6月12日~16日の給食

 

   6月12日の給食

 あやひかりコッペパン

 牛乳

 とり肉のマスタード煮

 粉ふきいも

 オニオンスープ

  今日のコッペパンは、川里地域で作られたあやひかり小麦を使っています。川里地域のあやひかり小麦は、とても風味がよく、味も美味しいので、鴻巣川幅うどんを作る材料にもなっています。埼玉で採れる小麦は、うどん作りに適した小麦なので、パンを作るためにパン工場の人たちが何回も試作して完成させた特別なパンなのです。今日はパンをそのまま食べて小麦の味を味わっても良し、マスタード煮のソースをつけて食べてもおいしいですよ。


 

   6月13日の給食

 ごはん

 牛乳

 厚あげと豚肉のみそ炒め

 中華スープ

 冷凍みかん

  冷凍みかんは給食では夏の定番デザートです。もともとは、春頃までしか販売されていなかったみかんを一年中販売できる商品にしようとして考えられたものです。昭和30年から小田原駅のキヨスクで販売されるようになったのが始まりだそうです。以前は電車での長距離移動のお供としてよく食べられていました。低温で食べると人は甘味を感じにくいので、冷凍みかんには特に甘味の強いみかんが使うのがおいしさの秘密です。さらにみかんのまわりに氷の膜を作り、パサパサにならないようにすることだそうです。みかんにはビタミンCが多く疲れをとる働きがあります。また水分も多いので、暑さに負けそうな人はしっかり食べてください。今日は「冷凍みかんの」の歌も聞きながら食べましょう。


 

   6月14日の給食

 チキンライス

 牛乳

 オムレツ

 ひよこ豆のクリームスープ

  ひよこ豆の原産地は西アジア地方といわれています。インドや南ヨーロッパ、中近東、メキシコなどで栽培されています。日本ではまだあまり栽培されていませんが最近とても注目を浴びています。カルシウムやビタミンB1が多く、じゃがいものような食感で、スープだけでなく、サラダや料理の付け合わせ、煮物、煮豆、あんこなどお菓子の材料にと何にでも使えるとっても便利な豆だからです。実は、7500年も前から食べられていたことが今も記録に残されているほど、古くから食べられています。ではどうしてひよこ豆という名前なのでしょうか?それはその姿をよく見ればわかりますよね。豆粒の形がひよこの頭ににているからです。今日のスープには豆そのものだけでなくすりつぶしたひよこ豆でとろみをつけてあります。


 

   6月15日の給食

 ちゃんぽん麺

 牛乳

 ひじきの中華炒め

 アーモンド

  アーモンドはアメリカのカリフォルニア、スペイン、モロッコなどが主な産地で木は高さ5メートルくらいになるバラ科の植物です。春に杏子や桃に似た花を咲かせます。果肉は薄くて食べることができないので、食べている部分は主に花が咲いた後にできる種の中の仁(胚乳)という部分です。仁の風味によりビター種はエッセンスを抽出して香りづけのリキュールなどに使われ、スイート種はナッツとして食用にします。アーモンドには若返りの素のビタミンBやEを多く含まれています。また、骨の成長に必要なカルシウムや貧血予防に効果のある鉄分も多く、他の食品に比べて吸収がよいのも特徴です。さらにアーモンドには質の良い植物性脂肪が含まれていて血液をサラサラにしたり、血管がかたくなってしまうのを防いでくれたりと生活習慣病予防に効果があります。


 

   6月16日の給食

 こうのとり伝説米ごはん→ごはん

 牛乳

 さわらの梅塩麹焼き

 いんげんともやしのごま炒め

 鋳物汁

  今日のさわらは梅干しと塩麹に漬け込んで焼きました。梅は2月から4月に花が咲き、6月から7月頃にかけて熟した実を収穫します。この時季に降る雨を「梅の雨」と書いて「ばいう、つゆ」と読むのも梅の収穫時期と重なるからともいわれています。

 梅は実が熟しても甘くならず、強い酸味が特徴の果物です。生の青梅をそのまま食べると猛毒ですが、梅干しや梅酒、梅ジュース、ジャムなどに加工すると程よい酸味でおいしく食べられます。梅干しには殺菌効果があるため、食べ物を腐りにくくする働きがあります。お弁当のご飯のまん中に梅干しを入れるとごはんが傷みにくくなるということで、「日の丸弁当」は昔から親しまれてきました。また、梅干しの酸味には疲れをとる働きもあります。今日のタレに使っている梅干しは埼玉県の下の方にある越生町の梅を使っています。よく味わって食べてください。