4月24~28日の給食
ツイストパン
牛乳
タンドリーチキン
粉ふきいも
パスタスープ
「タンドリーチキン」とはインドの北西部からパキスタンの北東部にかけて伝わる料理です。鶏肉をヨーグルト、塩。胡椒、ウコンなどの香辛料に漬け込んで串に刺して焼き上げたものです。焼く際にタンドールというこの地方に伝わる土窯を使います。温度は500度近くにもなります。鶏肉だけでなく、この地方のパンである「ナン」もこのタンドールで焼きます。タンドリーチキンはインド料理店ではウコンと食紅を使い、鮮やかなオレンジ色に焼いてある定番メニューです。給食ではカレー粉を使ってスパイシーに仕上げてあります。
4月25日の給食
ひき肉ともやしのあんかけ丼
牛乳
鋳物汁
河内晩柑
「いもの汁」は埼玉県の南部にある川口市で生まれた郷土料理です。いもの汁は「さつまいもやじゃがいも」などのいもが入った料理のことではありません。名前の由来は川口市にたくさんあった鉄製品を作る工場からつけられました。鉄を溶かして作る製品のことを「鋳物」と呼び、ここから名前がつきました。暑い中力仕事をしている職人たちが栄養を補うために食べられていました。作り方は豆腐を油で炒めたところに、煮干しでとってだしを加えます。だし汁を加えると油が浮いてきます。さらにカルシウムのもとになる煮干し粉を使い、エネルギーをとるために最後にごま油を入れます。この煮えている油が溶かした鉄を想像させるので、この名前がつきました。
4月26日の給食
たけのこごはん
牛乳
とびうおの竜田揚げ
きゅうりのつけもの
わかめのみそ汁
「たけのこ」はイネの仲間で春が旬の植物です。モウソウチク、ハチク、マダケなどの種類があり、竹林で栽培されます。日本では昔からたけのこを食べていますが、現在でもたけのこを食材としているのは日本料理と中国料理だけのようです。1日に20cm以上も成長します。しっかり食べてみなさんも成長してください。
「飛び魚」は、春から夏が、特に、おいしく食べられる魚です。海の中から、水上に、元気よくとびだして、ヒレをつばさのように広げてとぶ魚です。九州や日本海側では「アゴ」とも呼ばれ、練り物や出汁の材料として使われます。新年度が始まり一つ上の新しい学年になって、新しいクラスのみんなと過ごす一年が始まりました。今日の給食は、「飛び魚」のように、元気よく、新しい学年がスタートできるように、願いをこめました。
4月27日の給食
野菜ラーメン
牛乳
キャラメルポテト
ミニトマト
「キャラメルポテト」は、からっと揚げたさつまいもに甘いキャラメルソースとアーモンドをからめた料理です。砂糖とバターと生クリーム、水をじっくり加熱し、とろーっとなったら、キャラメルソースのできあがりです。手作りのキャラメルソースは時間がたっても風味が逃げないのが特徴です。給食では、いも類や種実類を多く取り入れる必要があるので、味付けも工夫して出すようにしているそうです。
4月28日の給食
カレーライス
牛乳
フルーツポンチ
「フルーツポンチ」の「ポンチ」とはもともとは英語の「パンチ」がなまったものです。そのさらにもとの言葉はインドのサンスクリット語の「パンチャ」です。なんとカレー発祥の地インドがルーツなのです。なので、今日もカレーライスとフルーツポンチがセットで登場です。サンスクリット語で「パンチャ」は数字の5を意味しています。つまり、5つの…、5種類の…という意味になります。その昔、紅茶の発祥の地でもあるインドでは、紅茶の飲み方の一つにティーポンチという飲み物がありました。冷やした紅茶に5種類の果物を入れたゴージャスな飲み物でした。その後それがヨーロッパに伝わり、紅茶ではなくなり、お酒になったり、ジュースになったり、果物も5種類にこだわらなくなったり…と変化していきました。を意味します。今日はパイン、黄桃、みかん、こんにゃくゼリー、サイダーを使いました。おいしくいただきましょう。
今日のカレーには秘密があります。今日のグリンピースは今朝1年生とわかば学級でさやむきをしてくれたものです。グリンピースを仲間外れにしないでくださいね。