学校ブログ

1月22日~26日の給食

 

   1月22日の給食

 メロンパン

 牛乳

 ポテトのチーズ焼き

 こんにゃくサラダ

 コーンクリームスープ

 今日は6年生のリクエスト献立です。アンケートで人気のあったごはん、コーン味噌ラーメン、メロンパン、ビビンバ丼、キムチチャーハンなど人気のあったおかずと組み合わせて再調査したところ・・・主食部門3位のメロンパン、主菜部門3位のポテトのチーズ焼き、副菜部門3位のこんにゃくサラダ、汁物部門1位のコーンクリームスープを組み合わせた献立になりました。不思議なことに再調査すると主食部門ダントツ1位のごはん、主菜部門ダントツ1位の肉じゃが、副菜部門5位の野菜炒め、汁部門3位のみそ汁の組み合わせは選ばれないのですね。学年のリクエスト給食はこれが最後です。あとは来月に先生たちのリクエスト献立を実施します。2月3月の給食は今までのリクエスト給食で人気があった献立を多く取り入れていきます。楽しみにしていてください。

 田間宮小のみなさんは本当に毎日給食を残さず食べてくれますが、残念なことに毎日の給食を何を食べているかわからないようで、リクエスト給食の調査をしても選べない人がたくさんいたようです。来年のリクエスト給食にむけて毎日の給食の料理の名前を覚えるようにしましょう。まずは今日の給食の料理名を全部クラス全員で言ってみましょう。


 

   1月23日の給食

 カレーライス

 牛乳

 フルーツ杏仁

 昨日が何の日か知っていましたか?実は昨日1月22日は「カレーの日」でした。これは第二次世界大戦後給食が始まって35周年を記念して、全国学校栄養士協議会が1982年のこの日、全国の小中学校の給食で一斉にカレーを出すことになりました。当時の給食の人気メニュー1位がカレーライスだったからのようです。みなさんの好きなメニューは何ですか?36年経ってもカレーは1位でしょうか?1日遅くなってしまいましたが鴻巣市内の小学校全校でカレーを食べています。

 今日はフルーツといっしょに入っているつるっとした「杏仁豆腐」についてもお話しします。杏仁豆腐とは杏仁で作られていて豆腐に似ていることからこの名前が付きました。羊羹みたいなので杏仁羹とよばれることもあります。もともとは中国であんずの種の中の「仁」である杏仁を使った咳止めに効くとても苦い薬膳料理を食べやすくするために甘味を付けたのが始まりだそうです。現在の杏仁豆腐では、苦い杏仁を使うことはなく、杏仁と似た香りを持つアーモンドエッセンスで香りをつけ、牛乳でのばし、寒天やゼラチンで固めて作っています。


 

   1月24日の給食

 雑穀ごはん

 牛乳

 鮭の塩焼き

 たくさん

 小松菜のみそ汁

 今日のごはんはラップを使って、自分でおにぎりを握って食べましょう。よく味わってください。

 今日1月24日から1月30日までは、「全国学校給食週間」です。給食週間の意味はもう知っていますよね?知らない人は献立表や給食だよりをもう一度よく読んでください。世界で初めての学校給食は、1796年にドイツで貧しい家の子供を助けるために出したお昼ごはんといわれています。やがて、世界各地に広がり、日本では、1889年(明治22年)に山形県の小学校で、お弁当を持ってこられない貧しい児童のために「おにぎりと焼き魚、漬け物」の給食を用意したのが、日本の学校給食の始まりです。昔は米が貴重なものだったので、おにぎりも米だけでなく、今日のごはんのように麦やヒエ、アワといったものが混ぜられたものでした。みそ汁もほとんど実の無いものでした。そして、現在のように交通やお店が発達していないので、地元でとれたものや保存のきくものが給食になりました。

 食べ物が十分にある現在でも給食がなくならないのはなぜでしょうか?それはみなさんが嫌いなものは残して、好きなものばかりたくさん食べ、栄養が偏ってしまっているからです。今日の給食は、明治時代日本で一番初めの給食を再現した献立になっています。当時は牛乳はありませんでいたが、現代のわたしたちに欠かすことのできない栄養がたっぷり入っているので今日も牛乳がついています。ビタミンの多い小松菜がたっぷり入ったみそ汁もつけました。 

 おにぎりは上手に握れたでしょうか?三角?俵型?だんご型?どんな形にしましたか?食事が当たり前のようにできることに感謝して、今日も残さずいただきましょう。


 

   1月25日の給食

 ツイストパン

 牛乳

 ゼリーフライ

 ボイルブロッコリー

 ミネストローネ

 ミネストローネはイタリア北西部ロンバルディアでうまれた代表的なスープです。具だくさんなのが特徴です。ベーコンやにんじん、たまねぎ、セロリなど季節の野菜を炒め、トマトを加えて煮ます。さらにスパゲティやマカロニ、米などを入れます。スープに米を入れるのは外国では米は主食ではなく野菜のひとつと考えられているからです。イタリアではミネストローネにパルメザンチーズをふりかけて食べることもあります。それぞれの家庭の味があり、材料は冷蔵庫の中にあるもので作るので、日本でいえばみそ汁のようなものです。田間宮小の給食のミネストローネには貝殻の形のシェルマカロニを使い、油で、にんにく、ベーコン、にんじん、たまねぎ、セロリを炒め、コーンを入れ、トマトと塩、胡椒、最後にバターでコクを出し、パセリを散らしました。お味はいかがですか?


 

   1月26日の給食

 ごはん(こうのとり伝説米)

 牛乳

 いなだの照り焼き

 切り昆布の煮物

 せんべい汁

 今日の給食の照り焼きになっている魚の名前はわかりますか?(1)ワカシ(2)イナダ(3)ワラサ(4)ブリ 正解は(2)イナダです。とは言っても、全て同じ種類の魚のことで、成長によって名前が変わる魚です。関東では15cm程度までをワカシと言い、40cmくらいまでをイナダ、60cmくらいまでをワラサ、1mになるとブリと呼びます。地方によっても少し呼び方が変わります。今日はイナダなので40cmくらいのものを使っているということです。

 「ブリ」という名前の由来は「あぶら多き魚」ということから「あ」の字を略して「ブリ」となったそうです。昔の武将は出世するたびに名前を変える習慣があったので、成長とともに名前が変わる魚のブリは出世魚として縁起物とされています。今でも正月などおめでたい席でブリの照り焼きが出されるのはこのためです。11月から2月くらいまでのものを寒ブリと言い特に脂がのっておいしいとされています。

 せんべい汁は青森県八戸市周辺の郷土料理です。南部煎餅を割ったものを醤油ベースの鶏や豚のだしでごぼう、きのこ、ねぎなどの具と一緒に煮たてます。せんべい汁の歴史は古く、1833年からの江戸時代の天保の大飢饉の頃に八戸藩でうまれたとされ、その後200年にわたり現在の青森県の南部地方で食べられてきました。

1月11日~12日の給食

 

   1月11日の給食

 くわいごはん

 牛乳

 だし巻きたまご

 雑煮

 ストロベリーゼリー

 平成30年の給食が始まりました。今日は「くわい」を炊き込んだごはんです。くわいは埼玉県のふるさと野菜のひとつです。500年くらい前から作られていて、現在も越谷市、春日部市、さいたま市などでつくられています。欧米では観賞用として、日本や中国では、茎の部分が大きく膨らむ塊茎という部分を食べています。特に日本では葉の部分が矢じりの形をしているので「芽が出る」縁起の良い植物としておせち料理でも食べられています。

 もうひとつ今日はお雑煮の話です。今日1月11日は「鏡開き」の日です。お正月にお供えした鏡餅を1月11日に手や木槌で割って、おしるこや雑煮にして食べます。今日の給食が雑煮なのもそのためです。昔、鏡はとても神聖なものとされていたので、その鏡に似せて作ったもちを鏡餅というようになりました。正月に「切る、割る」といった言葉が縁起が悪いので、包丁を使わずに「開く」というようになりました。

 雑煮は室町時代から食べる習慣があったそうです。みなさんの家ではどんな雑煮を食べましたか?地方によって丸餅や角餅、あん入り餅、塩味、醤油味、味噌味などいろいろあります今日の給食は埼玉県でよく食べられている雑煮にしてあります。

 さて、今年一年の運だめしです。田間宮小650人のうち40人だけにラッキースターが入っています。雑煮に星型のにんじんが入っていた人は大吉、星の形に穴のあいたにんじんが入っていた人は中吉です。入っていた人はぜひ教えてください。きっとラッキーな一年になるでしょう。


 

   1月12日の給食

 中華丼

 牛乳

 わかめスープ

 アーモンド

 中華丼はラーメン屋や中華料理屋、食堂、ファミレスなどでもメニューにあるよく知られた料理です。名前に「中華」と入っていますが、実は中華丼は日本発祥の料理です。なので日本でも本格的な中国料理店ではメニューに入っていないこともあります。中華丼は広東料理の八宝菜をごはんの上にのせたようなものですが、発祥は料理屋のまかない料理とか、お客の要望だとかいつくかの説があります。どちらにしても昭和初期に関東から広まったようです。給食の中華丼には何種類の具が入っているでしょうか?(1)7種類(2)8種類(3)9種類  正解は(3)9種類です。豚肉、えび、いか、にんじん、たまねぎ、たけのこ、白菜、かまぼこ、うずら卵が入っています。みつけながら食べてみましょう。

1月15日~19日の給食

 

   1月15日の給食

 黒パン

 牛乳

 ポークビーンズ

 花野菜のアーリオオーリオ

 今日は「花野菜のアーリオオーリオ」のお話です。「花野菜」はつぼみの部分を食べているブロッコリーとカリフラワーのことです。では、「アーリオオーリオ」とは何でしょうか?イタリア語でアーリオはにんにくのこと、オーリオは油のことです。アーリオオーリオとはオリーブオイルににんにくを加え、風味が行き渡るように加熱した油のことです。唐辛子のペペロンチーノを加え、パスタソースなどにも使われます。今日はこのオイルソースを花野菜に和えてみました。お味はいかがですか?イタリア料理店でも時々メニューに書いてある「アーリオオーリオ」覚えてくださいね。


 

   1月16日の給食

 ごはん

 ひじきのり

 牛乳

 筑前煮

 だいこんの味噌汁

 筑前煮とは「炒り鶏」ともいい、鶏肉と野菜を炒め煮したものです。「筑前」と呼ばれる博多を中心とする福岡県の北部地方の郷土料理のため「筑前煮」と呼ばれています。一般的に福岡県では「がめ煮」といいます。古くは鶏肉の代わりに「がめ」と呼ばれるスッポンを使っていたからです。1592年に朝鮮出兵の豊臣秀吉軍が近くの入り江にいたスッポンを捕まえて食べたのが始まりという説もあります。

 作り方は、鶏肉、ごぼう、人参、たけのこ、こんにゃくを食べやすい大きさの乱切りにし、油で炒めてから、うま煮にします。じゃがいもや里芋を入れることもあります。具だくさんで、栄養満点の煮物です。冷めてもおいしく、おせち料理としても食べられる庶民の代表的な料理です。


 

   1月17日の給食

 キャロットピラフ

 牛乳

 ししゃもフリッター

 白菜のシチュー

 いちご

 ししゃもは北海道の太平洋側にしか生息していない日本固有の貴重な魚です。漢字では「柳葉魚」と書きます。これはアイヌに伝わる伝説から、アイヌ語で「ススハム」「シュシュハム」が語源です。英語でも「シシャモ」とよばれています。ししゃもは水深120mくらいのところにいて、1歳半となる10月中旬から11月下旬にかけて群れをなして川を上っていき、川底に産卵します。味もよくとても数の少ない魚です。そのため、今日の給食のししゃももそうですが、普段わたしたちが目にするししゃものほとんどはキュウリウオ科の「カペリン(樺太ししゃも)」で、アイスランド、ノルウェー、カナダなどから輸入されています。日本のししゃもとは親戚にあたる魚です。

 ししゃもを丸ごと5匹食べると1日にみなさんが必要なカルシウムを補えるそうです。特に頭にはカルシウムがたっぷりです。最近では骨粗しょう症や老化防止に効果があると注目されています。


 

   1月18日の給食

 コーン味噌ラーメン

 牛乳

 根菜のさっぱり炒め

 小松菜チーズのマフィン

 今日は「根菜のさっぱり炒め」に入っているれんこんのお話です。れんこんは「蓮の根っこ」という意味ですが、正しくは泥の中に長くのびた茎「地下茎」が大きくなったものです。蓮はスイレン科の植物で、原産地はインドや中国といわれています。日本には今から1200年以上前に神社やお寺の池や沼に観賞用として入ってきました。れんこんを食べるようになったのはそれからずっと後で今から500年くらい前からだといわれています。今でもれんこんを食用としているのは日本や中国など世界でもわずかな国だけです。れんこんは漢方薬として根も葉も花も実も使われています。それだけ体によい食べものなのです。高血圧や貧血を防ぎ。肝臓や皮膚にも良いです。加熱しても壊れにくいビタミンCやシャキシャキとした歯ざわりでもわかるように食物繊維が豊富です。

 れんこんには穴が開いていてのぞくと向こうが見えることから「見通しがきく」という縁起をかついでお正月やひなまつりなどのお祝いの料理に使われます。


 

   1月19日の給食

 ごはん(こうのとり伝説米)

 牛乳

 ささかまぼこ

 すき焼き風煮

 ほうれんそうの胡麻和え

 すき焼きは、肉に砂糖としょうゆの甘辛の味がバランスよく調和した日本独特の肉料理です。一般的にすきやきは牛肉、ねぎや春菊、豆腐、白滝などを砂糖としょうゆで濃いめに味付けし、溶き卵をからめて食べます。寿司やてんぷらと並んで代表的な日本料理として世界中に知られています。では、すき焼きの名前の由来は何でしょうか?好きなものを食べるからでしょうか?それとも好きな人と食べるからでしょうか?すき焼きの歴史は意外に浅く、江戸時代末期に誕生しました。日本では1800年代後半までは牛肉を食べる習慣はありませんでした。しかし農具の鋤を火にかざしてカモ肉や鶏肉を焼いた「鋤焼き」がありました。これが今のすき焼きのルーツになります。幕末には、京都の三条河原にすき焼き屋が初めて誕生しました。給食では牛肉も生卵も出すことはできませんが、白いごはんにとても合う料理です。冬野菜もたくさ使われています。インフルエンザにかからないためにもほうれんそうの胡麻和えとともに残さず食べるようにしましょう。

12月18~19日の給食

    12月18日の給食

 ごはん

 牛乳

 カレイの竜田揚げ

 水菜とだいこんのサラダ

 かきたま汁

  水菜はアブラナ科の植物で、古くから京都を中心に栽培されている「京野菜」で、別名「京菜」ともよばれています。きれいな水を引き込んで栽培することから水菜という名前がついたようです。寒さ強い野菜で、12月から3月に多く出回る冬野菜です。漬物やお浸し、鍋物にして食べることが多い野菜です。関西では「ハリハリ鍋」と名付けられ、たくさんの水菜を入れた鍋がよく食べられています。水菜は独特の香りと、歯触りを持ちます。ビタミンA、ビタミンC、カルシウムを多く含んでいます。今日は鴻巣産の水菜と鴻巣産のだいこん、白菜と合わせてサラダにしました。風邪に負けそうな人にはぜひたくさん食べてほしいですね。


 

   12月19日の給食

 パエリア

 牛乳

 セレクトメインディッシュ

 ベジタブルスープ

 デザート

  パエリアはスペイン東部のバレンシア地方発祥の代表的な米料理です。フライパンに、オリーブオイルを入れ、魚介類や肉、野菜などの具を炒めて、そこに米、水、サフランという植物を乾燥させた香辛料で色と香りをつけて炊き上げます。給食ではカレー粉の黄色の成分でもあるターメリックで色を付けてあります。「パエリア」とは両手に取っ手の付いたフライパンのことで、もともとはお祝いなど晴れやかな日に男の人たちが作り、外で食べられる料理です。食べる時もこのパエリア鍋ごと食卓に出し、直接食べるのが正式です。

 今日はセレクト給食です。タンドリーチキン384人、ポテトのチーズ焼き263人でした。みなさんは何を基準に選んだのでしょうか?

 2学期の給食も今日が最後です。今学期もよくかんで、好き嫌いなく食べられたでしょうか?冬休み中も栄養バランスの整った食事をするようにし、3学期に元気なみなさんに会いたいですね。

 

12月1日の給食

 

   12月1日の給食

 バターロールパン

 牛乳

 スパゲティナポリタン

 くきわかめサラダ

 ハニーピーナッツ

  みなさんはスパゲティというと何味を思い浮かべますか?カルボナーラ?ペペロンチーノ?明太子?忘れてならないのがナポリタンです。ふた昔前までは日本ではスパゲティというとナポリタンという人が多かったようです。

 ナポリタンとはスパゲティをトマトソースやケチャップでからめ、パルメザンチーズをかけたものです。具はピーマンやソーセージが一般的です。しかしナポリタンという種類のスパゲティはスパゲティの本場イタリアにはないそうです。ナポリタンという名前は、イタリアではトマトが多くとれるので首都のナポリの名前をとって「ナポリ風」ということでナポリタンと名付けたようで、日本独自のスパゲティになっています。