2018年6月の記事一覧

6月4日~8日の給食

 

   6月4日の給食

 ソフトフランスパン

 マーガリン

 牛乳

 とり肉のトマト煮

 海そうサラダ

 今日6月4日から10日は「歯と口の健康週間」です。今日は「かむこと」についてお話します。問題です。一口食べたら何回かむと良いでしょうか?(1)5回(2)10回(3)30回 正解は(3)30回です。今一口入れて数えてみてください。よくかむことには良いことがたくさんあえいます。「ひみこのはがいーぜ」という合言葉を知っていますか?これはかむことの効果をあらわしています。第3校舎の1階に掲示してあるので見てください。よくかむとあごの骨が強くなり、歯並びが良くなります。小学生の頃に柔らかいものばかり食べていて、あまりかまずに食べる習慣が身についてしまうと、きれいな歯並びにならないだけでなく、虫歯の原因にもなってしまいます。そして、よくかむと頭の中の血の流れが早くなるので、記憶力が良くなります。今日の給食もちょっと硬めのフランスパンに海藻サラダなどよくかめる料理になっています。今日はお友だちとのお話はほどほどにかむことに集中しましょう。


 

   6月5日の給食

 ごはん

 牛乳

 彩の国納豆

 笹かまぼこ

 きんぴらごぼう

 キャベツのみそ汁

  笹かまぼこはかまぼこの一種で宮城県仙台市の名物です。問題です。かまぼこの主な材料は何でしょう?(1)豆腐(2)魚(3)じゃがいも  正解は(2)魚です。魚の中でもタラやサメなど白身の魚を使います。昔、タイやヒラメ、スズキなど白身の魚が大量にとれ過ぎて、その処分に困った漁師が考え出したものとか、板前が考案したものとか言われています。この地方のかまぼこが笹の葉の形をしているのは、仙台藩主の伊達家の家紋にちなんでいるそうです。

 今日は納豆の正式な名前は「彩の国納豆」です。原料は埼玉県でとれた「里のほほえみ」という大豆を使っています。粒が大きいのが特徴です。パッケージもラグビーワールドカップ2019仕様になっています。よく混ぜて粘りを出して食べてください。


 

   6月6日の給食

 ナシゴレン

 牛乳

 オムレツ

 ひよこ豆のクリームスープ

 ナシゴレンは東南アジアにあるインドネシアやマレーシアという国の料理です。現地の言葉で「ナシ」はご飯、「ゴレン」は揚げるという意味です。実際には炒めて作るのでインドネシア版チャーハンのようなものです。味も現地特有の調味料を使い、にんにくや唐辛子で辛味を効かせてあります。混ぜる具も鶏肉、牛肉、えびなど様々です。現地では目玉焼きや揚げせんべいが添えられています。給食のナシゴレンは豚肉を使い、ケチャップやカレー粉、豆板醤で味付けをしてオムレツを添えました。よく味わってインドネシアに行った気分になってください。


 

   6月7日の給食

 わかめうどん

 牛乳

 大豆のシャリシャリ揚げ

 メロン

 今日は「メロン」についてお話します。「メロン」の名前の由来は、ギリシャ語の「メロペポン」だといわれています。「メロ」はりんご、「ペポン」は瓜という意味です。日本には、今から150年くらい前に伝わりました。メロンには表面に網目があるものと、表面がつるっとしたものの分け方と、果肉がオレンジ色のもの、グリーンのもの、ホワイトのものの分け方があります。今、日本で食べられるメロンには、いろいろな種類があり、代表的なものは「マスクメロン」「アンデスメロン」「プリンスメロン」などです。今日のメロンは「アンデスメロン」です。では、アンデスメロンの名前の由来は何でしょう。(1)安心ですメロン(2)アンデス山脈が発祥(3)アンテナみたいなつるだから  正解は(1)安心ですメロンです。このアンデスメロンは日本で品種改良してできたもので、高級マスクメロンよりも値段は安いが味は同じくらいおいしいということで、農家が「安心して作れて」、消費者が「安心して買える」ということから「安心でメロン」を略して名前がつきました。メロンは、主な成分は、「糖質」です。メロンの糖質は、素早く体に吸収されて、エネルギーになります。また、たんぱく質を体の中で効率よく使えるようにする成分も含まれているので、食後のデザートに食べると、夏バテ防止によいといわれています。


 

   6月8日の給食

 ごはん(こうのとり伝説米)

 牛乳

 さわらの梅塩麹焼き

 もやしとにらのおひたし

 豚汁

 今日のさわらは梅干しと塩麹に漬け込んで焼きました。梅は2月から4月に花が咲き、6月から7月頃にかけて熟した実を収穫します。この時季に降る雨を「梅の雨」と書いて「ばいう、つゆ」と読むのも梅の収穫時期と重なるからともいわれています。

 梅は実が熟しても甘くならず、強い酸味が特徴の果物です。生の青梅をそのまま食べると猛毒ですが、梅干しや梅酒、梅ジュース、ジャムなどに加工すると程よい酸味でおいしく食べられます。梅干しには殺菌効果があるため、食べ物を腐りにくくする働きがあります。お弁当のご飯のまん中に梅干しを入れるとごはんが傷みにくくなるということで、「日の丸弁当」は昔から親しまれてきました。また、梅干しの酸味には疲れをとる働きもあります。よく味わって食べてください。