カテゴリ:給食室から

5月15日~19日の給食

 

   5月15日の給食

 黒パン

 牛乳

 さばのトマトソースかけ

 ベジタブルスープ

 

 

 


 

   5月16日の給食

 肉丼

 牛乳

 利休汁

 夏みかん

 「利休汁」はすりごまの入った濃厚な味噌汁です。地域によってはねりごまを入れて利休汁を呼ぶ所もあります。名前の由来は、戦国時代に活躍したお茶で有名な千利休が、ごまを好んでよく料理に使っていたため利休汁と名付けられました。ごまはこんなに小さくてもとても栄養価が高く、鉄分やカルシウムを含みます。

 今日の果物には秘密があります。この夏みかんは田間宮小産です。ちょっと(かなり?)すっぱいですが、みなさんと一緒に田間宮小で育った夏みかんを味わって食べましょう。

 


 

   5月17日の給食

 キムたくごはん

 牛乳

 春巻

 ワンタンスープ

 今日は「キムタクごはん」についてお話します。この料理の名前の由来はなんでしょうか?料理をよく見れば簡単です。キムチとたくあんを使っているのでこの名前が付きました。ピリ辛とコリコリを味わってください。

 春巻は中華料理の中でも人気のあるメニューです。小麦粉で作った薄い皮で具を巻いて揚げたものです。もともと立春の頃お祝いとして新芽が出た野菜を具として巻いたところから「春の食材を巻く」「春巻」と名付けられました。英語でもそのまま「スプリングロール」とよばれます。今日の春巻の正式名称は「彩の国春巻」です。具の豚肉、小松菜、えのきたけが埼玉県産です。


 

   5月18日の給食

 バターロールパン

 牛乳

 スパゲティボンゴレ 

 豆サラダ

  「ボンゴレ」とはあさりやはまぐりなどを使ったイタリアのナポリの料理です。日本ではあさりを使ったスパゲティのことを一般的にボンゴレスパゲティといいます。イタリアではボンゴレスパゲティもソースによって名前が変わります。トマトを使った赤いの場合は「ボンゴレ・ロッソ」、バジルを使った緑の場合は「ボンゴレ・ベルテ」、イカ墨を使った黒いものは「ボンゴレ・ネロ」、そして今日の給食のように色のついていないものは「ボンゴレ・ビアンコ」といいます。イタリア語で「スパゲティ・アッレ・ボンゴレ・ビアンコ」とかっこよく注文してみてください。

 今日は、アサリについてお話しをします。冬から春にかけたこの時季、潮干狩りでよく獲れるうま味の多い貝がこのアサリです。アサリという名前は、魚介類を「漁る」からついたようです。アサリには貧血を防ぐ鉄分が多く含まれています。貧血とは血液の中の鉄分が足りなくなっておこる病気です。「いつも眠い」「なんとなくだるい」「すぐ疲れる」という人は鉄分が足りないと体が赤信号を出しているかもしれません。鉄分は体の中で作られない栄養素なので食事からしっかりとらなければなりません。しかも運動する人はさらに必要になります。運動会の練習も始まり、いつも以上に運動量が増えているみなさんには必要ですね。みなさんのスパゲティの中に、血液の宝になるアサリはいくつ入っていたでしょうか。


 

   5月19日の給食

 ごはん(こうのとり伝説米)

 牛乳

 あじの塩麹焼き

 切り昆布の煮物

 じゃがいもとたまねぎのみそ汁

  あじはマアジ、ムロアジ、シマアジなど50種類以上います。春から夏に北へ、秋から冬にかけて南へ回遊します。4月~7月頃になると浅瀬に来て産卵します。「あじ」は、味がよいから「あじ」とよぶことになった魚だといわれています。さばや、いわしなどにくらべると、脂肪がすくないので、くせがなく、さっぱりした味わいです。そして、魚の旨味成分の、「たんぱく質」が、魚の中でも特にたくさん含まれています。あじは、フライにしたり、塩焼きにしたり、おさしみで食べたり、いろいろな食べ方があります。今日は、「あじ」を、旨味を引き出してくれる魔法の調味料の塩麹に漬け込んだものを焼いた、「あじの塩麹焼き」です。