9月2日~6日の給食
9月2日の給食
キムチチャーハン
牛乳
揚げ餃子
チンゲンサイのスープ
梨(豊水)
今日から給食が始まりました。楽しみにしていてくれたでしょうか?2学期最初の給食は人気メニューのキムチチャーハンです。(子どもたちの中での通称は「キムチャー」)
今日のデザートの「梨」は 1800年前から食べられている秋の味覚を代表する果物です。埼玉県は梨栽培の盛んなところで、収穫量は全国第7位です。鴻巣市も常光地区を中心に梨畑がたくさんあります。梨には別の名前があることを知っていますか?「なし」という名前が「無い」という意味につながるため縁起が悪いので「有りの実」という呼び方もあります。今日の梨は皮が赤っぽく、シャリシャリした歯ざわりと、名前が「豊かな水」と書くようにみずみずしさが特徴の「豊水」という種類です。梨には、のどにうるおいを与え、熱を下げたり、肉を食べた時の消化を助けたり、便秘を防いだり、疲れをとったりといった働きがあります。今のみなさんの体が必要としている働きばかりですね。旬の果物をしっかり食べましょう。
9月3日の給食
夏野菜カレー
牛乳
フルーツ白玉
今日の給食には白玉だんごの入った「フルーツ白玉」です。
白玉団子の材料の白玉粉は原料であるもち米を精米して、水につけてやわらかくし、水ごとすりつぶします。すりつぶしてできた液体から水分を抜き、大きなかたまりにして細かく削り、乾燥して作られます。そしてその白玉粉に水を加え、練って耳たぶくらいの固さにして、ゆでたものが白玉団子です。あんこやきなこをからめて食べることもあります。表面はつるっとしていて、かむともちもちしています。のどにつまらせないようによく噛んで食べるようにしましょう。問題です。白玉団子は体の中に入ってどんな働きをしてくれるでしょうか?(1)エネルギーのもとになるもの(2)体をつくるもとになるもの(3)体の調子を整えるもの 正解は(1)エネルギーのもとになるものです。一度粉にしてある白玉粉は消化もいいので、午後の勉強や運動のエネルギーをとるためにもしっかり食べましょう。
今日の田間宮の夏野菜カレーは鴻巣市内のほかの学校と違う特別な夏野菜カレーです。それは鴻巣産のたまねぎ、なす、おくらが入っているからです。まだまだ暑い日が続きます。疲れや夏の日差しから体を守ってくれるかぼちゃや枝豆、トマト、コーンなどの夏野菜がたっぷり入ったカレーもしっかり食べましょう。
9月4日の給食
はちみつパン
牛乳
オムレツ
イタリアンサラダ
トマトスープ
オムレツは、卵を割ってとき、塩・こしょうなどで味つけをし、バターや油をひいたフライパンで手早く焼いた卵料理です。木の葉型で中央がが丸くもりあがった形をしています。手軽な材料で、簡単に、かつ短時間で作ることができ、朝食のメニューとしてたいへん親しまれ、世界中どこの国でも作られている料理です。オムレツは「オムレット」が日本語になってオムレツになりました。では、オムレットは何語でしょうか?(1)ドイツ語(2)英語(3)フランス語 正解は(3)フランス語です。もともとはスペインの王様が田舎に散歩に行ったとき立ち寄った農家で何か食べるものをお願いしたところ、素早くこのおいしい卵料理を作りました。すると王様は「なんと素早い人でしょう!」という意味の「オム・レスト!」と叫んで大感激しました。それ以来この料理をオムレストと呼ぶようになり「オムレット」に変化していきました。
9月5日の給食
きつねうどん
牛乳
野菜炒め
小魚アーモンド
「きつねうどん」とは、かけうどんに油揚げをのせたもののことをいいます。油揚げは砂糖や醤油で甘辛く煮つけておきます。給食では三角形の油揚げを2枚用意しました。きつねうどんの発祥は大阪という説があります。なぜ、油揚げののったうどんを「きつねうどん」というようになったのでしょうか。それは稲荷神社の神様のお使いの2匹のお狐様に油揚げがお供えしてあったからです。お狐様は油揚げはきつねの好物だと信じられていたからです。その後油揚げを使った料理に「きつね・・・」という名前を付けるようになりました。(神社の名前から油揚げを使った料理に「いなり」という名前を付けることもあります。いなりずしがそのひとつです)また、伝説のきつねが大阪の信太山に住んでいたことから、きつねうどんを「信田うどん」と呼ぶ地域もあります。同じ料理でも地域によって名前が変わるものがあります。旅行などに行った時に調べてみるのもおもしろいでしょう。
9月6日の給食
ごはん
牛乳
太刀魚のから揚げ
ゴーヤーチャンプルー⇒チンゲンサイチャンプルー
中華スープ
今日はゴーヤーチャンプルーの予定でしたが、気候によるゴーヤーの高騰により入荷できず、チンゲンサイチャンプルーになりました。その代わり田間宮小のグリーンカーテンのゴーヤー300gちょっとを使用しました。
今日から揚げになっている魚はタチウオです。全長が70cm~150cmほどです。タチウオの体の表面はきれいな銀白色に輝いています。そのうろこを昔は人工真珠やマニキュアのラメに使っていました。タチウオは見た目はちょっと怖い魚ですが、刺身でも塩焼き、煮つけ、バター焼き、干物にしてもおいしい高級魚です。タチウオにはカルシウムが多いのはもちろんのこと、脳の働きをよくするDHAがたっぷり含まれています。よくかんで食べましょう。タチウオは漢字で2種類の書き方があります。1つめは「太刀魚」です。これはタチウオの体が太刀という刀のように長く銀色に輝いているから。2つめは「立魚」です。タチウオは休んでいるときや頭の上のエサを待ち伏せいついるときに立って泳ぐこともあるかだそうです。