カテゴリ:給食室から
7月16日~17日の給食
7月16日の給食
トマトカレーライス
牛乳
フルーツポンチ
今日は鴻巣の給食初登場のトマトカレーライスです。これはお隣の北本市が2011年に北本のご当地グルメ開発コンテストで優秀賞になり、その年の第9回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦で見事優勝し、その後何年にもわたりB級グルメ大会やカレー大会で上位に入っているものです。
今日はその北本カレーの元祖のレシピで、鴻巣の農家の方に協力してもらい鴻巣のトマトと鴻巣の玉ねぎをたっぷり使ってカレールウを作りました。この時季旬を迎える栄養たっぷりのトマトを食べて、暑さに負けない体づくりをしましょう。
7月17日の給食
キャロットピラフ
セレクトドリンク
オムレツ
白いんげん豆のクリームスープ
レモンソーダゼリー
今日で、1学期の給食は終わりです。今日の飲み物はセレクトドリンクです。コーヒー牛乳356人、りんごジュース248人、牛乳38人が選んでいました。「給食にはやっぱり牛乳!」派も健在です。デザートはレモンソーダゼリーです。さっぱりの中にシュワシュワを感じますか?
もうすぐ夏休みです。夏休みを楽しく元気に過ごすためには、規則正しい食生活と栄養バランスのよい食事を続けることが大切です。1日3食(朝食・昼食・夕食)をしっかり食べ、早寝・早起きをして、元気に夏休みを過ごしてください。
2学期にまたモリモリ食べる元気なみなさんとお会いしたいですね。
7月8日~12日の給食
7月8日の給食
バターロールパン
牛乳
スパゲッティナポリタン
チキンナゲット
グリーンサラダ
今日はみなさんの大好きなスパゲティ。みなさんはスパゲティというと何味を思い浮かべますか?カルボナーラ?ペペロンチーノ?明太子?忘れてならないのがナポリタンです。ふた昔前までは日本ではスパゲティというとナポリタンという人が多かったようです。
ナポリタンとはスパゲティをトマトソースやケチャップでからめ、パルメザンチーズをかけたものです。具はピーマンやソーセージが一般的です。しかしナポリタンという種類のスパゲティはスパゲティの本場イタリアにはないそうです。ナポリタンという名前は、イタリアではトマトが多くとれるので首都のナポリの名前をとって「ナポリ風」ということでナポリタンと名付けたようで、日本独自のスパゲティになっています。関西では「イタリアン」ともよばれています。
7月9日の給食
じゅうしい
牛乳
いかの竜田揚げ
ゴーヤーチャンプルー
「じゅうしい」とは沖縄県の郷土料理で、炊き込みごはんや雑炊などのごはん料理のことをいいます。沖縄では今日の給食のような炊き込みご飯のことは、かたいごはんということで「くふぁじゅうしい」、雑炊などのやわらかいごはんを「やふぁらじゅうしい」というそうです。
じゅうしいにはだし汁や具に豚肉、豚の脂を使うのが特徴です。沖縄は中国や台湾に近いので、料理も中国料理の影響を受けたものが多いです。また、沖縄は江戸時代の頃から、サトウキビの栽培が盛んで黒砂糖の生産が島の産業でした。そして北海道からは昆布を、鹿児島からは鰹節を取り寄せ、黒砂糖と交換していたそうです。今でも、昆布や鰹節は沖縄料理には欠かせない食材となっています。
7月10日の給食
ごはん
牛乳
マーボーなす
チンゲンサイのスープ
ハニーピーナッツ
なすは英語で「エッグプラント(卵植物)、といいます。きっとその丸い形から名づけられたのでしょう。なすはいろいろな種類がありますが、九州などのあたたかい地域では「長なす」、東北などの寒い地域では「丸なす」や「小なす」が栽培されています。なすは7月から9月が旬です。夏野菜には体を冷やす作用がありますが、その中でもなすは特に効果があり、暑さ負けしそうな時や体のほてりやのぼせがあるときに食べると効果があるといわれています。なすは他の野菜に比べてビタミン類はあまり多くありませんが、なすの紫の色素の「ナスニン」にはガンの予防や老化防止に効果があるポリフェノールが含まれています。なすは油との相性が良く、和食、洋食、中華のどんな料理にも合います。今日は疲れをとる働きのあるビタミンB1の多い豚肉と元気を出す働きのあるにんにくやしょうが、豆板醤で味にアクセントをつけた「マーボーなす」にしました。実はこのマーボーなすという料理は日本独自のものです。マーボー豆腐と同じように昭和40年代に某料理番組で四川料理を日本人に合うように考えられた料理です。
7月11日の給食
天ぷらうどん
牛乳
もずくとさつまいもの天ぷら
大玉すいか
今日は「すいか」についてお話します。すいかは漢字で「西瓜」と書きます。なぜ「西」という漢字が使われているかというと、「すいか」はシルクロードをとおって、西のほうから中国に伝えられたからだといわれているからです。歴史的にすいかは4000年以上前にはエジプトで栽培されていたようで、日本には中国からおよそ400年前に伝わりました。「瓜」という漢字が使われている理由は、すいかが瓜の仲間だからです。すいかは本来、瓜なので野菜ですが、一般的にはくだものとして扱われています。品種改良が盛んで、大きさ(大玉、小玉)や形(丸型、ラグビーボール型)、果肉の色(赤、黄)の違いなどさまざまです。
問題です。牛乳とすいかではどちらが水分が多いでしょうか?(1)ほぼ同じ(2)牛乳(3)すいか 正解は(3)すいかです。すいかは96%が水分です。牛乳は88%が水分で残りは脂肪やたんぱく質、カルシウムなどです。すいかは別名「水瓜」ともいわれ、暑さをしのぎ、のどの渇きを潤してくれます。
みんなの西瓜を食べている様子を見ると、頬張って口のまわりだけでなく服まで真っ赤にして食べている子、スプーンでお上品に食べている子、先だけ食べる子、白いところギリギリまで食べている子・・・さまざまでした。
7月12日の給食
たまごパン
牛乳
ホキのこんがり焼き
粉ふきいも
ズッキーニのトマトスープ
今日はスープに入っている「ズッキーニ」のお話です。ズッキーニという野菜を知っていますか?形や色はきゅうりにとてもよく似ていますが、太さはきゅうりの2~3倍。しかしその正体は・・・実はかぼちゃの仲間のペポカボチャを熟す前にとったものです。日本では、あまり食べることのない野菜ですが、他のかぼちゃに比べて水分が多く、甘味がないため、フランスやイタリアなどの西洋料理では煮込みや炒め物、フライ、サラダなどいろいろな料理に登場します。では、ズッキーニの旬は夏です。日焼けから肌を守るビタミンAや疲れをとるビタミンCがたっぷり含まれています。この季節にはぴったりですね。やはり旬のものを食べるということは体にいいのです。今日のスープには他にも夏が旬の野菜があります。それはどれでしょうか?(1)なす(2)ピーマン(3)トマト 正解はなす、ピーマン、トマト全部です。夏野菜がたっぷり入ったスープをしっかり飲んで暑さに負けないようにしましょう。
7月1日~5日の給食
7月1日の給食
キムたくごはん
牛乳
焼きぎょうざ
わかめスープ
冷凍みかん
今日は4年生のリクエスト給食です。主食部門1位のキムタクごはん、主菜部門1位の餃子、汁物部門2位のわかめスープ、デザート部門1位の冷凍みかんを組み合わせになりました。他に人気があったメニューは、ごはん、チャーハン、きつねうどん、ハンバーグ、たこナゲット、ボイルブロッコリー、コーンポテト、コーンクリームスープ、豆腐のみそ汁などでした。もうすぐ2年生に調査をします。2年生は献立表をよく見て料理の名前をチャックしておいてください。
今日は「キムタクごはん」についてお話します。この料理の名前の由来はなんでしょうか?(1)ある芸能人の名前から(2)材料の名前から(3)この料理を考えた人の名前から 正解は(2)材料の名前からです。料理をよく見れば簡単ですよね。キムチとたくあんを使っているのでこの名前が付きました。もともとは漬物の盛んな長野県の給食で、子供たちの漬物離れを心配して考えられたものです。漬物はヨーグルトや納豆と同じく発酵食品とよばれるもので、漬物の酸っぱさのもとになっている乳酸菌がお腹の調子を整えてくれます。ピリ辛とコリコリを味わって食べてください。
7月2日の給食
ごはん
牛乳
あじのスタミナ焼き
いんげんともやしのごま炒め
なすのみそ汁
今日はもやしといっしょに炒めものに入っている「インゲン」についてお話します。インゲンの正式名は「インゲンマメ」の緑色の若いさやの「さやいんげん」のことです。インゲンという名前の由来は江戸時代に日本にこの野菜を伝えたのが隠元和尚と言われているからです。さやいんげんにはビタミンB1、B2、B6などがバランスよく含まれています。ビタミンB群は単体でとるよりもいくつか組み合わさっている方が働きが高まります。数種類のビタミンBがとれることがさやいんげんのいいところです。ビタミンB1はごはんやじゃがいもなどの糖質をエネルギーに変え、疲れをとる働きがあります。気温の変化についていけず、疲れている人にはぜひしっかり食べてほしい野菜です。
7月3日の給食
はちみつパン
牛乳
ポークビーンズ
コールスローサラダ
今日はパンに練りこんである「はちみつ」のお話です。「はちみつ」はミツバチが植物の花から蜜をとって巣に持ち帰り、蓄え熟成させたものです。そのおすそわけをわたしたちはいただいています。人類最古の甘味料です。はちみつは蜜を取ってきた植物によって味、色、香り、栄養などに違いがあります。花の種類だけはちみつの種類があるというわけです。3300年前のピラミッドから発見された蜜つぼには全く腐っていないはちみつが入っていたそうです。これははちみつの持つ強力な長期保存を証明しました。
働き者のミツバチ1匹が一生かかって集められるはちみつはスプーン1杯分といわれています。今日のみなさんのパン1人分には、ちょうど働き者のミツバチ1匹が一生かかって集めた分のはちみつが入っています。
はちみつには糖分のほかに、脂肪をエネルギーに変えるビタミンB、風邪予防に効果があるビタミンCが含まれています。中国でははちみつは不老長寿の漢方薬として多くの薬に使われています。甘~い薬を食べて病気に負けない体を作りましょう。
7月4日の給食
海鮮ピリ辛ラーメン
牛乳
ししゃもの甘酢あんかけ
ゆでとうもろこし
「とうもろこし」はイネ科の植物で、原産地はメキシコ、ボリビアなどのアメリカ大陸です。15世紀にコロンブスがキューバよりスペインに持ち帰り、急速に世界各地に広まりました。日本へは1579年にポルトガル人が長崎に伝えたのが最初です。そのためポルトガル人を表す「南蛮」という言葉を使い、とうもろこしは「南蛮黍」ともよばれています。とうもろこしのてっぺんにあるふさふさとしたススキの穂のような部分がおしべで、とうもろこしの実についている「ヒゲ」がめしべです。つまりヒゲがいっぱいあるものが実がいっぱいあるということです。そしてヒゲが茶色くなっているものが実が熟しているということなので買うときの参考にしてください。とうもろこしは、炭水化物を主として、ビタミンB1、B2、Eなどのビタミン群や食物繊維そして、カルシウムなどをバランスよく含んでいる栄養豊富な食品です。とうもろこしを主食にしている国もたくさんあります。便秘や動脈硬化を予防する働きがあります。とうもろこしのヒゲを煎じて毎日飲むとむくみがとれるといわれています。
今日は1時間目に2年生が全校分のとうもろこしの皮むきを手伝ってくれました。みなさんありがとうございました。
7月5日の給食
ごはん(こうのとり伝説米)
牛乳
星型ポークメンチカツ
にらともやしのおひたし
七夕汁
今日は七夕の前々日です。そこで給食に七夕バージョンです。星型のメンチカツ、そして黒っぽいスープが夜空をあらわし、そうめんが天の川をあらわし、その中をおくらの緑の星とお麩の白い星、さらにはにんじんの星が浮かんでいます。にんじん星は全部で60個。星型にんじんが入っていた人は大吉、星型にくり抜かれたにんじんが入っていた人は中吉です。
七夕には願い事を短冊に書いて笹の葉につるすと願いがかなうと言われています。給食では短冊を飾ることはできませんがみなさんの健康を願って作っています。7日に天の川を見ることができたら、お願い事をしてみましょう。給食室からの願いは「みんなが給食を残さず食べて、健康な体になってくれますように・・・」かな。この願いはかなうでしょうか?
6月24日~28日の給食
6月24日の給食
ごはん
牛乳
赤魚のねぎみそ焼き
大豆の磯煮
厚揚げときのこのすまし汁
今日のような食事の組み合わせを「和食」といいます。平成25年12月に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを知っていますか?和食が選ばれた理由は(1)海や山などたくさんの食材を使うこと(2)主食と汁物に3つのおかずを組み合わせる「一汁三菜」で栄養バランスがよく、だしなどでうま味を上手に使うこと(3)季節に合わせて食材やもりつけも変わること(4)正月やひなまつりなど年中行事に合わせた食事があるということです。和食の素晴らしさが世界で認められたということです。和食には他にも食器の置き方にも決まりがあります。ごはんは左にありますか?すまし汁は右側にありますか?お皿は真ん中です。もりつけ表とともに確認しましょう。
6月25日の給食
肉汁うどん
牛乳
みそポテト
小玉すいか
みそポテトは埼玉県秩父地方の郷土料理です。本場の秩父で食べたことがある人はいますか?みそポテトは秩父地方の農家で、農作業の合間の軽食を「小昼飯(こぢゅうはん)」とよばれ、戦前から食べられていたものです。茹でたり、蒸したりした一口大のじゃがいもに衣をつけてホクホクに揚げて、甘辛いみそだれをかけて食べます。じゃがいもを使って簡単にできる味噌ポテトは今でも秩父地方のおやつやおつまみとして定番です。みなさんじゃがいも料理は好きですか?郷土料理を味わって食べてください。
6月26日の給食
枝豆じゃこごはん
牛乳
だし巻きたまご
鋳物汁
アーモンド
今日は「いもの汁」についてお話します。いもの汁は埼玉県の南部にある川口市で生まれた郷土料理です。いもの汁は「さつまいもやじゃがいも」などのイモが入った料理のことではありません。名前の由来は川口市にたくさんあった鉄製品を作る工場からつけられました。鉄を溶かして作る製品のことを「鋳物」と呼び、ここから名前がつきました。暑い中力仕事をしている職人たちが栄養を補うために食べられていました。作り方は豆腐を油で炒めたところに、煮干しでとってだしを加えます。だし汁を加えると油が浮いてきます。さらにカルシウムのもとになる煮干し粉を使い、エネルギーをとるために最後にごま油を入れます。この煮えている油が溶かした鉄を想像させるので、この名前がつきました。
6月27日の給食
カレーライス
牛乳
フルーツポンチ
今日は「アロエ」についてお話します。アロエはみつかりましたか?フルーツポンチの中に半透明で黄色っぽい筋のあるものがアロエです。こんにゃくゼリーやマスカットゼリーも入っているので間違えないでください。
みなさんはアロエという植物を見たことはありますか?アロエはサボテンの仲間で、とげとげした厚みのある葉をしています。昔から「医者いらず」といわれ、葉の皮をむいた白い部分は軽いやけどに効くといわれ、アロエの汁を飲むと胃炎や便秘が治ると言われています。葉の内側の白い部分は、腸内の善玉菌を活発にし、免疫力をアップする効果があります。胃や腸を健康にする働きがあります。なかなか家では食べることができない食品です。よくかんで味わって食べましょう。
6月28日の給食
黒パン
牛乳
とり肉とカシューナッツの炒め物
ワンタンスープ
ワンタンは餃子に作り方が似ている中国料理です。細かく刻んだ肉や野菜を小麦粉を練って薄く伸ばした皮で包み、鶏ガラのスープに入れたものです。餃子を作るときは、皮でしっかり包む必要がありますが、ワンタンは皮を折りたたむだけで作ることができます。
ワンタンは中国の標準的な広東語で「ホェントゥン」といい、中国の各地方の方言では「ウンドン」「ホエトエ」と発音します。このことから、中国のワンタンが日本に伝わり、「うどん」や「ほうとう」になったとも言われています。ワンタンは漢字で「雲呑」と書きます。漂っている様子が雲に似ているからでしょう。学校のワンタンは中身がなく皮だけで、スープに浮いているワンタンはチュルンと口に入るのでヤケドしないように注意してください。
6月17日~21日の給食
6月17日の給食
とり五目ごはん
牛乳
いわしの梅煮
キャベツの浅漬け
豚汁
今日のいわしは梅干しと砂糖、醤油に漬け込んで煮ました。骨までやわらかくなっています。
梅は2月から4月に花が咲き、6月から7月頃にかけて熟した実を収穫します。この時季に降る雨を「梅雨」と書いて「ばいう、つゆ」と読むのも梅の収穫時期と重なるからともいわれています。
梅は実が熟しても甘くならず、強い酸味が特徴の果物です。生の青梅をそのまま食べると猛毒ですが、梅干しや梅酒、梅ジュース、ジャムなどに加工すると程よい酸味でおいしく食べられます。梅干しには殺菌効果があるため、食べ物を腐りにくくする働きがあります。お弁当のご飯のまん中に梅干しを入れるとごはんが傷みにくくなるということで、「日の丸弁当」は昔から親しまれてきました。また、梅干しの酸味には疲れをとる働きもあります。よく味わって食べてください。
6月18日の給食
ちゃんぽん麺
牛乳
ひじきの中華炒め
メロン
「メロン」の名前の由来は、ギリシャ語の「メロペポン」だといわれています。「メロ」はりんご、「ペポン」は瓜という意味です。日本には、今から150年くらい前に伝わりました。
メロンには表面に網目があるものと、表面がつるっとしたものの分け方と、果肉がオレンジ色のもの、グリーンのもの、ホワイトのものの分け方があります。今、日本で食べられるメロンには、いろいろな種類があり、代表的なものは「マスクメロン」「アンデスメロン」「プリンスメロン」などです。今日のメロンは「アンデスメロン」です。では、アンデスメロンの名前の由来は何でしょう。(1)安心ですメロン(2)アンデス山脈が発祥(3)アンテナみたいなつるだから 正解は(1)安心ですメロンです。このアンデスメロンは日本で品種改良してできたもので、高級マスクメロンよりも値段は安いが味は同じくらいおいしいということで、農家が「安心して作れて」、消費者が「安心して買える」ということから「安心でメロン」を略して名前がつきました。メロンは、主な成分は、「糖質」です。メロンの糖質は、素早く体に吸収されて、エネルギーになります。また、たんぱく質を体の中で効率よく使えるようにする成分も含まれているので、食後のデザートに食べると、夏バテ防止によいといわれています。
6月19日の給食
ツイストパン
牛乳
ホキのピザ焼き
フレンチサラダ
ひよこ豆のクリームスープ
今日はクリームスープに入っている「ひよこ豆」についてお話します。ひよこ豆の原産地は西アジア地方といわれています。インドや南ヨーロッパ、中近東、メキシコなどで栽培されています。日本ではまだあまり栽培されていませんが最近とても注目を浴びています。カルシウムやビタミンB1が多く、じゃがいものような食感で、スープだけでなく、サラダや料理の付け合わせ、煮物、煮豆、あんこなどお菓子の材料にと何にでも使えるとっても便利な豆だからです。実は、7500年も前から食べられていたことが、今も記録に残されているほど、古くから食べられています。ではどうしてひよこ豆という名前なのでしょうか?それは豆粒の形がひよこの頭ににているからです。今日のスープはすりつぶしたひよこ豆でとろみをつけてあります。
6月20日の給食
ごはん
牛乳
なすといんげんの肉みそ炒め
雷汁
田間宮小産夏みかん
「雷汁」は栃木県など北関東の郷土料理です。水気を切った豆腐をくずしながら、油で炒め、だし汁、ねぎを加えた、具だくさんの味噌汁です。豆腐やこんにゃくを油で炒めている時の音が、「バリバリ」とかみなりの音に似ていることから「かみなり汁」と名前がつきました。炒めることによりコクのある汁物になります。ごぼうやこんにゃくが入っていて、食物繊維が豊富で体にとても良いです。雷汁をしっかり食べて雷に合わないようにしましょう。
今日のくだものはには秘密があります。献立表をよーく見ていた人はわかりますよね?この夏みかんは田間宮小産です。ちょっと(かなり?)すっぱいですが、みなさんといっしょに田間宮小で育った夏みかんを味わって食べましょう。
6月21日の給食
食パン
いちごジャム
牛乳
とり肉のマスタード煮
スナップえんどう
トマトスープ
「ジャム」とは果実に砂糖を加えて煮詰めたもののことをいいます。「jam(ジャム)」という英語の語源は、今は使われなくなった「ぐちゃぐちゃかむ」という意味の「cham(チャム)」という古い方言だそうです。
ジャムの歴史は非常に古く、今から1万年から1万5千年前の旧石器時代後期に、人類がミツバチの巣から蜜をとっている風景がスペインの洞窟で発見され、その後、果実を土器で煮た跡がみつかっています。人類の生活の知恵として果実を蜂蜜で煮たものと想像されます。ジャムは栄養も多く、消化の良い最古の保存食品であるといえます。
日本へジャムが入ってきたのは、16世紀後半に宣教師によって考えられています。その後日本で初めてジャムを作ったのは1877年(明治10年)、東京の新宿にあった勧農局でいちごジャムを試しに販売したそうです。企業としてはそれから4年後の1881年(明治14年)に、長野県人により缶詰のいちごジャムが作られました。そのため今でも長野県はジャム作りが盛んです。
いちごの旬は春ですが、ジャムにすることで一年中おいしく食べられます。今日は食パンにいちごジャムをぬっていただきましょう。みなさんはどんなジャムが好きですか?