2月13~17日の給食

 2月13日の給食

 かて飯

 牛乳

 さばの竜田揚げ

 小松菜と油揚げの煮びたし

 かぶのみそ汁

 今日は6年2組Tさんの献立です。工夫したこと、考えた理由は「かて飯は秩父の郷土料理です。さばは旬の魚です。魚が嫌いな子でもからあげに近い味なのでみんな食べられると思いました。かぶも旬の野菜です。かぶは根のところだけでなく葉のところまで使ったので栄養たっぷりです。彩りを大切にしました。具の種類はたくさん使っているので、一日30品目も達成できます。旬の野菜や魚を使っているので栄養満点です。」とのことです。

 今日は食器の置き方も確認しましょう。かて飯が左側手前でみそ汁が右側手前になります。お箸は箸先を左側に向け、さらに手前に置くようにしましょう。おかずの入ったお皿が真ん中の奥になります。牛乳は右側の奥になります。そして背筋を伸ばし、食べる時は食器を持つようにしましょう。とてもきれいな食べ方になります。今日もよい姿勢でよくかんで残さず食べるようにしましょう。


 2月14日の給食

 けんちんうどん

 小松菜の炒め物

 黒糖蒸しパン

 今日はバレンタインデーですね。そこで、ココアの代わりに今日は黒糖の蒸しパンが給食に登場しています。「黒糖」とは、砂糖のひとつで、名前のとおり、黒っぽい色をしています。さとうきびからしぼった汁は、黒い色をしています。それを煮詰めると「黒糖」になり、甘味を増したり、えぐみなどの原因になるミネラルなどをとりのぞくと白い砂糖になります。つまり、「黒糖」には、カルシウムやカリウムなどのミネラルが残っているということです。甘味の強い白い砂糖は、カルシウムの吸収を悪くしてしまいますが、もともとカルシウムがふくまれている黒糖にはその心配がありません。今日はその黒糖をつかった蒸しパンです。

 今日はけんちんうどんの汁の中にハートにんじんがたくさん入っています。これは給食室から田間宮小のみなさんへの愛のプレゼントです。給食にはいつも調理員さんたちの愛情がたくさん入っています。しかし、みなさんの中には、好きなものはたくさん食べ、嫌いなものは残す、という人がいます。悲しいですね。おとなになってからもずっと健康でいられるかは、今みなさんが食べているもので決まります。将来後悔しないためにも、好き嫌いを減らし、少しずつでもいいのでなんでも食べられるようにしましょう。調理員さんへの愛情の返し方は・・・「ごちそうさまでした」のあいさつと空っぽの食缶かな。


 2月15日の給食

 ごはん

 牛乳

 あじのすだち醤油焼き

 卯の花炒め

 だまこ汁

 だまこ汁は秋田県の郷土料理です。

卯の花は何からできているでしょうか?(1)じゃがいも(2)小麦粉(3)大豆 正解は(3)大豆です。2月は節分もあるのでみなさんに大豆に親しみを持ってほしくてたくさん大豆製品が登場します。大豆を水につけて砕き、しぼって豆乳をとった残りを「おから」といいますが、このおからが白くて小さい、春に咲く「うの花」に似ていることから、おからのことをうの花というようになりました。豆腐を作る工程で出た絞りかすなので、昔は捨てられていたり、家畜のえさになっていましたが、食物繊維・カルシウム・たんぱく質・炭水化物が多く入っていて、現在では健康食品として見直されている食品です。特に食物繊維が多く入っていて、お腹の中を掃除するはたらきをしてくれるので、便秘の予防にもなります。なた、おからには脳に新しい細胞をどんどん作るように命令し、集中力、記憶力を高める働きもあると言われています。成績アップを望みたい人は残せないですね。


 2月16日の給食

 キャロットピラフのホワイトソースかけ

 牛乳

 フラワーサラダ

 ヤングコーンはその名のとおり、普通のとうもろこしの実が大きくなる前に収穫したものです。とうもろこしは2~3個の雌花が咲き、それぞれが実になりますが、立派な実をつけさせるために1つだけ残して摘んでしまいます。その摘んでしまった実を「ヤングコーン」としてサラダや炒め物などの料理にして食べています。今日はフラワーサラダの中に入っています。小さいですが形はとうもろこしの姿をしていますので、よく見ながらおいしくいただきましょう。


 2月17日の給食

 ソフトフランスパン

 牛乳

 グラタンドフィノワ

 りんご入りフレンチサラダ

 ジュリエンヌスープ

 今日は6年1組Oさんの献立です。工夫したこと、考えた理由は「今までの給食に出たことのない料理が良いと思い、フランス料理でまとめてみました。グラタンドフィノワという料理にはにんにくが入っていてとても体に良く、ドレッシングのオリーブオイルにはコレステロールを少なくする働きがあってとても体に良い具材がいっぱい入っています。ジュリエンヌスープには、旬のだいこんやサラダにも彩りを考え赤パプリカやセロリ、りんごなどを入れ、バランスもとてもいい組み合わせになっています。」とのことです。

 グラタンドフィノワとはじゃがいものグラタンのことです。と言っても「ドフィノワ」はじゃがいものことではなく、フランスの地名です。グラタンドフィノワはフランスドフィーネ地方の郷土料理です。ジュリエンヌスープのジュリエンヌとはせん切りにした野菜という意味です。