カテゴリ:給食室から

3月18日~20日の給食

 

   3月18日の給食

 カレーライス

 牛乳

 とんかつ

 フルーツポンチ

 今日の給食はいつものカレーの日の組み合わせにとんかつがついています。カツカレーにして食べてください。
カツカレーの発祥は昭和22年に銀座の洋食屋さんで某野球選手が「カレーライスにカツをのせてくれ」と頼んだ説や、さらにその30年前に浅草の洋食屋さんでごはんの上にキャベツとカツをのせてカレーをかけたものを提供していたという説、その他にも戦前にある市長さんがスポーツ仲間にカレーにとんかつをのせたものを「スポーツライス」としてふるまっていたという説があります。どちらにしてもカツカレーというのは日本独自のもののようです。カレーライスもとんかつも一般的になったのは幕末から明治時代で、この時代にアメリカやヨーロッパなどの外国から入ってきた料理を日本人に合うようにアレンジしたものを「洋食」といわれています。今ではあたりまえのようになったコロッケやオムライスなども洋食の一つとして広まっています。


 

   3月19日の給食

 コッペパン

 牛乳

 キャベツのペペロンチーノ

 たこナゲット

 ウインナーとレンズ豆のスープ

 今日は「ペペロンチーノ」のお話です。日本ではペペロンチーノといえばスパゲッティ料理がでてきますが、イタリアでは通じません。それは、ペペロンチーノとはイタリア語で「唐辛子」という意味だからです。イタリアでスパゲッティのペペロンチーノの正式な名前は「スパゲッティ・アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」です。アーリオはにんにく、オーリオはオリーブオイルのことです。この料理は本来このわずかな材料しか使われないシンプルなものです。シンプルな料理だからこそ、素材の質や料理人の腕が味に出ます。料理人のまかない料理などの腕試しなどで作られるものです。また、イタリアでは家庭で簡単に食べられるもの、(日本ではお茶漬けのようなもの)なので、本場イタリアではレストランなどで食べることはないそうです。
 今日の給食のペペロンチーノは春キャベツをたっぷり使っています。お味はいかかですか? 


 

   3月20日の給食

 赤飯

 牛乳

 セレクトメインディッシュ

 (えびフライ・チキン味噌カツ・マヨたまカツ)

 ほうれん草の磯香あえ

 すまし汁

 チョコケーキ

 今日はセレクトメインディッシュですね。みなさんは何を基準に選んだのでしょうか?えびフライ303人、チキンみそカツ212人、マヨたまハムカツ144人でした。
 今日は「赤飯」についてお話します。ご飯は「炊く」といいますが、赤飯の場合は「蒸す」といいます。小豆やささげと一緒に蒸すので、お米が赤くなるのです。赤い色はおめでたい色といわれ、赤飯はお祝いの際に食べられてきました。しかし、地方によって色々な食べ方があるようです。東北地方では砂糖をかけて甘い赤飯にするところもあるそうです。北海道では小豆ではなく、甘納豆を混ぜるそうです。今日で今年度の給食も最後です。みなさんの卒業、進級のお祝いの給食です。味わってみんなで楽しく食べましょう。

3月1日~8日の給食

 

   3月1日の給食

 ちらし寿司

 牛乳

 わかさぎフライ

 なばなのお浸し

 お祝いケーキ

  明後日、3月3日はひな祭りです。「桃の節句」ともよばれます。ひなまつりは、約1000年以上前の平安時代が起源と言われています。女の子の成長を祈って雛人形を飾り、ひし餅や桃の花を添えてお祝いをする日本の伝統的な行事です。私たちの住む鴻巣市は雛人形の町です。鴻巣市における人形制作は約380年の歴史があり、貴重な伝統工芸として現在に伝えられています。鴻巣市で毎年開催されるびっくりひな祭りでは、日本一高いひな壇が飾られています。
ひなまつりにはひし餅やひなあられが登場します。それぞれに使われている赤、白、緑の色にはいくつかの意味があります。赤は魔除け、白は清浄、緑は健康や長寿をあらわしているという説。他には、赤は桃の花、白は雪、緑は大地をあらわしている説もあります。春近い季節、残雪の下には緑の新芽が息吹き、見上げると桃の花が咲いている・・・そんなももの節句の季節の様子を表現しているようです。今日の給食は、ひなまつりのお祝いメニューとなっています。みなさんの家ではどんなひなまつりを過ごしますか?

 今日のお浸しには菜花を使っています。別名菜の花とも言われ、皆さんもよく知っている今の時期に咲く黄色い花です。今日はその菜の花のつぼみのところを茹でて使いました。菜の花にはカルシウム、鉄分、ビタミンが多く栄養たっぷりです。ほろ苦く、独特の香りがありますが、春の訪れを感じさせる季節の野菜としてよく食べられます。


 

   3月4日の給食

 ぶどうパン

 牛乳

 鮭チーズフライ

 海そうサラダ

 パスタスープ

 アセロラゼリー

 今日のパンはぶどうパンです。干したぶどうは別名レーズンと言われます。レーズンは原料のぶどうによって緑、黒、青、紫などに分けられます。問題です。生のぶどう1kgからできるレーズンの量はどのくらいでしょう?(1)200g(2)500g(3)800g   正解は(1)200gです。重さは5分の1になるのに、栄養は大幅にアップ!カリウムは5倍、カルシウムは10倍、鉄分はなんと23倍になります。レーズンの糖分は体に吸収されやすく、アメリカではクイックエネルギー(即効性のある栄養食品)としてスポーツの合間の栄養補給に利用されています。また、登山やマラソンなどの携帯食や緊急時の非常食にもなっています。こんなに栄養いっぱいなのに・・・まさかパンからレーズンをほじって残す人なんていないですよね?

 今日は6年生は卒業バイキング給食をしています。パンやおかず、デザートの種類もほかの学年より多くあります。食べたものは量や数を記録し、栄養計算をして栄養充足度を確認します。


 

   3月5日の給食

 ごはん(こうのとり伝説米)

 牛乳

 にしんの照り焼き

 大豆の磯煮

 いものこ汁

 いものこ汁は東北地方の郷土料理で秋から冬にかけてよく食べられます。いものことは里芋のことです。さといもを中心に地鶏やきのこ、山菜、野菜などを入れた具だくさんの体が温まる汁物です。
 「にしん」は30cmほどの細長い魚です。春になると産卵のため北海道沿岸に近づきます。そのため別名「春告魚」ともよばれています。春から初夏にかけてのにしんは脂がのっていて味もよくなっています。
日本では、江戸時代や明治時代から肥料として使われていました。にしんは冷たい水の地域を好む魚です。1920年頃までは富山県や秋田県でもとることができましたがその後青森まで北上し、今では北海道でわずかにとれるだけでほとんどがロシアやカナダからの輸入品になってしまいました。これも地球温暖化の影響でしょうか?乱獲のためでしょうか?問題です。にしんの卵は別名何と呼ばれるでしょうか?(1)かずのこ(2)いくら(3)たらこ(4)キャビア(5)からすみ   正解は(1)かずのこです。にしんは塩焼き、フライ、マリネ、昆布巻きなどとしても食べられます。今日は照り焼きにしました。


 

   3月6日の給食

 カレーピラフのホワイトソースかけ

 牛乳

 ブロッコリーサラダ

 小魚アーモンド

  今日はサラダに入っている「ブロッコリー」のお話です。旬は11月から3月です。埼玉県は深谷市、本庄市を中心に10月から5月頃まで収穫されます。埼玉県は収穫量が全国2位です。ブロッコリーはキャベツと同じアブラナ科の植物です。風邪予防に欠かせないビタミンCがレモンの2倍含まれていて、100g食べると(今日の給食のサラダを2回おかわりすると)、一日に必要なビタミンCをまかなえます。皮膚や粘膜の抵抗力を高めるカロテンと、日焼けやしみに効果のあるビタミンCを含んでいるので、お肌をつるつるにする美肌効果もあります。


 

   3月7日の給食

 たまごとじうどん

 牛乳

 味噌ポテト

 清見オレンジ

 みそポテトは埼玉県秩父地方の郷土料理です。本場の秩父で食べたことがある人はいますか?みそポテトは秩父地方の農家で、農作業の合間の軽食「小昼飯」として戦前から食べられていたものです。茹でたり、蒸したりした一口大のじゃがいもに衣をつけてホクホクに揚げて、甘辛いみそだれをかけて食べます。みそポテトは今でも秩父のおやつやおつまみとして定番です。 

 今日のくだものは「清見オレンジ」です。みかんと、オレンジをかけあわせて誕生した日本原産のくだものです。静岡県清水区にある農林水産省の果樹試験場で作り出されました。清見とは試験場の近くにある清見潟、清見寺に由来し1979年に命名されました。みかんの甘みと、オレンジのかおりを受け継いでいます。デコポン、ぽんかんと並び「平成の三大柑橘」とも呼ばれているそうです。2月から5月が一年で一番おいしく、みずみずしく、生で食べることが多いくだものです。ビタミンCが多く、ビタミンA、ビタミンEも含み、食物繊維も豊富です。風邪を防いだり、疲れをとったりする働きがあります。


 

   3月8日の給食

 ごはん

 牛乳

 マーボー豆腐

 中華スープ

 わたしたちのまわりには、中国から伝わってきた野菜がいっぱいあります。まるで日本の代表野菜のような「だいこん」や「はくさい」も遠い昔中国からやってきました。今日はスープに使われているチンゲンサイのお話です。
 チンゲンサイはアブラナ科の中国野菜で、キャベツやブロッコリーなどと同じ仲間です。葉は緑色、茎はうすい緑色をしています。やわらかくてシャキシャキした歯ごたえが特徴です。カロテンやビタミンCが多く風邪予防に効果があります。スープ、おひたし、炒め物、煮物にとどんな料理にもあいます。体調の悪い人、風邪に負けそうな人、疲れている人はぜひたくさん食べてほしい野菜です。 

 

2月18日~22日の給食

 

   2月18日の給食

 食パン

 牛乳

 チリコンカン

 グリーンサラダ

 フルーツクリーム

 今日はクラスでフルーツとクリームを混ぜてフルーツクリームにしてください。食パンはフルーツクリームサンドにするか、チリコンカンを挟んで食べてもいいですよ。
 今日はチリコンカンのお話です。チリコンカンはアメリカの料理で、テキサス州の料理に指定されています。名前はスペイン語で「肉入り唐辛子」という意味です。ひき肉と玉ねぎを炒め、トマトやチリパウダー、いんげん豆を加えて煮込んで作ります。クラッカーやチーズを加える作り方もあります。昔、肉が手に入りにくかった時代にトマトや豆で量を増やしたのが始まりだそうです。給食では豚肉を使いますが、牛肉や鶏肉、七面鳥の肉を使うこともあるそうです。また、ピリッと辛い唐辛子ではなく、シナモンの香りをつけることもあります。
 さあ、みなさんの今日の給食は食パンにフルーツクリームを挟みますか?それともチリコンカンを挟みますか?


 

   2月19日の給食

 ごはん

 牛乳

 ぎょうざ

 青菜炒め

 スンドゥブ

 スンドゥブは今ではすっかり日本でもおなじみになった韓国料理です。お隣の国の韓国は日本と同じように米が主食です。それに肉料理や魚料理、野菜料理がたくさんあり、栄養バランスの取れた食事が特徴です。また、辛い料理も有名です。辛さの素は唐辛子を生のままや粉状にして使ったりします。その他にもねぎやにんにく、しょうがといった香りの強い野菜を多く使うのも特徴です。特ににんにくの消費量は多く、韓国料理がスタミナ料理といわれる理由のひとつになっています。
 スンドゥブの正式名は「スンドゥブチゲ」です。スンドゥブとは豆腐のことでチゲは鍋という意味です。つまりスンドゥブチゲとは豆腐を使った鍋料理ということです。鍋にあさりやしじみを敷き、豆腐、肉、野菜、コチュジャンや唐辛子、ごま油、にんにくなどのスープで煮て、最後に生卵を落とします。残ったスープにごはんを入れて食べてもおいしいです。とても体が温まる料理です。


 

   2月20日の給食

 ひじきごはん

 牛乳

 さわらの幽庵焼き

 ほうれんそうのお浸し

 かぶの味噌汁

 6年生作成献立第3弾、6の1Kさんの献立です。考えた理由は「2月が旬のかぶ、さわら、ほうれんそうを取り入れました。主食となるごはんには、具がたくさん入っているので、食感も楽しめます。かぶの味噌汁には、料理名の通り、かぶを主役として入れました。かぶには根にも歯にも、体の調子を整えることに必要な栄養のビタミンがたくさん含まrているからです。かぶは上から下まで全体に栄養があるのでたくさんビタミンをとることができます。寒い2月でもかぶからビタミンをとり、体調を崩さないようにできます。栄養がとれて、旬の食べ物があって、食べていて楽しい給食になるようにしました。」とのことです。


 

   2月21日の給食

 タンメン

 牛乳

 キャラメルポテト

 セレクトゼリー

  今日のラーメンは「タンメン」です。ラーメンはもともと中国から伝わった料理ですが、今ではラーメンと言えば日本の麺料理と思われるほど日本独特の進化をし、世界に広まっています。タンメンも中国では単なる「スープ麺」というものですが、日本では茹でた中華麺に炒めた肉や野菜をのせた塩味の麺料理として広まっています。今日の給食のタンメンには何種類の具が入っているでしょうか?(1)5種類(2)6種類(3)7種類  正解は(3)7種類です。豚肉、にんじん、にら、キャベツ、もやし、干し椎茸、ねぎが入っています。香りづけ、風味づけににんにくとごまを入れてあります。みつけながら食べてみましょう。
 今日はリクエスト給食です。ストロベリーゼリー307人、アップルゼリー207人、ブルーベリーゼリー144人でした。今回は全部フルーツのゼリー、しかも重さも一緒です。今日はみなさんの好みがよくわかりました。


 

   2月22日の給食

 ごはん

 手巻き寿司(のり・スティック卵焼き・焼肉・たくあん)

 五目汁

 ぽんかん

 2月6日は「のりの日」でした。のりは、ぬるぬるするという意味の「ぬら」から「のり」というようになったと言われています。ビタミンAやカルシウム、鉄分、ビタミンC、Eといった毎日とりたい栄養をとることができます。のりには表と裏があることを知っていますか?ツルツルした面が表で、ザラザラしている面が裏です。手巻き寿司を作るときは、ザラザラした面にごはんをのせて巻くと、きれいにできますよ。今日は酢飯ではなくふつうのごはんですが、節分の恵方巻ができなかった人は、今日の手巻き寿司でやってみましょう。今年の恵方は「東北東」です。そちらをむいて笑顔で無言で食べましょう。のりは6枚あるのでごはんとおかずの配分を考えながら食べてください。

 今日は「ぽんかん」についてお話します。ぽんかんはみかんより少し大きく、頭が「ぽこっ」と飛び出しています。インドが原産の果物で、「ぽん」はインドの都市の名前からきているといわれています。中国南部や台湾で多く栽培され、日本では鹿児島や高知が有名です。
 みかんよりも香りや甘みが強く酸味が少ないのが特徴です。みかんやレモンと同じように柑橘系のくだものなのに、加熱するととても苦くなってしまうのでほかのもののようにジャムやジュースに加工できません。生で食べるのがおいしいくだものです。ぽんかんは12月に収穫され、その後しばらく貯蔵することによって皮の水分をとばし、味をマイルドにするそうです。 産地では食べごろになったものから順に出荷していくので、旬は12月から3月にかけてになります。ビタミンCが多いのでばい菌とたたかってくれます。インフルエンザに負けないためにもしっかり食べましょう。   

2月25日~28日の給食

 

   2月25日の給食

 ナン

 牛乳

 カレーミート

 フルーツナタデココ

 みなさんが大好きなカレーがどこの国の料理か知っていますか?カレーはもともと「カリ」と呼ばれるインドの料理がイギリスへ伝わったものです。日本へは今から100年以上前に伝わりました。そこで今日はいつもより本格的にインド料理らしく食べようとナンを登場させました。ナンは「インドのパン」と言われ、インド、パキスタン、イランなど中央アジアで広く食べられています。もともとは焼き菓子全体をさすペルシャ語が名前の由来といわれています。小麦粉をヨーグルトと牛乳でのばし、タンドールという土窯の内側にはりつけてふんわり焼き上げるため、表面はでこぼこしてところどころにふくらんだ焦げがあるのが特徴です。さらに伝統的な「ギー」というヤギの脂を薄く塗るそうです。今日はナンをちぎってカレーミートをつけながら食べてください。


 

   2月26日の給食

 ごはん

 牛乳

 ハタハタのから揚げ

 おでん

 はくさいのごま和え

 今日は「おでん」についてお話します。「おでん」とはもともと「田楽」と呼ばれるくしを通した焼き豆腐に味噌を塗ったものが最初で、江戸時代中期にこんにゃくの田楽も食べられるようになりました。その後、こんにゃくを焼かずに煮込むようにようになり、やがて野菜なども一緒に煮込む今のおでんになりました。関東から広まったので、関西では、「関東煮」または「関東炊き」というそうです。関東のおでんは昆布や鰹節のだしを使った濃い目の醤油味、関西では鶏ガラスープを使った薄味です。材料も関西ではたこや鶏肉、クジラなども入れます。おでんは煮ながら食べるのがいちばんで、溶き辛子を添えます。 寒い季節、熱々のおでんをふうふういいながら食べると、体も心もをポカポカに温まりますね。


 

   2月27日の給食

 黒パン

 牛乳

 焼きうどん

 いかナゲット

 海そうサラダ

 問題です。いかの足は何本でしょうか?(1)8本(2)9本(3)10本   正解は(3)10本です。いかは一度獲物を捕られたら離しません。また、いかは海の中で泳いでいるときは透明な体ですが、水から揚げられて、時間が経ち、茹でると白くなります。低脂肪、高たんぱく質で肥満や高脂血症などの心配がある人にはおすすめのヘルシー食品です。くせのない食材なので刺身、照り焼き、天ぷら、煮つけ、塩辛などどんな料理にもなります。きっとみなさんもいかは大好きでしょう。今日はいかを刻んで、ナゲットになって登場です。かわいいいかの形になっています。歯ごたえのあるいかをよく噛むことであごも鍛えられ、頭の働きがよくなりますよ。いかの形をあごと歯のためによく噛んで食べましょう。


 

   2月28日の給食

 ごはん

 牛乳

 おろしハンバーグ

 切り干しだいこんの煮物

 だいこんとこまつなの味噌汁

 今日は6年生作成献立第4弾、6の2Oさんの献立です。考えた理由は「和風献立で彩りを考えて作りました。みんなが大好きなハンバーグを和風の味付けにし、ごはんと一緒に食べられるようにしました。小松菜とだいこんはみそ汁の具としてたくさんの人が入れるので、いつもの味としてこの2つを具に選びました。ごはんは和風な味付けのものととても相性が良く、日本人にしかわからないおいしさなので選びました。だいこんおろし、切り干しだいこん、そのまま使うという3パターンで選んだのにもわけがあり、大根おろしはさっぱりしていて、切り干しだいこんは栄養価が高く、体にも良い、そのままでも、血液をさらさらにしたり、のどに効いたり、殺菌作用があって、この時期にぴったりだという良さがあります。」とのことです。Oさんの思いのつまった給食を味わって食べましょう。

2月12日~15日の給食

 

   2月12日の給食

 ごはん

 牛乳

 炒りどり

 せんべい汁

 お魚ふりかけ

 今日は6年生作成献立第2弾、6の3Mさんの献立です。考えた理由は「ビタミンや無機質を多く含む野菜を取り入れた献立にしました。また、野菜だけにならないようにカルシウムを多く含む小魚ふりかけも入れ、おいしく楽しめる食事にできるようにしました。せんべい汁は青森県八戸市周辺の郷土料理で、炒りどりは九州北部筑前地方の郷土料理で、がめ煮とも言われています。」とのことです。


 

   2月13日の給食

 きなこ揚げパン

 牛乳

 茎わかめサラダ

 パスタスープ

 チーズ

  今日はみなさんが大好きな揚げパン!なぜ今日の揚げパンはきなこなのでしょうか?問題です。きなこは何からできているでしょうか?(1)きなこはきなこ(2)黄色い小麦(3)大豆   正解は簡単ですよね(3)大豆です。きなこは、大豆を煎った後に挽いて粉にした食品です。風味豊かで、良質のたんぱくしつや脂質、ビタミンB1、B2に富む栄養満点の食品です。黄色系の大豆を原料とした黄色のきなこと、緑色系の大豆を用いた淡緑色の青きなこがあります。青きなこは、うぐいす粉ともよばれます。きなこは、餅にからめたり、和菓子の材料として用いられます。2月は節分がありましたよね。豆まきに大豆を使いましたよね。なので今日も大豆を使ったきなこ揚げパンにしました。栄養いっぱいのきなこをきれいに食べてください。


 

   2月14日の給食

 コスタリカライス

 牛乳

 ハートコロッケ

 ブロッコリーサラダ

 チョコプリン

 今日は「コスタリカライス」についてお話します。「コスタリカ」とは地球の反対側の南米の小さな国の名前です。コスタリカには「コスタリカライス」という料理はありません。これはコスタリカの家庭料理を給食風にアレンジしたものです。コスタリカでは豆やバナナをよく食材に使います。暖かい国なのでカレー粉や唐辛子などの香辛料もよく使います。そこで大豆や鶏肉3色のピーマンをケチャップとカレー粉で煮込みました。大豆は筋肉など体をつくるもとになり、辛味は食欲を増進させ、余分な脂肪を燃やす働きがあります。残さず食べて無駄な脂肪の無い筋肉たっぷりの燃える体にしましょう。
 今日はバレンタインデーなのでハートがいっぱいです。コロッケもハート型、そしてコスタリカライスの中にもハート型の赤パプリカと黄パプリカが入っています。650人中40人に届いているはずです。さらに今日は田間宮小の給食には特別にチョコプリンがついています。給食には調理員さんたちの愛情がたくさん入っています。みなさんから調理員さんへの愛情の返し方はなんでしょうか?

(ハートのコロッケは「割って食べると失恋しちゃう」と丸ごと食べようとする女子もいれば、「食べきれない、残したい」と最初から容赦なく真っ二つにする低学年もいました)


 

   2月15日の給食

 チャーハン

 牛乳

 かに玉

 ワンタンスープ

 ハニーピーナッツ

 今日はチャーハンのお話です。チャーハンは白いごはんをさまざまな具と一緒に油で炒めた中華料理です。日本でも、工夫次第でさまざまな食材を利用できることや、冷蔵庫の残り物を処分でき、また短時間に手軽に簡単にできるという理由から、家庭料理としてもチャーハンの人気は高く、家庭によって具や味付けが違い、おふくろの味ともなっています。好きな人も多いことから、冷凍食品やインスタント食品も多く出回っています。
 チャーハンは米文化のどこの国でも似た料理があります。日本では焼き飯、炒めごはんとも呼ばれ、韓国のポックムパプ、タイのカオパット、インドネシアのナシゴレンもチャーハンと似た料理です。国によっても具や味付けに特徴があります。チャーハンと似た料理にピラフがありますが、その違いは・・・また今度にしましょう。今日のチャーハンには定番のにんじん、ねぎ、干し椎茸のほかにチャーシュー、えび、たけのこ、さらに枝豆も入っています。