カテゴリ:給食室から

5月13日~17日の給食

 

   5月13日の給食

 キムたくごはん

 牛乳

 きびなごカリカリフライ

 チンゲンサイのスープ

 ハニーピーナッツ

 今日ははちみつで甘く味付けしてある「ピーナッツ」についてお話します。ピーナッツはブラジルからペルーにわたる地域が原産国とされています。ピーナッツは日本語では「落花生」といいます。これは、花が落ちるとめしべの部分が地中にもぐって成長し、実をつける(生まれる)ことからこの名前がつきました。落花生が世界的に栽培されるようになったのは1500年以後であり、栽培の歴史は新しいとされています。日本には江戸時代に中国から伝わったため中国の都市の名前をとって「南京豆」ともよばれます。明治に入ってから千葉県、静岡県、神奈川県などで多く栽培されています。ピーナッツには、細胞や脳の若返りに役立つビタミンEや血液をサラサラにしてくれるオレイン酸、リノール酸など栄養がたっぷりですが、カロリーが高い食べ物なので食べすぎには注意が必要です。


 

   5月14日の給食

 コスタリカライス

 牛乳

 アセロラポンチ

 今日はゼリーの中に果汁が入っている「アセロラ」についてお話します。アセロラといえばビタミンCが豊富な果物として知られていますが、ではアセロラのビタミンCはレモンの何倍でしょうか?(1)5倍(2)15倍83)35倍  正解は(3)35倍です。アセロラの大きさは「さくらんぼ」くらいで、でこぼこした形をしています。熟すと濃い赤色になり、香りはりんごに似たさわやかな甘酸っぱさが楽しめる果物です。しかし、皮がとても薄く、2~3日で傷み始めるため、生の実を見ることができるのは産地だけです。そのため、収穫するとすぐにジュースやジャムやゼリーなどに加工してしまうことが多いようです。日本では主に沖縄県の糸満市で栽培されています。日本では5月12日がアセロラの日になっています。これは沖縄で毎年初収穫が行われる日だからです。今日の給食にアセロラが出た理由がわかったでしょ?


 

   5月15日の給食

 黒パン

 牛乳

 ポテトのチーズグラタン

 ミニトマト

 ウインナーとレンズ豆のスープ

 じゃがいもはどんな土地でも彩ばされますが、日本では特に北海道で多く生産されて、なんと日本で出回っているじゃがいもの75%以上が北海道産になります。ついで、長崎県が4%、鹿児島県が3%をしめています。じゃがいもには体を動かしたり、頭を働かせたりするはたらきや体温のもとになるはたらきのもとになる栄養が含まれていて、パンやごはんの代わりにじゃがいもを主食にしている国もあります。野菜と同じように体の調子を整えるビタミンBやビタミンCもたくさん含まれています。じゃがいもはいろいろな料理に使われます。肉じゃが、コロッケ、ポテトサラダ、カレー、シチュー・・・そして今日はポテトのグラタンです。グラタンはフランス発祥の料理で、「グラタン」という言葉もフランス語で「おこげ」や「表面にこげめをつける」という意味の「グラティネ」という単語が由来になっています。今日は茹でたじゃがいもにホワイトソースとチーズをのせてこんがり焼いています。


 

   5月16日の給食

 ごはん(こうのとり伝説米)

 牛乳

 かつおの甘辛揚げ

 いんげんのおひたし

 キャベツのみそ汁

 今日は「鰹」についてお話します。鰹は春になると太平洋を南から北に向かってのぼり、秋になると、北から南へ下る、季節によって移動する魚の代表です。そのため、一年中とれる魚ですが、季節によって味が違い、旬は一年に春と秋の二回あります。四月から六月ころにとれる鰹は「初鰹」「上り鰹」と言われ、脂が少なくあっさりと食べられます。九月から十月ころにとれる鰹は「戻り鰹」といい脂がのって、こってりとしています。
初鰹はちょうどこどもの日の頃あたります。かつおは「勝つ魚」ということで武士の時代から縁起の良い魚とされていました。
 今日はでんぷんをつけて油で揚げた上り鰹を砂糖と醬油のたれと和えました。みんなの身長も成績もどんどん上がるようによくかんで食べましょう。


 

   5月17日の給食

 バターロールパン

 牛乳

 スパゲッティボンゴレ

 チキンナゲット

 イタリアンサラダ

 「ボンゴレ」とはあさりやはまぐりなどを使ったイタリアのナポリの料理です。日本ではあさりを使ったスパゲティのことを一般的にボンゴレスパゲティといいます。イタリアではボンゴレスパゲティもソースによって名前が変わります。トマトを使った赤いソースは「ボンゴレロッソ」、バジルを使った緑のソースは「ボンゴレベルテ」、イカ墨を使った黒いソースは「ボンゴレネロ」、そして今日の給食のように色のついていないものは「ボンゴレビアンコ」といいます。
 運動会の練習も多くなり、「いつも眠い」「なんとなくだるい」「すぐ疲れる」という人は鉄分が足りないと体が赤信号を出しているかもしれません。鉄分は体の中で作られない栄養素なので食事からしっかりとらなければなりません。深川飯の時はあさりがたくさん残っていて残念でした。運動会で力を発揮させるためにもあさりはたくさん食べてほしい食品です。みなさんのスパゲティの中に、血液の宝になるアサリはいくつ入っていたでしょうか。

4月22日~26日の給食

 

   4月22日の給食

 黒パン

 牛乳

 とり肉とカシューナッツの炒め物

 ワンタンスープ

 ワンタンは餃子に作り方が似ている中国料理です。細かく刻んだ肉や野菜を小麦粉を練って薄く伸ばした皮で包み、鶏ガラのスープに入れたものです。餃子を作るときは、皮でしっかり包む必要がありますが、ワンタンは皮を折りたたむだけで作ることができます。
 ワンタンは中国の標準的な広東語で「ホェントゥン」といい、中国の各地方の方言では「ウンドン」「ホエトエ」と発音します。このことから、中国のワンタンが日本に伝わり、「うどん」や「ほうとう」になったとも言われています。ワンタンは漢字で「雲を呑む」と書きます。漂っている様子が雲に似ているからでしょう。学校のワンタンは中身がなく皮だけで、スープに浮いているワンタンはチュルンと口に入るのでヤケドしないように注意してください。 


 

   4月23日の給食

 カレーライス

 牛乳

 フルーツポンチ

 今日は、給食人気メニューのカレーです。給食のカレーは小麦粉とバターとカレー粉をじっくり30分以上かけて炒めてカレールウを作ります。カレーとは、インド料理でタミール語の「ソース、汁」を意味する「カリ」という言葉が語源です。また、ヒンズー語で「香り高いもの、おいしいもの」という意味の『ターカリー』がイギリスで『カレー』になったとも言われています。
 みなさんの家ではどんなカレーが登場しますか?給食では豚肉、えびやいか、なすやかぼちゃ、豆を使ったものなどいろいろなカレーが登場するので楽しみにしていてください。
今日のカレーには秘密があります。それは・・・今日のグリンピースは今朝1年生がさやむきをしてくれたものです。グリンピースはアオエンドウ、ミエンドウ、のまだ熟していない豆で、鞘の中から緑色の種子を出したものです。普通は缶詰や冷凍になって売られていますが、生のものが出回るのはこの時季だけです。青々とした色とさわやかな香り、独特のほのかな甘みが特徴です。グリンピースを仲間はずれにしないでくださいね。

 


 

   4月24日の給食

 たけのこごはん

 牛乳

 ししゃもフリッター

 つぼん汁

 河内晩柑

 今日はたけのこごはんです。たけのこはイネの仲間で春が旬の植物です。モウソウチク、ハチク、マダケなどの種類があり、竹林で栽培されます。日本では昔からたけのこを食べていますが、現在でもたけのこを食材としているのは日本料理と中国料理だけのようです。たけのこはあくが強いので、茹でてから使いますが、掘りたてを刺身で食べるのが最高のごちそうだそうです。たけのこは一日に数十センチものびるので、子どもの成長を願って子どもの日にもよく食べられます。たけのこにはおなかの調子を整える食物繊維がたくさん含まれています。よくかんで旬を味わってください。


 

   4月25日の給食

 しょうゆラーメン

 牛乳

 ポテトのチーズ焼き

 ミニトマト

 今日は1年生は初めての麺料理のラーメンですね。袋から少しずつ麺を出して食べることはできたでしょうか?給食のラーメンはつけ麺スタイルになっています。
拉麺はもともとは中国から伝わった中華麺とスープ、具などを組み合わせた麺料理です。中国語で「拉」は引っ張る、引き延ばすという意味で「拉麺」は「引き延ばした麺」という意味です。日本へは江戸時代末期に伝わったと言われています。中国から伝わったので中華そば、支那そば、南京そばとも呼ばれることがあります。
 日本で独特の進化をしているためラーメンを食べにくる外国の方や、最近では本場中国でも日本式ラーメンとしても広まっています。
 給食のラーメンは醤油味、味噌味、塩味、ピリ辛などがあり、具もコーンや肉、えび、いか、野菜たっぷりのものがあります。楽しみにしていてください。


 

   4月26日の給食

 ごはん(こうのとり伝説米)

 牛乳

 あじの塩焼き

 五目煮豆

 じゃがいもの味噌汁

  今日は田間宮小のみなさんが大好きな白いごはんです。リクエストでもいつも主食部門の上位に入っています。給食に登場する米はすべて鴻巣産の彩のかがやきという品種を使っていますが、毎月1回こうのとり伝説米が登場します。この米の名前は、鴻巣市の名前の由来となった、「こうのとり伝説」にちなんでいます。いつも、給食で食べている、「彩のかがやき」という種類のお米を、農薬の量を半分にして、特別に育てたお米です。農薬の量を半分にすることで、田んぼの環境がよくなり、こうのとりが田んぼに帰ってくるようにと、願いがこめられているそうです。こうのとり伝説米は、他のお米より粒の大きいものだけを選んでいる、特別なお米です。よくかんで、おいしく味わって、いただきましょう。

4月15日~19日の給食

 

   4月15日の給食

 ツイストパン

 牛乳

 めばるフライ

 フレンチサラダ

 トマトスープ

 今日は、メバルについてお話しをします。目がパッチリしているから「めがはる」から「メバル」という名前になったそうです。海の中で、目をパッチリとさせて岩にはりついている魚です。メバルは、30cmほどの魚で北海道の南部から九州までの海にいて、防波堤などでもよく釣れる冬から春が旬の魚です。そのためメバルは「春告げ魚」という別の名前があります。メバルは、体の色で、「黒メバル」「赤メバル「白メバル」の3種類にわけられます。今日は何メバルでしょうか?


 

   4月16日の給食

 三色そぼろ丼

 牛乳

 あさりのみそ汁

 清見オレンジ

  今日のくだものは「清見オレンジ」です。みかんと、オレンジをかけあわせて誕生した日本原産のくだものです。静岡県清水区にある農林水産省の果樹試験場で作り出されました。清見とは試験場の近くにある清見潟、清見寺に由来し1979年に命名されました。みかんの甘みと、オレンジのかおりを受け継いでいます。デコポン、ぽんかんと並び「平成の三大柑橘」とも呼ばれています。2月から5月が一年で1番おいしく、みずみずしく、生で食べることが多い、くだものです。ビタミンCが多く、ビタミンA、ビタミンEも含み、食物繊維も豊富です。最近、注目のベータクリプトキサンチンも含まれ、がんを予防する効果も期待されています。風邪を防いだり、疲れをとったりする働きがあります。


 

   4月17日の給食

 こどもパンスライス

 牛乳

 ハンバーグのケチャップソースかけ

 ボイルキャベツ

 コーンクリームスープ

 今日から1年生も給食が始まりました。これで田間宮小のみなさんと先生を合わせて約640人が同じ給食を食べるようになりました。楽しい給食時間を過ごしてください。今日はコーンスープの中にお星様が20個入っています。確率は32分の1です。入っていた人は教えてください。きっとラッキーな一年になるでしょう。入っていた人はぜひ教えてください。
 配膳は終わりましたか?食器の置き方はもりつけ表で確認しましょう。スープのお椀は右側に置いてありますか?
今日は「ハンバーグ」についてお話しします。ハンバーグはみじん切りにし炒めたたまねぎを挽肉とよく混ぜて、形を整えて焼いたものです。ハンバーグはドイツの都市「ハンブルク」で労働者向けの食事として流行した「タルタルステーキ」がもとになり、その後アメリカに伝わり「ハンブルクのステーキ」から「ハンバーグステーキ」となったそうです。刻んだ肉を使うため、やわらかく、パンにはさんで食べてもおいしく、ファストフードやファミリーレストランでもメイン料理として親しまれています。今日はパンに切込みが入っているので、ハンバーグとキャベツも忘れずにはさんでハンバーガーにしておいしくいただきましょう。


 

   4月18日の給食

 ごはん

 牛乳

 とびうおの竜田揚げ

 肉じゃが

 若竹汁

 今日は竜田揚げになっている「飛び魚」についてお話します。「飛び魚」は、春から夏に特においしく食べられる魚です。海の中から水上に、元気よく飛び出して、ヒレをつばさのように広げて飛ぶ魚です。九州や日本海側では「アゴ」とも呼ばれ、練り物や出汁の材料として使われます。新年度が始まり一つ上の新しい学年になって、新しいクラスのみんなと過ごす一年が始まりました。今日の給食は、「飛び魚」のように、元気よく、新しい学年がスタートできるように、願いをこめました。


   4月19日の給食

 チャーハン

 牛乳

 ポークパオズ

 中華スープ

 チャーハンは白いごはんをさまざまな具と一緒に油で炒めた中華料理です。日本でも、工夫次第でさまざまな食材を利用できることや、冷蔵庫の残り物を処分でき、また短時間に手軽に簡単にできるという理由から、家庭料理としてもチャーハンの人気は高く、家庭によって具や味付けが違い、おふくろの味ともなっています。好きな人も多いことから、冷凍食品やインスタント食品も多く出回っています。
 チャーハンは米文化のどこの国でも似た料理があります。日本では焼き飯、炒めごはんとも呼ばれ、韓国のポックムパプ、タイのカオパット、インドネシアのナシゴレンもチャーハンと似た料理です。国によっても具や味付けに特徴があります。今日のチャーハンにはにんじん、ねぎ、干し椎茸のほかにチャーシュー、えび、たけのこ、さらに枝豆も入っています。 

4月10日~12日の給食

 

   4月10日の給食

 チキンライス

 牛乳

 オムレツ

 コンソメスープ

 さくらゼリー

 今日から給食が始まりました。楽しみにしていてくれたでしょうか?今年度も毎日給食に関するお話をします。しっかり読んで食べ物博士になりましょう。
 お願いです。給食にはたくさんの決まりがあります。身支度、準備や片付け、時間、食べ方など・・・先生やクラスのお友達と確認して楽しい給食時間にしましょう。さて、今日は何時に「いただきます」ができましたか?時計を確認して、明日はもっと早く準備ができるようにみんなで協力しましょう。
 今日は最初の給食ということで人気の高いチキンライスです。校庭の桜も頑張って咲いています。デザートは・・・かわいいピンク色のお花型のさくらゼリーです。


 

   4月11日の給食

 わかめうどん

 牛乳

 いんげんのごま炒め

 カップケーキ

  わかめは日本中の海岸に分布しているので日本人になじみ深い食品です。特に三陸、鳴門、出雲のわかめが有名です。皆さんはわかめの姿を見たことがありますか?わかめは全体の大きさが4mと大人2~3人を縦に並べたくらいの大きな海草で、めかぶ、茎、若芽と3種類の食べる部分があります。めかぶは「ねばねば」、茎は「コリコリ」、若芽は「やわらかい」のが特徴で、いろいろな料理に使われます。
 わかめには精神を安定させ、心身を元気にする「ヨウ素」という栄養を含んでいて、体内の代謝を活発にするといわれています。その他に骨を丈夫にするカルシウムや血液をきれいにしてくれる栄養も含まれています。わかめをたくさん食べている地域には長生きの人が多いそうです。みなさんもたくさん食べて長寿日本一を目指してください。


 

   

   ごはん

 牛乳

 カレイのレモン風味

 きんぴらごぼう

 キャベツのみそ汁

 おふくろの味として親しまれている「きんぴらごぼう」の「きんぴら」とは何でしょうか?(1)土地の名前(2)花の名前(3)人の名前  正解は(3)人の名前です。金太郎でおなじみの坂田金時の息子である坂田金平に由来します。この金平は江戸時代のお芝居に登場する架空の人物なのですが、とにかく怪力の持ち主でつぎつぎと悪者や化け物を退治した人気者です。そのため「金平」は強いもの、丈夫なものの代名詞のように言われるようになり、ごぼうを使ったこの料理も食べると力がつくということから「きんぴらごぼう」と呼ぶようになったそうです。みなさんもきんぴらごぼうをたくさん食べてパワーアップしてください。

 


 

3月11日~15日の給食

 

   3月11日の給食

 はちみつパン

 牛乳

 ハンバーグのケチャップソースかけ

 バターコーン

 ファイバースープ

 今日は「米粒麦」についてお話します。みなさんファイバースープを見てください。にんじんや玉ねぎ、キャベツなどの野菜や鶏肉の他に白い米粒のようなものが見えると思います。これは「べいりゅうばく」といって大麦を食べやすく、お米のような形に加工したものです。パンやめんの原料の小麦とは性質がまったく異なり、大きさも小麦とあまり変わりません。また食物繊維がとても多く、スープに入れると、プチプチっとした食感があります。食物繊維が多いので今日のスープも食物繊維をあらわすファイバーという名前がついています。食物繊維はおなかの中を掃除してくれます。


 

   3月12日の給食

 ごはん

 牛乳

 厚焼きたまご

 小松菜とひじきの炒めもの

 だいこんの味噌汁

 小女子の佃煮

佃煮になっている「小女子」のお話です。小女子は正式な名前は「イカナゴ」で、「糸のように細長い魚」という意味です。海にすむ魚で、細長い形で、背は茶色、腹は銀色をしています。成長すると15~20cmくらいになります。イカナゴの稚魚を東日本では「こうなご」、西日本では「しんこ」といいます。いかなごは5cmくらいまでの稚魚の時の方が味がよく、ゆでて酢味噌や酢醤油で食べるほか、天ぷら、煮干し、佃煮として食べられます。大きくなると養殖用のうなぎやはまちのエサになります。兵庫県では旬の春先になるとこの魚を各家庭で甘辛く煮て「いかなごの釘煮」といい郷土料理にもなっています。頭からしっぽまで、骨も甘辛く煮てあるのでカルシウムたっぷりです。みんなの歯や骨になってくれます。よーく噛んで食べましょう。


 

   3月13日の給食

 キムたくごはん

 牛乳

 カレイの竜田揚げ

 豚汁

 プリン

 今日は先生たちのリクエスト給食です。先生たちは給食経験も多く、たくさんの料理名が上がってきました。そこで2回にわたる調査の結果、主食部門1位のキムたくごはん、主菜部門3位のカレイの竜田揚げ、汁物部門2位の豚汁、デザート部門4位のプリンの組み合わせになりました。先生たちに人気のメニューはカレーピラフのホワイトソースかけ、味噌ラーメン、ラザニア、ゼリーフライ、おひたし、海藻サラダ、クラムチャウダー、ミネストローネが人気がありました。


 

   3月14日の給食

 野菜ラーメン

 牛乳

 彩の国肉まん

 千草炒め

 肉まんは中国では「ロウパオヅ」といい、小麦粉をこねて発酵させた蒸し中華まんじゅうの中に、肉を入れた点心のひとつです。今日の肉まんの正式名は「彩の国肉まん」といいます。この肉まんは名前のとおり埼玉県で採れた食材をたくさん使って作られています。皮は埼玉県産の小麦、具の豚肉も埼玉産の豚を使っています。
千草炒めの「千草」とは「いろいろな草」という意味です。そのため多くの種類の野菜を使った料理や、草のようにせん切りにした料理に「千草」という言葉をつけることがあります。では、今日の千草炒めには何種類の具が入っているでしょうか?(1)3種類(2)4種類(3)5種類  正解は(2)4種類です。にんじん、キャベツ、ハム、春雨が入っています。


 

   3月15日の給食

 ココア揚げパン

 牛乳

 茎わかめのサラダ

 白花豆のクリームスープ

  今日は「白花豆」についてお話しします。白花豆の正式な名前は「紅花隠元」といいます。この豆は、大きくてきれいな花が咲くので、花を観賞するための「花豆」として栽培されていました。種子の色から「白花豆」と「紫花豆」の2種類があります。豆類の中で最も豆粒が大きく、特に白花豆は大粒で純白なことから「豆の女王」とも呼ばれ、高級な甘納豆や、あんこにして食べたりします。と言いながらもみなさんは今日の給食の中から白花豆をみつけることができましたか?料理の名前からスープに入っていることはわかったでしょう。今日のクリームスープのとろみは白花豆をすりつぶしたものでつけてあります。

3月18日~20日の給食

 

   3月18日の給食

 カレーライス

 牛乳

 とんかつ

 フルーツポンチ

 今日の給食はいつものカレーの日の組み合わせにとんかつがついています。カツカレーにして食べてください。
カツカレーの発祥は昭和22年に銀座の洋食屋さんで某野球選手が「カレーライスにカツをのせてくれ」と頼んだ説や、さらにその30年前に浅草の洋食屋さんでごはんの上にキャベツとカツをのせてカレーをかけたものを提供していたという説、その他にも戦前にある市長さんがスポーツ仲間にカレーにとんかつをのせたものを「スポーツライス」としてふるまっていたという説があります。どちらにしてもカツカレーというのは日本独自のもののようです。カレーライスもとんかつも一般的になったのは幕末から明治時代で、この時代にアメリカやヨーロッパなどの外国から入ってきた料理を日本人に合うようにアレンジしたものを「洋食」といわれています。今ではあたりまえのようになったコロッケやオムライスなども洋食の一つとして広まっています。


 

   3月19日の給食

 コッペパン

 牛乳

 キャベツのペペロンチーノ

 たこナゲット

 ウインナーとレンズ豆のスープ

 今日は「ペペロンチーノ」のお話です。日本ではペペロンチーノといえばスパゲッティ料理がでてきますが、イタリアでは通じません。それは、ペペロンチーノとはイタリア語で「唐辛子」という意味だからです。イタリアでスパゲッティのペペロンチーノの正式な名前は「スパゲッティ・アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」です。アーリオはにんにく、オーリオはオリーブオイルのことです。この料理は本来このわずかな材料しか使われないシンプルなものです。シンプルな料理だからこそ、素材の質や料理人の腕が味に出ます。料理人のまかない料理などの腕試しなどで作られるものです。また、イタリアでは家庭で簡単に食べられるもの、(日本ではお茶漬けのようなもの)なので、本場イタリアではレストランなどで食べることはないそうです。
 今日の給食のペペロンチーノは春キャベツをたっぷり使っています。お味はいかかですか? 


 

   3月20日の給食

 赤飯

 牛乳

 セレクトメインディッシュ

 (えびフライ・チキン味噌カツ・マヨたまカツ)

 ほうれん草の磯香あえ

 すまし汁

 チョコケーキ

 今日はセレクトメインディッシュですね。みなさんは何を基準に選んだのでしょうか?えびフライ303人、チキンみそカツ212人、マヨたまハムカツ144人でした。
 今日は「赤飯」についてお話します。ご飯は「炊く」といいますが、赤飯の場合は「蒸す」といいます。小豆やささげと一緒に蒸すので、お米が赤くなるのです。赤い色はおめでたい色といわれ、赤飯はお祝いの際に食べられてきました。しかし、地方によって色々な食べ方があるようです。東北地方では砂糖をかけて甘い赤飯にするところもあるそうです。北海道では小豆ではなく、甘納豆を混ぜるそうです。今日で今年度の給食も最後です。みなさんの卒業、進級のお祝いの給食です。味わってみんなで楽しく食べましょう。

3月1日~8日の給食

 

   3月1日の給食

 ちらし寿司

 牛乳

 わかさぎフライ

 なばなのお浸し

 お祝いケーキ

  明後日、3月3日はひな祭りです。「桃の節句」ともよばれます。ひなまつりは、約1000年以上前の平安時代が起源と言われています。女の子の成長を祈って雛人形を飾り、ひし餅や桃の花を添えてお祝いをする日本の伝統的な行事です。私たちの住む鴻巣市は雛人形の町です。鴻巣市における人形制作は約380年の歴史があり、貴重な伝統工芸として現在に伝えられています。鴻巣市で毎年開催されるびっくりひな祭りでは、日本一高いひな壇が飾られています。
ひなまつりにはひし餅やひなあられが登場します。それぞれに使われている赤、白、緑の色にはいくつかの意味があります。赤は魔除け、白は清浄、緑は健康や長寿をあらわしているという説。他には、赤は桃の花、白は雪、緑は大地をあらわしている説もあります。春近い季節、残雪の下には緑の新芽が息吹き、見上げると桃の花が咲いている・・・そんなももの節句の季節の様子を表現しているようです。今日の給食は、ひなまつりのお祝いメニューとなっています。みなさんの家ではどんなひなまつりを過ごしますか?

 今日のお浸しには菜花を使っています。別名菜の花とも言われ、皆さんもよく知っている今の時期に咲く黄色い花です。今日はその菜の花のつぼみのところを茹でて使いました。菜の花にはカルシウム、鉄分、ビタミンが多く栄養たっぷりです。ほろ苦く、独特の香りがありますが、春の訪れを感じさせる季節の野菜としてよく食べられます。


 

   3月4日の給食

 ぶどうパン

 牛乳

 鮭チーズフライ

 海そうサラダ

 パスタスープ

 アセロラゼリー

 今日のパンはぶどうパンです。干したぶどうは別名レーズンと言われます。レーズンは原料のぶどうによって緑、黒、青、紫などに分けられます。問題です。生のぶどう1kgからできるレーズンの量はどのくらいでしょう?(1)200g(2)500g(3)800g   正解は(1)200gです。重さは5分の1になるのに、栄養は大幅にアップ!カリウムは5倍、カルシウムは10倍、鉄分はなんと23倍になります。レーズンの糖分は体に吸収されやすく、アメリカではクイックエネルギー(即効性のある栄養食品)としてスポーツの合間の栄養補給に利用されています。また、登山やマラソンなどの携帯食や緊急時の非常食にもなっています。こんなに栄養いっぱいなのに・・・まさかパンからレーズンをほじって残す人なんていないですよね?

 今日は6年生は卒業バイキング給食をしています。パンやおかず、デザートの種類もほかの学年より多くあります。食べたものは量や数を記録し、栄養計算をして栄養充足度を確認します。


 

   3月5日の給食

 ごはん(こうのとり伝説米)

 牛乳

 にしんの照り焼き

 大豆の磯煮

 いものこ汁

 いものこ汁は東北地方の郷土料理で秋から冬にかけてよく食べられます。いものことは里芋のことです。さといもを中心に地鶏やきのこ、山菜、野菜などを入れた具だくさんの体が温まる汁物です。
 「にしん」は30cmほどの細長い魚です。春になると産卵のため北海道沿岸に近づきます。そのため別名「春告魚」ともよばれています。春から初夏にかけてのにしんは脂がのっていて味もよくなっています。
日本では、江戸時代や明治時代から肥料として使われていました。にしんは冷たい水の地域を好む魚です。1920年頃までは富山県や秋田県でもとることができましたがその後青森まで北上し、今では北海道でわずかにとれるだけでほとんどがロシアやカナダからの輸入品になってしまいました。これも地球温暖化の影響でしょうか?乱獲のためでしょうか?問題です。にしんの卵は別名何と呼ばれるでしょうか?(1)かずのこ(2)いくら(3)たらこ(4)キャビア(5)からすみ   正解は(1)かずのこです。にしんは塩焼き、フライ、マリネ、昆布巻きなどとしても食べられます。今日は照り焼きにしました。


 

   3月6日の給食

 カレーピラフのホワイトソースかけ

 牛乳

 ブロッコリーサラダ

 小魚アーモンド

  今日はサラダに入っている「ブロッコリー」のお話です。旬は11月から3月です。埼玉県は深谷市、本庄市を中心に10月から5月頃まで収穫されます。埼玉県は収穫量が全国2位です。ブロッコリーはキャベツと同じアブラナ科の植物です。風邪予防に欠かせないビタミンCがレモンの2倍含まれていて、100g食べると(今日の給食のサラダを2回おかわりすると)、一日に必要なビタミンCをまかなえます。皮膚や粘膜の抵抗力を高めるカロテンと、日焼けやしみに効果のあるビタミンCを含んでいるので、お肌をつるつるにする美肌効果もあります。


 

   3月7日の給食

 たまごとじうどん

 牛乳

 味噌ポテト

 清見オレンジ

 みそポテトは埼玉県秩父地方の郷土料理です。本場の秩父で食べたことがある人はいますか?みそポテトは秩父地方の農家で、農作業の合間の軽食「小昼飯」として戦前から食べられていたものです。茹でたり、蒸したりした一口大のじゃがいもに衣をつけてホクホクに揚げて、甘辛いみそだれをかけて食べます。みそポテトは今でも秩父のおやつやおつまみとして定番です。 

 今日のくだものは「清見オレンジ」です。みかんと、オレンジをかけあわせて誕生した日本原産のくだものです。静岡県清水区にある農林水産省の果樹試験場で作り出されました。清見とは試験場の近くにある清見潟、清見寺に由来し1979年に命名されました。みかんの甘みと、オレンジのかおりを受け継いでいます。デコポン、ぽんかんと並び「平成の三大柑橘」とも呼ばれているそうです。2月から5月が一年で一番おいしく、みずみずしく、生で食べることが多いくだものです。ビタミンCが多く、ビタミンA、ビタミンEも含み、食物繊維も豊富です。風邪を防いだり、疲れをとったりする働きがあります。


 

   3月8日の給食

 ごはん

 牛乳

 マーボー豆腐

 中華スープ

 わたしたちのまわりには、中国から伝わってきた野菜がいっぱいあります。まるで日本の代表野菜のような「だいこん」や「はくさい」も遠い昔中国からやってきました。今日はスープに使われているチンゲンサイのお話です。
 チンゲンサイはアブラナ科の中国野菜で、キャベツやブロッコリーなどと同じ仲間です。葉は緑色、茎はうすい緑色をしています。やわらかくてシャキシャキした歯ごたえが特徴です。カロテンやビタミンCが多く風邪予防に効果があります。スープ、おひたし、炒め物、煮物にとどんな料理にもあいます。体調の悪い人、風邪に負けそうな人、疲れている人はぜひたくさん食べてほしい野菜です。 

 

2月18日~22日の給食

 

   2月18日の給食

 食パン

 牛乳

 チリコンカン

 グリーンサラダ

 フルーツクリーム

 今日はクラスでフルーツとクリームを混ぜてフルーツクリームにしてください。食パンはフルーツクリームサンドにするか、チリコンカンを挟んで食べてもいいですよ。
 今日はチリコンカンのお話です。チリコンカンはアメリカの料理で、テキサス州の料理に指定されています。名前はスペイン語で「肉入り唐辛子」という意味です。ひき肉と玉ねぎを炒め、トマトやチリパウダー、いんげん豆を加えて煮込んで作ります。クラッカーやチーズを加える作り方もあります。昔、肉が手に入りにくかった時代にトマトや豆で量を増やしたのが始まりだそうです。給食では豚肉を使いますが、牛肉や鶏肉、七面鳥の肉を使うこともあるそうです。また、ピリッと辛い唐辛子ではなく、シナモンの香りをつけることもあります。
 さあ、みなさんの今日の給食は食パンにフルーツクリームを挟みますか?それともチリコンカンを挟みますか?


 

   2月19日の給食

 ごはん

 牛乳

 ぎょうざ

 青菜炒め

 スンドゥブ

 スンドゥブは今ではすっかり日本でもおなじみになった韓国料理です。お隣の国の韓国は日本と同じように米が主食です。それに肉料理や魚料理、野菜料理がたくさんあり、栄養バランスの取れた食事が特徴です。また、辛い料理も有名です。辛さの素は唐辛子を生のままや粉状にして使ったりします。その他にもねぎやにんにく、しょうがといった香りの強い野菜を多く使うのも特徴です。特ににんにくの消費量は多く、韓国料理がスタミナ料理といわれる理由のひとつになっています。
 スンドゥブの正式名は「スンドゥブチゲ」です。スンドゥブとは豆腐のことでチゲは鍋という意味です。つまりスンドゥブチゲとは豆腐を使った鍋料理ということです。鍋にあさりやしじみを敷き、豆腐、肉、野菜、コチュジャンや唐辛子、ごま油、にんにくなどのスープで煮て、最後に生卵を落とします。残ったスープにごはんを入れて食べてもおいしいです。とても体が温まる料理です。


 

   2月20日の給食

 ひじきごはん

 牛乳

 さわらの幽庵焼き

 ほうれんそうのお浸し

 かぶの味噌汁

 6年生作成献立第3弾、6の1Kさんの献立です。考えた理由は「2月が旬のかぶ、さわら、ほうれんそうを取り入れました。主食となるごはんには、具がたくさん入っているので、食感も楽しめます。かぶの味噌汁には、料理名の通り、かぶを主役として入れました。かぶには根にも歯にも、体の調子を整えることに必要な栄養のビタミンがたくさん含まrているからです。かぶは上から下まで全体に栄養があるのでたくさんビタミンをとることができます。寒い2月でもかぶからビタミンをとり、体調を崩さないようにできます。栄養がとれて、旬の食べ物があって、食べていて楽しい給食になるようにしました。」とのことです。


 

   2月21日の給食

 タンメン

 牛乳

 キャラメルポテト

 セレクトゼリー

  今日のラーメンは「タンメン」です。ラーメンはもともと中国から伝わった料理ですが、今ではラーメンと言えば日本の麺料理と思われるほど日本独特の進化をし、世界に広まっています。タンメンも中国では単なる「スープ麺」というものですが、日本では茹でた中華麺に炒めた肉や野菜をのせた塩味の麺料理として広まっています。今日の給食のタンメンには何種類の具が入っているでしょうか?(1)5種類(2)6種類(3)7種類  正解は(3)7種類です。豚肉、にんじん、にら、キャベツ、もやし、干し椎茸、ねぎが入っています。香りづけ、風味づけににんにくとごまを入れてあります。みつけながら食べてみましょう。
 今日はリクエスト給食です。ストロベリーゼリー307人、アップルゼリー207人、ブルーベリーゼリー144人でした。今回は全部フルーツのゼリー、しかも重さも一緒です。今日はみなさんの好みがよくわかりました。


 

   2月22日の給食

 ごはん

 手巻き寿司(のり・スティック卵焼き・焼肉・たくあん)

 五目汁

 ぽんかん

 2月6日は「のりの日」でした。のりは、ぬるぬるするという意味の「ぬら」から「のり」というようになったと言われています。ビタミンAやカルシウム、鉄分、ビタミンC、Eといった毎日とりたい栄養をとることができます。のりには表と裏があることを知っていますか?ツルツルした面が表で、ザラザラしている面が裏です。手巻き寿司を作るときは、ザラザラした面にごはんをのせて巻くと、きれいにできますよ。今日は酢飯ではなくふつうのごはんですが、節分の恵方巻ができなかった人は、今日の手巻き寿司でやってみましょう。今年の恵方は「東北東」です。そちらをむいて笑顔で無言で食べましょう。のりは6枚あるのでごはんとおかずの配分を考えながら食べてください。

 今日は「ぽんかん」についてお話します。ぽんかんはみかんより少し大きく、頭が「ぽこっ」と飛び出しています。インドが原産の果物で、「ぽん」はインドの都市の名前からきているといわれています。中国南部や台湾で多く栽培され、日本では鹿児島や高知が有名です。
 みかんよりも香りや甘みが強く酸味が少ないのが特徴です。みかんやレモンと同じように柑橘系のくだものなのに、加熱するととても苦くなってしまうのでほかのもののようにジャムやジュースに加工できません。生で食べるのがおいしいくだものです。ぽんかんは12月に収穫され、その後しばらく貯蔵することによって皮の水分をとばし、味をマイルドにするそうです。 産地では食べごろになったものから順に出荷していくので、旬は12月から3月にかけてになります。ビタミンCが多いのでばい菌とたたかってくれます。インフルエンザに負けないためにもしっかり食べましょう。   

2月25日~28日の給食

 

   2月25日の給食

 ナン

 牛乳

 カレーミート

 フルーツナタデココ

 みなさんが大好きなカレーがどこの国の料理か知っていますか?カレーはもともと「カリ」と呼ばれるインドの料理がイギリスへ伝わったものです。日本へは今から100年以上前に伝わりました。そこで今日はいつもより本格的にインド料理らしく食べようとナンを登場させました。ナンは「インドのパン」と言われ、インド、パキスタン、イランなど中央アジアで広く食べられています。もともとは焼き菓子全体をさすペルシャ語が名前の由来といわれています。小麦粉をヨーグルトと牛乳でのばし、タンドールという土窯の内側にはりつけてふんわり焼き上げるため、表面はでこぼこしてところどころにふくらんだ焦げがあるのが特徴です。さらに伝統的な「ギー」というヤギの脂を薄く塗るそうです。今日はナンをちぎってカレーミートをつけながら食べてください。


 

   2月26日の給食

 ごはん

 牛乳

 ハタハタのから揚げ

 おでん

 はくさいのごま和え

 今日は「おでん」についてお話します。「おでん」とはもともと「田楽」と呼ばれるくしを通した焼き豆腐に味噌を塗ったものが最初で、江戸時代中期にこんにゃくの田楽も食べられるようになりました。その後、こんにゃくを焼かずに煮込むようにようになり、やがて野菜なども一緒に煮込む今のおでんになりました。関東から広まったので、関西では、「関東煮」または「関東炊き」というそうです。関東のおでんは昆布や鰹節のだしを使った濃い目の醤油味、関西では鶏ガラスープを使った薄味です。材料も関西ではたこや鶏肉、クジラなども入れます。おでんは煮ながら食べるのがいちばんで、溶き辛子を添えます。 寒い季節、熱々のおでんをふうふういいながら食べると、体も心もをポカポカに温まりますね。


 

   2月27日の給食

 黒パン

 牛乳

 焼きうどん

 いかナゲット

 海そうサラダ

 問題です。いかの足は何本でしょうか?(1)8本(2)9本(3)10本   正解は(3)10本です。いかは一度獲物を捕られたら離しません。また、いかは海の中で泳いでいるときは透明な体ですが、水から揚げられて、時間が経ち、茹でると白くなります。低脂肪、高たんぱく質で肥満や高脂血症などの心配がある人にはおすすめのヘルシー食品です。くせのない食材なので刺身、照り焼き、天ぷら、煮つけ、塩辛などどんな料理にもなります。きっとみなさんもいかは大好きでしょう。今日はいかを刻んで、ナゲットになって登場です。かわいいいかの形になっています。歯ごたえのあるいかをよく噛むことであごも鍛えられ、頭の働きがよくなりますよ。いかの形をあごと歯のためによく噛んで食べましょう。


 

   2月28日の給食

 ごはん

 牛乳

 おろしハンバーグ

 切り干しだいこんの煮物

 だいこんとこまつなの味噌汁

 今日は6年生作成献立第4弾、6の2Oさんの献立です。考えた理由は「和風献立で彩りを考えて作りました。みんなが大好きなハンバーグを和風の味付けにし、ごはんと一緒に食べられるようにしました。小松菜とだいこんはみそ汁の具としてたくさんの人が入れるので、いつもの味としてこの2つを具に選びました。ごはんは和風な味付けのものととても相性が良く、日本人にしかわからないおいしさなので選びました。だいこんおろし、切り干しだいこん、そのまま使うという3パターンで選んだのにもわけがあり、大根おろしはさっぱりしていて、切り干しだいこんは栄養価が高く、体にも良い、そのままでも、血液をさらさらにしたり、のどに効いたり、殺菌作用があって、この時期にぴったりだという良さがあります。」とのことです。Oさんの思いのつまった給食を味わって食べましょう。

2月12日~15日の給食

 

   2月12日の給食

 ごはん

 牛乳

 炒りどり

 せんべい汁

 お魚ふりかけ

 今日は6年生作成献立第2弾、6の3Mさんの献立です。考えた理由は「ビタミンや無機質を多く含む野菜を取り入れた献立にしました。また、野菜だけにならないようにカルシウムを多く含む小魚ふりかけも入れ、おいしく楽しめる食事にできるようにしました。せんべい汁は青森県八戸市周辺の郷土料理で、炒りどりは九州北部筑前地方の郷土料理で、がめ煮とも言われています。」とのことです。


 

   2月13日の給食

 きなこ揚げパン

 牛乳

 茎わかめサラダ

 パスタスープ

 チーズ

  今日はみなさんが大好きな揚げパン!なぜ今日の揚げパンはきなこなのでしょうか?問題です。きなこは何からできているでしょうか?(1)きなこはきなこ(2)黄色い小麦(3)大豆   正解は簡単ですよね(3)大豆です。きなこは、大豆を煎った後に挽いて粉にした食品です。風味豊かで、良質のたんぱくしつや脂質、ビタミンB1、B2に富む栄養満点の食品です。黄色系の大豆を原料とした黄色のきなこと、緑色系の大豆を用いた淡緑色の青きなこがあります。青きなこは、うぐいす粉ともよばれます。きなこは、餅にからめたり、和菓子の材料として用いられます。2月は節分がありましたよね。豆まきに大豆を使いましたよね。なので今日も大豆を使ったきなこ揚げパンにしました。栄養いっぱいのきなこをきれいに食べてください。


 

   2月14日の給食

 コスタリカライス

 牛乳

 ハートコロッケ

 ブロッコリーサラダ

 チョコプリン

 今日は「コスタリカライス」についてお話します。「コスタリカ」とは地球の反対側の南米の小さな国の名前です。コスタリカには「コスタリカライス」という料理はありません。これはコスタリカの家庭料理を給食風にアレンジしたものです。コスタリカでは豆やバナナをよく食材に使います。暖かい国なのでカレー粉や唐辛子などの香辛料もよく使います。そこで大豆や鶏肉3色のピーマンをケチャップとカレー粉で煮込みました。大豆は筋肉など体をつくるもとになり、辛味は食欲を増進させ、余分な脂肪を燃やす働きがあります。残さず食べて無駄な脂肪の無い筋肉たっぷりの燃える体にしましょう。
 今日はバレンタインデーなのでハートがいっぱいです。コロッケもハート型、そしてコスタリカライスの中にもハート型の赤パプリカと黄パプリカが入っています。650人中40人に届いているはずです。さらに今日は田間宮小の給食には特別にチョコプリンがついています。給食には調理員さんたちの愛情がたくさん入っています。みなさんから調理員さんへの愛情の返し方はなんでしょうか?

(ハートのコロッケは「割って食べると失恋しちゃう」と丸ごと食べようとする女子もいれば、「食べきれない、残したい」と最初から容赦なく真っ二つにする低学年もいました)


 

   2月15日の給食

 チャーハン

 牛乳

 かに玉

 ワンタンスープ

 ハニーピーナッツ

 今日はチャーハンのお話です。チャーハンは白いごはんをさまざまな具と一緒に油で炒めた中華料理です。日本でも、工夫次第でさまざまな食材を利用できることや、冷蔵庫の残り物を処分でき、また短時間に手軽に簡単にできるという理由から、家庭料理としてもチャーハンの人気は高く、家庭によって具や味付けが違い、おふくろの味ともなっています。好きな人も多いことから、冷凍食品やインスタント食品も多く出回っています。
 チャーハンは米文化のどこの国でも似た料理があります。日本では焼き飯、炒めごはんとも呼ばれ、韓国のポックムパプ、タイのカオパット、インドネシアのナシゴレンもチャーハンと似た料理です。国によっても具や味付けに特徴があります。チャーハンと似た料理にピラフがありますが、その違いは・・・また今度にしましょう。今日のチャーハンには定番のにんじん、ねぎ、干し椎茸のほかにチャーシュー、えび、たけのこ、さらに枝豆も入っています。