学校ブログ
1月27日~31日の給食
1月27日の給食
ごはん(こうのとり伝説米)
牛乳
鮭の塩焼き
たくあん
小松菜の味噌汁
今日のこうのとり伝説米ごはんはラップを使って、自分でおにぎりを握って食べましょう。よく味わってください。
今日1月24日から1月30日までは、「全国学校給食週間」です。給食週間の意味はもう知っていますよね?知らない人は献立表や給食だよりをもう一度よく読んでください。世界で初めての学校給食は、1796年にドイツで貧しい家の子供を助けるために出したお昼ごはんといわれています。やがて、世界各地に広がり、日本では、1889年(明治22年)に山形県の小学校で、お弁当を持ってこられない貧しい児童のために「おにぎりと焼き魚、漬け物」の給食を用意したのが、日本の学校給食の始まりです。昔は米が貴重なものだったので、おにぎりも米だけでなく、麦やヒエ、アワといったものが混ぜられたものでした。みそ汁もほとんど実の無いものでした。そして、現在のように交通やお店が発達していないので、地元でとれたものや保存のきくものが給食になりました。
食べ物が十分にある現在でも給食がなくならないのはなぜでしょうか?それはみなさんが嫌いなものは残して、好きなものばかりたくさん食べ、栄養が偏ってしまっているからです。今日の給食は、明治時代日本で一番初めの給食を再現した献立になっています。当時は牛乳はありませんでいたが、現代のわたしたちに欠かすことのできない栄養がたっぷり入っているので今日も牛乳がついています。ビタミンの多い小松菜がたっぷり入ったみそ汁もつけました。
おにぎりは上手に握れたでしょうか?三角?俵型?だんご型?どんな形にしましたか?ちなみに・・・1がつ17日は「おむすびの日」です。これは平成7年1月17日に阪神淡路大震災が起こった日です。この時に被災地におむすびが届けられたことによるものです。食事が当たり前のようにできることに感謝して、今日もおいしくいただきましょう。
1月28日の給食
広東麺
牛乳
春巻
根菜のさっぱり炒め
今日は「広東麺」についてお話しします。「広東」とは中国の地域の名前です。中国はとても大きい国なので、日本では中国料理のことを地域の名前で呼ぶことがあります。有名なのは北京、四川、上海、広東の4つです。広東というのは中国の南の方の地域です。広東料理の特徴は素材の味を生かした「薄味」です。では、広東麺とは・・・残念ながら日本では「これが広東麺!」という決まった定義がないようです。一般に醤油味でとろみがついた野菜あんかけのスープの麺料理のことをさすことが多いようです。給食の広東麺のお味はいかがですか?今日の給食の広東麺には何種類の具が入っているでしょうか?(1)8種類(2)9種類(3)10種類 正解は(3)10種類です。豚肉やいか、えび、あさり、ほたて、たけのこ、にんじん、はくさい、もやし、うずら卵です。みなさんが知っている広東麺と比べてみてください。
1月29日の給食
かて飯
牛乳
ししゃもの竜田揚げ
じゃがいものみそ汁
いちご
いちごはバラ科の植物です。江戸時代末期に初めて日本に入ってきたいちごはオランダ人によって長崎に持ち込まれたため「オランダいちご」と名付けられました。それまでも日本には小さな野生のいちごのクサイチゴ、キイチゴ、ヘビイチゴなどがありましたが、初めてオランダいちごを見た日本人はその大きさびっくりしたそうです。現在一般的に栽培されているのは北アメリカのバージニアイチゴと南アメリカのチリイチゴの交配によりできたものです。「女峰」「とよのか」などが有名です。今日の給食のいちごは 栃木県産の「とちおとめ」です。
いちごはビタミンCの多さはレモンやキウイなどに続くトップクラスです。5~6粒食べれば一日に必要なビタミンCがとれてしまうほどです。ビタミンCは細胞を強くするので、風邪の予防に効果的です。また、美肌のもとになるコラーゲンはビタミンCと切り離すことはできません。肌のトラブル解消にもぜひたくさん食べてほしい食品です。
1月30日の給食
カレーライス
牛乳
とんかつ
海そうサラダ
みなさんは「カレーライスの日」という記念日があることを知っていますか?それは1月22日です。ちょっと過ぎてしまいましたが田間宮小でもカレーの日にちなんで今日はカレーの日です。この日が制定されたのは1982年で、全国学校栄養士協議会が当時の子どもたちが一番好きだったカレーを全国の小中学校で一斉に提供したことにちなんでいます。今もカレーは一番人気かな?
今日は6年生リクエスト給食第3弾です。主食部門3位のカツカレー、副菜部門4位の海藻サラダの組み合わせです。この日はエネルギーが高すぎるので(本当だったら給食基準的にはアウトですが6年生のリクエストということで)、残念ですがさすがにデザートはつけられません。この料理は特に6の3で人気がありました。というかカツカレーと書いてきたのは6の3の人たちだけでした。誰かの一声でしょうか?
1月31日の給食
黒パン
牛乳
赤魚のアクアパッツァ
だいこんと水菜のサラダ
ポトフ
今日の魚は「赤魚」です。赤魚とは皮の赤いアコウダイの別名でしたが、最近ではアコウダイは貴重な魚になってしまったため、アコウダイの仲間でアメリカでよくとれる「アラスカメヌケ」を市場やスーパーでは「赤魚」として売っています。「メヌケ」よいう名前の由来は釣り上げられた時の水圧の変化で目が飛び出ることから「目が抜ける」「目抜け」となったようです。今日はその赤魚をアクアパッツァで漬け込みました。アクアパッツァとはイタリアのナポリ地方の料理で、「アクア」は水、「パッツァ」は暴れるという意味です。もともとの作り方が、オリーブオイルで魚介を焼き、白ワインやトマト、にんにくなどを入れて煮込んだため、油と水がはじき合って暴れていたとか、古くは漁師が船の上で作っていたので、船が揺れて水が暴れているようだったということからこの名前がついたようです。
がんばる田間宮っ子
鴻巣市書きぞめ展覧会
1月18日・19日と、笠原公民館にて「鴻巣市書きぞめ展覧会」が行われました。3年生から6年生までの36名が出品しました。2学期末からずっと練習し続けてきた子ども達の作品は大変いきいきとしていて、どれも目を見張るできばえでした。よくがんばりました!
小・中学校地区美術展
1月25日・26日に、地区美術展が行われました。本校からも1~6年生の作品を出品をしました。田間宮っ子が楽しみながら作っている様子が、作品からも感じることができました。思いのこもった素晴らしい作品でした!
かるた大会
1月25日、総合体育館において、令和初めての「彩の国21世紀郷土かるた鴻巣大会」が行われました。
本校からは団体戦に6チーム、個人戦に5人がエントリーしました。
白熱した予選ブロックリーグを経て、決勝トーナメントに出場できたのは団体戦2チーム・個人戦2名でした。
決勝トーナメントの結果、個人戦で準優勝に輝いた6年生女子児童が、埼玉県大会への切符を手にしました。
出場したみなさんよくがんばりました!
また、引率・応援してくださった保護者の皆様、お疲れ様でした。
いつもありがとう(感謝の会)
1月24日。日頃お世話になっている皆様をお招きして、感謝の気持ちをお伝えする「感謝の会」を開きました。4年生が作ってくれたきれいな花のアーチをくぐり抜けて会がスタートしました。児童会会長の心のこもったお礼の言葉や子ども達が丹精込めて作ったメダルを贈りました。田間宮っこもそしてお世話になっている皆様もとてもすてきな笑顔が印象的でした。「ありがとう」の気持ちがしっかり伝わった会となりました。
今年度は、令和元年度を祝して田間宮っ子とお世話になっている皆様方と校庭に大きな絵文字をつくり、空撮を行いました。一生の記念になると思います。
日頃からも、感謝の気持ちを言葉や行動にして、皆様に伝えられるようにしましょう。
1月10日~17日の給食
1月10日の給食
くわいごはん
牛乳
五目厚焼きたまご
雑煮
紅白ゼリー
令和2年の給食が始まりました。今日は「くわい」を炊き込んだごはんです。くわいは埼玉県のふるさと野菜のひとつです。500年くらい前から作られていて、現在も越谷市、春日部市、さいたま市などでつくられています。欧米では観賞用として、日本や中国では、茎の部分が大きく膨らむ塊茎という部分を食べています。特に日本では葉の部分が矢じりの形をしているので「芽が出る」縁起の良い植物としておせち料理でも食べられています。
明日1月11日は「鏡開き」の日です。お正月にお供えした鏡餅を1月11日に手や木槌で割って、おしるこや雑煮にして食べます。今日の給食が雑煮なのもそのためです。昔、鏡はとても神聖なものとされていたので、その鏡に似せて作ったもちを鏡餅というようになりました。正月に「切る、割る」といった言葉が縁起が悪いので、包丁を使わずに「開く」というようになりました。
雑煮は室町時代から食べる習慣があったそうです。みなさんの家ではどんな雑煮を食べましたか?地方によって丸餅や角餅、あん入り餅、塩味、醤油味、味噌味などいろいろあります。第三校舎の1階に全国のお雑煮の写真が貼ってあります。みなさんの家のものと比べてみてください。今日の給食は埼玉県でよく食べられている雑煮にしてあります。
さて、今年一年の運だめしです。田間宮小640人のうち40人だけにラッキースターが入っています。雑煮に星型のにんじんが入っていた人は大吉、星の形に穴のあいたにんじんが入っていた人は中吉です。入っていた人はぜひ教えてください。きっとラッキーな一年になるでしょう。
1月14日の給食
ごはん
牛乳
笹かまぼこ
すき焼き風煮
にらともやしのごま酢和え
すき焼きは、肉に砂糖としょうゆの甘辛の味がバランスよく調和した日本独特の肉料理です。一般的にすきやきは牛肉、ねぎや春菊、豆腐、白滝などを砂糖としょうゆで濃いめに味付けし、溶き卵をからめて食べます。寿司やてんぷらと並んで代表的な日本料理として世界中に知られています。では、すき焼きの名前の由来は何でしょうか?好きなものを食べるからでしょうか?それとも好きな人と食べるからでしょうか?すき焼きは江戸時代末期に誕生しました。日本では1800年代後半までは牛肉を食べる習慣はありませんでした。しかし農具の鋤を火にかざしてカモ肉や鶏肉を焼いた「鋤焼き」がありました。これが今のすき焼きのルーツになります。幕末には、京都の三条河原にすき焼き屋が初めて誕生しました。給食では生卵を出すことはできませんが、白いごはんにとても合う料理です。冬野菜もたくさ使われています。インフルエンザにかからないためにもにらともやしのごま酢あえとともに残さず食べるようにしましょう。。
今日の給食にも鴻巣産の野菜がたくさん使われています。ねぎ、にんじん、白菜が鴻巣産野菜です。
1月15日の給食
ツイストパン
牛乳
チーズオンハンバーグ
ブロッコリーサラダ
ウインナーとレンズ豆のスープ
スープに入っているレンズ豆のお話です。レンズ豆はマメ科の植物で原産地は西アジアです。今から4000年以上も前から栽培されていて、人類最初の栽培植物のひとつですが、日本に入ってきたのはごく最近のことです。マメの形から「ひら豆」ともよばれています。種子の部分を食用として、スープ、サラダ、鍋料理、肉の代用品としても食べられています。また、豆を挽いて粉にし、小麦粉などと混ぜてケーキなどのお菓子にも使われれています。消化が良く、病人食や乳幼児食、高齢者の食事の材料としても使われています。
レンズ豆。めがねなどのレンズのような形だからこの名前がついたと思っている人もいるかもしれませんが、これは逆。昔、最初にガラスで「レンズ」を作った人が、このガラスの形がレンズ豆に似ているので「レンズ」という言葉をとったと言われています。
1月16日の給食
キムチチャーハン
牛乳
丸ごとあじフライ
わかめスープ
ライチゼリー
今日は6年生のリクエスト給食第1弾です。主食部門1位のキムチチャーハン、主菜部門2位の丸ごとアジフライ、汁物部門2位のわかめスープの組み合わせです。これは特に6年1組で人気がありました。そこでエネルギーも低めだったので6年1組で人気のあったライチゼリーをつけました。6年生の集計をしてみると各クラスでずいぶん好みの違いがあるんだなと気づかされました。(それともだれかのつぶやきによるものでしょうか?)
1月17日の給食
こどもパンスライス
牛乳
照り焼きチキン
ボイルキャベツ
白花豆のスープ
パイン
今日は「白花豆」についてお話しします。白花豆の正式な名前は「紅花隠元」といいます。この豆は、大きくてきれいな花が咲くので、花を観賞するための「花豆」として栽培されていました。種子の色から「白花豆」と「紫花豆」の2種類があります。豆類の中で最も豆粒が大きく、特に白花豆は大粒で純白なことから「豆の女王」とも呼ばれ、高級な甘納豆や、あんこにして食べたりします。と言いながらもみなさんは今日の給食の中から白花豆をみつけることができましたか?料理の名前からスープに入っていることはわかったでしょう。実は今日のクリームスープのとろみは白花豆をすりつぶしたものでつけてあります。
1月20日~24日の給食
1月20日の給食
ごはん
牛乳
さばの塩焼き
肉じゃが
ほうれん草のおひたし
クレープ
今日は6年生リクエスト給食第2弾です。主食部門2位のごはん、主菜部門1位の肉じゃがと5位の鯖の塩焼き、副菜部門2位のほうれん草のお浸しを組み合わせました。これらの料理は6の2で特に人気が高かったです。エネルギーが低めだったので2組で人気のあったクレープを組み合わせました。田間宮小のみなさんは肉じゃががお好きなようで、他の学年でもいつも上位に入っています。
1月21日の給食
ごまあじうどん
牛乳
里芋のそぼろ煮
ぽんかん
今日は「ぽんかん」についてお話します。ぽんかんはみかんより少し大きく、頭が「ぽこっ」と飛び出しています。インドが原産の果物で、「ぽん」はインドの都市の名前からきているといわれています。中国南部や台湾で多く栽培され、日本では鹿児島や高知が有名です。
みかんよりも香りや甘みが強く酸味が少ないのが特徴です。みかんやレモンと同じように柑橘系のくだものなのに、加熱するととても苦くなってしまうので墓のもののようにジャムやジュースに加工できません。生で食べるのがおいしいくだものです。ぽんかんは12月に収穫され、その後しばらく貯蔵することによって皮の水分をとばし、味をマイルドにするそうです。 産地では食べごろになったものから順に出荷していくので、旬は12月から3月にかけてになります。ビタミンCが多いのでばい菌とたたかってくれます。インフルエンザに負けないためにもしっかり食べましょう。
1月23日の給食
ビビンバ丼
牛乳
チンゲンサイのスープ
チーズ
「ビビンバ」とは韓国の混ぜご飯です。「ビビン」が「混ぜる」、「パ」が「ごはん」という意味です。丼や専用の容器にごはんを入れ、その上にナムルと呼ばれる野菜のあえ物と肉や魚、たまごなどをのせます。具とごはんをさじでよく混ぜ、韓国の唐辛子みそのコチュジャンやごま油を加えて食べます。
日本でも石焼きビビンバが焼き肉店のごはんものの定番メニューですよね。でもこの石焼きビビンバの発祥はなんと日本。1970年頃、大阪の韓国料理店で発案されました。熱々でお焦げの香ばしさで人気となり、韓国に逆輸入されました。
今日の給食では、ピリ辛の豚肉、ほうれんそうともやしのナムル、錦糸卵をよく混ぜて食べてください。
1月24日の給食
ゆめちからコッペパン
いちごジャム
牛乳
くじらのケチャップソース
すいとん
今日のコッペパンには鴻巣産の「ゆめちから」小麦を使っています。
今日の給食は昭和時代の献立です。コッペパンは第二次世界大戦後アメリカから援助されたことが始まりで昭和20年代に脱脂粉乳とともによく食べられ、くじらは昭和20年代から50年代まで竜田揚げやオーロラソースかけとして幅広い世代が食べていました。日本では縄文時代の頃からくじらを食べていたようです。今は、国際的な取り決めによって、くじらをとる量が決められているので、くじらを食べられる機会はかなり少なくなってしみました。くじらは海の中で生活していますが、魚の仲間ではなく、人間と同じ哺乳類です。ですから赤ちゃんくじらはお母さんのおっぱいを飲んで大きくなります。食べてみると牛肉や豚肉のような食感に気づくと思います。くじらは貴重な食材なのでよく味わって食べてください。
「すいとん」は小麦粉だんごを実とした汁のことをいいます。主食とおかずを兼ねた料理として1923年の関東大震災の時によく食べられるようになりました。また、第二次世界大戦後の食糧のない時代にも全国的に広まりました。食べるものが無い時代には栄養がとれる大変貴重なものでした。今日から30日まで全国学校給食週間です。食事に感謝して、昔の給食をよく味わって食べましょう。