2018年2月の記事一覧

2月1日~2日の給食

 

   2月1日の給食

 食パン

 牛乳

 チリコンカン

 コールスローサラダ

 フルーツクリーム

  今日はクラスでフルーツとクリームを混ぜてフルーツクリームにしてください。食パンはフルーツクリームサンドにするか、チリコンカンを挟んで食べてもいいですよ。

 今日はチリコンカンのお話です。チリコンカンはアメリカの料理で、テキサス州の料理に指定されています。名前はスペイン語で「肉入り唐辛子」という意味です。ひき肉と玉ねぎを炒め、トマトやチリパウダー、いんげん豆を加えて煮込んで作ります。クラッカーやチーズを加える作り方もあります。昔、肉が手に入りにくかった時代にトマトや豆で量を増やしたのが始まりだそうです。給食では豚肉を使いますが、牛肉や鶏肉、七面鳥の肉を使うこともあるそうです。また、ピリッと辛い唐辛子ではなく、シナモンの香りをつけることもあります。

 さあ、みなさんの今日の給食は食パンにフルーツクリームを挟みますか?それともチリコンカンを挟みますか?


 

   2月2日の給食

 豚肉とごぼうの炊き込みごはん

 牛乳

 いわしのサクサク揚げ

 こづゆ

 福豆

  「こづゆ」は福島県の内陸部である会津地方の郷土料理です。当時内陸部ではなかなか食べることができなかった海産物の貝を、ホタテの貝柱としてだしとともに使用し、新鮮なじもとの野菜と煮た汁物です。こづゆ専用の会津塗りの朱色の椀で食べるのがしきたりです。

 「節分」とは季節と季節と分かれ目のことです。明後日2月4日が立春といって、昔の暦の上では春の始まりです。そして明日2月3日が節分です。節分に豆をまくようになったのは中国から伝わった「ついな」という大晦日に豆をまいて鬼を追い払う行事が広まったものです。福豆を食べるようになったのは「鬼(悪いこと)から逃れられるように」、また「マメに暮らせるように」という語呂合わせからです。福豆は自分の歳より1個多く食べます。それは昔の暦では節分の翌日の立春から新しい一年が始まるからです。みなさんはいくつ食べるのでしょうか?先生たちは1袋で足りますか?地方によっては大豆ではなく落花生をまくところもあるそうです。給食の大豆はまかないでしっかり食べてください。大豆を箸でつまんで箸練習をしてもいいですね。

 今日はいわしも給食に登場です。これは節分のもうひとつの風習である「やいかがし」があるためです。やいかがしがわからない人はもりつけ表を見てください。いわしの頭とヒイラギの葉で作ったものです。いわしの頭は臭いので鬼が嫌がり、ヒイラギのトゲで鬼の目をついて追い払うものです。やいかがしを玄関に飾れば鬼が家の中に入ってこないそうです。

 節分の時に他にどんな風習があるか調べてみましょう。季節の行事食に込められた思いを知り、これからも大切に受け継いでいきたいですね。