カテゴリ:給食室から

11月1~2日の給食

 

   11月1日の給食

 豚肉とごぼうの炊き込みご飯

 牛乳

 だし巻きたまご

 なめこ汁

  目玉焼き、炒りたまご、オムレツ・・・焼いた卵料理がたくさんある中で、今日の給食は「だし巻きたまご」の登場です。名前のとおり、だし巻きたまごは、よく溶いたたまごとだし汁を合わせて、ふんわりと四角く焼き上げたものです。あれ?似た料理に厚焼きたまごもありますが、どこが違うのでしょうか?だし巻きたまごはだし汁を入れ、薄味で仕上げ、関西でよく食べられています。厚焼きたまごはだし汁をいれることもありますが、砂糖などを入れ、しっかり味をつけ、関東でよく食べられています。この違いは江戸時代の生活の違いからできたものだそうです。みなさんの家のたまご焼きはどんな味ですか?


 

   11月2日の給食

 ちゃんぽん麺

 牛乳

 鶏肉とカシューナッツの炒めもの

  今日は「チャンポン」についてお話しします。始まりは明治32年の長崎で開店した中国福建省出身の中国人店主だといわれています。この料理の基本にあるのは故郷福建省の肉や野菜の入った麺料理です。これに長崎の海でとれるいか、えび、あさりなどを加えて麺にのせました。これを「ちゃんぽん」と名付けました。「ちゃんぽん」の名前の由来にはいくつかあります。福建省語の「ごはんを食べる」という意味の「シャポン」から、また江戸時代の造語で「異なるものを混ぜる」という意味の「ちゃんぽん」から、またインドネシア語の「ごちゃ混ぜ」という意味の「チャンプル」からとたくさんの説があります。肉、魚介類、卵、野菜が混ざって栄養たっぷりのちゃんぽん麺を残さず食べましょう