学校ブログ
6月18日~22日の給食
6月18日の給食
バターロールパン
牛乳
鶏肉のマスタード煮
粉ふきいも
パスタスープ
今日は鶏肉を粒マスタードで味付けし煮たさっぱり味の料理です。マスタードは「からし」のことですが、からしにも種類があり、冷やし中華や中華料理、おでんなどに使うのは「和がらし」で、サンドイッチやホットドックなどに使うのは「マスタード」です。どちらもアブラナ科の「カラシナ」の種を原料にしてつくりますが、辛さが違うのは原料のカラシナの種類が違うためで、和がらしは「ツン」とくる辛み、マスタードはまろやかな辛みが特徴です。
辛子の歴史は古く、紀元前からレバノン近辺で栽培されていました。しかし香辛料としてではなく湿布薬などの薬として使われていました。マスタードには食べたものの消化を助けたり、新陳代謝を活発にする働きもあり、またこの辛味の成分が腹痛を起こす悪い菌をやっつけてくれます。暑くなり食欲が落ちるこの時期にぴったりの食材です。
6月19日の給食
ごはん
牛乳
赤魚のねぎみそ焼き
根菜のさっぱり炒め
ちゃんこ汁
問題です。毎月19日は何の日でしょう?もりつけ表を見ている人は簡単ですよね?答えは「食育の日」です。食育がどういうものかは給食委員の紙芝居で知っていますよね?「食育」とは生きる上での基本になります。食事を通して良い人になるためにみなさんに今日の給食から食事の時に心掛けてほしいことがあります。感謝の気持ちを込めて「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつをする。自分の体のことを考えて好き嫌いせず何でも食べるようにする、です。ここまでは田間宮小のみなさんはよくできているのですが…もうひとつは食事のマナーに気を付けるです。まず今日の食器はどのように置かれていますか?ごはんが左、ちゃんこ汁が右にありますか?お友達と確認しましょう。そして食べる時は必ず食器を持って食べるようにしましょう。これから毎日チェックしてください。
今日の赤魚のねぎみそ焼きのねぎは深谷産のものを使用しています。
6月20日の給食
キャロットピラフのホワイトソースかけ
牛乳
ごぼうサラダ
今日はキャロットピラフです。キャロットとは、「ニンジン」のことです。「ニンジン」は、中まで濃い色をしているので「緑黄色野菜」のひとつです。緑黄色野菜は、日に当たってできるものが多いので、「ニンジン」のように土の下にできる緑黄色野菜は珍しいです。ニンジンは緑黄色野菜の中でもカロテンを含む量がトップクラスです。カロテンの語源が英語のキャロットからついたものといえば納得するでしょう。カロテンは体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜を丈夫にしたり、目の病気を防いだり、風邪やガンになりにくい体にする働きがあります。ニンジンのオレンジ色の素もカロテンです。今日はピラフはすりつぶしたニンジンを使っているのでオレンジ色をしています。
6月21日の給食
ごまあじうどん
野菜炒め
黒糖蒸しパン
埼玉県は香川県に次いでうどんをよく食べる地域です。埼玉県では、ごまやみそを使った「冷汁」で冷たい麺を食べる地域があります。ごまを煎って、すり鉢でよくすり、青しそやみょうがなどを細かく切って加え、砂糖やみそを加えて作ります。さっぱりしたうどんが食べたい時、このごまみそを冷たい水でのばし、うどんやそうめんをつけて食べます。ごはんにかけて食べる時もあります。暑くて食欲がない夏場や農作業の合間によく食べられていました。みそのたんぱく質とごまの油、さらにきゅうりやなすなども加え栄養補給もできるという先祖の知恵です。この冷汁うどんを加須地域ではごま汁うどん、川島地域ではすったてとよんでいます。
給食では冷たいつけ汁は出せないので、温かくしたごまたっぷりのおつゆでうどんを食べてください。
6月22日の給食
ツイストパン
牛乳
ゼリーフライ
枝豆
青菜とあさりのスープ
ゼリーフライはお隣の行田市の郷土料理です。
今日は枝豆のお話です。枝豆は熟すと別の名前になります。それは次のうちどれでしょう。(1)ひよこ豆(2)白花豆(3)小豆(4)大豆(5)そら豆 正解は(4)大豆です。枝豆は大豆が熟す前のもので、枝つきのまま塩ゆでにしていたことから枝豆という名前がつきました。日本独特の食べ方だそうです。昔は田んぼのあぜで栽培されていたことから「あぜ豆」、また、さやを摘み取って用いるので「さや豆」ともいいます。東北地方では枝豆をすりつぶしたものを「ずんだ」といい、餅などにからめて食べます。
枝豆は豆と野菜の両方の栄養を持っているすぐれた食品です。ビタミンB1、B2、カルシウム、食物繊維を多く含んでいて、食べた糖質をエネルギーに変え、疲れがたまるのを抑える働きがあります。また、大豆になってしまうとなくなってしまうビタミンAやCも含みます。枝豆のたんぱく質はビタミンとともにアルコールの分解を助け、肝臓の負担を軽くします。ですから、ビールのおともに枝豆が登場するのです。おうちの人にも教えてあげてくださいね。
5月から初夏が旬の枝豆を味わって食べましょう。
6月1日の給食
6月1日の給食
とり五目ごはん
牛乳
さばのレモンペッパー焼き
あさりのみそ汁
今日6月1日は世界食糧農業機関が「牛乳の日」と制定しています。そして6月は「牛乳月間」でもあります。そこで今日は牛乳のお話です。牛乳は聖徳太子が活躍していた飛鳥時代に中国から伝えられたようです。しかし、一般的に飲まれるようになったのは明治時代になってからです。今では給食に欠かせない飲み物になっています。では給食では毎日牛乳が出るのはなぜでしょう。「飲みやすいから?」「栄養があるから?」「足りない栄養を補ってくれるから?」「給食には牛乳を出すことが法律で決まっているから?」・・・どれも正解です。日本人の食事に、カルシウムが足りないと言われています。特に小学生のみなさんの体は、毎日少しずつ大きくなっているので、たんぱく質やカルシウムは欠かすことができない栄養です。給食で飲む牛乳1本でみなさんが1日に必要なカルシウムの3分の1をとることができます。もし同じカルシウムをさんまだけでとろうとすると頭から尻尾まで丸ごと3匹食べなければなりません。丈夫な体を作るためにも牛乳は毎日飲む必要があるのです。残さず、おいしくいただきましょう。
6月4日~8日の給食
6月4日の給食
ソフトフランスパン
マーガリン
牛乳
とり肉のトマト煮
海そうサラダ
今日6月4日から10日は「歯と口の健康週間」です。今日は「かむこと」についてお話します。問題です。一口食べたら何回かむと良いでしょうか?(1)5回(2)10回(3)30回 正解は(3)30回です。今一口入れて数えてみてください。よくかむことには良いことがたくさんあえいます。「ひみこのはがいーぜ」という合言葉を知っていますか?これはかむことの効果をあらわしています。第3校舎の1階に掲示してあるので見てください。よくかむとあごの骨が強くなり、歯並びが良くなります。小学生の頃に柔らかいものばかり食べていて、あまりかまずに食べる習慣が身についてしまうと、きれいな歯並びにならないだけでなく、虫歯の原因にもなってしまいます。そして、よくかむと頭の中の血の流れが早くなるので、記憶力が良くなります。今日の給食もちょっと硬めのフランスパンに海藻サラダなどよくかめる料理になっています。今日はお友だちとのお話はほどほどにかむことに集中しましょう。
6月5日の給食
ごはん
牛乳
彩の国納豆
笹かまぼこ
きんぴらごぼう
キャベツのみそ汁
笹かまぼこはかまぼこの一種で宮城県仙台市の名物です。問題です。かまぼこの主な材料は何でしょう?(1)豆腐(2)魚(3)じゃがいも 正解は(2)魚です。魚の中でもタラやサメなど白身の魚を使います。昔、タイやヒラメ、スズキなど白身の魚が大量にとれ過ぎて、その処分に困った漁師が考え出したものとか、板前が考案したものとか言われています。この地方のかまぼこが笹の葉の形をしているのは、仙台藩主の伊達家の家紋にちなんでいるそうです。
今日は納豆の正式な名前は「彩の国納豆」です。原料は埼玉県でとれた「里のほほえみ」という大豆を使っています。粒が大きいのが特徴です。パッケージもラグビーワールドカップ2019仕様になっています。よく混ぜて粘りを出して食べてください。
6月6日の給食
ナシゴレン
牛乳
オムレツ
ひよこ豆のクリームスープ
ナシゴレンは東南アジアにあるインドネシアやマレーシアという国の料理です。現地の言葉で「ナシ」はご飯、「ゴレン」は揚げるという意味です。実際には炒めて作るのでインドネシア版チャーハンのようなものです。味も現地特有の調味料を使い、にんにくや唐辛子で辛味を効かせてあります。混ぜる具も鶏肉、牛肉、えびなど様々です。現地では目玉焼きや揚げせんべいが添えられています。給食のナシゴレンは豚肉を使い、ケチャップやカレー粉、豆板醤で味付けをしてオムレツを添えました。よく味わってインドネシアに行った気分になってください。
6月7日の給食
わかめうどん
牛乳
大豆のシャリシャリ揚げ
メロン
今日は「メロン」についてお話します。「メロン」の名前の由来は、ギリシャ語の「メロペポン」だといわれています。「メロ」はりんご、「ペポン」は瓜という意味です。日本には、今から150年くらい前に伝わりました。メロンには表面に網目があるものと、表面がつるっとしたものの分け方と、果肉がオレンジ色のもの、グリーンのもの、ホワイトのものの分け方があります。今、日本で食べられるメロンには、いろいろな種類があり、代表的なものは「マスクメロン」「アンデスメロン」「プリンスメロン」などです。今日のメロンは「アンデスメロン」です。では、アンデスメロンの名前の由来は何でしょう。(1)安心ですメロン(2)アンデス山脈が発祥(3)アンテナみたいなつるだから 正解は(1)安心ですメロンです。このアンデスメロンは日本で品種改良してできたもので、高級マスクメロンよりも値段は安いが味は同じくらいおいしいということで、農家が「安心して作れて」、消費者が「安心して買える」ということから「安心でメロン」を略して名前がつきました。メロンは、主な成分は、「糖質」です。メロンの糖質は、素早く体に吸収されて、エネルギーになります。また、たんぱく質を体の中で効率よく使えるようにする成分も含まれているので、食後のデザートに食べると、夏バテ防止によいといわれています。
6月8日の給食
ごはん(こうのとり伝説米)
牛乳
さわらの梅塩麹焼き
もやしとにらのおひたし
豚汁
今日のさわらは梅干しと塩麹に漬け込んで焼きました。梅は2月から4月に花が咲き、6月から7月頃にかけて熟した実を収穫します。この時季に降る雨を「梅の雨」と書いて「ばいう、つゆ」と読むのも梅の収穫時期と重なるからともいわれています。
梅は実が熟しても甘くならず、強い酸味が特徴の果物です。生の青梅をそのまま食べると猛毒ですが、梅干しや梅酒、梅ジュース、ジャムなどに加工すると程よい酸味でおいしく食べられます。梅干しには殺菌効果があるため、食べ物を腐りにくくする働きがあります。お弁当のご飯のまん中に梅干しを入れるとごはんが傷みにくくなるということで、「日の丸弁当」は昔から親しまれてきました。また、梅干しの酸味には疲れをとる働きもあります。よく味わって食べてください。
6月11日~15日の給食
6月11日の給食
こどもパンスライス
牛乳
たらフライ
ボイルキャベツ
ミネストローネ
今日のお魚は「タラ」です。日本ではタラというとマダラ、スケトウダラ、コマイの3種類がいます。スケトウダラの卵巣を塩漬けにしたものがタラコ、タラコを唐辛子で味付けしたものが明太子です。マダラの卵巣は「真子」とよばれます。
お腹いっぱいに食べることを「鱈腹食べる」と言いますが、これはこのタラのことをさします。産卵期を迎えたタラはカニやエビ、イカ、カレイなど身近な生物をなんでも食べてしまう大食いなのでここに由来すると言われています。今日の給食はパンにタラフライとキャベツをはさんでフィッシュバーガーにしましょう。そして今日の給食も鱈腹食べるようにしましょう。
6月12日の給食
ごはん
牛乳
厚揚げ入り回鍋肉
中華スープ
小玉すいか
回鍋肉は中国の四川料理のひとつです。豚肉とキャベツのみそ炒めなどとも呼ばれ、日本の家庭料理でも一般的になってきました。回鍋肉は漢字で「回す」「鍋」「肉」と書きますが、「肉を鍋の中で回す、炒める」という意味ではなく、「回鍋」とは一度調理したものをまた鍋に戻して調理するという意味です。つまり肉(豚肉)をまた調理するという意味です。もともと四川料理の回鍋肉は塊の豚肉を茹でて冷ましたものを薄切りにし、てまた鍋で切った豚肉とにんにくの芽を一緒に豆板醤で味付けをした辛味の強い料理です。これを昭和40年代にNHKの料理番組で紹介された際に、日本でも作りやすいように、豚肉は最初から切ってあるものを生のまま炒め、手に入りやすいキャベツやねぎ、そして味付けに日本人になじみ深いみそや砂糖、醤油に変え紹介しました。今では別名「豚肉とキャベツのみそ炒め」としても日本の家庭料理でも一般的になっています。今日の給食ではその日本版回鍋肉に筋肉のもとになるたんぱく質を多く含んだ厚揚げを加えました。給食バージョンの回鍋肉のお味はいかがですか?
6月13日の給食
枝豆じゃこごはん
牛乳
丸ごとあじフライ
沢煮椀
6月4日から10日は歯と口の健康週間でしたね。そこで今月の給食にはたくさん噛みごたえのある料理が登場します。
今日は「アジ」についてお話します。アジは海の魚で、マアジ、ムロアジ、シマアジなど50種類以上います。春から夏に北へ、秋から冬には南へ回遊します。春から秋にかけておいしい魚です。からだにのこぎりの歯のような鋭い「ぜいご」と呼ばれるうろこを持ちます。アジは海の魚の中で最もカルシウムを多く含んでいる魚のひとつです。カルシウムは骨や歯を丈夫にしてくれます。また、アジには脳の働きをよくしてくれるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)も多く含まれています。魚好きは頭がよくなるかもしれません。今日はアジを頭から尻尾まで丸ごとじっくり揚げています。よーくかんで骨や歯、頭に栄養を与えてください。
6月14日の給食
海鮮ピリ辛ラーメン
牛乳
ねぎみそパオズ
ナムル
今月は牛乳月間のほかに「彩の国ふるさと学校給食月間」でもあります。これは給食に地元の食材をたくさん取り入れ、生産に携わる人に感謝し、ふるさと、郷土食に理解を深めるためにつくられました。みなさんも埼玉県や鴻巣市についてたくさんのことを知ってください。実は毎日飲んでいる牛乳も埼玉県産、うどんの小麦も埼玉県産、お米は鴻巣市産と、給食では地元のものが一年中使われています。そこで、今月の給食ではいつも以上に埼玉県や鴻巣市の食材や埼玉県の郷土料理が登場します。献立表をよく見ておきましょう。今日のねぎみそパオズも正式名は「彩の国ねぎみそパオズ」といい、皮の小麦、中身の豚肉、ねぎ、味付けに使われている醤油、みそに埼玉県産のものを使用しています。
6月15日の給食
ハヤシライス
牛乳
フルーツ白玉
ハヤシライスとは、薄切りにした牛肉と玉ねぎをバターで炒め、赤ワインとデミグラスソースで煮込んだものを、ご飯の上にかけた料理のことをいいます。(給食では牛肉ではなく豚肉を使っています。)辛くないカレーとは言わないでね。
では、なぜ「ハヤシライス」というのでしょうか?この名前の由来にはいくつかの説があります。ひとつめは、商社や書店で有名な会社の初代社長が考えたのでその人の名前をとった説。ふたつめは、東京の有名レストランのシェフが賄い食として考えたのでそのシェフの名前からとったという説。みっつめはハッシュドビーフウィズライス(細かく刻んだ牛肉とごはん)がなまったものという説があります。代表的な洋食のひとつですが、実は日本独特の料理です。
5月29日~31日の給食
5月29日の給食
三色そぼろ丼
牛乳
じゃがいものみそ汁
冷凍みかん
今日は「冷凍みかん」についてお話します。給食では夏の定番デザートですね。もともとは、春頃までしか販売されていなかったみかんを一年中販売できる商品にしようとして考えられたものです。昭和30年から小田原駅の売店で販売されるようになったのが始まりです。以前は電車での長距離移動のお供としてよく食べられていました。低温で食べると人は甘味を感じにくいので、冷凍みかんには特に甘味の強いみかんが使うのがおいしさの秘密です。さらにみかんのまわりに氷の膜を作り、パサパサにならないようにすることだそうです。みかんにはビタミンCが多く、疲れをとる働きがあります。また水分も多いので、暑さに負けそうな人はしっかり食べてください。今日は「冷凍みかん」の歌も聞いてください。
5月30日の給食
黒パン
牛乳
スパゲティボンゴレ
海そうサラダ
セレクトデザート
今日はセレクトデザートです。アセロラゼリー178人、はちみつレモンゼリー223人、プリン258人でした。みなさんは何を基準に選んだのでしょうか?
「ボンゴレ」とはあさりやはまぐりなどを使ったイタリアのナポリの料理です。日本ではあさりを使ったスパゲティのことを一般的にボンゴレスパゲティといいます。イタリアではボンゴレスパゲティもソースによって名前が変わります。トマトを使った赤いの場合は「ボンゴレ・ロッソ」、バジルを使った緑の場合は「ボンゴレ・ベルテ」、イカ墨を使った黒いものは「ボンゴレ・ネロ」、そして今日の給食のように色のついていないものは「ボンゴレ・ビアンコ」といいます。イタリア語で「スパゲティ・アッレ・ボンゴレ・ビアンコ」とかっこよく注文してみてください。
あさりという名前は、魚介類を「漁る」からついたようです。あさりには貧血を防ぐ鉄分が多く含まれています。貧血とは血液の中の鉄分が足りなくなっておこる病気です。「いつも眠い」「なんとなくだるい」「すぐ疲れる」という人は鉄分が足りないと体が赤信号を出しているかもしれません。鉄分は体の中で作られない栄養素なので食事からしっかりとらなければなりません。しかも運動する人はさらに必要になります。運動会で力が十分に発揮できなかった人は鉄分が足りなかったのかもしれません。みなさんのスパゲティの中に、血液の宝になるあさりはいくつ入っていたでしょうか。
5月31日の給食
ごはん
牛乳
マーボー豆腐
春巻
ナムル
マーボー豆腐は日本でもよく知られた中国料理のひとつです。中国語で「マー」は「あばた」、「ボー」はお婆さんのことで、昔、中国の四川省にすんでいたあばたのあるお婆さんが定食屋で出していた激辛の豆板醤をたっぷり使う人気の豆腐料理がありました。それが宮殿でも作られるようになり、中国で広まったようです。日本では昭和40年代にNHKの料理番組で紹介されたのがきっかけで日本に広まりました。
5月14日~18日の給食
5月14日の給食
ごはん(こうのとり伝説米)
牛乳
さばの辛味焼き
土佐煮
相性汁
土佐煮は高知県の郷土料理です。「土佐」とは四国にある高知県の昔の名前です。有名な坂本龍馬はここ土佐の英雄です。高知県は昔からカツオがよく獲れ、鰹節作りも盛んです。どこの地方の煮物でも鰹節をだしとして使うものは多いのですが、土佐煮では鰹節の濃厚な味を生かしたり、鰹節を具材の一部として使ったりする特徴があります。今日もたけのこやにんじん、こんにゃくなど甘辛く煮て鰹節を混ぜ込みました。鰹節を味わって食べましょう。
5月15日の給食
コーンみそラーメン
牛乳
ポテトのチーズ焼き
スナップえんどう
今日の給食でポテトのチーズ焼きの横にいる緑色の野菜の名前を知っていますか?(1)えだまめ(2)スナップえんどう(3)きゅうり 正解は(2)スナップえんどうです。スナップえんどうは3月~6月が旬です。1970年代にアメリカから輸入された品種です。グリンピースが進化したもので、豆が成長して大きくなっても、さやがかたくならず、さやごと食べられます。スナップというのは、英語で「ポキッと折れる」や「パチッと音を立てる」という意味です。スナップビーン、または、甘いので、シュガースナップというのがアメリカでの呼び名になります。この時季にしか食べられないものなので味わって食べましょう。
5月16日の給食
ココア揚げパン
牛乳
ビーンズシチュー
アスパラサラダ
今日はリクエスト給食でいつも上位に入る揚げパンです。今日は揚げパンの作り方についてお話しします。揚げパンはパンを油で揚げるのですが、天ぷらを作る時よりも油の温度を高くして短時間でサッと揚げます。そして熱いうちに砂糖をパンにまぶします。給食の揚げパンは砂糖だけでなく、きな粉やアーモンド、黒砂糖などをまぶすことがあります。今日はココア味です。ココアをこぼさないように食べてください。誰が一番上手に食べられるかな?
5月17日の給食
ごはん
牛乳
えびしゅうまい
小松菜と豚肉のオイスターソース炒め
わかめスープ
今日は炒め物に使われている「オイスターソース」についてお話しします。日本語では「牡蠣油」、中国語では「蠔油(ハオイウ)」といいます。高級なものは牡蠣の身をつぶして塩漬けにし、発酵させて、その上澄みから作ります。一般的なものは牡蠣の煮干しを作ったときの煮汁を煮詰めたものにカラメルやでんぷんを加えて作ります。独特の風味とコクを持っていて、チンジャオロースーなど中華料理の中でも広東料理の煮物や炒め物に使われます。今日は小松菜と豚肉をオイスターソースで炒めました。お味はいかがですか?
5月18日の給食
深川飯
牛乳
ししゃもの磯辺フライ
ちゃんこ汁
夏みかん(田間宮小産)
今日は「深川飯」についてお話します。なぜ、あさりごはんを深川飯というのでしょうか?「深川」とは、東京都の地名の一つです。昔、深川の近くには、海があり、あさりがたくさんとれました。最初は、とれたあさりを、みそ汁にいれたり、佃煮にしたりしていましたが、そのうち、ごはんといっしょに料理して食べるようになりました。それが、深川飯のはじまりです。あさりは、日本で一番多く食べられている貝です。春になると、身が大きくなってうまみがまします。この時期には潮干狩りで、たくさんとることもできますね。あさりには貧血を予防する鉄分がたっぷり入っています。鉄分は運動をたくさんする人には特に必要な栄養です。もうすぐ運動会です。当日、力が発揮できるように、今日は、季節の味、あさりの入った、ごはんをおいしくいただきましょう。
今日のくだものには秘密があります。献立表をよーく見ていた人はわかるでしょう。この夏みかんは田間宮小産です。ちょっとすっぱいですが、みなさんと一緒に田間宮小で育った夏みかんを味わって食べましょう。
5月21日~25日の給食
5月21日の給食
はちみつパン
牛乳
チキンのこんがり焼き
ボイルブロッコリー
ミネストローネ
ミネストローネはイタリア北西部ロンバルディアでうまれた代表的なスープです。具だくさんなのが特徴です。ベーコンやにんじん、たまねぎ、セロリなど季節の野菜を炒め、トマトを加えて煮ます。さらにスパゲティやマカロニ、米などを入れます。スープに米を入れるのは外国では米は主食ではなく野菜のひとつと考えられているからです。イタリアではミネストローネにパルメザンチーズをふりかけて食べることもあります。それぞれの家庭の味があり、材料は冷蔵庫の中にあるもので作るので、日本でいえばみそ汁のようなものです。田間宮小の給食のミネストローネには貝殻の形のシェルマカロニを使い、油で、にんにく、ベーコン、にんじん、たまねぎ、セロリを炒め、コーンを入れ、トマトと塩、胡椒、最後にバターでコクを出し、パセリを散らしました。お味はいかがですか?
5月22日の給食
ごはん
牛乳
あじの塩麹焼き
大豆の磯煮
豚汁
今日は「塩麹」についてお話します。 塩麹は麴と塩、水を混ぜて発酵させたもので、味噌やしょうゆなどと同じく日本の伝統的な調味料です。日本では古くから塩麴に野菜や魚を漬けて利用してきました。塩麴に漬けると、麴のはたらきで長く保存できたり、肉や魚のうまみが増したりします。また、塩麴のはたらきで塩分が控えられたり、ビタミンの働きを活発にし老化を遅らせらる、お腹の調子を整えるなどという良さがブームになり、スーパーでも多く見かけるようになりました。今日は塩麴に漬けた鶏肉を使ったスープです。塩麹の味がわかりましたか?この旨味がわかったら料理評論家やソムリエになれるかもしれません。よく味わっていただきましょう。
5月23日の給食
チキンライス
牛乳
オムレツ
オニオンスープ
今日は「玉ねぎ」についてお話します。玉ねぎはユリ科の植物で、4月には生で食べられる新玉ねぎの旬があり、10月には炒めて甘味の強く出るものが出回ります。玉ねぎには独特の辛味と香りがありますが、これは硫化アリルという成分によるものです。この硫化アリルには食欲を増進させたり、疲れをとったり、血液をサラサラにする働きがあります。
今日はチキンライスとオニオンスープ合わせて70kg約350個の玉ねぎを使っています。涙を流しながら調理員さんたちは1個1個皮むきをし、スライスしていました。これで残食が多かったらまた泣いてしまいます。もうこれ以上調理員さんたちを泣かせないでくださいね。
5月24日の給食
ちゃんぽん麺
牛乳
焼きぎょうざ
切り干し大根サラダ
ちゃんぽん麺は長崎県の郷土料理にもなっています。始まりは明治32年の長崎で開店した中国福建省出身の中国人店主だといわれています。この料理の基本にあるのは故郷福建省の肉や野菜の入った麺料理です。これに長崎の海でとれるいか、えび、あさりなどを加えて麺にのせました。これを「ちゃんぽん」と名付けました。「ちゃんぽん」の名前の由来にはいくつかあります。福建省語の「ごはんを食べる」という意味の「シャポン」から、また江戸時代の造語で「異なるものを混ぜる」という意味の「ちゃんぽん」から、またインドネシア語の「ごちゃ混ぜ」という意味の「チャンプル」からとたくさんの説があります。肉、魚介類、野菜が混ざって栄養たっぷりのちゃんぽん麺を残さず食べましょう。
5月25日の給食
カレーライス
牛乳
フルーツポンチ
今日は人気メニューのフルーツポンチのお話です。「ポンチ」とはもとは英語の「パンチ」がなまったものですが、そのさらにもとの言葉はインドのサンスクリット語の「パーンチ」です。なんとカレー発祥の地インドがルーツなのです。ですから今日もカレーライスとセットでフルーツポンチが登場です。
昔、紅茶発祥の地でもあるインドで、紅茶の飲み方の一つに果物を入れた冷やした紅茶がありました。それがイギリスに伝わり、お酒や水、レモン水、砂糖などを混ぜ合わせた「パンチ」という飲み物になり、1600年には飲まれていたようです。日本では1923年に銀座のフルーツパーラーでお酒の入っていない、果物やシロップ、炭酸水などを入れたフルーツポンチが提供されています。田間宮小の今日のフルーツポンチにはパイン、夏みかん、黄桃、マスカットゼリー、ワイン味のこんにゃくゼリーが入っています。お味はいかがですか?
5月1日~2日の給食
5月1日の給食
こどもパン
牛乳
鶏肉のパプリカージュ
粉ふきいも
パスタスープ
今日は「パスタ」についてお話しします。パスタといえばイタリア料理を思い浮かべる人も多いと思います。細長いひものような形のスパゲティ、ペンの先のような形のペンネ、サラダやグラタンに使うマカロニ、ラザニアに使う板状のものなどをまとめてパスタといいます。パスタは「デュラム小麦」が原料になりますが、とても固い小麦のため「セモリナ(粗びき)」にして使います。弾力があり、茹でてもコシがあり形崩れしないのが特徴です。今日はファルファレマカロニをパスタスープにしました。ファルファレマカロニとは蝶ネクタイの形をしたパスタです。「ファルファレ」という言葉のイタリア語で「蝶々」を意味した言葉が由来です。野菜のうま味をたっぷり吸いこんだファルファレマカロニをおいしくいただきましょう。
5月2日の給食(こどもの日献立)
鶏五目ごはん
牛乳
かつおの甘辛揚げ
すまし汁
柏餅
今日はこどもの日献立です。5月5日のこどもの日には、男の子の成長を祝って、こいのぼりを飾ったり、菖蒲湯に入ったり、柏餅を食べたりといった風習が行われていると1200年以上前の本にも書かれています。
柏餅に使われている柏の葉は別名「ゆずり葉」ともいわれ、秋に葉が枯れても次の若葉が育つ春まで前の葉が落ちないことから子孫繁栄の縁起を担いでいます。またかつおには「勝つ魚」ということで武士の時代から縁起の良い魚とされていました。鰹は春になると太平洋を南から北に向かってのぼり、秋になると、北から南へ下る、季節によって移動する魚の代表です。4月から6月頃にとれる鰹は「初鰹」「上り鰹」といわれ、脂が少なくあっさりと食べられます。今日はでんぷんをつけて油で揚げた上り鰹を醬油のたれと和えました。みんなの身長も成績もどんどん上がるように今日の給食もよくかんで食べましょう。
5月7日~11日の給食
5月7日の給食
ごはん
牛乳
和風ハンバーグ
ポテトきんぴら
キャベツのみそ汁
今日は味噌汁にたっぷり入っている「キャベツ」のお話です。キャベツはアブラナの仲間の植物でヨーロッパから地中海あたりが原産です。野菜全体の中でもだいこんに次いで2番目に生産量の多いこのキャベツが日本へ入ってきたのは今から300年くらい前です。でも当時のキャベツは食用ではなく観賞用でした。キャベツは一年中作られていますが、大きく2つの種類に分けられます。一つは「冬キャベツ」と言われるキャベツです。葉と葉のすき間がなく、ギュッと詰まった重たいキャベツで、一般的にキャベツといえば、この冬キャベツのことです。もう一つは「春キャベツ」といわれるもので、3月から6月ころに出回るキャベツです。こちらは、葉と葉の隙間があるので、持つと軽く感じます。水分が多くて、甘味があるのが特徴です。キャベツには胃の働きを助ける栄養が含まれています。それは、他の野菜にはほとんどないビタミンU、別名キャベジンと呼ばれるものです。キャベジンという言葉聞いたことありますよね?そう、有名な胃薬の名前です。薬や栄養の名前になってしまうほどキャベツは体に良い野菜なのです。今日のみそ汁残したりできませんよね?
5月8日の給食
山菜うどん
牛乳
いんげんのごま炒め
抹茶蒸しパン
「茶摘み」という歌は「夏も近づく八十八夜~」という歌詞で始まります。これは昔の暦で新年、つまり今の暦の2月4日になってから八十八日目ということです。今年の八十八夜は5月2日でした。八十八夜に摘んだお茶は上等なものとされ、この日にお茶を飲むと長生きするともいわれていました。
そこで今日は埼玉の「抹茶」を使った蒸しパンです。埼玉のお茶は「狭山茶」という名前で全国に知られています。「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」とうたわれています。抹茶は蒸したお茶の葉を乾燥させ粉にしたものです。お茶には様々な細菌やウイルスを抑える「カテキン」という栄養が含まれていて、インフルエンザや食中毒菌、虫歯菌、胃潰瘍の原因のピロリ菌に対しても効果があるといわれています。中国では飲む野菜ともいわれています。抹茶と甘納豆は最強の組み合わせです。味わって食べましょう。
5月9日の給食
キムたくごはん
牛乳
きびなごのカリカリフライ
中華スープ
ハニーピーナッツ
今日は「キムタクごはん」についてお話します。この料理の名前の由来はなんでしょうか?(1)ある芸能人の名前から(2)材料の名前から(3)この料理を考えた人の名前から 正解は(2)材料の名前からです。料理をよく見れば簡単ですよね。キムチとたくあんを使っているのでこの名前が付きました。もともとは漬物の盛んな長野県の給食で、子供たちに漬物の良さをしってもらおうと考えられたものです。漬物はヨーグルトや納豆と同じく発酵食品とよばれるもので、漬物の酸っぱさのもとになっている乳酸菌がお腹の調子を整えてくれます。ピリ辛とコリコリを味わって食べてください。
5月10日の給食
ごはん
牛乳
さわらの西京焼き
にらともやしのおひたし
新じゃがの炒め煮
今日は「新じゃが」についてお話します。普通のじゃがいもとどう違うのでしょうか?新じゃがいもは冬に植えたじゃがいもを通常の収穫期である秋よりも早く収穫したもので、皮が薄くみずみずしい食感が特徴です。3月初めに九州から始まり、7月の北海道まで各地の新じゃがが出回ります。新じゃがの皮は、手でむけるくらい薄く、皮もおいしく食べられるのが特徴です。じゃがいもは、一年中、給食の献立に使われていますが、今日は特に新じゃがを味わうための献立です。パワーアップの野菜のにらとともによく味わっていただきましょう。
5月11日の給食
ツイストパン
牛乳
ポークビーンズ
イタリアンサラダ
「ポークビーンズ」は正式には「ポークアンドビーンズ」といい、白いんげん豆と豚肉をトマト味で煮込んだアメリカの家庭料理です。給食では白いんげん豆の代わりに大豆を使って作っています。問題です。大豆の別名は何でしょう?(1)肉の粒(2)大きい豆(3)畑の肉 正解は(3)畑の肉です。大豆には肉や魚と同じように体をつくるもとになるたんぱく質がたくさん含まれています。また、血液の中の悪い脂のコレステロールを減らす働きがあります。
エネルギーのもとになる働きのあるパン、からだの調子を整える働きのあるコールスローサラダとともに、三角食べというように交互に食べて、健康な体を手に入れましょう。もちろん牛乳もしっかり飲んでね。
4月23日~27日の給食
4月23日の給食
たまごパン
牛乳
マカロニのヒリヒリあえ
ごぼうサラダ
今日はサラダに入っている「ごぼう」のお話です。ごぼうはキク科の植物で、ヒマラヤや中国など中央アジアが原産です。日本へは今から1000年以上前に中国から漢方薬として伝わりました。これを品種改良して日本では野菜として食べるようになりました。今でも世界中でごぼうを野菜として食べているのは日本や韓国など限られた国だけのようです。昔は欧米人が「日本人は木の根を食べている」と驚いたとか・・・。
問題です。ごぼうにはおなかの掃除をしてくれるとても大切な栄養があります。それは何でしょう?(1)カルシウム(2)たんぱく質(3)食物繊維 答えは(3)食物繊維です。食物繊維の多い食品はよく噛んで食べるので、あごや歯を丈夫にしたり、脳の働きを活発にする効果があります。
4月24日の給食
ごはん(こうのとり伝説米)
牛乳
赤魚のねぎみそ焼き
五目煮豆
根菜汁
「根菜汁」には字のごとく根の部分を食べている植物を使っています。昨日の給食にも登場したごぼう、さらににんじん、だいこんも根の部分を食べています。里芋は・・・実は土の中にのびた茎「地下茎」が太った部分を食べています。
今日はもうひとつ「ごはん」のお話です。給食で使われている米はすべて鴻巣市産の「彩のかがやき」を使っています。白いごはんでも混ぜごはんやチャーハンの時も鴻巣の米を使っています。その中でも月に1回、農薬や化学肥料を減らして特別に栽培した彩のかがやきの「こうのとり伝説米」を使用します。今日のように白いごはんで登場しますので、よく味わって食べてください。
4月25日の給食
たけのこごはん
牛乳
五目厚焼きたまご
豆腐のみそ汁
清見オレンジ
今日はたけのこごはんです。たけのこはイネの仲間で春が旬の植物です。モウソウチク、ハチク、マダケなどの種類があり、竹林で栽培されます。日本では昔からたけのこを食べていますが、現在でもたけのこを食材としているのは日本料理と中国料理だけのようです。たけのこはあくが強いので、茹でてから使いますが、掘りたてを刺身で食べるのが最高のごちそうだそうです。たけのこにはおなかの調子を整える食物繊維がたくさん含まれています。よくかんで旬を味わってください。
4月26日の給食
ごま味うどん
牛乳
野菜いため
チーズ
問題です。チーズは何から作られているでしょうか?(1)魚(2)米(3)牛乳 答えは(3)牛乳です。では、これからチーズにまつわるアラビアの伝説をお教えしましょう。「むかしむかし、アラビアの商人が果てしなく広がる砂漠を横断する長旅に備え、新しい子羊の胃袋で作った水筒にヤギの乳を入れ、ラクダの背中にくくりつけ旅に出ました。当時、乳は「命の水」といわれるほど大切なものでした。暑い砂漠を歩き、疲れたので乳でのどを潤そうと水筒を開けました。するとそこにはヤギの乳はなく、白い塊と透明な液体になってしまっていました。商人は驚きました。でも、水の無い砂漠ではかけがえのない食料です。おそるおそる食べてみると・・・これがとてもおいしいのです。商人は白い塊を食べ、透明な液体を飲んで長旅をすることができました。商人はこれを家族や村の人に話し、それが次々と広まっていきました。」と。チーズは「人類が作ったもっとも古い食品」といわれるほど歴史が古く、今から8000年以上前の遺跡からチーズ作りの痕跡が残っています。問題です。牛乳からチーズになると骨や歯を強くするある栄養が6倍になります。その栄養は何でしょう?(1)ビタミンC(2)カルシウム(3)たんぱく質 答えは(2)カルシウムです。カルシウムには日本人に不足しがちな栄養で、骨や歯を丈夫にするだけでなく、イライラを解消したりする働きもあります。成長期のみなさんにとって、とても大切な栄養です。骨のことを考えたらチーズは残せないですよね?
4月27日の給食
ごはん
牛乳
チンジャオロウスー
えびだんごスープ
小魚アーモンド
チンジャオロウスーは日本でもすっかりおなじみとなった中国の代表的な料理です。中国では「チンジャオチャオロウスー」と言います。「チンジャオ」はピーマンのこと、「チャオ」は炒める、「ロウ」は肉、「スー」は糸、つまり細切りという意味です。つまり、チンジャオチャオロウスーは細く切ったピーマンと肉を炒めた料理のことです。中華料理屋では牛肉を使って「チンジャオニュウロウスー」と書かれていることもあります。
ピーマンという名前はフランス語で唐辛子という意味の「ピメント」に由来しています。英語では形からベルペッパーといいます。ペッパーというようにピーマンは唐辛子の仲間で、辛味成分であるカプサイシンが少ない唐辛子のことです。南アメリカ原産の辛い唐辛子がヨーロッパに伝わり長い年月をかけて甘く改良されていきました。
ピーマンが苦手という人も多いようですが・・・ピーマンには疲れをとったり、病気と闘う働きのあるビタミンAやビタミンCが多く含まれています。ピーマンを仲間外れにしないでくださいね。