10月29日~31日の給食
10月29日の給食
しめじごはん
牛乳
わかさぎフライ
のっぺい汁
りんご
のっぺい汁とは全国各地にある郷土料理です。にんじん、さといも、油揚げなどをだしで煮て、しょうゆ、塩で味をつけ片栗粉などでとろみをつけた料理です。鶏肉や魚を入れるところもあります。材料の組み合わせ方、切り方、汁の量なども地方によって少しずつ違います。祭り、仏事、正月など昔から催しもののある日に作られていました。地方によって「のっぺい汁」「のっぺ」「のっぺ汁」などいろいろな呼び方をしますが、いずれもとろみのある料理です。とろみがのっぺりしているのでのっぺいになったようですね。
10月30日の給食
ひき肉ともやしのあんかけ丼
牛乳
海そうサラダ
ハニーピーナッツ
今日はあんかけの中に入っている「もやし」のお話です。もやしとは植物の名前ではなく、豆や米、麦などを発芽させた若い芽のことをいいます。だいこんもやしはかいわれだいこんとして、麦もやしはビールや飴の原料になっています。もやしとは、若い芽を出させるという意味の言葉の「萌やす」の名詞です。つまりもやしとは生命力にあふれた若い芽がはつらつとして伸びていくという意味の言葉です。
もやしの歴史は古く、人類が初めて植物の種子が発芽することを発見したことから栽培が始まったといいます。一般的にわたしたちがもやしとよんでいるのは豆もやしです。原料の豆によって大豆もやし、緑豆もやし、ブラックマッペもやし、アルファルファもやしなどがあります。豆が芽を出したことによってビタミンCが加わり、豆と野菜の両方の栄養をもつようになったすばらしい食品です。料理の主役になることは少ないけれど、栄養のある名わき役のもやしをみんな食べてください。
よく、ひ弱な人を「もやしっこ」というのはなぜでしょうか?もやしを育てる時に直射日光に当てないことから、外に出ない子をもやしっこというようになったようです。でも、栄養たっぷりのもやしを食べればもやしっこになりませんよ!
10月31日の給食
こどもパンスライス
牛乳
かぼちゃコロッケ
ボイルキャベツ
ビーンズシチュー
今日はかぼちゃ料理です。それは、今日10月31日がハロウィンだからです。ハロウィンとは古代ヨーロッパから伝わる霊をまつるお祭りです。アメリカでは大きなオレンジ色のかぼちゃをくり抜いて作ったお化けランタンにろうそくをともして飾る秋のお祭りになっています。日本では魔女などに仮装をしてパーティーやパレードを行っているところもあります。
かぼちゃには目やのど、鼻の粘膜を強くするビタミンAがたくさん含まれています。風邪やインフルエンザにかかりたくない人はしっかり食べましょう。