2月27~28日の給食

 2月27日の給食

 コッペパンスライス

 牛乳

 焼きそば

 五目スープ

 ぽんかん

 ぽんかんはみかんより少し大きく、頭が「ぽこっ」と飛び出しています。インドが原産の果物で、「ぽん」はインドの都市の名前からきているといわれています。中国南部や台湾で多く栽培され、日本では鹿児島や耕地が有名です。

 みかんよりも香りや甘みが強く酸味が少ないのが特徴です。みかんやレモンと同じように柑橘系のくだものなのに、加熱するととても苦くなってしまうので墓のもののようにジャムやジュースに加工できません。生で食べるのがおいしいくだものです。ぽんかんは12月に収穫され、その後しばらく貯蔵することによって皮の水分をとばし、味をマイルドにするそうです。 産地では食べごろになったものから順に出荷していくので、旬は12月から3月にかけてになります。ビタミンCが多いのでばい菌とたたかってくれます。インフルエンザに負けないためにもしっかり食べましょう。


 2月28日の給食

 ごはん

 牛乳

 彩の国納豆

 切り干し大根の炒め煮

 お事汁

 切り干し大根で有名なのは九州の宮崎県です。日本で食べられている約90パーセントは宮崎県で生産されています。切り干し大根というのは東日本で、西日本の人たちは「千切り大根」と呼んでいるそうです。日本人と大根の関係は、お米より古いといわれ、古い書物にも登場しています。その頃は「おおね」と呼ばれています。この他にも様々な呼び名があります。春の七草にある「すずしろ」も大根のことです。切り干し大根は冷蔵庫がないむかしの人の知恵でできた長期保存ができる貴重な野菜です。天日で乾燥させることによって栄養がぎゅっと凝縮されるだけでなく、甘味と風味も加わります。太陽の力ってすごいですね。骨や歯になるカルシウム、体中に酸素を運ぶ鉄分、おなかの掃除をしてくれる食物繊維がたっぷり含まれている食品です。