11月20~24日の給食
11月20日の給食
さきたまボール
牛乳
ペンネのトマトビーンズソース
フラワーサラダ
今日のパンの名前はさきたまボール!このパンには秘密があります。埼玉は小麦の生産量が全国でも多い地域です。ですが埼玉の小麦は本来うどんに適したもので、パンに使うにはとても難しい小麦です。それをパン屋さんが工夫に工夫を重ねて100%埼玉の小麦を使ったパンを作ってくれました。もう第3校舎に貼ってある「こんなにあるよ!埼玉の農作物」という掲示物は見ましたか?これを機会に埼玉県でどんなものが作られているか調べてみてください。
11月21日の給食
ごはん
牛乳
厚揚げとねぎのみそ炒め
とうもろこしの華風スープ
焼きいも
今月のねぎはすべて鴻巣のものを農家さんから直接持ってきてもらっています。そこで今日はねぎのお話です。
わたしたちが一般に「ねぎ」と言っているものは別名「根深ねぎ」「長ねぎ」「白ねぎ」で、根元に土を寄せて白い部分が長くなるように栽培したものです。関東より北の地域で多く栽培されています。関西では「ねぎ」というと全部緑色の「葉ねぎ」のことをさします。
ねぎにはにんにくやにらと同じ香りの成分「硫化アリル」が含まれています。この成分は、胃液の分泌を促し、発汗など代謝を高めるので、食欲が増し、消化をうながし、疲れが早く回復したり、風邪予防に効果があります。また硫化アリルには糖分をエネルギーに変える働きのあるビタミンB1の働きを高めます。ビタミンB1は豚肉や大豆、大豆製品に含まれています。今日の炒め物には豚肉と大豆から作られた厚揚げが入っています。お菓子などの糖分を消費してもらうためにもビタミンB1を活性化させるねぎをいっぱい食べましょう。
今日の焼きいもに使われているさつま芋は鴻巣のものです。皮ごと食べると栄養をいっぱいとることもでき、げっぷやおなかが張るのを防ぐこともできます。
11月22日の給食
しめじごはん
牛乳
ハタハタの磯辺揚げ
きりたんぽ汁
「きりたんぽ」は秋田県の代表的な郷土料理です。もともとは木こりたちが山作業の時に残ったごはんを棒に巻き付け、味噌をつけて食べたとか、そのごはんを山鳥やきのこなどといっしょに煮込んで食べたのが始まりとされています。「たんぽ」は槍の刃のカバーの「たんぽ」に似ているからこの名前がついたそうです。「たんぽ」は炊いたご飯を多少米粒が残る程度までつぶし、棒に巻き付け囲炉裏であぶったものです。今日の給食では「きりたんぽ汁」として提供します。今日はきりたんぽが別に配缶されているので、いただきますをしたらおつゆの中に入れてください。
磯辺揚げになっている「ハタハタ」は日本海で冬に取れる魚で、秋田県の県の魚になっています。秋田県で雷の鳴る11月頃にとれることから「カミナリウオ」とよばれることもあります。漢字では「鱩」とも書きます。
今日は秋田県フェアですね。よく味わって食べてください。
11月24日の給食
こどもパンスライス
牛乳
ホキフライ
ボイルキャベツ
秋の味覚ポタージュ
栗は秋においしく味わう食べ物です。10月の給食ではごはんに栗を混ぜた「五目栗おこわ」として食べました。今日はかぼちゃのスープに栗を混ぜた「秋の味覚ポタージュ」です。同じく秋の味覚のしめじやこの時期においしいブロッコリーやにんじんもいっしょに入っています。さらに1、2年生が収穫したさつまいももたっぷり入っています。
栗にはビタミン、ミネラル、食物繊維がたっぷり入っています。栗には美容に良い栄養が多く、アンチエイジングという若返りの効果があると言われています。みなさんは栗拾いをしたことがありますか?栗には触ると痛い「イガ」があります。このイガは葉と同じように実を大きくする大事な働きをしています。さらに、森の中で動物たちに取られないように実を守る働きもしています。今年度給食で登場するのは最後になる高級なニホンクリです。味わって食べてください。