カテゴリ:給食室から
12月3日~7日の給食
12月3日の給食
豚肉とごぼうの炊き込みごはん
牛乳
たらの野菜あんかけ
豆腐の味噌汁
ごはんにたっぷり入っているごぼうのお話です。ごぼうが豚肉との相性が抜群で、一緒に炒めて料理に使うと旨味が一段と増します。今日の「豚肉とごぼうの炊き込みごはん」は和食の混ぜごはんの中でも人気があります。ごぼうはキク科の植物で、ヒマラヤや中国など中央アジアが原産の植物です。日本へは今から1000年以上前に中国から漢方薬として伝わりました。これを品種改良して日本では野菜として食べるようになりました。今でもごぼうを野菜として食べるのは日本や韓国だけのようで、欧米人は「日本は木の根を食べている」と驚くとか・・・。ごぼうは食物繊維が多いので、お腹の掃除をしてくれて便秘解消にはもってこいの野菜です。よく噛んで食べなくてはいけないのであごや歯を丈夫にし、さらに脳の働きを活発にしてくれます。
12月4日の給食
ちゃんぽん麺
牛乳
小松菜とチーズのマフィン
ちゃんぽん麺は長崎県の郷土料理です。たっぷり野菜と魚介類が入っているので栄養も旨味もアップしています。何が入っているかみつけながら味わって食べてください。
今日はマフィンの登場です。マフィンとにはパンの一種であるイングリッシュマフィンとケーキの一種であるアメリカンマフィンがあります。今日の給食のものはカップに生地を入れて焼いたアメリカンマフィンです。似ているものにカップケーキがありますが、アメリカンマフィンとカップケーキはどう違うのでしょうか?・・・みなさん調べてみましょう。
今日は甘くない主食にもなるマフィンです。茹でて刻んだ小松菜ととろけるチーズが入っています。どちらもカルシウムが多い食品です。イライラしたくない人、丈夫な骨や歯を作りたい人はぜひ残さず食べてくださいね。
12月5日の給食
ごはん
牛乳
さけのねぎみそ焼き
昆布豆
沢煮椀
今日の給食には大豆から作られたものがたくさん使われています。3年生以上は国語の「すがたをかえる大豆」で学習したからわかりますよね?今日の給食をよく見てみましょう。まず、「大豆」そのものが煮物に入っていますね。次に大豆を茹でてくだいて絞ってできた豆乳をにがりで固めた「豆腐」が沢煮椀に入っています。大豆から作られた調味料の「みそ」は鮭のねぎみそ焼きに使われ、同じく大豆から作られた「醤油」は煮物や汁物に使われています。今日は大豆製品づくしですね。わたしたちは普段から大豆から作られているものをたくさん食べています。他にどんな食品があるか調べてみましょう。今日は3年生は午前中、醤油メーカーの方から「しょうゆができるまで」のお話をいただき、給食をいっしょに食べています。たくさんお話を聞けるといいですね。
12月6日の給食
ライスボール
牛乳
ラザニア
ボイルブロッコリー
コンソメスープ
今日は田間宮小特製の「ラザニア」についてお話しします。「ラザニア」は、イタリアのナポリの料理です。ベシャメルソースとミートソースとチーズ、平たいパスタ何層にも重ねてオーブンで焼いた料理です。今日の給食では平たいパスタの代わりに餃子の皮を使ったラザニアです。ミートソースも豚肉だけでなく大豆の粉も使ってヘルシーに仕上げました。給食室で1個1個、層を重ねながら作りました。お味はいかがですか?
今日のパンは今年度初登場のライスボールです。名前に「ライス」とついているように米粉を使ったパンです。米粉はもちろん埼玉県産の彩のかがやきを使っています。小麦100%のパンよりもちもちしています。アクセントに砂糖もついています。よく噛めば一段と甘みが口の中に広がります。
12月7日の給食
カレーライス
牛乳
フルーツポンチ
今日はみなさんの大好きなカレーライスとフルーツポンチです。この2つの料理はよく食べてくれるのですが・・・寒くなってくると残されがちな牛乳・・・赤ちゃんが牛乳だけで大きくなれるというほど牛乳には人間が必要な栄養のほとんどを含んでいる完全栄養食品です。特に牛乳にたくさん含まれている栄養のカルシウムは骨や歯を丈夫にするのはもちろんのこと、神経が伝わる時にも必要な栄養です。カルシウムが不足すると骨が折れやすくなったり、虫歯になりやすくなったりします。イライラしたり、落ち着きがなくなってしまったりもします。授業中によそ見ばかりしていたり、ふらふら歩き回ったりしている人はいませんか?これは体からカルシウム不足になっている赤信号です。集中できないので勉強もはかどりません。給食で飲む牛乳1本でみなさんが1日に必要なカルシウムの3分の1をとることができます。もし同じカルシウムをさんまだけでとろうとすると頭から尻尾まで丸ごと3匹食べなければなりません。カルシウムが多いといわれている魚でも牛乳にはかないません。丈夫な体を作るためにも牛乳は毎日飲む必要があるのです。