カテゴリ:給食室から
11月1日~2日の給食
11月1日の給食
たまごとじうどん
牛乳
ほうれんそうの磯香あえ
ふかしいも
今日は「さつま芋」についてお話します。さつま芋は,メキシコなど中央アメリカ生まれのヒルガオ科の植物です。日本には400年前に中国から琉球(今の沖縄県)の宮古島に伝わり、その後、薩摩(今の鹿児島県)に伝わりました。そのため、さつま芋と呼ばれています。さつま芋は養分の少ない荒れた土地でも育つので、主食としても食べられ、食糧のない時代に人々を救ってきました。埼玉県では「川越のいも」が有名です。現在は、おいしさや栄養、色合いを考えて改良されたさつま芋が出回り、お菓子などにも使われています。芋そのものに甘味があり熱を加えるとさらに甘くなります。
さつまいもというと、でんぷんというイメージがありますが、意外にもビタミンB、C、Eやミネラル、食物繊維も多く含まれています。特にビタミンCは豊富なうえ、加熱してもこわれにくく、今日のさつまいも4個食べると1日に必要なビタミンCがとれるほどです。さつま芋はご飯と野菜の栄養をあわせもった食品です。足りないのはたんぱく質で、牛乳と一緒に食べれば理想的なおやつになります。さつま芋を切った時に出る白い液体には便通をよくする効果があります。お芋を食べた時の胸焼けやげっぷを防ぐには・・・皮ごと食べるとよいそうです。皮に含まれるミネラルがガスが発生するのを防いでくれます。今日は鴻巣市産の「紅はるか 」という品種のさつまいもをふかしました。さつま芋の自然な甘さを感じながらおいしくいただきましょう。
11月2日の給食
ごはん
牛乳
肉と野菜のカレー煮
だいこんの味噌汁
ひじきのり
今月は「彩の国ふるさと学校給食月間」です。これは収穫の秋の11月に、給食に地元の食材をたくさん取り入れ、生産に携わる人に感謝し、ふるさと、郷土食に理解を深めるために作られました。みなさんも埼玉県や鴻巣市のついてたくさんのことを知ってください。
地元でとれたものを地元で消費、食べることを「地産地消」といいます。これは輸送に時間も労力もかからないため、新鮮なものを食べられ、さらには地元の農業も発達するといういいことづくめのことです。
給食では毎日飲んでいる牛乳も埼玉県の牛から絞られたもの、そしてお米もすべて鴻巣市産です。さらに今日のお米は特別栽培米のこうのとり伝説米です。給食では一年中地元の食材が使われていることを知っていましたか?今月の給食ではねぎ、ごぼう、さといも、さつまいも、キャベツ、ずいき、しょうが、にんにくは鴻巣市産のものを使います。さらに埼玉県や各地域の郷土料理もたくさん給食に登場します。楽しみにしていてください。合わせて、みなさんはもう第3校舎1階に貼ってある「こんなにあるよ!埼玉の農産物」という掲示物を見ましたか?よく見て埼玉県のことを知ってください。