学校ブログ
4月11日~13日の給食
4月11日の給食
バターロールパン
牛乳
ハンバーグのケチャップソースかけ
ボイルブロッコリー
ベジタブルスープ
さくらゼリー
今日から給食が始まりました。楽しみにしていてくれたでしょうか?今年度も毎日給食に関するお話をします。しっかり聞いて食べ物博士になりましょう。
先生からのお願いです。給食にはたくさんの決まりがあります。身支度、準備や片付け、時間、食べ方など・・・先生やクラスのお友達と確認して楽しい給食時間にしましょう。さて、今日は何時に「いただきます」ができましたか?時計を確認して、明日はもっと早く準備ができるようにみんなで協力しましょう。
今日は最初の給食ということでみんなの好きなハンバーグです。校庭の桜はすっかり葉になってしまったので、デザートは・・・かわいいピンク色のお花型のさくらゼリーです。
4月12日の給食
酸辣湯麺
牛乳
豚肉と蓮根の黒酢炒め
今日は「スーラータン」のお話です。「サンラータン」ともいいます。中国の四川料理のひとつで、酢の酸味と唐辛子や胡椒の辛味を効かせた料理です。中国では「タン」はスープのことで、スーラータンも中国ではスープとして飲まれています。日本ではこれに麺を入れてスーラータン麺として中華料理屋で提供されています。酢には食欲を増進させたり、殺菌力もあり、食べ物を腐りにくくします。また、血液をサラサラにしたり、筋肉痛の原因である乳酸が体内にたまるのを防いでくれるので運動後や疲れた時にとるとよい調味料です。
4月13日の給食
ごはん
牛乳
ひじきのり
さばの塩焼き
きんぴらごぼう
春キャベツの味噌汁
おふくろの味として親しまれている「きんぴらごぼう」の「きんぴら」とは何でしょうか?(1)土地の名前(2)花の名前(3)人の名前 正解は(3)人の名前です。金太郎でおなじみの坂田金時の息子である坂田金平に由来します。この金平は江戸時代のお芝居に登場する架空の人物なのですが、とにかく怪力の持ち主でつぎつぎと悪者や化け物を退治した人気者です。そのため「金平」は強いもの、丈夫なものの代名詞のように言われるようになり、ごぼうを使ったこの料理も食べると力がつくということから「きんぴらごぼう」と呼ぶようになったそうです。みなさんもきんぴらごぼうをたくさん食べてパワーアップしてください。
4月16日~20日の給食
4月16日の給食
コッペパンスライス
牛乳
フランクフルト
ボイルキャベツ
白花豆のクリームスープ
今日はコッペパンに切込みが入っているので、フランクフルトとキャベツをはさんでホットドッグにして食べてください。ホットドッグの名前の由来は、細長いパンに細長いフランクフルトをはさんだ形が犬のダックスフントに似ていることからこの名前がついたそうです。19世紀になりアメリカで野球観戦の合間に手軽に食べられることから広まりました。フランクフルトは正しくは「フランクフルトソーセージ」といいます。名前の由来はドイツの都市の名前の「フランクフルト」に由来しています。ソーセージには「フランクフルト」「ウインナー」「ボロニア」などの種類があります。この違いは・・・またの機会にお話ししましょう。
4月17日の給食
ごはん
牛乳
とびうおの竜田揚げ
肉じゃが
若竹汁
今日は竜田揚げになっている「とびうお」についてお話します。「とびうお」は、春から夏に特においしく食べられる魚です。海の中から水上に、元気よく飛び出して、ヒレをつばさのように広げて飛ぶ魚です。九州や日本海側では「アゴ」とも呼ばれ、練り物や出汁の材料として使われます。新年度が始まり一つ上の新しい学年になって、新しいクラスのみんなと過ごす一年が始まりました。今日の給食は、「とびうお」のように、元気よく、新しい学年がスタートできるように、願いをこめました。みんなで、よく味わって、おいしくいただきましょう。
4月18日の給食
こどもパン
牛乳
鶏のから揚げ
ミニトマト
コーンスープ
今日から1年生も給食が始まりました。これで田間宮小のみなさんと先生を合わせて約655人が同じ給食を食べるようになりました。楽しい給食時間を過ごしてください。今日はコーンスープの中にお星様が20個入っています。確率は約33分の1です。入っていた人は教えてください。きっとラッキーな一年になるでしょう。入っていた人はぜひ教えてください。
配膳は終わりましたか?食器の置き方はもりつけ表で確認しましょう。スープのお椀は右側に置いてありますか?
今日はみんな大好き鶏のから揚げです。から揚げとは材料に小麦粉や片栗粉で薄く衣をつけて揚げたものです。鶏のから揚げは英語ではフライドチキンと呼ばれています。
日本でから揚げが食べられるようになったのは中国から江戸時代初期に伝わったのが始まりだそうで、日本の外食でメニューに登場するようになったのは昭和7年頃です。昔から養鶏場の多かった大分県では鶏のから揚げ専門店もたくさんできました。1970年代になるとフライドチキン専門のファストフード店もでき、日本全国に広まりました。
今日はクラスに「パクパク通信」というクイズが入っています。献立表やもりつけ表をよく見て答えてください。全問正解のクラスにはいいことがあるかもしれません。
4月19日の給食
カレーライス
牛乳
フルーツミックス
今日は、給食人気メニューのカレーです。給食のカレーは小麦粉とバターとカレー粉をじっくり時間をかけて炒めてカレールウを作ります。カレーとは、インド料理でタミール語の「ソース、汁」を意味する「カリ」という言葉が語源です。また、ヒンズー語で「香り高いもの、おいしいもの」という意味の『ターカリー』がイギリスで『カレー』になったとも言われています。
みなさんの家ではどんなカレーが登場しますか?給食では豚肉、えびやいか、なすやかぼちゃ、豆を使ったものなどいろいろなカレーが登場するので楽しみにしていてください。
今日のカレーには秘密があります。今日のカレーに入っているグリンピースは、1年生が今朝、鞘むきをしてくれました。生のグリンピースが出回るのはこの時期だけです。大粒で香りのよいグリンピースを味わって食べましょう。
4月20日の給食
しゃくし菜チャーハン
牛乳
枝豆フリッター
もずくスープ
今日は「しゃくし菜」についてお話します。しゃくし菜は「雪白体菜」のことで、葉っぱの形がしゃもじの杓子に似ていることからしゃくし菜と呼ばれています。明治初期に中国から伝わり、標高の高い秩父地方で白菜の代わりに作られてきました。8月末から9月上旬に種をまき、10月末から収穫されます。シャキシャキした食感で漬物にされることの多い野菜です。今日は埼玉県産のしゃくし菜を漬物にしたものを炊き込んでチャーハンに入れました。しゃくし菜のシャキシャキ、ちりめんじゃこの歯ごたえを感じながら今日もおいしくいただきましょう。
3月19日~20日の給食
3月19日の給食
黒パン
牛乳
鶏肉の香味焼き
コーンポテト
ボルシチ
ストロベリーゼリー
ボルシチは東ヨーロッパにある、とても寒いウクライナという国の伝統的な料理です。世界三大スープのひとつとも言われています。ボルシチは日本の雑煮のように地域によって、肉や野菜など具や切り方が違いますが、特徴としては「テーブルビート」という赤かぶに似た野菜で赤い色をつけます。また、ボルシチにはサワークリームを仕上げに浮かべるのも特徴です。今日の給食でも、ビーツを使い、食べやすいようにトマトでも味をつけてあります。ビーツはちょっとすっぱいかもしれませんが、あまり食べることができない食材なので、ぜひ味わって食べてください。
3月20日の給食
赤飯
牛乳
セレクトメインディッシュ
ほうれん草の磯香あえ
すまし汁
チョコケーキ
今日はセレクトメインディッシュですね。みなさんは何を基準に選んだのでしょうか?えびフライ303人、チキンみそカツ212人、マヨたまハムカツ144人でした。
今日は「赤飯」についてお話します。ご飯は「炊く」といいますが、赤飯の場合は「蒸す」といいます。小豆やささげと一緒に蒸すので、お米が赤くなるのです。赤い色はおめでたい色といわれ、赤飯はお祝いの際に食べられてきました。しかし、地方によって色々な食べ方があるようです。東北地方では砂糖をかけて甘い赤飯にするところもあるそうです。北海道では小豆ではなく、甘納豆を混ぜるそうです。また、石川県や富山県では長寿の人が亡くなると、お葬式の時に赤飯を食べるそうです。今日で今年度の給食も最後です。みなさんの卒業、進級のお祝いの給食です。味わってみんなで楽しく食べましょう。
3月12日~16日の給食
3月12日の給食
ココア揚げパン
牛乳
イタリアサラダ
ミネストローネ
今日はみんなが大好きな揚げパンに使われているココアのお話です。ココアは南米原産のカカオの木からとれる種子(カカオ豆)を煎り、皮を取って細かくしてクリーム状になったものから脂肪分を除いて粉にしたものです。これをピュアココアといいます。今日の揚げパンはこのピュアココアに砂糖を混ぜてパンにまぶしました。みなさんがお湯やミルクを入れるだけで飲めるようになっているものはピュアココアに砂糖やミルクを加えたミルクココアです。
ココアの語源はカカオがなまったもので、カカオの学名はギリシャ語を組み合わせて「神様の食べ物」と名付けられています。ココアには食物繊維がたっぷり含まれいてお腹の掃除をしてくれます。その他には、細菌の感染予防に効果があるほか、毎日ココアを飲んでいる人は傷の治りが早いと言われています。また、精神をリラックスさせ、集中力を高める働きがあります。きっと5時間目の勉強ははかどるでしょうね。ココアをこぼさずに一番きれいに食べられる人は誰でしょうね。
3月13日の給食
ごはん(こうのとり伝説米)
牛乳
にしんの照り焼き
五目煮豆
だいこんの味噌汁
「にしん」は30cmほどの細長い魚です。春になると産卵のため北海道沿岸に近づきます。そのため別名「春告魚」ともよばれています。春から初夏にかけてのにしんは脂がのっていて味もよくなっています。
日本では、江戸時代や明治時代から肥料として使われていました。にしんは冷たい水の地域を好む魚です。1920年頃までは富山県や秋田県でもとることができましたがその後青森まで北上し、今では北海道でわずかにとれるだけでほとんどがロシアやカナダからの輸入品になってしまいました。これも地球温暖化の影響でしょうか?乱獲のためでしょうか?問題です。にしんの卵は別名何と呼ばれるでしょうか?(1)かずのこ(2)いくら(3)たらこ(4)キャビア(5)からすみ 正解は(1)かずのこです。
にしんは塩焼き、フライ、マリネ、昆布巻きなどとしても食べられます。今日は照り焼きにしました。
3月14日の給食
ツナひじきごはん
牛乳
厚焼きたまご
沢煮椀
清見オレンジ
今日のくだものは「清見オレンジ」です。みかんと、オレンジをかけあわせて誕生した日本原産のくだものです。静岡県清水区にある農林水産省の果樹試験場で作り出されました。清見とは試験場の近くにある清見潟、清見寺に由来し1979年に命名されました。みかんの甘みと、オレンジのかおりを受け継いでいます。デコポン、ぽんかんと並び「平成の三大柑橘」とも呼ばれています。2月から5月が一年で一番おいしく、みずみずしく、生で食べることが多い、くだものです。ビタミンCが多く、ビタミンA、ビタミンEも含み、食物繊維も豊富です。最近、注目のベータクリプトキサンチンも含まれ、がんを予防する効果も期待されています。風邪を防いだり、疲れをとったりする働きがあります。
3月15日の給食
ツイストパン(あやひかり)
牛乳
キャベツのペペロンチーノ
コーンスープ
今日のツイストパンには鴻巣産のあやひかり小麦を使用しています。
今日は「春キャベツ」についてお話します。キャベツはアブラナ科の植物でヨーロッパから地中海が原産です。日本に入ってきたのは今から300年くらい前ですが当時は観賞用でした。野菜全体の中でもだいこんに次いで2番目に生産量の多い野菜です。
春キャベツは秋に種をまいて、春に収穫されるものです。キャベツは葉と葉の間に隙間がなく、ずっしりと重く感じるものが美味しい言われています。しかし、春キャベツは葉が柔らかくてみずみずしく、葉と葉の間に隙間が多く、ふんわりとして見た目より軽いのが特徴です。また、甘みがあり、この時期だけの特別な味わいがあります。春キャベツの魅力がつまったペペロンチーノをおいしくいただきましょう。
3月16日の給食
カレーライス
牛乳
とんかつ
フルーツポンチ
今日のフルーツポンチに入っているみかんみたいなものは「甘夏みかん」です。夏みかんの突然変異で正式名は「川野夏橙」といいます。昭和10年頃に大分県の川野豊さんの農園で発見され昭和25年に品種として登録されました。今では鹿児島県、熊本県、愛媛県でたくさん栽培されています。夏みかんより酸味が少ないのが特徴です。1月頃に収穫し、その後酸味を抜くために保存されたものが6月頃まで出回ります。冷蔵庫などで冷やすと苦味が出てしまうので、常温のまま食べるか缶詰などに加工して食べるとおいしいくだものです。みかんの仲間のくだものはたくさんあります。一昨日の給食にも登場した清見オレンジなどもあります。他にどんなみかんの仲間のくだものがあるか調べてみましょう。
3月5日~9日の給食
3月5日の給食
ぶどうパン
牛乳
スパニッシュオムレツ
ボイルブロッコリー
ベジタブルスープ
アセロラゼリー
今日のパンはぶどうパンです。干したぶどうは別名レーズンと言われます。レーズンは原料のぶどうによって緑、黒、青、紫などに分けられます。問題です。生のぶどう1kgからできるレーズンの量はどのくらいでしょう?(1)200g(2)500g(3)800g 正解は(1)200gです。重さは5分の1になるのに、栄養は大幅にアップ!カリウムは5倍、カルシウムは10倍、鉄分はなんと23倍になります。レーズンの糖分は体に吸収されやすく、アメリカではクイックエネルギー(即効性のある栄養食品)としてスポーツに利用されています。また、登山やマラソンなどの携帯食や緊急時の非常食にもなっています。こんなに栄養いっぱいなのに・・・まさかパンからレーズンをほじって残す人なんていないですよね?
3月6日の給食
油麩丼
牛乳
きゅうりの漬物
いものこ汁
油麩丼は宮城県の郷土料理です。この料理には仙台麩が使われています。仙台麩とは旧仙台藩(宮城県北部の登米地方)で食べられている油で揚げた麩のことです。作り方から油麩と呼ばれています。麩は鎌倉・室町時代に中国より伝わったといわれています。現代では、京都の京小町麩、石川県の加賀麩、山形県の庄内麩、新潟県の車麩などがあり、油で揚げた宮城県の油麩もその一つとして広く知られています。麩は日持ちのする食材なので昔は肉の代わりになる貴重なたんぱく源でした。煮物やみそ汁の具として使われることが多いですが、登米市ではかつ丼や親子丼の肉の代わりにこの油麩丼が郷土料理として広まりました。ご飯の上に甘辛く煮て卵でとじた油麩をのせて食べましょう。
3月7日の給食
カレーピラフのホワイトソースかけ
牛乳
海そうサラダ
小魚アーモンド
昆布、ひじき、わかめなどをまとめて海藻といいます。今日のサラダは海藻サラダです。今日のサラダに使われている海藻は、わかめ、こんぶ、茎わかめ、とさかのりです。見分けはつきますか?島国の日本にとって海藻は大昔から貴重な食料でした。縄文時代や弥生時代の遺跡からも海藻を食べていた形跡が残っています。また、日本最古の法律701年の大宝律令には税をわかめや昆布で納めるようになっていました。
海藻には多くのビタミン、ミネラルが含まれています。また食物繊維も多く、お腹の調子を整えるだけでなく、糖尿病や高コレステロールなどの生活習慣病を予防する働きがあります。また海藻類に多いぬめりの成分のフコイダンは免疫力を高めたり、アレルギー症状を和らげたりするといった働きがあり、近年注目を浴びています。
3月8日の給食
五目うどん
牛乳
大学芋
大豆もやしのお浸し
「大学芋」とはさつまいもを油で揚げて、砂糖や蜂蜜などで作ったタレをからめ、ごまをまぶした料理です。では、「大学芋」の「大学」とは、どういう意味でしょうか?大正から昭和に学生街で売られていたからとか、昭和初期に大学生が学費を稼ぐために売っていたからという説があります。当時、大学芋が広まったのは栄養にも秘密があるようです。いもを油で揚げて砂糖をからめるのでエネルギー量も増え、ごまでさらにカルシウム、鉄分、食物繊維がアップします。焼きいもに比べると3倍くらいの栄養をとることができきたためです。栄養たっぷりの大学芋を今日もおいしくいただきましょう。
3月9日の給食
ごはん
牛乳
八宝菜
わかめスープ
八宝菜は日本でもよく知られた中国料理のひとつです。では、八宝菜とはどんな意味でしょうか?文字通りにすれば8種類の材料かできた料理であり、しかもその材料は「宝」といわれるほど高級なものを使っているから?と思われますが決してそうではありません。もっと材料が多いときもあります。ではなぜ「八」という数字を使うのでしょうか?中国語では「八」の発音が金持ちになるという意味の言葉と発音が似ていて縁起の良い数だそうです。
今日の給食の八宝菜にはいくつの宝が入っているでしょうか?(1)8種類(2)9種類(3)10種類 正解は(3)10種類です。豚肉、いか、えび、ほたて、うずら卵、にんじん、白菜、玉ねぎ、たけのこ、しいたけが宝として入っています。みつけながら食べましょう。
3月1日~2日の給食
3月1日の給食
ごはん
牛乳
おふくろ煮
利休汁
小女子の佃煮
おふくろ煮は鶏肉と人参、大根、じゃがいも、干ししいたけ、さつま揚げなどを、砂糖と醤油、みりん、酒で味付けをしています。甘辛く煮たおかずは、おふくろの味と呼ばれています。給食室の大きな釜で煮たおふくろ煮を味わって食べてください。そして、今日はもう一つ佃煮になっている小女子のお話です。小女子は正式な名前は「イカナゴ」のことで、海にすむ魚で、細長い形で、背は茶色、腹は銀色をしています。成長すると15~20cmくらいになります。いかなごは5cmくらいまでの稚魚時の方が味がよく、ゆでて酢味噌や酢醤油で食べるほか、天ぷら、煮干し、佃煮として食べられます。大きくなると養殖用のうなぎやはまちのエサになります。お魚丸ごとなのでカルシウムたっぷりです。みんなの歯や骨になってくれます。よーく噛んで食べましょう。
3月2日の給食
ちらし寿司
牛乳
わかさごフライ
菜花のおひたし
ひなまつりデザート
明日、3月3日はひな祭りです。「桃の節句」ともよばれます。ひなまつりは、約1000年以上前の平安時代が起源と言われています。女の子の成長を祈って雛人形を飾り、ひし餅や桃の花を添えてお祝いをする日本の伝統的な行事です。私たちの住む鴻巣市は雛人形の町です。鴻巣市における人形制作は約380年の歴史があり、貴重な伝統工芸として現在に伝えられています。鴻巣市で毎年開催されるびっくりひな祭りでは、日本一高いひな壇が飾られています。
ひなまつりにはひし餅やひなあられが登場します。それぞれに使われている赤、白、緑の色にはいくつかの意味があります。赤は魔除け、白は清浄、緑は健康や長寿をあらわしているという説。他には、赤は桃の花、白は雪、緑は大地をあらわしている説もあります。春近い季節、残雪の下には緑の新芽が息吹き、見上げると桃の花が咲いている・・・そんなももの節句の季節の様子を表現しているようです。今日の給食は、ひなまつりのお祝いメニューとなっています。みなさんの家ではどんなひなまつりを過ごしますか?
今日のお浸しには菜花を使っています。別名菜の花とも言われ、皆さんもよく知っている今の時期に咲く黄色い花です。今日はその菜の花のつぼみのところを茹でて使いました。菜の花にはカルシウム、鉄分、ビタミンが多く栄養たっぷりです。ほろ苦く、独特の香りがありますが、春の訪れを感じさせる季節の野菜としてよく食べられます。
2月26日~28日の給食
2月26日の給食
ツイストパン
牛乳
ペンネのブラウンソース
ブロッコリーサラダ
今日のマカロニはペンネマカロニというもので、太くて短く、筒状で、端が斜めに切ってあり、万年筆のペン先に形が似ているのでこの名前がつきました。表面に筋が入っているためソースがからみやすく、ソースにからめてそのままパスタ料理として食べるほかに、グラタンやサラダなど幅広い料理に使われます。
食べ物はみなさんの体に入ってからいろいろな働きをしてくれます。その働きは大きく3つに分かれます。今日はそのひとつ「エネルギーのもとになるたべもの」です。毎月の献立表にも書いてあるので知っていますよね?ごはんやパン、めん、マカロニ、さらに油や砂糖、じゃがいもやさつまいもなどがエネルギーのもとになる食べ物です。車でいったらガソリンです。車はガソリンがなかったら動きませんよね?みなさんの体もごはんやパン、いもなどを食べないと力が出なくなってしまいます。今日はパンとマカロニでエネルギーのもとになる食べ物がたっぷりです。よくかんで食べて、ガソリンを体に取り入れましょう。
2月27日の給食
手巻き寿司(たまご焼き・いか竜田揚げ・ツナマヨ)
牛乳
だいこんのみそ汁
今日は「のり」についてお話します。2月6日は「のりの日」でした。のりは、ぬるぬるするという意味の「ぬら」から「のり」というようになったと言われています。ビタミンAやカルシウム、鉄分、ビタミンC、Eといった毎日とりたい栄養をとることができます。のりには表と裏があることを知っていますか?ツルツルした面が表で、ザラザラしている面が裏です。手巻き寿司を作るときは、ザラザラした面にごはんをのせて巻くと、きれいにできますよ。みなさんは2月3日の節分の時に恵方巻をしましたか?もしできなかった人は恵方巻ができなかった人は、今日の手巻き寿司でやってみましょう。今年の恵方は南南東です。そちらをむいて笑顔で無言で食べましょう。今日はのりは6枚あるのでごはんとおかずの配分を考えながら食べてください。
2月28日の給食
ピザトースト
牛乳
ポトフ
ぽんかん
今日は「ぽんかん」についてお話します。ぽんかんはみかんより少し大きく、頭が「ぽこっ」と飛び出しています。インドが原産の果物で、「ぽん」はインドの都市の名前からきているといわれています。中国南部や台湾で多く栽培され、日本では鹿児島や高知が有名です。
みかんよりも香りや甘みが強く酸味が少ないのが特徴です。みかんやレモンと同じように柑橘系のくだものなのに、加熱するととても苦くなってしまうので墓のもののようにジャムやジュースに加工できません。生で食べるのがおいしいくだものです。ぽんかんは12月に収穫され、その後しばらく貯蔵することによって皮の水分をとばし、味をマイルドにするそうです。 産地では食べごろになったものから順に出荷していくので、旬は12月から3月にかけてになります。ビタミンCが多いのでばい菌とたたかってくれます。病気に負けないためにもしっかり食べましょう。
2月13日~16日の給食
2月13日の給食
ビビンバ丼
牛乳
わかめスープ
今日は、6年生作成献立第3弾。6の1Mさんの献立です。考えた理由は「韓国は日本に一番近い外国で、日本と同じく米を中心とした食事です。食材料も日本とよく似ていて食べることを大切にしている国なので身近に感じました。わかめスープは誕生日に必ず飲むスープというところが親に感謝する気持ちになるだろうなと思ったので選びました。また2月に冬季オリンピックが韓国のピョンチャンで行われるので楽しみです。ビビンバ丼は野菜がたっぷりとれる料理です。韓国の料理にはコレステロールを減らすごまと、食欲を増す唐辛子、疲労回復のにんにくは毎日摂取する食品のようです。ビビンバ丼とわかめスープにもこの3つの食品が入っています」とのことです。
2月14日の給食
チキンライス
牛乳
白花豆のコロッケ
コンソメスープ
チョコプリン
今日は「白花豆」についてお話しします。白花豆の正式な名前は「紅花隠元」といいます。この豆は、大きくてきれいな花が咲くので、花を観賞するための「花豆」として栽培されていました。種子の色から「白花豆」と「紫花豆」の2種類があります。豆類の中で最も豆粒が大きく、特に白花豆は大粒で純白なことから「豆の女王」とも呼ばれ、高級な甘納豆や、あんこにして食べたりします。今日は、コロッケの中にたっぷり白花豆が入っています。コロッケの形も白花豆の形になっています。ちょっとハート型にも見えると思いませんか?今日はバレンタインデーなのでハート型の白花豆のコロッケを味わって食べてください。
今日は田間宮小の給食には特別にチョコプリンがついています。そして、今日はコンソメスープの中にハートにんじんがたくさん入っています。みつかったでしょうか?これは給食室から田間宮小のみなさんへの愛のプレゼントです。給食にはいつも調理員さんたちの愛情がたくさん入っています。しかし、みなさんの中には、好きなものはたくさん食べ、嫌いなものは残す、という人がいます。悲しいですね。おとなになってからもずっと健康でいられるかは、今みなさんが食べているもので決まります。将来後悔しないためにも、好き嫌いを減らし、少しずつでもいいのでなんでも食べられるようにしましょう。調理員さんへの愛情の返し方は空っぽの食缶かな
2月15日の給食
コーンみそラーメン
牛乳
鶏肉とカシューナッツの炒め物
みかん
今日は先生たちのリクエスト献立です。主食部門1位のコーン味噌ラーメン、主菜部門1位の鶏肉とカシューナッツの炒め物、デザート部門4位のみかんを組み合わせました。先生たちに人気のあった他のメニューは、カレーライス、カレーピラフのパプリカソースかけ、さきたまライスボール、まるごとアジフライ、カレイの竜田揚げ、からあげ、キャラメルポテト、クリームシチュー、豚汁などでした。先生たちはさすが給食歴が長いだけたくさんのメニューが出てきました。みなさんも来年のリクエスト給食でいろいろ書けるように献立表を毎日チェックして料理名を覚えてくださいね。
2月16日の給食
ごはん
牛乳
鮭フライ
れんこんのきんぴら
小松菜のみそ汁
りんご
今日は6年生作成献立第4弾。6の2Sさんの献立です。考えた理由は「鮭には体の中で有毒な活性酸素を除去するアスタキサンチン(赤い色素)が多く含まれていることやフライにすることで小さな骨が食べやすくなると思いました。れんこんにはムチンや食物繊維が多く旬の野菜なので選びました。小松菜も冬の野菜で、ビタミンやカルシウムや鉄分が豊富に含まれていて、埼玉でも収穫されているのでみそ汁に入れたくさん食べられるようにしました。りんごを加えて彩り良く仕上げました。ムチンの働きはたんぱく質分解酵素をもつため疲労回復に効果がある。粘膜を保護するため胃腸の調子が整えられる。」とのことです。
2月19日~23日の給食
2月19日の給食
こどもパン
牛乳
照り焼きチキン
キャベツコーンソテー
ベジタブルスープ
今日は鶏肉を照り焼きにしてあります。では、「照り焼き」とは何でしょう?「照り焼き」とは日本料理の調理方法です。醤油に砂糖やみりん、酒などを混ぜた甘味のあるたれを肉や魚にぬって焼いたものです。今日の照り焼きキチンも有名ですがぶりの照り焼きなどにも使われます。たれの糖分で焼いた時に照りがでるのでこの名前がつきました。今ではアメリカやヨーロッパでもアルファベットで「teriyaki」とそのまま日本語で通じるほど有名な味付け、調理方法になりました。外国ではおもに肉料理に使われます。
今日は照り焼きチキンそのままで食べても、パンを割いてソテーと一緒にはさんで照り焼きチキンバーガーにして食べてもおいしいですよ。
2月20日の給食
カレーライス
牛乳
フルーツポンチ
今日は「ナタデココ」についてお話します。タイなど東南アジアでは昔から食べられています。本場フィリピンでは100年以上前から作られていました。「ナタデココ」とはスペイン語で「ココヤシの浮遊物」という意味で、ココナッツミルクにナタ菌を加えた発酵食品です。2週間ほど発酵させると表面にこんにゃく状の層ができ、これを煮てサイコロ状に切ったものがナタデココです。ナタデココ自体は味がなく、水分と食物繊維の塊です。一般的にはシロップ漬けなどにしてあります。弾力があるので、よく噛んで食べるようにしましょう。
2月21日の給食
かて飯
牛乳
わかさぎごまフライ
かみかみきんぴら
だまこ汁
今日は6年生作成献立第5弾。6の1Kさんの献立です。考えた理由は「きんぴらはよくかむことでよく味わえるし、あごをきたえられつつ、頭の働きも活発になります。かて飯とだまこ汁は野菜が豊富にあるので、寒くかぜをひきやすいこの時期には温かいだまこ汁に体の調子を整える野菜がたくさんあるのでぴったりだと思います。しかし、たんぱく質が少ないので冬の魚であるわかさぎを使ったごまフライを入れました。だまこ汁は秋田県、かて飯は埼玉県の郷土料理なので自分の国の郷土料理を知ることができます。」とのことです。
2月22日の給食
たまごとじうどん
牛乳
根菜のさっぱり炒め
鬼まん
今日は「蒸しパン」についてお話します。給食の蒸しパンはホットケーキミックス粉に牛乳、溶かしたバター、砂糖を混ぜ、カップに注ぎ蒸し上げます。そこにまっちゃを入れたり、ココアやアーモンドを入れたりしていろいろな蒸しパンを作っています。今日はそのベースの生地にさつまいもの角切りを入れて一緒に蒸しあげました。さつま芋の入った蒸しパンは愛知県の尾張地方では「鬼まん」と呼ばれ、素朴なお菓子として古くから各家庭で伝わっています。さつま芋が入って、でこぼこした様子を鬼のツノに見立ててこの名前がつきました。さつまいもは皮にも食物繊維など栄養がたっぷり含まれています。
2月23日の給食
ごはん
牛乳
さばのみそ煮
切り干し大根の炒め煮
みぞれ汁
今日は6年生作成献立第6弾。6の1Hさんの献立です。考えた理由は「水分を多く含む大根は、根の部分は95%が水分です。なので大根を干すと野菜本来の旨味がぎゅっと凝縮され、栄養価もとても高くなります。切り干し大根は生の大根よりカルシウムが23倍、食物繊維が6倍、鉄分が49倍にもなります。さばはがんが予防できる成分やカルシウムの吸収をサポートする成分が含まれています。特に「DHA」という成分は脳を活性化する働きがあり、学業に励む人にはぴったりな食材です。みぞれ汁には大根おろしを使い、みぞれの雨と雪が混ざった様をあらわしました。」とのことです。
1月29日~31日の給食
1月29日の給食
あやひかりコッペパン
マーガリン
牛乳
くじらの竜田おろしあんかけ
すいとん
今日のコッペパンには鴻巣産の「あやひかり」小麦を使っています。
今日の給食は昭和時代の献立です。コッペパンとマーガリンは第二次世界大戦後アメリカから援助されたことが始まりで昭和20年代に脱脂粉乳とともによく食べられ、くじらは昭和20年代から50年代まで竜田揚げやオーロラソースかけとして幅広い世代が食べていました。日本では縄文時代の頃からくじらを食べていたようです。今は、国際的な取り決めによって、くじらをとる量が決められているので、くじらを食べられる機会はかなり少なくなってしみました。くじらは海の中で生活していますが、魚の仲間ではなく、人間と同じ哺乳類です。ですから赤ちゃんくじらはお母さんのおっぱいを飲んで大きくなります。食べてみると牛肉や豚肉のような食感に気づくと思います。くじらは貴重な食材なのでよく味わって食べてください。
「すいとん」は小麦粉だんごを実とした汁のことをいいます。主食とおかずを兼ねた料理として1923年の関東大震災の時によく食べられるようになりました。また、第二次世界大戦後の食糧のない時代にも全国的に広まりました。食べるものが無い時代には栄養がとれる大変貴重なものでした。明日まで全国学校給食週間です。食事に感謝して、昔の給食をよく味わって食べましょう。
1月30日の給食
ごまあじうどん
牛乳
さといものみそ煮
ひじきの和え物
「うどん」は小麦粉を練って細長く切った麺のことをいいます。1300年ほど前に中国から伝わりました。手軽な庶民の食事で、米食の代わりとして、またお祝いごとに際してふるまわれる食べ物として古くから日本全国で食べられていました。地域によって、季節によって食べ方に多くの種類があります。埼玉県も全国で有数の小麦の産地です。よって「武蔵野うどん」と呼ばれる文化があり、うどんの生産量は讃岐うどんで有名な香川県に次いで全国第2位です。給食のうどんも埼玉県産の小麦を使っています。
埼玉県にはごまやみそを使った「冷汁」で冷たい麺を食べる地域があります。川島町ではこの冷汁うどんを「すったて」とよび、加須市では「ごま汁うどん」とも呼んでいて、埼玉県の郷土料理にもなっています。給食では冷たい汁は出せないので、温かくしたごまがたっぷり入った汁でうどんを食べてください。
田間宮小の給食には毎月鴻巣市内で作られた野菜をたくさん使用していることをみなさんは知っていますよね?献立表の下の方に毎月書いてありますよ。そこで今日は田間宮小にお客様が来ています。いつも新鮮な野菜を作って届けている方々です。今日の給食でもお世話になっています。今日の給食のにんじんとねぎでお世話になった武井さん、白菜でお世話になった島田さん、里芋としょうがでお世話になった村松さんが2年生の各教室でいっしょに給食を食べています。みなさんのいろいろな野菜を作っていますが、今日の野菜以外にもだいこん、ずいき、さつまいも、たまねぎ、じゃがいも、なす、ごぼう、きゅうり、キャベツ、ほうれんそう、水菜など田間宮小のみなさんはこの3名の方が作られた野菜を何度も食べています。今日の給食も味わって感謝して食べましょう。2年生は野菜のいろいろな話を聞けるといいですね。
1月31日の給食
ごはん
牛乳
ポークしゅうまい
スンドゥブ
ナムル
セレクトデザート
今日はナムル、スンドゥブとも今ではすっかり日本でもおなじみになった韓国料理です。お隣の国の韓国は日本と同じように米が主食です。それに肉料理や魚料理、野菜料理がたくさんあり、栄養バランスの取れた食事が特徴です。また、辛い料理も有名です。辛さのもとは唐辛子を生のままや粉状にして使ったりします。その他にもねぎやにんにく、しょうがといった香りの強い野菜を多く使うのも特徴です。特ににんにくの消費量は多く、韓国料理がスタミナ料理といわれる理由のひとつになっています。
スンドゥブの正式名は「スンドゥブチゲ」です。スンドゥブとは豆腐のことでチゲは鍋という意味です。つまりスンドゥブチゲとは豆腐を使った鍋料理ということです。鍋にあさりやしじみを敷き、豆腐、肉、野菜、コチュジャンや唐辛子、ごま油、にんにくなどのスープで煮て、最後に生卵を落とします。残ったスープにごはんを入れて食べてもおいしいです。とても体が温まる料理です。
今日はセレクト給食です。チーズクリームクレープ216人、ガトーショコラ313人、いよかんゼリー123人でした。