学校ブログ

2月18日~22日の給食

 

   2月18日の給食

 食パン

 牛乳

 チリコンカン

 グリーンサラダ

 フルーツクリーム

 今日はクラスでフルーツとクリームを混ぜてフルーツクリームにしてください。食パンはフルーツクリームサンドにするか、チリコンカンを挟んで食べてもいいですよ。
 今日はチリコンカンのお話です。チリコンカンはアメリカの料理で、テキサス州の料理に指定されています。名前はスペイン語で「肉入り唐辛子」という意味です。ひき肉と玉ねぎを炒め、トマトやチリパウダー、いんげん豆を加えて煮込んで作ります。クラッカーやチーズを加える作り方もあります。昔、肉が手に入りにくかった時代にトマトや豆で量を増やしたのが始まりだそうです。給食では豚肉を使いますが、牛肉や鶏肉、七面鳥の肉を使うこともあるそうです。また、ピリッと辛い唐辛子ではなく、シナモンの香りをつけることもあります。
 さあ、みなさんの今日の給食は食パンにフルーツクリームを挟みますか?それともチリコンカンを挟みますか?


 

   2月19日の給食

 ごはん

 牛乳

 ぎょうざ

 青菜炒め

 スンドゥブ

 スンドゥブは今ではすっかり日本でもおなじみになった韓国料理です。お隣の国の韓国は日本と同じように米が主食です。それに肉料理や魚料理、野菜料理がたくさんあり、栄養バランスの取れた食事が特徴です。また、辛い料理も有名です。辛さの素は唐辛子を生のままや粉状にして使ったりします。その他にもねぎやにんにく、しょうがといった香りの強い野菜を多く使うのも特徴です。特ににんにくの消費量は多く、韓国料理がスタミナ料理といわれる理由のひとつになっています。
 スンドゥブの正式名は「スンドゥブチゲ」です。スンドゥブとは豆腐のことでチゲは鍋という意味です。つまりスンドゥブチゲとは豆腐を使った鍋料理ということです。鍋にあさりやしじみを敷き、豆腐、肉、野菜、コチュジャンや唐辛子、ごま油、にんにくなどのスープで煮て、最後に生卵を落とします。残ったスープにごはんを入れて食べてもおいしいです。とても体が温まる料理です。


 

   2月20日の給食

 ひじきごはん

 牛乳

 さわらの幽庵焼き

 ほうれんそうのお浸し

 かぶの味噌汁

 6年生作成献立第3弾、6の1Kさんの献立です。考えた理由は「2月が旬のかぶ、さわら、ほうれんそうを取り入れました。主食となるごはんには、具がたくさん入っているので、食感も楽しめます。かぶの味噌汁には、料理名の通り、かぶを主役として入れました。かぶには根にも歯にも、体の調子を整えることに必要な栄養のビタミンがたくさん含まrているからです。かぶは上から下まで全体に栄養があるのでたくさんビタミンをとることができます。寒い2月でもかぶからビタミンをとり、体調を崩さないようにできます。栄養がとれて、旬の食べ物があって、食べていて楽しい給食になるようにしました。」とのことです。


 

   2月21日の給食

 タンメン

 牛乳

 キャラメルポテト

 セレクトゼリー

  今日のラーメンは「タンメン」です。ラーメンはもともと中国から伝わった料理ですが、今ではラーメンと言えば日本の麺料理と思われるほど日本独特の進化をし、世界に広まっています。タンメンも中国では単なる「スープ麺」というものですが、日本では茹でた中華麺に炒めた肉や野菜をのせた塩味の麺料理として広まっています。今日の給食のタンメンには何種類の具が入っているでしょうか?(1)5種類(2)6種類(3)7種類  正解は(3)7種類です。豚肉、にんじん、にら、キャベツ、もやし、干し椎茸、ねぎが入っています。香りづけ、風味づけににんにくとごまを入れてあります。みつけながら食べてみましょう。
 今日はリクエスト給食です。ストロベリーゼリー307人、アップルゼリー207人、ブルーベリーゼリー144人でした。今回は全部フルーツのゼリー、しかも重さも一緒です。今日はみなさんの好みがよくわかりました。


 

   2月22日の給食

 ごはん

 手巻き寿司(のり・スティック卵焼き・焼肉・たくあん)

 五目汁

 ぽんかん

 2月6日は「のりの日」でした。のりは、ぬるぬるするという意味の「ぬら」から「のり」というようになったと言われています。ビタミンAやカルシウム、鉄分、ビタミンC、Eといった毎日とりたい栄養をとることができます。のりには表と裏があることを知っていますか?ツルツルした面が表で、ザラザラしている面が裏です。手巻き寿司を作るときは、ザラザラした面にごはんをのせて巻くと、きれいにできますよ。今日は酢飯ではなくふつうのごはんですが、節分の恵方巻ができなかった人は、今日の手巻き寿司でやってみましょう。今年の恵方は「東北東」です。そちらをむいて笑顔で無言で食べましょう。のりは6枚あるのでごはんとおかずの配分を考えながら食べてください。

 今日は「ぽんかん」についてお話します。ぽんかんはみかんより少し大きく、頭が「ぽこっ」と飛び出しています。インドが原産の果物で、「ぽん」はインドの都市の名前からきているといわれています。中国南部や台湾で多く栽培され、日本では鹿児島や高知が有名です。
 みかんよりも香りや甘みが強く酸味が少ないのが特徴です。みかんやレモンと同じように柑橘系のくだものなのに、加熱するととても苦くなってしまうのでほかのもののようにジャムやジュースに加工できません。生で食べるのがおいしいくだものです。ぽんかんは12月に収穫され、その後しばらく貯蔵することによって皮の水分をとばし、味をマイルドにするそうです。 産地では食べごろになったものから順に出荷していくので、旬は12月から3月にかけてになります。ビタミンCが多いのでばい菌とたたかってくれます。インフルエンザに負けないためにもしっかり食べましょう。   

2月25日~28日の給食

 

   2月25日の給食

 ナン

 牛乳

 カレーミート

 フルーツナタデココ

 みなさんが大好きなカレーがどこの国の料理か知っていますか?カレーはもともと「カリ」と呼ばれるインドの料理がイギリスへ伝わったものです。日本へは今から100年以上前に伝わりました。そこで今日はいつもより本格的にインド料理らしく食べようとナンを登場させました。ナンは「インドのパン」と言われ、インド、パキスタン、イランなど中央アジアで広く食べられています。もともとは焼き菓子全体をさすペルシャ語が名前の由来といわれています。小麦粉をヨーグルトと牛乳でのばし、タンドールという土窯の内側にはりつけてふんわり焼き上げるため、表面はでこぼこしてところどころにふくらんだ焦げがあるのが特徴です。さらに伝統的な「ギー」というヤギの脂を薄く塗るそうです。今日はナンをちぎってカレーミートをつけながら食べてください。


 

   2月26日の給食

 ごはん

 牛乳

 ハタハタのから揚げ

 おでん

 はくさいのごま和え

 今日は「おでん」についてお話します。「おでん」とはもともと「田楽」と呼ばれるくしを通した焼き豆腐に味噌を塗ったものが最初で、江戸時代中期にこんにゃくの田楽も食べられるようになりました。その後、こんにゃくを焼かずに煮込むようにようになり、やがて野菜なども一緒に煮込む今のおでんになりました。関東から広まったので、関西では、「関東煮」または「関東炊き」というそうです。関東のおでんは昆布や鰹節のだしを使った濃い目の醤油味、関西では鶏ガラスープを使った薄味です。材料も関西ではたこや鶏肉、クジラなども入れます。おでんは煮ながら食べるのがいちばんで、溶き辛子を添えます。 寒い季節、熱々のおでんをふうふういいながら食べると、体も心もをポカポカに温まりますね。


 

   2月27日の給食

 黒パン

 牛乳

 焼きうどん

 いかナゲット

 海そうサラダ

 問題です。いかの足は何本でしょうか?(1)8本(2)9本(3)10本   正解は(3)10本です。いかは一度獲物を捕られたら離しません。また、いかは海の中で泳いでいるときは透明な体ですが、水から揚げられて、時間が経ち、茹でると白くなります。低脂肪、高たんぱく質で肥満や高脂血症などの心配がある人にはおすすめのヘルシー食品です。くせのない食材なので刺身、照り焼き、天ぷら、煮つけ、塩辛などどんな料理にもなります。きっとみなさんもいかは大好きでしょう。今日はいかを刻んで、ナゲットになって登場です。かわいいいかの形になっています。歯ごたえのあるいかをよく噛むことであごも鍛えられ、頭の働きがよくなりますよ。いかの形をあごと歯のためによく噛んで食べましょう。


 

   2月28日の給食

 ごはん

 牛乳

 おろしハンバーグ

 切り干しだいこんの煮物

 だいこんとこまつなの味噌汁

 今日は6年生作成献立第4弾、6の2Oさんの献立です。考えた理由は「和風献立で彩りを考えて作りました。みんなが大好きなハンバーグを和風の味付けにし、ごはんと一緒に食べられるようにしました。小松菜とだいこんはみそ汁の具としてたくさんの人が入れるので、いつもの味としてこの2つを具に選びました。ごはんは和風な味付けのものととても相性が良く、日本人にしかわからないおいしさなので選びました。だいこんおろし、切り干しだいこん、そのまま使うという3パターンで選んだのにもわけがあり、大根おろしはさっぱりしていて、切り干しだいこんは栄養価が高く、体にも良い、そのままでも、血液をさらさらにしたり、のどに効いたり、殺菌作用があって、この時期にぴったりだという良さがあります。」とのことです。Oさんの思いのつまった給食を味わって食べましょう。

2月12日~15日の給食

 

   2月12日の給食

 ごはん

 牛乳

 炒りどり

 せんべい汁

 お魚ふりかけ

 今日は6年生作成献立第2弾、6の3Mさんの献立です。考えた理由は「ビタミンや無機質を多く含む野菜を取り入れた献立にしました。また、野菜だけにならないようにカルシウムを多く含む小魚ふりかけも入れ、おいしく楽しめる食事にできるようにしました。せんべい汁は青森県八戸市周辺の郷土料理で、炒りどりは九州北部筑前地方の郷土料理で、がめ煮とも言われています。」とのことです。


 

   2月13日の給食

 きなこ揚げパン

 牛乳

 茎わかめサラダ

 パスタスープ

 チーズ

  今日はみなさんが大好きな揚げパン!なぜ今日の揚げパンはきなこなのでしょうか?問題です。きなこは何からできているでしょうか?(1)きなこはきなこ(2)黄色い小麦(3)大豆   正解は簡単ですよね(3)大豆です。きなこは、大豆を煎った後に挽いて粉にした食品です。風味豊かで、良質のたんぱくしつや脂質、ビタミンB1、B2に富む栄養満点の食品です。黄色系の大豆を原料とした黄色のきなこと、緑色系の大豆を用いた淡緑色の青きなこがあります。青きなこは、うぐいす粉ともよばれます。きなこは、餅にからめたり、和菓子の材料として用いられます。2月は節分がありましたよね。豆まきに大豆を使いましたよね。なので今日も大豆を使ったきなこ揚げパンにしました。栄養いっぱいのきなこをきれいに食べてください。


 

   2月14日の給食

 コスタリカライス

 牛乳

 ハートコロッケ

 ブロッコリーサラダ

 チョコプリン

 今日は「コスタリカライス」についてお話します。「コスタリカ」とは地球の反対側の南米の小さな国の名前です。コスタリカには「コスタリカライス」という料理はありません。これはコスタリカの家庭料理を給食風にアレンジしたものです。コスタリカでは豆やバナナをよく食材に使います。暖かい国なのでカレー粉や唐辛子などの香辛料もよく使います。そこで大豆や鶏肉3色のピーマンをケチャップとカレー粉で煮込みました。大豆は筋肉など体をつくるもとになり、辛味は食欲を増進させ、余分な脂肪を燃やす働きがあります。残さず食べて無駄な脂肪の無い筋肉たっぷりの燃える体にしましょう。
 今日はバレンタインデーなのでハートがいっぱいです。コロッケもハート型、そしてコスタリカライスの中にもハート型の赤パプリカと黄パプリカが入っています。650人中40人に届いているはずです。さらに今日は田間宮小の給食には特別にチョコプリンがついています。給食には調理員さんたちの愛情がたくさん入っています。みなさんから調理員さんへの愛情の返し方はなんでしょうか?

(ハートのコロッケは「割って食べると失恋しちゃう」と丸ごと食べようとする女子もいれば、「食べきれない、残したい」と最初から容赦なく真っ二つにする低学年もいました)


 

   2月15日の給食

 チャーハン

 牛乳

 かに玉

 ワンタンスープ

 ハニーピーナッツ

 今日はチャーハンのお話です。チャーハンは白いごはんをさまざまな具と一緒に油で炒めた中華料理です。日本でも、工夫次第でさまざまな食材を利用できることや、冷蔵庫の残り物を処分でき、また短時間に手軽に簡単にできるという理由から、家庭料理としてもチャーハンの人気は高く、家庭によって具や味付けが違い、おふくろの味ともなっています。好きな人も多いことから、冷凍食品やインスタント食品も多く出回っています。
 チャーハンは米文化のどこの国でも似た料理があります。日本では焼き飯、炒めごはんとも呼ばれ、韓国のポックムパプ、タイのカオパット、インドネシアのナシゴレンもチャーハンと似た料理です。国によっても具や味付けに特徴があります。チャーハンと似た料理にピラフがありますが、その違いは・・・また今度にしましょう。今日のチャーハンには定番のにんじん、ねぎ、干し椎茸のほかにチャーシュー、えび、たけのこ、さらに枝豆も入っています。

2月1日~8日の給食

 

   2月1日の給食

 鶏五目ごはん

 牛乳

 いわしの甘露煮

 みそけんちん汁

 福豆

  今日は「節分」についてお話しします。「節分」とは季節と季節と分かれ目のことです。2月4日が立春といって、昔の暦の上ではこの日からが春の始まりです。そして2月3日が節分です。節分に豆をまくようになったのは中国から伝わった「ついな」という大晦日に豆をまいて鬼を追い払う行事が広まったものです。福豆を食べるようになったのは「鬼(悪いこと)から逃れられるように」、また「マメに暮らせるように」という語呂合わせからです。福豆は自分の歳より1個多く食べます。それは昔の暦では節分の翌日の立春から新しい一年が始まるからです。みなさんはいくつ食べるのでしょうか?先生たちは1袋で足りますか?地方によっては大豆ではなく落花生をまくところもあるそうです。給食の大豆はまかないでしっかり食べてください。大豆を箸でつまんで箸練習をしてもいいですね。
 今日はいわしも給食に登場です。これは節分のもうひとつの風習である「やいかがし」があるためです。やいかがしがわからない人はもりつけ表を見てください。いわしの頭とヒイラギの葉で作ったものです。いわしの頭は臭いので鬼が嫌がり、ヒイラギのトゲで鬼の目をついて追い払うものです。やいかがしを玄関に飾れば鬼が家の中に入ってこないそうです。
 節分の時に他にどんな風習があるか調べてみましょう。季節の行事食に込められた思いを知り、これからも大切に受け継いでいきたいですね。


 

   2月4日の給食

 小松菜ごはん

 牛乳

 厚焼きたまご

 石狩汁

 いちご

  今日は「石狩汁」についてお話しをします。日本料理の世界では、ある食材を使った料理に「石狩」という言葉をつけることがあるのですが、その材料とは何でしょうか?(1)白菜(2)豆腐(3)鮭  今日の石狩汁をよく見て考えましょう。正解は(3)鮭です。北海道の石狩川に鮭が上がり、よくとれることから、鮭を使った料理に「石狩」という言葉がつくことがあります。代表的なものに「石狩鍋」がありますが、これは、石狩川でとれた鮭と野菜を昆布のだしで煮た鍋料理です。酒粕やバター、牛乳などでコクを加える場合もあります。寒いにぴったりの体が温まる料理です。鮭の骨に気をつけて、今日もおいしくいただきましょう。


 

   2月5日の給食

 わかめうどん

 牛乳

 五平もち

 千草炒め

 五平餅は長野県南部や岐阜県、富山県、愛知県など中部地方の山間部で古くから伝わる郷土料理です。携帯食として、秋の豊作の感謝を込めて、家族そろった時など作られます。
ごはんを軽くつぶして細長い板にして手で握りつけてしゃもじ状にしたり、平たい団子状にして2,3個串に刺したりします。これを火にかざしてあぶり焼き、くるみ、ごま、山椒などにみそやしょうゆ砂糖をなどを混ぜたたれを作り、塗ってまた焼きます。餅の形がたわら型やだんご型などがあるように、たれも地域や家庭によって秘伝があり、微妙に違うそうです。
名前の由来もいくつもあり、形が神主が使う御幣に似ているから、五兵衛という人が作ったからなどいろいろありますが昔から食べ継がれていたものにはかわりありません。
 今日はその五平餅を給食風にアレンジしました。串刺しごはんのかわりにだまこ餅を使い、タレはごぼう、ごまにみそ、しょうゆ、砂糖で練り合わせました。給食秘伝のタレのお味はいかがですか? 


 

   2月6日の給食

 パエリア

 牛乳

 わかさぎフリッター

 長ねぎのクリームスープ

 今日のお魚は「わかさぎ」です。氷の張った湖面に穴を開けてわかさぎを釣る風景は、よくニュースでも取り上げられる冬の風物詩です。
 わかさぎは全長10~15cmほどの小さく襲長居透き通るような魚です。本来は、サケやアユと同じように、海にすんでいて産卵期になると川を上る魚です。しかし、淡水にもすめるため、最近では霞ケ浦、宍道湖などに分布するほか、山中湖、榛名湖、諏訪湖など全国の湖や沼、川に移され繁殖し、淡水魚化しています。わかさぎは丸ごと食べられるのでカルシウムたっぷりです。5,6匹食べれば1日に必要なカルシウムをとることができます。また、貧血に効果がある鉄分、口内炎の予防になるビタミンB2、老化防止に役立つビタミンEも豊富です。
 今日のクリームスープには鴻巣産のねぎがたっぷり使われています。よく炒めることで甘味が出ています。


 

   2月7日の給食

 ごはん(こうのとり伝説米)

 牛乳

 ぶりの照り焼き

 卯の花炒め

 お事汁

  大豆を水に浸けて砕き、絞って、 豆乳を取った残りを「おから」といいます。このおからが白くて小さい春に咲く「うの花」に似ていることから、おからのことを卯の花というようになりました。豆腐を作る工程で出た絞りかすなので昔は捨てられていたり、家畜のえさになったりしていましたが、食物繊維、カルシウム、たんぱく質、炭水化物が多く含まれていて現在では健康食品として見直されている食品です。特に食物繊維が多く、お腹の掃除をしてくれます。また、おからには集中力、記憶力を高める働きもあるといわれています。成績アップを望みたい人は残せないですね。
 今日は、お事汁についてお話しをします。昔の暦の12月8日、2月8日は「事八日」と呼ばれ、仕事初めや仕事納めの日とし、一年間お世話になった道具を片づけたり、供養する風習があります。当時は農具を休め豊作を祈願したり、針仕事で折れた針を豆腐やなどの柔らかいものに刺して、感謝の気持ちを込め、裁縫の上達を願いました。その時に食べていたのがお事汁です。別名「六質汁」とも呼ばれ、もともとは芋、大根、にんじん、ごぼう、小豆、こんにゃくの6種類の具を入れた味噌汁を飲みながら、無病息災を祈りました。ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、体が温まる伝統の健康食です。


 

   2月8日の給食

 コッペパン

 牛乳

 きのこソースハンバーグ

 ボイルブロッコリー

 野菜シチュー

  今月は6年生に家庭科で学習したことを生かして給食の献立を考えてもらいました。6年生作成献立第1弾は6年1組Tさんの献立です。考えた理由は「野菜シチューの中には旬の野菜を使用し、旨味をアップさせ、シチューにパンをつけるとおいしく温まるので主食はパン。ハンバーグのソースにはきのこを2種類使い、栄養バランスを良くして、ブロッコリーはシチューにつけて食べるとおいしいと思います。ハンバーグをパンにはさんでもおいしく食べられます。」とのことです。

1月28日~31日の給食

 

   1月28日の給食

 カレーライス

 牛乳

 フルーツヨーグルト

 みなさんは「カレーライスの日」という記念日があることを知っていますか?それは1月22日です。ちょっと過ぎてしまいましたが田間宮小でもカレーの日にちなんで今日はカレーの日です。この日が制定されたのは1982年で、全国学校栄養士協議会が当時の子どもたちが一番好きだったカレーを全国の小中学校で一斉に提供したことにちなんでいます。今もカレーは一番人気かな?

 今日はフルーツと和えてある「ヨーグルト」についてお話します。問題です。ヨーグルトは何からできているでしょうか?(1)米(2)豆腐(3)牛乳  正解は(3)牛乳です。ヨーグルトは牛や羊、やぎなどの乳に乳酸菌を混ぜて発酵させた食品です。7000年以上前に偶然できたもので、とても歴史の古い食品です。ヨーグルトになることで生の乳よりも日持ちがするようになり、さらには乳酸菌の働きでビタミンの量も増えます。また菌による発酵食品は花粉症などのアレルギーを抑える働きや病気とたたかう免疫力を高める働きがあります。乳酸菌は腸の中で悪い菌が増えるのを防ぎます。しっかり乳酸菌をとって病気に負けない体を作りましょう。


 

   1月29日の給食

 はちみつパン

 牛乳

 たらのこんがり焼き

 だいこんと水菜のスープ

 ファイバースープ

 今日は「水菜」についてお話しします。水菜は古くから京都を中心に栽培されている京野菜で、「京菜」ともよばれています。きれいな水を引き込んで育てることから水菜と名付けられたそうです。12月から3月に多く出回る冬野菜で、漬物やおひたし、鍋物にして食べることが多いです。鍋物に使うと魚や肉の臭みを和らげおいしさを引き立ててくれる役割もあるそうです。関西では「ハリハリ鍋」と名付けられ、たくさんの水菜を入れた鍋をよく食べています。水菜は独特の香りと、歯触りをもちます。ビタミンA、ビタミンC、カルシウムが多く含まれているので、風邪などのバイ菌をやっつけてくれます。今日は大根や白菜と合わせてサラダにしました。


 

   1月30日の給食

 ごはん

 牛乳

 さばの塩焼き

 肉じゃが

 ほうれん草のお浸し

 りんご

 

1月21日~25日の給食

 

   1月21日の給食

 ごはん

 牛乳

 すき焼き風煮

 笹かまぼこ

 ほうれん草の磯香あえ

 今日は「すき焼き」についてお話します。すき焼きは、肉に砂糖としょうゆの甘辛の味がバランスよく調和した日本独特の肉料理です。一般的にすきやきは牛肉、ねぎや春菊、豆腐、白滝などを砂糖としょうゆで濃いめに味付けし、溶き卵をからめて食べます。寿司やてんぷらと並んで代表的な日本料理として世界中に知られています。では、すき焼きの名前の由来は何でしょうか?好きなものを食べるからでしょうか?それとも好きな人と食べるからでしょうか?すき焼きの歴史は意外に浅く、江戸時代末期に誕生しました。日本では1800年代後半までは牛肉を食べる習慣はありませんでした。しかし農具の鋤を火にかざしてカモ肉や鶏肉を焼いた「鋤焼き」がありました。これが今のすき焼きのルーツになります。幕末には、京都の三条河原にすき焼き屋が初めて誕生しました。給食では牛肉も生卵も出すことはできませんが、白いごはんにとても合う料理です。冬野菜もたくさ使われています。インフルエンザにかからないためにもほうれんそうの磯香和えとともに残さず食べるようにしましょう。。

 今日の給食にも鴻巣産の野菜がたくさん使われています。ねぎとにんじんは島田さん、白菜は村田さん、ほうれんそうは村松さんにお世話になりました。


 

   1月22日の給食

 広東麺

 牛乳

 ひじきの中華炒め

 鬼まん

 今日は「蒸しパン」についてお話します。給食の蒸しパンはホットケーキミックス粉に牛乳、溶かしたバター、砂糖を混ぜ、カップに注ぎ蒸し上げます。そこにまっちゃを入れたり、ココアやアーモンドを入れたりしていろいろな蒸しパンを作っています。今日はそのベースの生地にさつまいもの角切りを入れて一緒に蒸しあげました。さつま芋の入った蒸しパンは愛知県の尾張地方では「鬼まん」と呼ばれ、素朴なお菓子として古くから各家庭で伝わっています。さつま芋が入って、でこぼこした様子を鬼のツノに見立ててこの名前がつきました。さつまいもは皮にも食物繊維など栄養がたっぷり含まれています。今日もおいしくいただきましょう。


 

   1月23日の給食

 かて飯

 牛乳

 きびなごのかりん揚げ

 けんちん汁

 いちご

 かて飯は埼玉県秩父地方の郷土料理です。

 今日の給食の魚は「キビナゴ」です。キビナゴとはウルメイワシの仲間で、全長10cm程度の小さな魚です。4~8月の産卵期になると海岸へ大群になって押し寄せます。三重県では「キミナゴ」、静岡県では「ハマゴ」、長崎県では「カナギ」と地方によって名前が違います。丸干しや煮干しにもされ、「きびないりこ」と呼ばれ高級品として取引されています。今日はきびなごに片栗粉の衣をつけて揚げ、砂糖、醤油、酢のたれをつけ、ごまをふりかけました。みなさんの骨や歯になるカルシウムたっぷりです。

 今日は2年生の各クラスにいつも田間宮小に新鮮な野菜を届けてくれている生産者の方が来ています。今日の給食のずいき、だいこんは武井さんに、ごぼう、さといもは村松さんに、にんじん、ねぎは島田さんにお世話になりました。


 

   1月24日の給食

 ごはん(こおうのとり伝説米)

 牛乳

 鮭の塩焼き

 たくあん

 小松菜の味噌汁

 今日のこうのとり伝説米ごはんはラップを使って、自分でおにぎりを握って食べましょう。よく味わってください。

 今日1月24日から1月30日までは、「全国学校給食週間」です。給食週間の意味はもう知っていますよね?知らない人は献立表や給食だよりをもう一度よく読んでください。世界で初めての学校給食は、1796年にドイツで貧しい家の子供を助けるために出したお昼ごはんといわれています。やがて、世界各地に広がり、日本では、1889年(明治22年)に山形県の小学校で、お弁当を持ってこられない貧しい児童のために「おにぎりと焼き魚、漬け物」の給食を用意したのが、日本の学校給食の始まりです。昔は米が貴重なものだったので、おにぎりも米だけでなく、麦やヒエ、アワといったものが混ぜられたものでした。みそ汁もほとんど実の無いものでした。そして、現在のように交通やお店が発達していないので、地元でとれたものや保存のきくものが給食になりました。

 食べ物が十分にある現在でも給食がなくならないのはなぜでしょうか?それはみなさんが嫌いなものは残して、好きなものばかりたくさん食べ、栄養が偏ってしまっているからです。今日の給食は、明治時代日本で一番初めの給食を再現した献立になっています。当時は牛乳はありませんでいたが、現代のわたしたちに欠かすことのできない栄養がたっぷり入っているので今日も牛乳がついています。ビタミンの多い小松菜がたっぷり入ったみそ汁もつけました。 

 おにぎりは上手に握れたでしょうか?三角?俵型?だんご型?どんな形にしましたか?食事が当たり前のようにできることに感謝して、今日も残さずいただきましょう。


 

   1月25日の給食

 ゆめちからコッペパン

 マーガリン

 牛乳

 くじらの竜田おろしかけ

 すいとん

 今日のコッペパンには鴻巣産の「ゆめちから」小麦を使っています。

 今日の給食は昭和時代の献立です。コッペパンとマーガリンは第二次世界大戦後アメリカから援助されたことが始まりで昭和20年代に脱脂粉乳とともによく食べられ、くじらは昭和20年代から50年代まで竜田揚げやオーロラソースかけとして幅広い世代が食べていました。日本では縄文時代の頃からくじらを食べていたようです。今は、国際的な取り決めによって、くじらをとる量が決められているので、くじらを食べられる機会はかなり少なくなってしみました。くじらは海の中で生活していますが、魚の仲間ではなく、人間と同じ哺乳類です。ですから赤ちゃんくじらはお母さんのおっぱいを飲んで大きくなります。食べてみると牛肉や豚肉のような食感に気づくと思います。くじらは貴重な食材なのでよく味わって食べてください。

 「すいとん」は小麦粉だんごを実とした汁のことをいいます。主食とおかずを兼ねた料理として1923年の関東大震災の時によく食べられるようになりました。また、第二次世界大戦後の食糧のない時代にも全国的に広まりました。食べるものが無い時代には栄養がとれる大変貴重なものでした。30日まで全国学校給食週間です。食事ができることに感謝して、昔の給食をよく味わって食べましょう。 

1月10日~11日の給食

 

   1月10日の給食

 くわいごはん

 牛乳

 だし巻きたまご

 雑煮

 ストロベリーゼリー

 平成31年の給食が始まりました。今日は「くわい」を炊き込んだごはんです。くわいは埼玉県のふるさと野菜のひとつです。500年くらい前から作られていて、現在も越谷市、春日部市、さいたま市などでつくられています。欧米では観賞用として、日本や中国では、茎の部分が大きく膨らむ塊茎という部分を食べています。特に日本では葉の部分が矢じりの形をしているので「芽が出る」縁起の良い植物としておせち料理でも食べられています。

 もうひとつ今日はお雑煮の話です。明日1月11日は「鏡開き」の日です。お正月にお供えした鏡餅を1月11日に手や木槌で割って、おしるこや雑煮にして食べます。今日の給食が雑煮なのもそのためです。昔、鏡はとても神聖なものとされていたので、その鏡に似せて作ったもちを鏡餅というようになりました。正月に「切る、割る」といった言葉が縁起が悪いので、包丁を使わずに「開く」というようになりました。

 雑煮は室町時代から食べる習慣があったそうです。みなさんの家ではどんな雑煮を食べましたか?地方によって丸餅や角餅、あん入り餅、塩味、醤油味、味噌味などいろいろあります。第三校舎の1階に全国のお雑煮の写真が貼ってあります。みなさんの家のものと比べてみてください。今日の給食は埼玉県でよく食べられている雑煮にしてあります。

  さて、今年一年の運だめしです。田間宮小650人のうち40人だけにラッキースターが入っています。雑煮に星型のにんじんが入っていた人は大吉、星の形に穴のあいたにんじんが入っていた人は中吉です。入っていた人はぜひ教えてください。きっとラッキーな一年になるでしょう。


   1月11日の給食

 ごはん

 牛乳

 チンジャオロース

 春雨スープ

 今日は「片栗粉」のお話です。献立表には「でんぷん」と書かれていて、毎月何度も登場しています。

 問題です。片栗粉は何からできているでしょうか?(1)じゃがいも(2)小麦(3)米  正解は(1)じゃがいもです。本来は片栗粉はその名前のとおりユリの仲間の「カタクリ」という薄紫色の花を咲かせる植物の地下茎から作られていましたが、生産量が少ないため今ではほとんどがじゃがいもから作られているものが出回っています。

 日本料理、中華料理などでよく使われます。片栗粉を料理に使うとスープや炒め物はとろみが付き、冷めにくくなったり、のど越しが良くなります。揚げものに使うとカラッと仕上がります。見えないけれどいい仕事をしてくれる名脇役です。今日はチンジャオロースーに使われています。

1月15日~18日の給食

 

   1月15日の給食

 五目うどん

 牛乳

 里芋のみそ煮

 みかん

 今日はかまぼこのお話です。みなさんもおせち料理で紅白や「寿」の漢字入りのかまぼこを食べた人も多いでしょう。給食ではメインで登場することは少なく、でもちょこちょこいろいろな料理に入っています。まず問題です。かまぼこの主な材料は何でしょう?(1)小麦粉(2)魚(3)じゃがいも   正解は(2)魚です。魚の中でもタラやサメなど白身の魚がよく使われます。白身魚をすってつなぎや味付けをしてペースト状にして焼いたり、蒸したりして作ります。「かまぼこ」という名前の由来は、もともとすりつぶした魚の身を竹の棒に筒状に巻いて作っていました。その形がガマの穂に似ていることから「蒲鉾」とよばれるようになったそうです。今では、筒状のかまぼこは「竹輪蒲鉾」と呼ばれ、省略して「竹輪」、板に漬けて作った「板蒲鉾」は省略されて「蒲鉾」と呼ばれることが多くなっています。今日はかまぼこは五目うどんの汁の中に入っています。


 

   1月16日の給食

 こどもパン

 牛乳

 鶏肉の香味焼き

 ボイルブロッコリー

 白いんげん豆のクリームスープ

 問題です。「インゲンマメ」の名前の由来は何でしょうか?(1)都市の名前(2)山の名前(3)人の名前  正解は(3)人の名前です。インゲンマメは別名「菜豆」「三度豆」などとも呼ばれ、南米が原産地です。日本へは1654年に明(今の中国)から帰ってきた隠元和尚によって伝わったと言われているのでこの和尚の名前にちなんでつけられたと言われています。

 インゲンマメには若い緑色のさやを食べる種類と成熟した実を食べる種類があります。若い緑のさやを食べると野菜になり「体の調子を整える働き」になり、熟した実を食べると「体を作る働き」になります。今日はクリームスープの中に白いんげん豆が入っています。みつかりましたか?入っていないと思っている人!・・・実は今日のクリームスープは白いんげん豆そのもの以外にも白いんげん豆をすりつぶしたものを使ってとろみをつけてあります。

 今日から一気に6クラスが学級閉鎖になってしまいました。止め切れなかった給食もたくさんありましたが、元気に登校してきた児童がたくさん食べてくれました。鶏肉の香味焼きは665個を417人で食べ、残りは2個分でした。田間宮小の児童の食欲には脱帽です。


 

   1月17日の給食

 ごはん

 牛乳

 いなだの照り焼き

 根菜のさっぱり炒め

 利休汁

 問題です。いなだはある魚の小さいときの名前です。ではそのある魚とは何でしょう?(1)かつお(2)まぐろ(3)ぶり   正解は・・・2月の給食にも出るので楽しみしていてください。

 今日は「根菜のさっぱり炒め」に入っているれんこんのお話です。れんこんは穴が開いていてのぞくと向こうが見えることから「見通しがきく」という縁起をかついでお背が通夜ひなまつりなどのお祝いの料理に使われます。れんこんは「蓮の根っこ」という意味ですが、正しくは泥の中に長くのびた茎「地下茎」が大きくなったものです。蓮はスイレン科の植物で、原産地はインドや中国といわれています。日本には今から1200年以上前に神社やお寺の池や沼に観賞用として入ってきました。れんこんを食べるようになったのはそれからずっと後で今から500年くらい前からだといわれています。今でもれんこんを食用としているのは日本や中国など世界でもわずかな国だけです。れんこんは漢方薬として根も葉も花も実も使われています。それだけ体によい食べものなのです。高血圧や貧血を防ぎ。肝臓や皮膚にも良いです。加熱しても壊れにくいビタミンCやシャキシャキとした歯ざわりでもわかるように食物繊維が豊富です。

 今日はいなだの照り焼きは634個を417人で食べ、残りはこれまた2個分だけ・・・鶏肉だけでなく魚もなんでもたくさん食べてくれる田間宮小です。


 

   1月18日の給食

 キムチチャーハン

 牛乳

 丸ごとあじフライ

 わかめスープ

 ライチゼリー

 今日は6年生リクエスト給食第1弾です。6年生は小学校の給食が最後ということでリクエスト給食を特別に3日間行います。今日は主食部門同率2位のキムチチャーハン、主菜部門同率3位の丸ごとあじフライ、汁物部門7位のわかめスープ、デザート部門同率2位のライチゼリーを組み合わせました。リクエストで丸ごとあじフライが出てくるとは・・・今日の料理はどれも2組で特に人気が高かったようです。

 ゼリーに使われている「ライチ」とは中国南部原産のくだもので「レイシ」とも呼ばれています。中国では紀元前から栽培されていて世界三大美人の一人である楊貴妃も好んだといわれているくだものです。ライチは傷みやすいくだもので中国で有名な詩人の白虚易もそのライチのはかなさを詩っているほどです。

12月17日~19日の給食

 

   12月17日の給食

 はちみつパン

 牛乳

 スパニッシュオムレツ

 コールスローサラダ

 クラムチャウダー

 「コールスローサラダ」とは細く切ったキャベツを使ったサラダのことです。コールスローの歴史は古く、おそらく古代ローマ時代から食べられてきたと考えられています。世界でコールスローの人気が高まったのは18世紀になり瓶詰めのマヨネーズが発明されてからだそうです。今日の給食のコールスローは「フレンチドレッシング」で和えてあります。「フレンチドレッシング」の「フレンチ」とは、フランスのことです。では、「フレンチドレッシング」が誕生したのは、フランスかというと、そうではなく、アメリカなのだそうです。フランスのヴィネグレットソースをアレンジしたものがアメリカで広まりこの名前がついたようです。今日のフレンチドレッシングは、給食室で調理員さんが、手作りしました。材料は、油、お酢、砂糖、塩、こしょう、からしです。冬の間は、給食のドレッシングは、給食室で手作りします。


 

   12月18日の給食

 ごはん(こうのとり伝説米)

 牛乳

 さわらの幽庵焼き

 かぼちゃのそぼろ煮

 みぞれ汁

  今日は「冬至」についてお話しします。当時は1年でもっとも昼が短くなる日のことで、今年は12月22日です。この日にかぼちゃを食べると長生きするといわれています。昔は冬至のころになると緑黄色野菜が不足しあまり食べることができなくなり栄養不足になっていました。そこで、長期保存できるかぼちゃを夏に収穫して取って置き、冬に食べていました。また冬至にはゆず湯に入るという風習もあります。これはお風呂に入って病気を治すという意味の「湯治」とかけているということ、また、融通良く暮らせるようにという融通とゆずをかけて、願いが込められています。実際、ゆず湯に入ると皮に含まれている油の成分が溶け出し、湯冷めしにくくなるそうです。今日の魚のさわらは刻んだゆずとみそに漬け込んであります。冬至献立を味わっていただきましょう。


 

   12月19日の給食

 キャロットピラフ

 牛乳

 セレクトディッシュ

(タンドリーチキン・ポテトのチーズ焼き)

 ミネストローネ

 セレクトデザート

 (ストロベリーケーキ・チョコクリームケーキ・ワインゼリー)

 今日はセレクト給食ですね。タンドリーチキン342人、ポテトのチーズ焼き313人、ストロベリーケーキ220人、チョコクリームケーキ301人、ワインゼリー136人でした。みなさん何を基準に選んだのでしょうか?
今日はキャロットピラフです。キャロットとは、「ニンジン」のことです。「ニンジン」は、中まで濃い色をしているので「緑黄色野菜」のひとつです。緑黄色野菜は、日に当たってできるものが多いので、「ニンジン」のように土の下にできる緑黄色野菜は珍しいです。ニンジンは緑黄色野菜の中でもカロテンを含む量がトップクラスです。カロテンの語源が英語のキャロットからついたものといえば納得するでしょう。カロテンは体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜を丈夫にしたり、目の病気を防いだり、風邪やガンになりにくい体にする働きがあります。ニンジンのオレンジ色の素もカロテンです。今日はピラフはすりつぶしたニンジンを使っているのでオレンジ色をしています。
2学期最後の給食です。よく味わって食べてください。
3学期に元気でもりもり給食を食べてくれるみんなにまた会えるのを楽しみにしています。

12月10日~14日の給食

 

   12月10日の給食

 さきたまロール

 牛乳

 スパゲティナポリタン

 チキンナゲット

 だいこんと水菜のサラダ

 今日はみなさんの大好きなスパゲティ。みなさんはスパゲティというと何味を思い浮かべますか?カルボナーラ?ペペロンチーノ?明太子?忘れてならないのがナポリタンです。ふた昔前までは日本ではスパゲティというとナポリタンという人が多かったようです。
 ナポリタンとはスパゲティをトマトソースやケチャップでからめ、パルメザンチーズをかけたものです。具はピーマンやソーセージが一般的です。しかしナポリタンという種類のスパゲティはスパゲティの本場イタリアにはないそうです。ナポリタンという名前は、イタリアではトマトが多くとれるので首都のナポリの名前をとって「ナポリ風」ということでナポリタンと名付けたようで、日本独自のスパゲティになっています。


 

   12月11日の給食

 ごはん

 牛乳

 カレイの竜田揚げ

 ほうれんそうのおひたし

 鶏肉とだいこんの旨煮

  今日は煮物にたっぷり入っているだいこんのお話です。だいこんはキャベツや白菜と同じアブラナ科の植物です。とても古くからある野菜で、エジプトのピラミッドにも出てくるそうです。日本には中国から伝わり、「日本書記」という古い本には「於朋禰(おおね)」と書かれています。その後漢字が変わり大きい根と書いて「大根(おおね)」となり、今では音読みで「大根(だいこん)」となりました。別名「すずしろ」ともよばれ、「春の七草」のひとつになっています。
 だいこんの根には、唾液と同じアミラーゼよいう消化酵素が含まれています。そのため、消化を助ける働きがあります。その他に胸やけ、二日酔い、食中毒、熱にも効くそうです。また、大根おろしは昔から薬の代わりとしても使われていました。口内炎や歯肉炎に直接塗るとよく、はちみつを混ぜて飲めばのどの痛みや咳にもきくと伝えられています。風邪気味、お疲れ気味の人にはとくにたくさん食べてほしい野菜です。


 

   12月12日の給食

 キムたくごはん

 牛乳

 焼きぎょうざ

 ワンタンスープ

 りんご

 今日はわかば学級のリクエスト給食です。わかば学級のみなさんは中華系の給食が好きなようでみんなの意見がほとんど一致していて、どの料理も各部門1位でした。キムたくごはんやワンタンスープは4年生のリクエスト給食でも採用されている人気メニューです。

 キムたくごはんの名前の由来はなんでしょうか?(1)芸能人の名前から(2)材料の名前から(3)この料理を考えた人の名前から  正解は(2)材料の名前からです。料理をよく見れば簡単ですよね。キムチとたくあんを使っているのでこの名前が付きました。もともとは漬物の盛んな長野県の給食で、子供たちの漬物離れを心配して考えられたものです。漬物はヨーグルトや納豆と同じく発酵食品とよばれるもので、漬物の酸っぱさのもとになっている乳酸菌がお腹の調子を整えてくれます。ピリ辛とコリコリを味わって食べてください。


 

   12月13日の給食

 わかめうどん

 牛乳

 あつあげの薬味ソースかけ

 ハニーピーナッツ

 今日のメインディッシュになっている厚揚げの正式な食品名は「生揚げ」といいます。生揚げは厚めに切った豆腐の水気を切り、180℃前後の脂で揚げたものです。表面は油揚げのようにしっかりと揚がっているが、内部は豆腐の生の感触が残っているので「生揚げ」とよばれています。

 厚揚げとは主に関西地方での呼び名です。関東での生揚げを関西では厚揚げと言い、関東での油揚げを関西では薄揚げといいます。厚揚げは形も地方によって、長方形、正方形、三角形などさまざまです。問題です。厚揚げのもとになっている豆腐は何から作られているでしょうか?(1)牛乳(2)大豆(3)じゃがいも  正解は(2)大豆です。大豆にはたんぱく質という栄養が含まれていて、筋肉や粘膜をつくるはたらきがあります。

 今日ははちみつで甘く味付けしてある「ピーナッツ」についてお話します。ピーナッツはブラジルからペルーにわたる地域が原産国とされています。ピーナッツは日本語では「落花生」と書きます。これは、花が落ちるとめしべの部分が地中にもぐって成長し、実をつける(生まれる)ことからこの名前がつきました。落花生が世界的に栽培されるようになったのは西暦1500年以後であり、栽培の歴史は新しいとされています。日本には江戸時代に中国から伝わったため中国の都市の名前をとって「南京豆」ともよばれます。明治に入ってから千葉県、静岡県、神奈川県などで多く栽培されています。ピーナッツには、細胞や脳の若返りに役立つビタミンEや血液をサラサラにしてくれるオレイン酸、リノール酸などが含まれています。


 

   油麩丼

 牛乳

 白菜の味噌汁

 きゅうりの漬物

 油麩丼は宮城県の郷土料理です。この料理には仙台麩が使われています。仙台麩とは旧仙台藩(宮城県北部の登米地方)で食べられている油で揚げた麩のことです。作り方から油麩と呼ばれています。麩は鎌倉・室町時代に中国より伝わったといわれています。現代では、京都の京小町麩、石川県の加賀麩、山形県の庄内麩、新潟県の車麩などがあり、油で揚げた宮城県の油麩もその一つとして広く知られています。麩は日持ちのする食材なので昔は肉の代わりになる貴重なたんぱく源でした。煮物やみそ汁の具として使われることが多いですが、登米市ではかつ丼や親子丼の肉の代わりにこの油麩丼が郷土料理として広まりました。ご飯の上に甘辛く煮て卵でとじた油麩をのせて食べましょう。