベツ
白花豆のクリームスープ
今日はコッペパンに切込みが入っているので、フランクフルトとキャベツをはさんでホットドッグにして食べてください。ホットドッグの名前の由来は、細長いパンに細長いフランクフルトをはさんだ形が犬のダックスフントに似ていることからこの名前がついたそうです。19世紀になりアメリカで野球観戦の合間に手軽に食べられることから広まりました。フランクフルトは正しくは「フランクフルトソーセージ」といいます。名前の由来はドイツの都市の名前の「フランクフルト」に由来しています。ソーセージには「フランクフルト」「ウインナー」「ボロニア」などの種類があります。この違いは・・・またの機会にお話ししましょう。
4月17日の給食
ごはん
牛乳
とびうおの竜田揚げ
肉じゃが
若竹汁
今日は竜田揚げになっている「とびうお」についてお話します。「とびうお」は、春から夏に特においしく食べられる魚です。海の中から水上に、元気よく飛び出して、ヒレをつばさのように広げて飛ぶ魚です。九州や日本海側では「アゴ」とも呼ばれ、練り物や出汁の材料として使われます。新年度が始まり一つ上の新しい学年になって、新しいクラスのみんなと過ごす一年が始まりました。今日の給食は、「とびうお」のように、元気よく、新しい学年がスタートできるように、願いをこめました。みんなで、よく味わって、おいしくいただきましょう。
4月18日の給食
こどもパン
牛乳
鶏のから揚げ
ミニトマト
コーンスープ
今日から1年生も給食が始まりました。これで田間宮小のみなさんと先生を合わせて約655人が同じ給食を食べるようになりました。楽しい給食時間を過ごしてください。今日はコーンスープの中にお星様が20個入っています。確率は約33分の1です。入っていた人は教えてください。きっとラッキーな一年になるでしょう。入っていた人はぜひ教えてください。
配膳は終わりましたか?食器の置き方はもりつけ表で確認しましょう。スープのお椀は右側に置いてありますか?
今日はみんな大好き鶏のから揚げです。から揚げとは材料に小麦粉や片栗粉で薄く衣をつけて揚げたものです。鶏のから揚げは英語ではフライドチキンと呼ばれています。
日本でから揚げが食べられるようになったのは中国から江戸時代初期に伝わったのが始まりだそうで、日本の外食でメニューに登場するようになったのは昭和7年頃です。昔から養鶏場の多かった大分県では鶏のから揚げ専門店もたくさんできました。1970年代になるとフライドチキン専門のファストフード店もでき、日本全国に広まりました。
今日はクラスに「パクパク通信」というクイズが入っています。献立表やもりつけ表をよく見て答えてください。全問正解のクラスにはいいことがあるかもしれません。
4月19日の給食
カレーライス
牛乳
フルーツミックス
今日は、給食人気メニューのカレーです。給食のカレーは小麦粉とバターとカレー粉をじっくり時間をかけて炒めてカレールウを作ります。カレーとは、インド料理でタミール語の「ソース、汁」を意味する「カリ」という言葉が語源です。また、ヒンズー語で「香り高いもの、おいしいもの」という意味の『ターカリー』がイギリスで『カレー』になったとも言われています。
みなさんの家ではどんなカレーが登場しますか?給食では豚肉、えびやいか、なすやかぼちゃ、豆を使ったものなどいろいろなカレーが登場するので楽しみにしていてください。
今日のカレーには秘密があります。今日のカレーに入っているグリンピースは、1年生が今朝、鞘むきをしてくれました。生のグリンピースが出回るのはこの時期だけです。大粒で香りのよいグリンピースを味わって食べましょう。
4月20日の給食
しゃくし菜チャーハン
牛乳
枝豆フリッター
もずくスープ
今日は「しゃくし菜」についてお話します。しゃくし菜は「雪白体菜」のことで、葉っぱの形がしゃもじの杓子に似ていることからしゃくし菜と呼ばれています。明治初期に中国から伝わり、標高の高い秩父地方で白菜の代わりに作られてきました。8月末から9月上旬に種をまき、10月末から収穫されます。シャキシャキした食感で漬物にされることの多い野菜です。今日は埼玉県産のしゃくし菜を漬物にしたものを炊き込んでチャーハンに入れました。しゃくし菜のシャキシャキ、ちりめんじゃこの歯ごたえを感じながら今日もおいしくいただきましょう。
3月19日~20日の給食
3月19日の給食
黒パン
牛乳
鶏肉の香味焼き
コーンポテト
ボルシチ
ストロベリーゼリー
ボルシチは東ヨーロッパにある、とても寒いウクライナという国の伝統的な料理です。世界三大スープのひとつとも言われています。ボルシチは日本の雑煮のように地域によって、肉や野菜など具や切り方が違いますが、特徴としては「テーブルビート」という赤かぶに似た野菜で赤い色をつけます。また、ボルシチにはサワークリームを仕上げに浮かべるのも特徴です。今日の給食でも、ビーツを使い、食べやすいようにトマトでも味をつけてあります。ビーツはちょっとすっぱいかもしれませんが、あまり食べることができない食材なので、ぜひ味わって食べてください。
3月20日の給食
赤飯
牛乳
セレクトメインディッシュ
ほうれん草の磯香あえ
すまし汁
チョコケーキ
今日はセレクトメインディッシュですね。みなさんは何を基準に選んだのでしょうか?えびフライ303人、チキンみそカツ212人、マヨたまハムカツ144人でした。
今日は「赤飯」についてお話します。ご飯は「炊く」といいますが、赤飯の場合は「蒸す」といいます。小豆やささげと一緒に蒸すので、お米が赤くなるのです。赤い色はおめでたい色といわれ、赤飯はお祝いの際に食べられてきました。しかし、地方によって色々な食べ方があるようです。東北地方では砂糖をかけて甘い赤飯にするところもあるそうです。北海道では小豆ではなく、甘納豆を混ぜるそうです。また、石川県や富山県では長寿の人が亡くなると、お葬式の時に赤飯を食べるそうです。今日で今年度の給食も最後です。みなさんの卒業、進級のお祝いの給食です。味わってみんなで楽しく食べましょう。