2019年5月の記事一覧
4月22日~26日の給食
4月22日の給食
黒パン
牛乳
とり肉とカシューナッツの炒め物
ワンタンスープ
ワンタンは餃子に作り方が似ている中国料理です。細かく刻んだ肉や野菜を小麦粉を練って薄く伸ばした皮で包み、鶏ガラのスープに入れたものです。餃子を作るときは、皮でしっかり包む必要がありますが、ワンタンは皮を折りたたむだけで作ることができます。
ワンタンは中国の標準的な広東語で「ホェントゥン」といい、中国の各地方の方言では「ウンドン」「ホエトエ」と発音します。このことから、中国のワンタンが日本に伝わり、「うどん」や「ほうとう」になったとも言われています。ワンタンは漢字で「雲を呑む」と書きます。漂っている様子が雲に似ているからでしょう。学校のワンタンは中身がなく皮だけで、スープに浮いているワンタンはチュルンと口に入るのでヤケドしないように注意してください。
4月23日の給食
カレーライス
牛乳
フルーツポンチ
今日は、給食人気メニューのカレーです。給食のカレーは小麦粉とバターとカレー粉をじっくり30分以上かけて炒めてカレールウを作ります。カレーとは、インド料理でタミール語の「ソース、汁」を意味する「カリ」という言葉が語源です。また、ヒンズー語で「香り高いもの、おいしいもの」という意味の『ターカリー』がイギリスで『カレー』になったとも言われています。
みなさんの家ではどんなカレーが登場しますか?給食では豚肉、えびやいか、なすやかぼちゃ、豆を使ったものなどいろいろなカレーが登場するので楽しみにしていてください。
今日のカレーには秘密があります。それは・・・今日のグリンピースは今朝1年生がさやむきをしてくれたものです。グリンピースはアオエンドウ、ミエンドウ、のまだ熟していない豆で、鞘の中から緑色の種子を出したものです。普通は缶詰や冷凍になって売られていますが、生のものが出回るのはこの時季だけです。青々とした色とさわやかな香り、独特のほのかな甘みが特徴です。グリンピースを仲間はずれにしないでくださいね。
4月24日の給食
たけのこごはん
牛乳
ししゃもフリッター
つぼん汁
河内晩柑
今日はたけのこごはんです。たけのこはイネの仲間で春が旬の植物です。モウソウチク、ハチク、マダケなどの種類があり、竹林で栽培されます。日本では昔からたけのこを食べていますが、現在でもたけのこを食材としているのは日本料理と中国料理だけのようです。たけのこはあくが強いので、茹でてから使いますが、掘りたてを刺身で食べるのが最高のごちそうだそうです。たけのこは一日に数十センチものびるので、子どもの成長を願って子どもの日にもよく食べられます。たけのこにはおなかの調子を整える食物繊維がたくさん含まれています。よくかんで旬を味わってください。
4月25日の給食
しょうゆラーメン
牛乳
ポテトのチーズ焼き
ミニトマト
今日は1年生は初めての麺料理のラーメンですね。袋から少しずつ麺を出して食べることはできたでしょうか?給食のラーメンはつけ麺スタイルになっています。
拉麺はもともとは中国から伝わった中華麺とスープ、具などを組み合わせた麺料理です。中国語で「拉」は引っ張る、引き延ばすという意味で「拉麺」は「引き延ばした麺」という意味です。日本へは江戸時代末期に伝わったと言われています。中国から伝わったので中華そば、支那そば、南京そばとも呼ばれることがあります。
日本で独特の進化をしているためラーメンを食べにくる外国の方や、最近では本場中国でも日本式ラーメンとしても広まっています。
給食のラーメンは醤油味、味噌味、塩味、ピリ辛などがあり、具もコーンや肉、えび、いか、野菜たっぷりのものがあります。楽しみにしていてください。
4月26日の給食
ごはん(こうのとり伝説米)
牛乳
あじの塩焼き
五目煮豆
じゃがいもの味噌汁
今日は田間宮小のみなさんが大好きな白いごはんです。リクエストでもいつも主食部門の上位に入っています。給食に登場する米はすべて鴻巣産の彩のかがやきという品種を使っていますが、毎月1回こうのとり伝説米が登場します。この米の名前は、鴻巣市の名前の由来となった、「こうのとり伝説」にちなんでいます。いつも、給食で食べている、「彩のかがやき」という種類のお米を、農薬の量を半分にして、特別に育てたお米です。農薬の量を半分にすることで、田んぼの環境がよくなり、こうのとりが田んぼに帰ってくるようにと、願いがこめられているそうです。こうのとり伝説米は、他のお米より粒の大きいものだけを選んでいる、特別なお米です。よくかんで、おいしく味わって、いただきましょう。