2021年6月の記事一覧
人権の視点にたった道徳科の授業実践について 6年 「あなたも同じ…」
6月23日(水)
「いじめのない、安心して過ごせる生活のために…」
6年生で、人権教育の視点に立った道徳の授業を行いました。
今回は、埼玉県独自の教材である彩の国の道徳「学級づくりの羅針盤」より、「あなたも同じ…」という教材を通して「いじめ」に焦点をあてた学習をしました。
「いじめ」はあってはならないこととわかっているのに、なぜなくならないのか…。
話し合いを進めるうちに、実は「いじめとわかっていても見て見ぬふりをしていること」もいじめなのだと気づきました。また、一人一人が自分なりの考えをもって、解決するために何が必要なのかを友達と熱心に話し合いました。
学習を通して、今までの自分を振り返り、「今、自分にできることを考えてみたい」「自分もいじめられたらと思うと不安だけれど、もしいじめを発見したら友達と一緒に先生に相談したい」など、自分のこととして捉え考えを深めていました。
日々の学習や生活を通して、「いじめ」を決して許すことなく、誰もが相手を思いやり、お互いのよさを認め合えるような学級を目指していきたいと思いました。
JRC登録式
6月24日
JRC登録式をリモートにて行いました。
JRCとは「青少年赤十字」のことで、「児童・生徒が赤十字の精神に基づき、世界の平和と人類の福祉に貢献できるよう、日常生活の中での実践活動を通じて、いのちと健康を大切に、地域社会や世界のために奉仕し、世界の人びととの友好親善の精神を育成する」ことを目的として、行っている活動です。
たまみやっ子も、この理念のもと、周りの人を幸せにするよう努められる人間へと育ってほしいと思います。
カメラの前で話すJRC・福祉委員会のたまみやっ子は、緊張しながらも練習の成果を発揮して、しっかりと伝えることができました。
校長からは、身近なごみを拾うことや、相手のことを考えたあいさつなども周りの人を幸せにすることにつながるという話をしました。
「人権教育の視点に立った授業」5年生 道徳「電池が切れるまで」
6月15日(火)
5年生の道徳の授業で「電池が切れるまで」という教材を通して「生命の尊重」について考えました。
神経芽細胞腫(がんの一種)という病気と闘い、11歳で亡くなった宮越由貴奈さんの残した「命」という詩から、「せいいっぱい生きること」について、みんなで考えました。
どの子どもたちも「自分に与えられた一つしかない命をせいいっぱい生き抜こう」という思いを深めることができていました。
子供たちからは「自分が病気で苦しんでいる由貴奈ちゃんだからこそ、命を大切にしてほしいという気持ちが伝わる。」「つらいことがあっても由貴奈ちゃんのようにせいいっぱい生きたい。」「死は避けられないけど生き方は変えられる。」「自分をここまで育ててくれた家族のためにも命を大切にしたい。」「友達や家族が悲しんでいたら助けてあげたい。」などの意見がでました。
硬筆展に向けて【4年生】
6月10日(木)
硬筆展に向けて、最後の清書に取り組みました。
4年生からは文字のマス目がなくなり、初めの頃は文字と文字の間隔が上手くとれず苦労していました。
今日の清書では、どの児童も集中して取り組み、練習の成果が十分に発揮できたようです。
プール開き
6月8日(火)
夏の訪れを感じる日差しの中、プール開きを行い、校長先生や体育主任から水泳学習のねらいや注意点をお話ししました。
6年生は在校生を代表してプールにて参加し、他の児童はオンラインで教室から参加しました。
昨年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で実施できなかった水泳学習ですが、本年度は感染症対策をしたうえで実施します。
本年度は「水の中での感覚に十分親しませる」、「水辺の事故防止に関する心得を身に付けさせる」などに重点を置いた指導をしていきます。
どの学年の児童も先生方のお話を真剣に聞き、これから始まる水泳学習へ向けて期待を膨らませていました。