11月5日~9日の給食

 

   11月5日の給食

 鴻巣産ゆめちからコッペパン

 牛乳

 ハンバーグのケチャップソースかけ

 バターコーン

 はくさいのシチュー

  今月は「彩の国ふるさと学校給食月間」ですね。
そこで今日は「ゆめちから」についてお話します。「ゆめちから」とは、小麦の種類の名前です。今日の給食のコッペパンは、鴻巣市の川里地域で作っている「ゆめちから」小麦で作ったパンです。埼玉でとれる小麦はうどん作りに適した小麦なので、パンを作るためにパン工場の人たちが、何回も試作をして完成した、特別なパンです。私たちのまち、鴻巣の「ゆめちから」小麦で作られたパンを、感謝して、よく味わっていただきましょう。


 

   11月6日の給食

 ごはん(こうのとり伝説米)

 牛乳

 さけの塩焼き

 ねぎぬた

 けんちん汁

 今日は「ねぎぬた」のお話です。「ぬた」とはとろりとした辛子酢味噌が沼田を連想させることから名づけられました。マグロやイカ、アオヤギ、わかめなど和える主役をなににするかによっていろいろあり、その土地ならではの食材を使ったぬたがあります。
ねぎぬたは埼玉県深谷市の郷土料理です。ふっかちゃんで有名なたくさんとれる深谷ねぎを辛子酢味噌で和えたものです。今日はおいしい鴻巣のねぎでねぎぬたを作りました。このあたりのねぎは白い部分が太くて長く甘味があるのが特徴です。味わって食べてください。


 

   11月7日の給食

 小松菜ごはん

 牛乳

 丸ごとあじフライ

 煮ぼうとう

 明日11月8日は「118」で「いい歯の日」です。いい歯の日は平成5年に日本医師会によって制定された記念日です。そこで今日の給食には噛みごたえのある丸ごとあじフライの登場です。頭から尻尾まで食べられます。よく噛むことで歯が丈夫になるだけでなく、脳の働きも活発になります。
今日は「煮ぼうとう」のお話です。煮ぼうとうは埼玉県深谷市の郷土料理です。幅の広い平打ち麺と野菜を煮込んだものです。似たような料理に秩父地方や群馬県の「おきりこみ」「おっきりこみ」や山梨県の「ほうとう」があります。煮ぼうとうの特徴はねぎやほうれんそうなど地元でとれた野菜をたくさん入れ、醤油味であることです。生めんを下茹でせずに野菜と煮込むことで、ほどよくとろみがつき、温かさが増します。地元の偉人の渋沢栄一も好んでよく食べていたそうです。埼玉県の味を良く味わってください。


 

   11月8日の給食

 黒パン

 牛乳

 鶏肉とカシューナッツの炒め物

 春雨スープ

 今日は「いい歯の日」です。今日もよく噛んで給食を食べましょう。今日は「黒パン」についてお話します。黒パンの黒い色は黒糖の色です。黒糖とは砂糖のひとつで名前のとおり黒っぽい色をしています。もともとさとうきびから絞った汁は黒い色をしています。それを煮詰めると黒糖になり、甘味を増すためにえぐ味の原因になるミネラルなどを取り除いていくと白い砂糖になります。つまり黒糖にはカルシウムやカリウムなどのミネラルが残っているということです。甘味の強い白い砂糖はカルシウムの吸収を悪くしてしまいますが、もともとカルシウムの含まれている黒糖にはその心配がありません。今日もおいしくいただきましょう。


 

   11月9日の給食

 きのこカレーライス

 牛乳

 フルーツ杏仁

 今日は「きのこ」についてお話します。しいたけやまつたけ、しめじなどをまとめて「きのこ」と言います。問題です。きのこは植物でしょうか?動物でしょうか?正解はきのこは植物でも動物でもありません。きのこは「菌類」といって植物や動物の仲間とも違う第三の生き物なのです。菌類は世界で10万種類もあるそうですが、詳しい生態がわかっているのはごく一部です。日本は世界で一番きのこの種類が多く、一年中食べられますが、きのこといえば秋が一番おいしくなります。今日のカレーにはしいたけ、しめじ、マッシュルームが入っています。見分けがつきますか?きのこはエネルギーが少なく、お腹ぽっこりが気になる人にはおすすめの食品です。食物繊維が多く、お腹の掃除もしてくれます。また、きのこにはカルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDがたっぷり入っています。骨を丈夫にしたい!背が高くなりたい!という人は牛乳ときのこをセットでしっかり食べましょう。