2018年12月の記事一覧
12月17日~19日の給食
12月17日の給食
はちみつパン
牛乳
スパニッシュオムレツ
コールスローサラダ
クラムチャウダー
「コールスローサラダ」とは細く切ったキャベツを使ったサラダのことです。コールスローの歴史は古く、おそらく古代ローマ時代から食べられてきたと考えられています。世界でコールスローの人気が高まったのは18世紀になり瓶詰めのマヨネーズが発明されてからだそうです。今日の給食のコールスローは「フレンチドレッシング」で和えてあります。「フレンチドレッシング」の「フレンチ」とは、フランスのことです。では、「フレンチドレッシング」が誕生したのは、フランスかというと、そうではなく、アメリカなのだそうです。フランスのヴィネグレットソースをアレンジしたものがアメリカで広まりこの名前がついたようです。今日のフレンチドレッシングは、給食室で調理員さんが、手作りしました。材料は、油、お酢、砂糖、塩、こしょう、からしです。冬の間は、給食のドレッシングは、給食室で手作りします。
12月18日の給食
ごはん(こうのとり伝説米)
牛乳
さわらの幽庵焼き
かぼちゃのそぼろ煮
みぞれ汁
今日は「冬至」についてお話しします。当時は1年でもっとも昼が短くなる日のことで、今年は12月22日です。この日にかぼちゃを食べると長生きするといわれています。昔は冬至のころになると緑黄色野菜が不足しあまり食べることができなくなり栄養不足になっていました。そこで、長期保存できるかぼちゃを夏に収穫して取って置き、冬に食べていました。また冬至にはゆず湯に入るという風習もあります。これはお風呂に入って病気を治すという意味の「湯治」とかけているということ、また、融通良く暮らせるようにという融通とゆずをかけて、願いが込められています。実際、ゆず湯に入ると皮に含まれている油の成分が溶け出し、湯冷めしにくくなるそうです。今日の魚のさわらは刻んだゆずとみそに漬け込んであります。冬至献立を味わっていただきましょう。
12月19日の給食
キャロットピラフ
牛乳
セレクトディッシュ
(タンドリーチキン・ポテトのチーズ焼き)
ミネストローネ
セレクトデザート
(ストロベリーケーキ・チョコクリームケーキ・ワインゼリー)
今日はセレクト給食ですね。タンドリーチキン342人、ポテトのチーズ焼き313人、ストロベリーケーキ220人、チョコクリームケーキ301人、ワインゼリー136人でした。みなさん何を基準に選んだのでしょうか?
今日はキャロットピラフです。キャロットとは、「ニンジン」のことです。「ニンジン」は、中まで濃い色をしているので「緑黄色野菜」のひとつです。緑黄色野菜は、日に当たってできるものが多いので、「ニンジン」のように土の下にできる緑黄色野菜は珍しいです。ニンジンは緑黄色野菜の中でもカロテンを含む量がトップクラスです。カロテンの語源が英語のキャロットからついたものといえば納得するでしょう。カロテンは体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜を丈夫にしたり、目の病気を防いだり、風邪やガンになりにくい体にする働きがあります。ニンジンのオレンジ色の素もカロテンです。今日はピラフはすりつぶしたニンジンを使っているのでオレンジ色をしています。
2学期最後の給食です。よく味わって食べてください。
3学期に元気でもりもり給食を食べてくれるみんなにまた会えるのを楽しみにしています。