カテゴリ:給食室から

11月5日~9日の給食

 

   11月5日の給食

 鴻巣産ゆめちからコッペパン

 牛乳

 ハンバーグのケチャップソースかけ

 バターコーン

 はくさいのシチュー

  今月は「彩の国ふるさと学校給食月間」ですね。
そこで今日は「ゆめちから」についてお話します。「ゆめちから」とは、小麦の種類の名前です。今日の給食のコッペパンは、鴻巣市の川里地域で作っている「ゆめちから」小麦で作ったパンです。埼玉でとれる小麦はうどん作りに適した小麦なので、パンを作るためにパン工場の人たちが、何回も試作をして完成した、特別なパンです。私たちのまち、鴻巣の「ゆめちから」小麦で作られたパンを、感謝して、よく味わっていただきましょう。


 

   11月6日の給食

 ごはん(こうのとり伝説米)

 牛乳

 さけの塩焼き

 ねぎぬた

 けんちん汁

 今日は「ねぎぬた」のお話です。「ぬた」とはとろりとした辛子酢味噌が沼田を連想させることから名づけられました。マグロやイカ、アオヤギ、わかめなど和える主役をなににするかによっていろいろあり、その土地ならではの食材を使ったぬたがあります。
ねぎぬたは埼玉県深谷市の郷土料理です。ふっかちゃんで有名なたくさんとれる深谷ねぎを辛子酢味噌で和えたものです。今日はおいしい鴻巣のねぎでねぎぬたを作りました。このあたりのねぎは白い部分が太くて長く甘味があるのが特徴です。味わって食べてください。


 

   11月7日の給食

 小松菜ごはん

 牛乳

 丸ごとあじフライ

 煮ぼうとう

 明日11月8日は「118」で「いい歯の日」です。いい歯の日は平成5年に日本医師会によって制定された記念日です。そこで今日の給食には噛みごたえのある丸ごとあじフライの登場です。頭から尻尾まで食べられます。よく噛むことで歯が丈夫になるだけでなく、脳の働きも活発になります。
今日は「煮ぼうとう」のお話です。煮ぼうとうは埼玉県深谷市の郷土料理です。幅の広い平打ち麺と野菜を煮込んだものです。似たような料理に秩父地方や群馬県の「おきりこみ」「おっきりこみ」や山梨県の「ほうとう」があります。煮ぼうとうの特徴はねぎやほうれんそうなど地元でとれた野菜をたくさん入れ、醤油味であることです。生めんを下茹でせずに野菜と煮込むことで、ほどよくとろみがつき、温かさが増します。地元の偉人の渋沢栄一も好んでよく食べていたそうです。埼玉県の味を良く味わってください。


 

   11月8日の給食

 黒パン

 牛乳

 鶏肉とカシューナッツの炒め物

 春雨スープ

 今日は「いい歯の日」です。今日もよく噛んで給食を食べましょう。今日は「黒パン」についてお話します。黒パンの黒い色は黒糖の色です。黒糖とは砂糖のひとつで名前のとおり黒っぽい色をしています。もともとさとうきびから絞った汁は黒い色をしています。それを煮詰めると黒糖になり、甘味を増すためにえぐ味の原因になるミネラルなどを取り除いていくと白い砂糖になります。つまり黒糖にはカルシウムやカリウムなどのミネラルが残っているということです。甘味の強い白い砂糖はカルシウムの吸収を悪くしてしまいますが、もともとカルシウムの含まれている黒糖にはその心配がありません。今日もおいしくいただきましょう。


 

   11月9日の給食

 きのこカレーライス

 牛乳

 フルーツ杏仁

 今日は「きのこ」についてお話します。しいたけやまつたけ、しめじなどをまとめて「きのこ」と言います。問題です。きのこは植物でしょうか?動物でしょうか?正解はきのこは植物でも動物でもありません。きのこは「菌類」といって植物や動物の仲間とも違う第三の生き物なのです。菌類は世界で10万種類もあるそうですが、詳しい生態がわかっているのはごく一部です。日本は世界で一番きのこの種類が多く、一年中食べられますが、きのこといえば秋が一番おいしくなります。今日のカレーにはしいたけ、しめじ、マッシュルームが入っています。見分けがつきますか?きのこはエネルギーが少なく、お腹ぽっこりが気になる人にはおすすめの食品です。食物繊維が多く、お腹の掃除もしてくれます。また、きのこにはカルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDがたっぷり入っています。骨を丈夫にしたい!背が高くなりたい!という人は牛乳ときのこをセットでしっかり食べましょう。

11月12日~16日の給食

 

   11月12日の給食

 かて飯

 牛乳

 とり天おろしソース

 はくさいの味噌汁 

 「かて飯」って何だろう?炊き込みごはんとは違うの?と思っている人も多いでしょう。炊き込みごはんとは、季節の食材を豊富に使うごはん料理として食卓に登場しています。また、各地の郷土料理の中にも具に特徴のある炊き込みごはんがみられます。いずれにしても現在では、お米が主役で具が脇役になっています。しかし、その原型はお米が高価で十分に食べられなかった時代にお米を節約するために、麦や粟、稗などの雑穀や、野草、芋、だいこんといった「糧」と呼ばれるたくさんの具をかさを増す増量材として、少量の米に混ぜて炊き込んだ「かて飯」だったのです。

 かて飯は秩父地方の郷土料理になっていて、秩父ではお客様がくると「おもてなし」の食事として作られています。今日のかて飯には「ずいき」という食品が入っています。「ずいき」は里芋の茎の部分です。今日は鴻巣産の青ずいきを使いました。里芋は芋の部分だけでなく、茎もおいしく食べられることをぜひ知っておいてください。


 

   11月13日の給食

 醤油ラーメン

 牛乳

 手作りしゅうまい

 青菜炒め

 しゅうまいは中国の北部で考えられた料理だといわれています。作り方は豚肉やえびなどをみじん切りにしてからよく練って、味付けしたものを小麦粉で作った薄い皮で包んで蒸します。日本で食べられるようになったのは昭和の初め、横浜が最初だそうです。
 なぜしゅうまいは蒸して作るのに漢字で「焼売」と書くのでしょうか?中国では「焼」という漢字には「火や熱を加える」という意味があります。ですから、蒸して加熱しているしゅうまいが「焼売」と書かれるわけです。では「売」という字の意味は?みなさんで調べてみましょう。
 今日は給食室で1個1個カップに皮と肉あんを入れてジャンボしゅうまいを作りました。お味はいかがですか? 


 

   11月15日の給食

 焼き鳥丼

 牛乳

 呉汁

 きゅうりの漬物

 呉汁は日本各地に伝わる郷土料理です。肉がなかなか手に入らなかった時代には貴重なたんぱく源として食べられていました。「呉」とは水につけておいた大豆を生のまますりつぶしたもののことをいい、それを季節の野菜を入れた汁に入れたものを呉汁といいます。味付け、入れる具材によって各地域、各家庭のいろいろな呉汁があります。昔はどこの家でも、田のあぜや道端に大豆を作っていて、新大豆がとれるのを待って呉汁を作っていました。大豆は、肉やたまごに負けないくらい質の良いたんぱく質が含まれています。その大豆を使った呉汁は栄養満点です。
 今日の焼き鳥丼に使われているさつまいもは鴻巣市滝馬室産のシルクスイートという種類です。2012年に開発された新しい品種で、名前にシルクと付くようにシルク、絹のようになめらかで甘いさつまいもです。 


 

   11月16日の給食

 食パン

 ブルーベリージャム

 牛乳

 ポークビーンズ

 フラワーサラダ

 食パンとは生地を発酵させ、箱型の型に入れて焼いたパンことです。形により上が盛り上がった山型食パンと平らな角型食パンがあります。今日の食パンは角型食パンですね。
日本へは明治時代の初めに、イギリスから山型食パンが伝わりました。欧米では生地は塩と水だけで捏ねられるのに対し、日本では生地に牛乳や脱脂粉乳、バターなど油分を加えるため、日本の食パンの方が軟らかいものになります。
 パンは、コッペパンもあんぱんも食べるのになぜ、食パンにだけ「食べる」という字が付いているのでしょうか?これにはいくつかの説がありますが「美術のデッサンの時に線を消す用のパン、消しパンに対して、食用のパンなので食パンを分けて呼ぶために付いた」という説があります。今日は食パンに目に良いブルーベリージャムをつけて食べてください。 

11月1日~2日の給食

 

   11月1日の給食

 たまごとじうどん

 牛乳

 ほうれんそうの磯香あえ

 ふかしいも

  今日は「さつま芋」についてお話します。さつま芋は,メキシコなど中央アメリカ生まれのヒルガオ科の植物です。日本には400年前に中国から琉球(今の沖縄県)の宮古島に伝わり、その後、薩摩(今の鹿児島県)に伝わりました。そのため、さつま芋と呼ばれています。さつま芋は養分の少ない荒れた土地でも育つので、主食としても食べられ、食糧のない時代に人々を救ってきました。埼玉県では「川越のいも」が有名です。現在は、おいしさや栄養、色合いを考えて改良されたさつま芋が出回り、お菓子などにも使われています。芋そのものに甘味があり熱を加えるとさらに甘くなります。

 さつまいもというと、でんぷんというイメージがありますが、意外にもビタミンB、C、Eやミネラル、食物繊維も多く含まれています。特にビタミンCは豊富なうえ、加熱してもこわれにくく、今日のさつまいも4個食べると1日に必要なビタミンCがとれるほどです。さつま芋はご飯と野菜の栄養をあわせもった食品です。足りないのはたんぱく質で、牛乳と一緒に食べれば理想的なおやつになります。さつま芋を切った時に出る白い液体には便通をよくする効果があります。お芋を食べた時の胸焼けやげっぷを防ぐには・・・皮ごと食べるとよいそうです。皮に含まれるミネラルがガスが発生するのを防いでくれます。今日は鴻巣市産の「紅はるか 」という品種のさつまいもをふかしました。さつま芋の自然な甘さを感じながらおいしくいただきましょう。


 

   11月2日の給食

 ごはん

 牛乳

 肉と野菜のカレー煮

 だいこんの味噌汁

 ひじきのり

 今月は「彩の国ふるさと学校給食月間」です。これは収穫の秋の11月に、給食に地元の食材をたくさん取り入れ、生産に携わる人に感謝し、ふるさと、郷土食に理解を深めるために作られました。みなさんも埼玉県や鴻巣市のついてたくさんのことを知ってください。
 地元でとれたものを地元で消費、食べることを「地産地消」といいます。これは輸送に時間も労力もかからないため、新鮮なものを食べられ、さらには地元の農業も発達するといういいことづくめのことです。
給食では毎日飲んでいる牛乳も埼玉県の牛から絞られたもの、そしてお米もすべて鴻巣市産です。さらに今日のお米は特別栽培米のこうのとり伝説米です。給食では一年中地元の食材が使われていることを知っていましたか?今月の給食ではねぎ、ごぼう、さといも、さつまいも、キャベツ、ずいき、しょうが、にんにくは鴻巣市産のものを使います。さらに埼玉県や各地域の郷土料理もたくさん給食に登場します。楽しみにしていてください。合わせて、みなさんはもう第3校舎1階に貼ってある「こんなにあるよ!埼玉の農産物」という掲示物を見ましたか?よく見て埼玉県のことを知ってください。

10月29日~31日の給食

 

   10月29日の給食

 しめじごはん

 牛乳

 わかさぎフライ

 のっぺい汁

 りんご

 のっぺい汁とは全国各地にある郷土料理です。にんじん、さといも、油揚げなどをだしで煮て、しょうゆ、塩で味をつけ片栗粉などでとろみをつけた料理です。鶏肉や魚を入れるところもあります。材料の組み合わせ方、切り方、汁の量なども地方によって少しずつ違います。祭り、仏事、正月など昔から催しもののある日に作られていました。地方によって「のっぺい汁」「のっぺ」「のっぺ汁」などいろいろな呼び方をしますが、いずれもとろみのある料理です。とろみがのっぺりしているのでのっぺいになったようですね。


 

   10月30日の給食

 ひき肉ともやしのあんかけ丼

 牛乳

 海そうサラダ

 ハニーピーナッツ

 今日はあんかけの中に入っている「もやし」のお話です。もやしとは植物の名前ではなく、豆や米、麦などを発芽させた若い芽のことをいいます。だいこんもやしはかいわれだいこんとして、麦もやしはビールや飴の原料になっています。もやしとは、若い芽を出させるという意味の言葉の「萌やす」の名詞です。つまりもやしとは生命力にあふれた若い芽がはつらつとして伸びていくという意味の言葉です。

 もやしの歴史は古く、人類が初めて植物の種子が発芽することを発見したことから栽培が始まったといいます。一般的にわたしたちがもやしとよんでいるのは豆もやしです。原料の豆によって大豆もやし、緑豆もやし、ブラックマッペもやし、アルファルファもやしなどがあります。豆が芽を出したことによってビタミンCが加わり、豆と野菜の両方の栄養をもつようになったすばらしい食品です。料理の主役になることは少ないけれど、栄養のある名わき役のもやしをみんな食べてください。

 よく、ひ弱な人を「もやしっこ」というのはなぜでしょうか?もやしを育てる時に直射日光に当てないことから、外に出ない子をもやしっこというようになったようです。でも、栄養たっぷりのもやしを食べればもやしっこになりませんよ!


 

   10月31日の給食

 こどもパンスライス

 牛乳

 かぼちゃコロッケ

 ボイルキャベツ

 ビーンズシチュー

 今日はかぼちゃ料理です。それは、今日10月31日がハロウィンだからです。ハロウィンとは古代ヨーロッパから伝わる霊をまつるお祭りです。アメリカでは大きなオレンジ色のかぼちゃをくり抜いて作ったお化けランタンにろうそくをともして飾る秋のお祭りになっています。日本では魔女などに仮装をしてパーティーやパレードを行っているところもあります。

 かぼちゃには目やのど、鼻の粘膜を強くするビタミンAがたくさん含まれています。風邪やインフルエンザにかかりたくない人はしっかり食べましょう。

10月22日~26日の給食

 

   10月22日の給食

 カレーライス

 牛乳

 フルーツポンチ

 今日は「スキムミルク」についてお話します。どこにスキムミルクが入っているかわかりますか?スキムミルクは牛乳から作られるもので、牛乳の脂肪分や水分を取り除いて、粉状にしたものです。そのため、「脂肪を抜いた牛乳を粉にしたもの」ということで「脱脂粉乳」ともいわれています。粉になっているので日持ちもし、運搬をしやすいということで、第2次世界大戦後はアメリカから運ばれたこのスキムミルクを湯で溶かし、給食に出されていました。

 牛乳と同じようにカルシウムがたっぷり入っているので、現在の給食でもよく使われている食品です。牛乳の風味やコク、栄養を加えたいけれど、牛乳を入れることができない料理などにスキムミルクが使われています。給食のパンには、ほとんどスキムミルクが使われています。今日はカレーの中に入っています。給食のカレールウが白っぽくなっているのはこのスキムミルクが入っているためです。


   10月23日の給食

 タンメン

 牛乳

 キャラメルポテト

 かき

 今日のラーメンは「タンメン」です。ラーメンはもともと中国から伝わった料理ですが、今ではラーメンと言えば日本の麺料理と思われるほど日本独特の進化をし、世界に広まっています。タンメンも中国では単なる「スープ麺」というものですが、日本では茹でた中華麺に炒めた肉や野菜をのせた塩味の麺料理として広まっています。今日の給食のタンメンには何種類の具が入っているでしょうか?(1)5種類(2)6種類(3)7種類  正解は(3)7種類です。豚肉、にんじん、にら、キャベツ、もやし、干し椎茸、ねぎが入っています。香りづけ、風味づけににんにくとごまを入れてあります。みつけながら食べてみましょう。

 今日は「柿」についてお話します。柿は秋の代表的な果物ですね。名前の由来は紅葉の色と果実の色にちなんで「赤黄」と言われたものがなまってできたそうです。奈良時代から栽培されている柿は、甘柿、渋柿をあわせて1000種類もあるそうです。今では、アジアやヨーロッパなどの海外でも「かき(kaki)」の名前が通用します。

 柿には、血圧が上がるのを防いだり、乗り物酔いや二日酔いになりにくくします。そのまま食べるとまずい渋柿には、やけどなどの薬にもなります。カロテン、ビタミンC、食物繊維が豊富で、風邪などの病気予防にもなります。今日は調理員さんが一つ一つ丁寧に皮をむいてくれました。秋の味覚を、季節を感じながらおいしくいただきましょう。


 

   10月24日の給食

 栗ごはん

 牛乳

 ししゃもの磯辺フライ

 キャベツのみそ汁

 今日はごはんに入っている秋の味覚の代表、高級な「栗」のお話です。栗は5月~6月に花が咲き、いがのある実をつけ、9月~10月になると実が熟し、いがが裂けて1~3個の栗の実が出てきます。ブナ科の植物でくるみやアーモンドとおなじナッツの仲間です。世界で栽培されている「くり」はチュウゴククリ、ヨーロッパクリ、アメリカクリ、ニホンクリの4種類です。ニホンクリはもちろん日本で生まれたもので、特徴は、世界のくりの中で、いちばん大きくておいしいことです。栗には、ビタミン、ミネラル、食物繊維がたっぷり入っています。特にビタミンB1には、ごはんやパン、砂糖などをエネルギーに変える働きがあります。また、栗には美容に良い栄養が多く、アンチエイジングという若返りの効果があると言われています。


 

   10月25日の給食

 ごはん

 牛乳

 八宝菜

 わかめスープ

 八宝菜は日本でもよく知られた中国料理のひとつです。では、八宝菜とはどんな意味でしょうか?文字通りにすれば8種類の材料かできた料理であり、しかもその材料は「宝」といわれるほど高級なものを使っているから?と思われますが決してそうではありません。もっと材料が多いときもあります。ではなぜ「八」という数字を使うのでしょうか?中国語では「八」の発音が金持ちになるという意味の言葉と発音が似ていて縁起の良い数だそうです。

 今日の給食の八宝菜にはいくつの宝が入っているでしょうか?みつけながら食べましょう。


 

   10月26日の給食

 バターロールパン

 牛乳

 チリコンカン

 ほうれんそうサラダ

 今日はサラダにたっぷり入っているほうれんそうのお話です。ほうれんそうは西アジア原産でペルシャで栽培され始めました。「ほうれん」とは中国語で「ペルシャ」のことで、ペルシャからシルクロードを経由して中国に伝わり、日本へは17世紀に入ってきました。ほうれんそうはにんじん、かぼちゃと並び代表的な色の濃い野菜です。目や鼻の粘膜を強くするビタミンA、免疫力を高めるビタミンC、貧血予防に効果のある鉄分が多く含まれています。特に寒くなってくると栄養価や甘味が増します。寒くなってきたためか風邪気味の人が多いようです。調子が悪いな、と思う人はぜひおかわりしてください。

10月16日~19日の給食

 

   10月16日の給食

 肉汁うどん

 牛乳

 青菜炒め

 こうのすブルーベリー蒸しパン

 今日は「市民の日記念献立」です。2005年に鴻巣市、吹上町、川里町の1市2町が合併した10月1日を「市民の日」として制定しました。そこで今日は鴻巣のねぎをたっぷり使った肉汁うどんと、鴻巣のブルーベリーを使った蒸しパンが登場です。お味はいかがですか?ねぎとブルーベリーは鴻巣市からのプレゼントです。ブルーベリーの色素のアントシアニンには目の働きを高める働きがあります。

 鴻巣でもいろいろな農作物が作られています。この機会に鴻巣の歴史を調べたり、農業、工業、文化などについて興味を持ったりして、将来の鴻巣市についても考えてみましょう。


  

  10月17日の給食

 マーブル食パン(ココア)

 牛乳

 オムレツのデミグラスソースかけ

 武蔵野スープ

 今日のスープには埼玉県の特産物が入っています。そのため昔のこのあたりの呼び方の「武蔵国」からとって、このスープにも「武蔵野」を名前につけてみました。さて、その特産物とは何でしょう?(1)さつまいも(2)牛乳(3)小麦粉  正解は(1)さつまいもです。昔から川越を中心に埼玉県内でよく作られていました。江戸までは新河岸川を利用し、重いさつまいもを運んでいました。さつまいもは荒れた土地に植えてもできるため「飢饉に備えるための作物」として各地で作られるようになりました。今日のスープに入っているさつまいもは鴻巣産です。


 

   10月18日の給食

 ごはん(こうのとり伝説米)

 牛乳

 さばの塩焼き

 切り昆布の煮物

 厚揚げときのこのすまし汁

 今日のお米はこうのとり伝説米です。味わって食べていますか?

 今日は煮物にたっぷり入っている昆布のお話です。昆布は「海の野菜」とも呼ばれ、ビタミンやヨウ素、カリウム、カルシウムなどが多く含まれていて、薬と同じような効き目がある貴重な食材のひとつです。とくにヨウ素は子どもの成長に欠かせない栄養で、不足すると成長しなかったり、神経の働きが鈍くなってしまいます。また、昆布には免疫力を高め、病気になりにくくする働きや、ガンを抑える働きもあります。昆布から出るねばりは「アルギン酸」という栄養が含まれていて血圧を下げてくれます。

 昆布はむかしは「ひろめ」とも呼ばれ、「よろこぶ」「広める」に通じることから縁起の良い食べものとしておせち料理や結納の品としても用いられています。食材として使うことはもちろん、だしの材料として日本料理には欠かせないものです。


 

   10月19日の給食

 吹き寄せごはん

 牛乳

 いかのかりん揚げ

 じゃがいものみそ汁

 今日は「吹き寄せごはん」についてお話します。「吹き寄せ」とは、秋の色づいた葉が風で吹き寄せられた様子を表したもので、秋から冬にかけて、ごはんに限らず煮物や汁物、お菓子などにも使われる言葉です。秋の紅葉した様子を表すため秋の食材が使われることも多く、銀杏や栗、きのこ類、紅葉の赤を表す人参などが使われます。今日の給食でが秋が旬のさつまいも、しめじ、そして紅葉を表した人参を入れて炊き込みました。秋の味覚を楽しみながらおいしくいただきましょう。季節を感じることができましたか?

10月9日~12日の給食

 

  10月9日の給食

 メロンパン

 牛乳

 ポテトのチーズ焼き

 イタリアンサラダ

 オニオンスープ

 今日は2年生のリクエスト献立です。主食部門1位のメロンパン、主菜部門1位のポテトのチーズ焼き、汁物部門3位のオニオンスープに副菜部門で人気の高かったイタリアンサラダを組み合わせました。他に人気のあったメニューは醤油ラーメン、マーブル食パン、春巻、肉じゃが、キャラメルポテト、きゅうりの漬物、わかめスープ、コンソメスープ、豆腐のみそ汁でした。そろそろわかば学級と6年生にもリクエスト調査します。もう献立表のチェックは終わっているかな?

 今日は「メロンパン」のお話です。メロンパンは日本各地でいろいろな名前になっています。関西地方ではわたしたちがメロンパンと言っているものを「サンライズ」と呼び、関西でのメロンパンはまた別物のようで、ラグビーボール型でスポンジ系の生地に白あんが入っています。旅行に行った時に食べ比べてみてください。


 

  10月10日の給食

 チャーハン

 牛乳

 ポーク焼売

 チンゲン菜のたまごスープ

 チャーハンは白いごはんを様々な具と一緒に油で炒めた中華料理です。工夫次第で様々な食材を利用できることや、冷蔵庫の残り物を処分できて、さらに短時間で作れるという理由から日本でも家庭料理としてもチャーハンの人気は高くなっています。家庭によって具や味付けが違い、おふくろの味ともなっています。好きな人も多いことから冷凍食品やインスタント食品も出回っています。

 チャーハンは米文化のどこの国にも似た料理があります。日本では焼き飯、炒めごはんと呼ばれ、韓国ではポックムパプ、タイではカオパット、インドネシアのナシゴレンもチャーハンの仲間です。国によっても具に特徴がありますね。今日のチャーハンにはチャーシュー、にんじん、たけのこ、ねぎ、しいたけ、枝豆が入っています。


 

  10月11日の給食

 ごはん

 牛乳

 あじの塩麹焼き

 もやしとにらのおひたし

 肉じゃが

 アジはマアジ、ムロアジ、シマアジなど50種類以上います。春から夏に北へ、秋から冬は南へ回遊します。4~7月ころになると浅瀬に来て産卵します。春から秋にかけておいしい魚です。体にのこぎりの歯のような鋭いうろこ「ぜいご」があります。アジは海の魚の中で最も多くカルシウムを含んでいる魚の一つです。カルシウムは骨や歯を丈夫にしてくれる栄養です。また、アジには脳の働きをよくするDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)も多く含まれています。魚を食べると頭がよくなるといわれるのはこのためです。今日はあじを伝統的な調味料の塩麹に漬け込んで焼きました。


 

  10月12日の給食

 コッペパンスライス

 牛乳

 焼きそば

 たこナゲット

 だいこんとしめじの中華スープ

 もともと焼きそばは中国の料理で、中華麺を炒めたり、揚げたりした料理をまとめて「炒麺」とよんでいたものが日本に伝わって今のような料理になりました。縁日やバーベキューでも日本では焼きそばといえばソース味が主流ですが、中国では醤油味や塩味のもの、あんかけやスープのものもあり、バリエーションの多さはチャーハンと同じくらい何百もあります。日本でもじゃがいもを入れたり、魚の粉を入れたりとご当地の焼きそばが全国各地にあります。今日の給食では豚肉、キャベツ、もやしなどの入ったソース味の焼きそばです。お味はいかがですか?パンに焼きそばをはさんで、焼きそばパンにしてもおいしいですよ。

10月1日~5日の給食

 

  10月1日の給食

 チキンライス

 牛乳

 スパニッシュオムレツ

 コンソメスープ

 みなさんはチキンライスって知っていますよね?鶏肉、玉ねぎ、マッシュルーム、グリンピースなどを炊いたご飯とともに炒め、トマトケチャップ、塩、こしょうで味付けした米料理です。赤いごはんが特徴で、卵に包まれてオムライスとして登場することもあります。お子様ランチで旗を立てられていることもあります。では問題です。このチキンライスの発祥の国はどこでしょうか?(1)日本(2)アメリカ(3)イギリス  正解は(1)日本です。チキンライスは昔はチッケンライスと言われ、鶏肉や玉ねぎ、にんじんなどを加えて炊いた西洋風ごはんでした。当時はケチャップを使用していなかったので赤くはありませんでした。その後血沈ライスは教会などで子どもたちに振舞われ日本でも広まっていきました。ケチャップ味になったのは大正末期から昭和初期になってからです。そのため、外国で「チキンライス」と言っても伝わりませんよ。


 

  10月2日の給食

 ごはん

 牛乳

 おろしハンバーグ

 カリフラワーのバター醤油炒め

 豆腐のみそ汁

 今日は、「カリフラワー」についてお話しします。白いブロッコリーなんて呼ばないでくださいね。カリフラワーは今から200年以上前からヨーロッパで栽培されています。キャベツが変異してブロッコリーができ、さらにブロッコリーが変異したものがカリフラワーです。カリフラワーは明治時代に日本に伝わりました。

 カリフラワーにはビタミンCが多いので風邪予防のためにこの時季にはたくさん食べてほしい野菜です。肌をつるつるにしたり便秘を防いだりする効果もあります。

 今日の給食では、洋食に使うことの多いカリフラワーを和食にも合うように味付けしてみました。


 

  10月3日の給食

 黒パン

 牛乳

 鮭のマヨネーズ焼き

 フレンチサラダ

 ボルシチ

 ボルシチは東ヨーロッパにある、とても寒いウクライナという国の伝統的な料理です。世界三大スープのひとつとも言われています。ボルシチは日本の雑煮のように地域によって、肉や野菜など具や切り方が違いますが、特徴としては「テーブルビート」という赤かぶに似た野菜で赤い色をつけます。また、ボルシチにはサワークリームを仕上げに浮かべるのも特徴です。今日の給食でも、ビーツを使い、食べやすいようにトマトでも味をつけてあります。ビーツはちょっとすっぱいかもしれませんが、あまり食べることができない食材なので、ぜひ味わって食べてください。


 

  10月4日の給食

 けんちんうどん

 牛乳

 小松菜のたまごとじ

 みかん

 今日は炒め物に入っている小松菜のお話です。小松菜はキャベツや大根と同じアブラナ科の野菜で、別名「冬菜」「鶯菜」とも呼ばれています。江戸時代に徳川将軍によって栽培されていた当時の江戸川区小松川にちなんで「小松菜」と名付けられたそうです。埼玉県は小松川と水運による交易があったことから小松菜の種を分けてもらいました。今では東京を抜いて埼玉県が全国1位の生産量になっています。小松菜は野菜の中でもカルシウムを非常に多く含んでいます。その量はほうれん草の3倍以上です。この他にもビタミンA、ビタミンB2、ビタミンC、鉄、食物繊維を多く含みます。現代人に不足しやすい栄養を多く含んでいるので、ぜひたくさん食べてほしい野菜です。


 

  10月5日の給食

 ごはん

 牛乳

 さんまのかば焼き

 五目きんぴら

 すまし汁

 秋の味覚の代表の「さんま」。今年度の給食にさんまが登場したのは何回目でしょうか?(1)1回目(2)2回目(3)4回目 正解は82)2回目です。今日は「さんまのかば焼き」についてお話します。かば焼きといったらうなぎですが、そこは給食、残念ながら1食245円の給食費ではうなぎのかば焼きは出せません。かば焼きという名前は、昔うなぎは口から尾にかけて串を刺して丸焼にしていました。その形がガマという植物の穂に似ていることから「ガマ焼き」がなまって「かば焼き」とよばれるようになりました。さんまに特に多く含まれるDHAという栄養にはどんな働きがあるでしょうか?(1)風邪をひきにくくする(2)よく眠れるようにする(3)記憶力が良くなる 正解は(3)記憶力が良くなるです。成績アップを望む人は残せないですね。今日は蒲焼きのタレでもごはんをもう3口は食べられるでしょう。

9月25日~28日の給食

 

  9月25日の給食

 ごはん

 牛乳

 さんまの辛味焼き

 きゅうりのつけもの

 豚汁

 さんまは漢字で書くと「秋刀魚」になります。この由来は、さんまが秋が旬で、形が刀のように鋭く、細長い魚なのでこの漢字があてられました。「さんまが出るとあんま引っ込む」ということわざがあります。これは脂がたっぷりのった秋のさんまには栄養もたっぷりあるので、昔からスタミナ補給の食品として知られていたからです。さんまには筋肉や髪をつくるたんぱく質、血液をつくる鉄分、粘膜を強くするビタミンA、骨や歯に欠かせないカルシウムとその吸収をしてくれるビタミンDなど多く含まれています。さらにさんまには脳を刺激し、ボケを防ぎ、記憶力がよくなる働きがあるDHAが含まれています。成績アップを望む人はさんまをよくかんで食べればさらに効果があるでしょう。こんな栄養たっぷりのさんまを残すなんてもったいないですよね。


 

  9月26日の給食

 ツイストパン

 オレンジジュース

 肉団子のケチャップ煮

 野菜コロッケ

 鮭のマヨチーズ焼き

 ボイルブロッコリー

 今日はなかよし給食です。教室でお弁当箱に給食を詰めて、体育館に移動し、なかよしグループで食べました。


 

  9月27日の給食

 ごまあじうどん

 牛乳

 小松菜とひじきの炒め物

 小魚アーモンド

 「うどん」は小麦粉を練って細長く切った麺のことをいいます。1300年ほど前に中国から伝わりました。手軽な庶民の食事で、米食の代わりとして、またお祝いごとに際してふるまわれる食べ物として古くから日本全国で食べられていました。地域によって、季節によって食べ方に多くの種類があります。埼玉県も全国で有数の小麦の産地です。よって「武蔵野うどん」と呼ばれる文化があり、うどんの生産量は讃岐うどんで有名な香川県に次いで全国第2位です。給食のうどんも埼玉県産の小麦を使っています。

 埼玉県にはごまやみそを使った「冷汁」で冷たい麺を食べる地域があります。川島町ではこの冷汁うどんを「すったて」とよび、加須市では「ごま汁うどん」とも呼んでいて、埼玉県の郷土料理にもなっています。給食では冷たい汁は出せないので、温かくしたごまがたっぷり入った汁でうどんを食べてください。


 

  9月28日の給食

 高菜ピラフ

 牛乳

 きびなごフリッター

 わかめスープ

 今日は「高菜」についてお話します。アブラナ科の仲間のからし菜の一種で主に温かい土地で栽培され、辛みのある葉を食用とします。高菜の辛み成分は食欲を増進させ、味にアクセントをつけてくれます。主に漬物に使用され、野沢菜、広島菜とともに三大漬け菜に数えられています。高菜はベータカロテンを多く含み、皮膚や粘膜の細胞を正常に保ち、免疫力を高める働きがあります。ビタミンCも多く、その量はキウイとほぼ同じです。今日の高菜ピラフには、高菜漬け、にんじん、玉ねぎがたくさん入っています。バターの風味が食欲をアップさせます。

9月18日~21日の給食

 

  9月18日の給食

 コーンみそラーメン

 牛乳

 ポテトのチーズ焼き

 ミニトマト

 今日は3年生のリクエスト給食です。主食部門2位のコーン味噌ラーメン、主菜部門ダントツ1位のポテトのチーズ焼き、副菜部門ダントツ1位のミニトマトを組み合わせました。ポテトのチーズ焼き、ミニトマトは2位の2倍くらいの票が入りました。みなさん好きなんですね。他に人気のあったメニューはキムチチャーハン、ハンバーガー、ぎょうざ、チキンナゲット、カレーポテト、ボイルブロッコリー、コーンクリームスープ、わかめスープでした。

 もうすぐわかば学級、1年生、6年生のリクエスト給食の調査を行います。献立表をよーくよーく見て、毎日の給食の料理名をチェックしておきましょう。

 今日はミニトマトのお話です。ミニトマトは別名プチトマトとも言われ、トマトの品種の中でも小型の2~3cmにものをまとめた呼び方です。皮はかたいですが甘味が強く、彩りなどでサラダや料理の添え物、お弁当にちょこっと入れるなど、生で食べることが多い品種です。ヨーロッパでは「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあり、また「トマトを作る家に病人無し」と言われるほど体に良い食べものです。トマトの赤い色素のリコピンは生活習慣病を防いだり、日焼けした肌を白くしたりする働きがあります。またトマトにはビタミンCが多く、夏バテ回復効果や疲労回復効果があります。この時期に必要な栄養ばかりですね。

 ミニトマトと言っても赤いものだけでなく、黄色やピンク、茶色のものもあります。また、形も丸いもの、細長いもの、くびれているもの、ハート型のものもあります。栄養いっぱいのミニトマトをしっかり食べましょう。


 

  9月19日の給食

 ごはん(こうのとり伝説米)

 牛乳

 あじのスタミナ焼き

 里芋のそぼろ煮

 だんご汁

 今日は「十五夜」についてお話します。十五夜とは昔の暦の8月15日のことをいいます。昔の暦は月の満ち欠けで日付を決めていました。昔の暦の秋は7月から9月のことをいい、真ん中の8月15日の名月を「中秋の名月」と呼びました。今年は来週9月24日が「中秋の名月」です。満月は1年間に12回から13回あるのですが、この中秋の名月にあたる9月の満月が一番有名です。なぜなら空気が澄んで月がきれいに見えること、それに9月の夜は暑くもなく、寒くもないので月を見るのに最適な時期なのです。ススキや団子を飾り、月を眺めながら、豊作を願ったり、収穫を祝ったりしていました。新芋の茹でた里芋を飾ることから「芋名月」とも呼ばれます。そこで、今日の給食は里芋の煮物に団子の入った汁が給食に登場しました。中秋の名月には丸い食べ物を食べる習慣があります。9月24日にはみなさんの家でも月を眺めながら、丸いものを食べましょう。


 

  9月20日の給食

 ひじき豆ごはん

 牛乳

 厚焼きたまご

 なめこのみそ汁

 巨峰

 今日は秋の代表的なくだもの「ぶどう」のお話です。ぶどうは日本だけで数百種類、世界中では一万種類以上あるといわれています。ぶどうは皮の色によって赤、黒、緑の3つに分けられます。赤は「甲斐路」、黒は「巨峰」や「ピオーネ」、緑は「マスカットオブアレキサンドリア」などが有名です。皮の色は若いうちはどれも緑色ですが、成長するにつ入れてだんだん赤や黒い色に変わっていきます。緑色のぶどうは、この赤や黒の色素が作られないので成長してもずっと緑色のままなのです。今日はその実の大きさから「ぶどうの王様」と呼ばれる巨峰です。巨峰は1936年に日本人によって作り出されました。

 ぶどうはヨーロッパでは「畑のミルク」とよばれています。ぶどうの甘味の成分であるブドウ糖は吸収されやすく、すぐにエネルギーになるので疲れがとれます。少し感じる渋みの成分であるタンニンは殺菌作用やがん予防に効果があります。紫色の成分であるアントシアニンは目の疲れをとったり、視力回復に効果があると言われています。また若返りの効果もあるそうです。皮と実の間に一番栄養があります。きれいに食べてください。種があるので注意して食べてください。


 

  9月21日の給食

 コッペパン

 牛乳

 鶏肉とカシューナッツの炒め物

 ワンタンスープ

 今日は「カシューナッツ」についてお話します。カシューナッツはとてもユニークな実のつけ方をします。ナッツの部分は種ですが、その種は他の野菜や果物と違って果実の中ではなく外に実ります。果実はカシューアップルといい、りんごのような黄色や赤黄色をしていて、ピーマンのような形をしています。その下に勾玉のような形の皮におおわれたナッツが実ります。普通は生で食べずに、収穫した実は手作業で果肉と種子に分けてから、天日干しにして、煎って殻をむいたものが使われます。中国料理やインド料理でよく使われます。カシューナッツにはお肌をつるつるにしたり、若返りのもとにビタミンEという栄養が含まれています。その他に、マグネシウムというカルシウムの吸収をよくしてくれる栄養も含まれています。今日は鶏肉やじゃがいもとと一緒に甘辛く炒めました。おいしくいただきましょう。